明日は
明日は親父殿がお泊りで一人です。
スキャナーは帰ってきてから入れてもらう予定。
無駄にローゼイメイデンの下絵がある。ささっとかいたやつなので、トレースするまえにちょっとかきなおすとこありそうだ。
今日は仮眠を8時間ほどしてしまったので、多分薬飲んでも寝れない予感。
小説の続きでもかこうかなぁ。
遊戯王は今度みよう・・・。
ブリーチの新刊かったのによんでないや。
ローゼンの続きも顔の模写に使っただけでよんでないときた。
スキャナーは帰ってきてから入れてもらう予定。
無駄にローゼイメイデンの下絵がある。ささっとかいたやつなので、トレースするまえにちょっとかきなおすとこありそうだ。
今日は仮眠を8時間ほどしてしまったので、多分薬飲んでも寝れない予感。
小説の続きでもかこうかなぁ。
遊戯王は今度みよう・・・。
ブリーチの新刊かったのによんでないや。
ローゼンの続きも顔の模写に使っただけでよんでないときた。
PR
むーむー
ペインター11アカデミックを中古で13500円で購入。
これで絵がかける環境がそろいそうだ。
中古といっても、シリアル登録していない未使用のものです。
アカデミックと通常版の違いがよくわからない人←
ペインター12もでてるけど色塗るためだけのものだし11でいいわ。
メインは昔のフォトショなので。
遊戯王のアニメを見まくってます。
昨日気づけばローゼンメイデンの絵を7枚くらいかいてた。
ローゼンは下絵だけだとなぁ。やっぱCGにしたくなるのでペインター購入してしまった。
あとはスキャナーをいれるのみだ
これで絵がかける環境がそろいそうだ。
中古といっても、シリアル登録していない未使用のものです。
アカデミックと通常版の違いがよくわからない人←
ペインター12もでてるけど色塗るためだけのものだし11でいいわ。
メインは昔のフォトショなので。
遊戯王のアニメを見まくってます。
昨日気づけばローゼンメイデンの絵を7枚くらいかいてた。
ローゼンは下絵だけだとなぁ。やっぱCGにしたくなるのでペインター購入してしまった。
あとはスキャナーをいれるのみだ
眠れない
朝と昼寝すぎたせいか眠れない。
薬飲んでも眠れない。
更新。
携帯サイト「ブラッド・クロス」28~44P
前の小説の設定まぜてそのまま一部打ってるので、あんまり書いたかんじがしない。
遊戯王GX見ようかとも思ったけど薬のんだしなぁ。
多分睡眠導入剤強くしてもらわないと眠れないかもしれない。
もちょっと小説かくかアニメ見るかしてから薬のめばよかったおー。
たんたんたぬきのきんたーまは~風もないのにぶーらぶら ってみんなにスカイプ送ったけど深夜だけに反応がない。
虚しい。
薬飲んでも眠れない。
更新。
携帯サイト「ブラッド・クロス」28~44P
前の小説の設定まぜてそのまま一部打ってるので、あんまり書いたかんじがしない。
遊戯王GX見ようかとも思ったけど薬のんだしなぁ。
多分睡眠導入剤強くしてもらわないと眠れないかもしれない。
もちょっと小説かくかアニメ見るかしてから薬のめばよかったおー。
たんたんたぬきのきんたーまは~風もないのにぶーらぶら ってみんなにスカイプ送ったけど深夜だけに反応がない。
虚しい。
(゚Д゚)、ペッ!!
また新しい小説打ち始めた。
どんだけ書きかけおおいんだよ。。。
もう100Pこえてどうにもならないのは非公開にしました。削除したくない。改稿していつか完成させるんだい。
箱庭の光もやばいなぁ。
続きが思い浮かばない。
魔法のIランドのラブファンタジー小説応募とかいうのみて、打ち始めた小説。
でも全然投稿するわけでもないし、もう思いっきり書き綴って形にしていこうプロット原型(ある程度以降)はあるけど最初は何もないよ。
とりあえずしばらくはこれうつかなぁ。もとはBLのヴァンパイアものだったのだけど、世界観とか設定気に入ってたし続きうつきなかったので、改稿どころか全く新しい小説にしようとしてこうなった。
「ブラッド・クロス」
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=32
すごい書きかけなので、よんでもはぁ?みたいなかんじ。
むしろはぁ?を改稿しまくって形にするのが自分なので。
(゚Д゚)、ペッ!!
無駄にページ数だけおおいな。
27Pを3時間ちょいでうったお。
どんだけ書きかけおおいんだよ。。。
もう100Pこえてどうにもならないのは非公開にしました。削除したくない。改稿していつか完成させるんだい。
箱庭の光もやばいなぁ。
続きが思い浮かばない。
魔法のIランドのラブファンタジー小説応募とかいうのみて、打ち始めた小説。
でも全然投稿するわけでもないし、もう思いっきり書き綴って形にしていこうプロット原型(ある程度以降)はあるけど最初は何もないよ。
とりあえずしばらくはこれうつかなぁ。もとはBLのヴァンパイアものだったのだけど、世界観とか設定気に入ってたし続きうつきなかったので、改稿どころか全く新しい小説にしようとしてこうなった。
「ブラッド・クロス」
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=32
すごい書きかけなので、よんでもはぁ?みたいなかんじ。
むしろはぁ?を改稿しまくって形にするのが自分なので。
(゚Д゚)、ペッ!!
無駄にページ数だけおおいな。
27Pを3時間ちょいでうったお。
日記
墓参りいってきます。
姉と姪に「鬼灯の冷徹」読ませたらやっぱり面白いらしかった。
モーニングKCの漫画です。講談社出版。
ちょっと薄くて(150Pくらい?)ちょっと高いですけど(530円くらい)
書店の店員が選ぶベスト10で2012年の1位です。
これほんとにおもしろいので1巻だけためしに買ってみてください。きっと続きが買いたくなる。
姉と姪に「鬼灯の冷徹」読ませたらやっぱり面白いらしかった。
モーニングKCの漫画です。講談社出版。
ちょっと薄くて(150Pくらい?)ちょっと高いですけど(530円くらい)
書店の店員が選ぶベスト10で2012年の1位です。
これほんとにおもしろいので1巻だけためしに買ってみてください。きっと続きが買いたくなる。
それじゃない
「ロックオン、それとってください」
「はいよ」
いつもの食堂での出来事。昼食をとりにきた二人は、いつものようにカウンターの席に座ってBランチを注文した。
ロックオンの隣にティエリア、その隣にはジャボテンダー。
ジャボテンダーの席の前には、いつもの如く、彼が飲むとティエリアが定義づけたメロンソーダがしゅわしゅわと、炭酸飲料独特の音を立てている。
「違う。これじゃない。それっていったら、ソースでしょう!」
「それっていったら、塩だろ!?」
二人は、いつもの仲の良さはどこにやら、いがみ合うが、すぐに元の調子に戻った。
カチャカチャと、フォークやスプーンが動く音だけが定期的に響いた。
「ティエリア、あれとってくれ」
「はい」
「おい、これコショウじゃないか!あれっていったら、醤油だろ!」
「あれっていったら、醤油かマヨネーズかジャボテンダーさんでしょう!」
「最後の選択肢、なんか違うくね?ジャボテンダーB定食にかけるのか!?かけれるのか!?」
「かけれます」
真剣な顔で、そう頷いたので、その場にいたロックオンを含めたアレルヤ、刹那、他のクルーたちまで、そうか、ジャボテンダーって、料理にふりかけて食べることできるんだとか、阿呆な納得をした。
ジャボテンダー汁かな?
緑すぎて更に苦そうな汁だな?
案外美味しいかも?
人それぞれが、脳内で阿呆なことを考えている昼。
「あっちのあれとってください・・・・違う、もう、どうしてロックオンは!」
「おう、なんだ!」
立ち上がったティエリアの怒りを受けて立つとばかりに、ロックオンも席を立った。二人には身長差があるので、背が高めなティエリアでもロックオンと目を合わせようと思ったら、顔をあげなくてはならない。
「二人とも、仲良くしようよ。ね、刹那」
「俺はガンダムガンダムガンダムだ」
刹那は違う世界にいっているらしい。戻ってくることもなさそうだ。
二人を止めようとしたアレルヤは、どうしていいのかわからずに、お決まりの台詞を決めて座った。
「ど、ドンマイ☆」
あいた~~。
いたいな、アレルヤ毎度。
その場にいた、アレルヤ以外の全ての人がそう思った。
「どうしてロックオンは・・・・・・」
ティエリアの瞳が金色になって、伏せられた。
その場にいた、誰もがあーあ、ロックオンてばティエリア泣かせた~と心の中で十字を切った。
「どうしてそんなにかっこいいんですか!」
「だぁ!」
誰もが、床にこけた。
痴話喧嘩にもならないのか、この二人は。
ロックオンといえば、満更でもなさそうに少し照れて、ティエリアの頭を撫でている。
「ありがとな。ジャボテンダーをB定食にかけても食えるように精進するわ」
無理だから。
無理無理。
皆の心のツッコミなど、恋という名の魔法に耄碌したロックオンには気づくことはないだろう。
勝手に精進してろ。
早めに昼食をとったメンバーたちが、二人の世界に浸りだしたロックオンとティエリアを残して去っていく。二
人は、仲良く昼食をとったあと、ジャボテンダーのメロンソーダをいつものように、ティエリアが飲み干して、そして食堂を後にした。
ジャボテンダーを背中にしょって、ティエリアは甲板に出るのだと走り出す。その後を、ロックオンが甘い空気を周囲に散らせながら追いかけていく。
あははは、うふふふ☆
そんなかんじだ。
どんなんだ。
一人残されたアレルヤは、二人の門出(?)を見送ってから、涙を流した。
「ドンマイ、僕」
「はいよ」
いつもの食堂での出来事。昼食をとりにきた二人は、いつものようにカウンターの席に座ってBランチを注文した。
ロックオンの隣にティエリア、その隣にはジャボテンダー。
ジャボテンダーの席の前には、いつもの如く、彼が飲むとティエリアが定義づけたメロンソーダがしゅわしゅわと、炭酸飲料独特の音を立てている。
「違う。これじゃない。それっていったら、ソースでしょう!」
「それっていったら、塩だろ!?」
二人は、いつもの仲の良さはどこにやら、いがみ合うが、すぐに元の調子に戻った。
カチャカチャと、フォークやスプーンが動く音だけが定期的に響いた。
「ティエリア、あれとってくれ」
「はい」
「おい、これコショウじゃないか!あれっていったら、醤油だろ!」
「あれっていったら、醤油かマヨネーズかジャボテンダーさんでしょう!」
「最後の選択肢、なんか違うくね?ジャボテンダーB定食にかけるのか!?かけれるのか!?」
「かけれます」
真剣な顔で、そう頷いたので、その場にいたロックオンを含めたアレルヤ、刹那、他のクルーたちまで、そうか、ジャボテンダーって、料理にふりかけて食べることできるんだとか、阿呆な納得をした。
ジャボテンダー汁かな?
緑すぎて更に苦そうな汁だな?
案外美味しいかも?
人それぞれが、脳内で阿呆なことを考えている昼。
「あっちのあれとってください・・・・違う、もう、どうしてロックオンは!」
「おう、なんだ!」
立ち上がったティエリアの怒りを受けて立つとばかりに、ロックオンも席を立った。二人には身長差があるので、背が高めなティエリアでもロックオンと目を合わせようと思ったら、顔をあげなくてはならない。
「二人とも、仲良くしようよ。ね、刹那」
「俺はガンダムガンダムガンダムだ」
刹那は違う世界にいっているらしい。戻ってくることもなさそうだ。
二人を止めようとしたアレルヤは、どうしていいのかわからずに、お決まりの台詞を決めて座った。
「ど、ドンマイ☆」
あいた~~。
いたいな、アレルヤ毎度。
その場にいた、アレルヤ以外の全ての人がそう思った。
「どうしてロックオンは・・・・・・」
ティエリアの瞳が金色になって、伏せられた。
その場にいた、誰もがあーあ、ロックオンてばティエリア泣かせた~と心の中で十字を切った。
「どうしてそんなにかっこいいんですか!」
「だぁ!」
誰もが、床にこけた。
痴話喧嘩にもならないのか、この二人は。
ロックオンといえば、満更でもなさそうに少し照れて、ティエリアの頭を撫でている。
「ありがとな。ジャボテンダーをB定食にかけても食えるように精進するわ」
無理だから。
無理無理。
皆の心のツッコミなど、恋という名の魔法に耄碌したロックオンには気づくことはないだろう。
勝手に精進してろ。
早めに昼食をとったメンバーたちが、二人の世界に浸りだしたロックオンとティエリアを残して去っていく。二
人は、仲良く昼食をとったあと、ジャボテンダーのメロンソーダをいつものように、ティエリアが飲み干して、そして食堂を後にした。
ジャボテンダーを背中にしょって、ティエリアは甲板に出るのだと走り出す。その後を、ロックオンが甘い空気を周囲に散らせながら追いかけていく。
あははは、うふふふ☆
そんなかんじだ。
どんなんだ。
一人残されたアレルヤは、二人の門出(?)を見送ってから、涙を流した。
「ドンマイ、僕」
いい湯だなぁ
「1、10、100」
「はいはい、おとなしく100まで数えような」
真っ白なタオルを頭に乗せて、裸体のティエリアが、湯の中でじっと足を抱えていた。
お湯は桃の湯とかいうのを選んだせいで、そんな気分でもないのにピンクだ。いい匂いがする。甘ったるい、鼻孔をくすぐる桃の臭いに、湯あたりするまでの間隔が短くなりそうな気がした。
そう広くもない、部屋に備え付けのバスルームで、二人揃って入浴するのはいいが、二人揃ってバスタブに入るのには少し無理がある。
おまけに、ティエリアはいつものようにジャボテンダーを湯船の中に沈めているし。
大分、湯はそこに加重された体積の分、流れていってしまった。
「この桃の天然水好きです」
「それ飲み物だから。これ飲めないから。これは「桃の湯」だ」
「桃の天然水のお湯があったら素敵だと思いませんか。甘くて、飲み放題です」
「いや、そんなお湯に入りたくないから」
ほんと、そんな湯があったら体中べとべとして入るにも入れないだろうと思った。
紫紺の髪を、バレッタでまとめあげて、ティエリアのうなじが丸見えで、いつもは見えないそんな場所に視線がいってしまう。
中性なので胸なんか絶壁だし、女性がもつロックオンの好きな大人の色香なんか全くないティエリアであるが、ティエリアは無垢で純粋で、そしてただひたすらに綺麗だ。
色気がないわけではない。湯につかっていることで、上気した頬とか。
真っ白な肌、白皙の美貌は柔らかで、大分リラックスしていると分かる。
綺麗に整えられた爪が、ロックオンの肩に触れる。
「また、伸びてきたな。今度、切ろうな」
「爪くらい、自分で切れます」
「綺麗に伸ばしてるのに。勿体ないからだめ。俺が切る」
ティエリアに任せれば、綺麗に整えられた爪も深爪ぎりぎりのところまで切ってしまうし、おまけに長さがばらばらになるし、磨くことをしないので、ひっかかれた時にとても痛いのだ。
綺麗に長く伸びていても、先を丸くなるように磨いていれば、引っかかれても、痛いことは痛いが、まだ我慢できる範囲になることに気づいたのは、もう一年以上も前か。
こうしてティエリアと同じ部屋で生活しだしてから、気づいたことがたくさんある。
ジャボテンダーを風呂にいれるのだって、その一つ。
まぁ、干すのはロックオンなんだけど。
眼鏡を外した裸眼のティエリアは、視力が悪いというわけではない。イノベイターとして、人工光にも太陽光にも弱い眼球を、眼鏡で保護しているのだから。
キラリと、バスルームの光が目に入って、ティエリアは目をこすった。
「目が、痛い」
「どうした?ゴミか睫でも入ったか?」
伏せられたティエリアの睫は、頬に影を作るほどに長い。
「違います。最近ずっと裸眼だったから・・・」
「ああ、そうか」
一緒にいるようになって、気づいたこと。
彼の眼は、眼鏡がないと光に弱い。そして闇に強い。明かりもない中、彼の瞳はものを見ることができる。時折、闇夜の中で、彼の柘榴色の瞳は、まるで刹那のような真紅の光を宿して輝き、更に暗くなると金色になって、ロックオンを驚かせたことも数えきれない。
一緒のベッドで眠っていたはずなのに、いないと気付いてトレミーを探して、暗いままの食堂の奥で金色の視線をこちらに向けられたあの時。
まるで、しなやかながらも残酷な豹に睨まれた錯覚に陥った。
窓の外の星の海を眺めていたのだと、ジャボテンダーを抱きしめながらティエリアは、あの時言った。遠い遠い昔に造られた兄弟たちと、あの光を見て目覚めるのを切実に願っていたのだと。
覚醒もしていない状態で、星の光が見れたのは、きっとリンクしているヴェーダのせいだろう。
人に恋してはいけないよ。
そう教えてくれたヴェーダに離反するような形となり、結局リンクは切れて、ティエリアは激しく動揺し、生まれて初めて真の孤独にぶち当たった。
でも、気づけば一人じゃないことに、視野を広げればわかることができた。
ロックオンがいる。
アレルヤも刹那も。トレミーのたくさんの仲間たちがいる。
例え彼らが人間で、自分がイノベイターという不老の新人類でも。
その間に愛を築くとができるのだと、たとえ女としても男としてもあやふやの中性で生まれてきても、人に愛されることができるのだと分かったのだから。
生まれてきてよかったと、思う。
「ジャボテンダーさんが桃の天然水を飲みたいといっています」
水分を含んで重くなったジャボテンダーを、湯船の底から振り上げて、ロックオンをはたいた。
「あべし!」
ロックオンは、ジャボテンダーにのしかかられて、湯の中でぶくぶくいっていた。
「はいはい、風呂からあがったらちゃんと冷えてるのあるから、一緒に飲もうな」
桃の湯も好きだけれど。桃の天然水も好きだ。あの甘さと爽やかなまでの清涼感。まるで、二人の恋みたいだと、ティエリアはジャボテンダーで顔を隠して照れた。
甘いくらいに仲がよくて。でもロックオンは大人でとってもかっこよくって。それに惚れてしまって、女子学生がするような初恋の甘酸っぱさと、恋が実ったことでついてくる清涼感があるから。
「ロックオン」
「ん?」
「大好き、です」
ジャンボテンダーをバスタブから放り出して、ティエリアは手を伸ばして、ロックオンの緩くウェーブのかかった茶色の髪に、長い爪と細い指を絡めて、耳元で囁いてから、ほっぺたにキスをした。
「って、ティエリアぁぁぁぁ!?」
「ふにゃああ。湯あたりですねこれ・・・・」
ふにゃふにゃにふやけたティエリアを抱き上げようとして、彼が面倒だといってバスタオルをいつものように巻いていないことに気づいて、どこに視線を合わせていいのかわからなくなって、ロックオンは赤面する。
肌だって何度も重ね合ってきたというのに。
いつだって、気分は初恋。
腰にしっかり巻いたタオルを、ふにゃふにゃしたティエリアにもっていかれそうになって、慌ててバスルームから出ると、ティエリアを大きめのバスタオルで包み込んで、自分もバスタオルを被った。
そんな光景を、ずっと風呂場に残されたジャボテンダーさんが、「いい湯だなぁ」って顔して、見てましたとさ。
「はいはい、おとなしく100まで数えような」
真っ白なタオルを頭に乗せて、裸体のティエリアが、湯の中でじっと足を抱えていた。
お湯は桃の湯とかいうのを選んだせいで、そんな気分でもないのにピンクだ。いい匂いがする。甘ったるい、鼻孔をくすぐる桃の臭いに、湯あたりするまでの間隔が短くなりそうな気がした。
そう広くもない、部屋に備え付けのバスルームで、二人揃って入浴するのはいいが、二人揃ってバスタブに入るのには少し無理がある。
おまけに、ティエリアはいつものようにジャボテンダーを湯船の中に沈めているし。
大分、湯はそこに加重された体積の分、流れていってしまった。
「この桃の天然水好きです」
「それ飲み物だから。これ飲めないから。これは「桃の湯」だ」
「桃の天然水のお湯があったら素敵だと思いませんか。甘くて、飲み放題です」
「いや、そんなお湯に入りたくないから」
ほんと、そんな湯があったら体中べとべとして入るにも入れないだろうと思った。
紫紺の髪を、バレッタでまとめあげて、ティエリアのうなじが丸見えで、いつもは見えないそんな場所に視線がいってしまう。
中性なので胸なんか絶壁だし、女性がもつロックオンの好きな大人の色香なんか全くないティエリアであるが、ティエリアは無垢で純粋で、そしてただひたすらに綺麗だ。
色気がないわけではない。湯につかっていることで、上気した頬とか。
真っ白な肌、白皙の美貌は柔らかで、大分リラックスしていると分かる。
綺麗に整えられた爪が、ロックオンの肩に触れる。
「また、伸びてきたな。今度、切ろうな」
「爪くらい、自分で切れます」
「綺麗に伸ばしてるのに。勿体ないからだめ。俺が切る」
ティエリアに任せれば、綺麗に整えられた爪も深爪ぎりぎりのところまで切ってしまうし、おまけに長さがばらばらになるし、磨くことをしないので、ひっかかれた時にとても痛いのだ。
綺麗に長く伸びていても、先を丸くなるように磨いていれば、引っかかれても、痛いことは痛いが、まだ我慢できる範囲になることに気づいたのは、もう一年以上も前か。
こうしてティエリアと同じ部屋で生活しだしてから、気づいたことがたくさんある。
ジャボテンダーを風呂にいれるのだって、その一つ。
まぁ、干すのはロックオンなんだけど。
眼鏡を外した裸眼のティエリアは、視力が悪いというわけではない。イノベイターとして、人工光にも太陽光にも弱い眼球を、眼鏡で保護しているのだから。
キラリと、バスルームの光が目に入って、ティエリアは目をこすった。
「目が、痛い」
「どうした?ゴミか睫でも入ったか?」
伏せられたティエリアの睫は、頬に影を作るほどに長い。
「違います。最近ずっと裸眼だったから・・・」
「ああ、そうか」
一緒にいるようになって、気づいたこと。
彼の眼は、眼鏡がないと光に弱い。そして闇に強い。明かりもない中、彼の瞳はものを見ることができる。時折、闇夜の中で、彼の柘榴色の瞳は、まるで刹那のような真紅の光を宿して輝き、更に暗くなると金色になって、ロックオンを驚かせたことも数えきれない。
一緒のベッドで眠っていたはずなのに、いないと気付いてトレミーを探して、暗いままの食堂の奥で金色の視線をこちらに向けられたあの時。
まるで、しなやかながらも残酷な豹に睨まれた錯覚に陥った。
窓の外の星の海を眺めていたのだと、ジャボテンダーを抱きしめながらティエリアは、あの時言った。遠い遠い昔に造られた兄弟たちと、あの光を見て目覚めるのを切実に願っていたのだと。
覚醒もしていない状態で、星の光が見れたのは、きっとリンクしているヴェーダのせいだろう。
人に恋してはいけないよ。
そう教えてくれたヴェーダに離反するような形となり、結局リンクは切れて、ティエリアは激しく動揺し、生まれて初めて真の孤独にぶち当たった。
でも、気づけば一人じゃないことに、視野を広げればわかることができた。
ロックオンがいる。
アレルヤも刹那も。トレミーのたくさんの仲間たちがいる。
例え彼らが人間で、自分がイノベイターという不老の新人類でも。
その間に愛を築くとができるのだと、たとえ女としても男としてもあやふやの中性で生まれてきても、人に愛されることができるのだと分かったのだから。
生まれてきてよかったと、思う。
「ジャボテンダーさんが桃の天然水を飲みたいといっています」
水分を含んで重くなったジャボテンダーを、湯船の底から振り上げて、ロックオンをはたいた。
「あべし!」
ロックオンは、ジャボテンダーにのしかかられて、湯の中でぶくぶくいっていた。
「はいはい、風呂からあがったらちゃんと冷えてるのあるから、一緒に飲もうな」
桃の湯も好きだけれど。桃の天然水も好きだ。あの甘さと爽やかなまでの清涼感。まるで、二人の恋みたいだと、ティエリアはジャボテンダーで顔を隠して照れた。
甘いくらいに仲がよくて。でもロックオンは大人でとってもかっこよくって。それに惚れてしまって、女子学生がするような初恋の甘酸っぱさと、恋が実ったことでついてくる清涼感があるから。
「ロックオン」
「ん?」
「大好き、です」
ジャンボテンダーをバスタブから放り出して、ティエリアは手を伸ばして、ロックオンの緩くウェーブのかかった茶色の髪に、長い爪と細い指を絡めて、耳元で囁いてから、ほっぺたにキスをした。
「って、ティエリアぁぁぁぁ!?」
「ふにゃああ。湯あたりですねこれ・・・・」
ふにゃふにゃにふやけたティエリアを抱き上げようとして、彼が面倒だといってバスタオルをいつものように巻いていないことに気づいて、どこに視線を合わせていいのかわからなくなって、ロックオンは赤面する。
肌だって何度も重ね合ってきたというのに。
いつだって、気分は初恋。
腰にしっかり巻いたタオルを、ふにゃふにゃしたティエリアにもっていかれそうになって、慌ててバスルームから出ると、ティエリアを大きめのバスタオルで包み込んで、自分もバスタオルを被った。
そんな光景を、ずっと風呂場に残されたジャボテンダーさんが、「いい湯だなぁ」って顔して、見てましたとさ。
じゃぼてんだぁ
ぶんぶんぶんぶん。
今日も元気よくティエリアは、お気に入りのジャボテンダーを投げ回し、ロックオンをそれで殴る。
殴られてもロックオンは常に笑顔か、真剣白羽どりのようにジャボテンダーをはしっと受け止める。
「万死!」
隙をついて、ロックオンの股間にジャボテンダーを思い切りたたきつけた。ロックオンは笑顔から顔を青ざめて、床に埋没した。
男性とも女性ともいいきれないティエリアの存在は、いろんな意味で神秘的で意味不明だった。
行動は子供のようにあどけなく、それでいてミス・スメラギが舌を巻くような戦術理論を展開させたり、ヴァーチャルシステムやコンピューターのプログラミングを得意とし、知能指数そのものはかなり高い。
それ故の弊害なのであろうか。
人ではない、人類をこえた存在であるティエリア。イノベイターという特殊な存在。
中性として生を受けた世界は、ティエリアにとって面白くない蒼い箱庭だった。宇宙で漂いながら、その蒼い箱庭を見下ろすのが好きだった。
ロックオン――ニール・ディランディに出会うまで、人間の温かみというものに欠けて、そして飢えていた。
床に沈没したままのロックオンを置き去りにして、ティエリアは対になっているカップを出すと、それにアッサムの紅茶を注ぎ、そして向かいの席にジャボテンダーを置いた。
柔らかな湯気が、ティエリアの眼鏡を少し曇らせる。カーディガンの裾でそれを拭ってから、アッサムの香りを楽しんだ。
「ジャボテンダーさん、どうぞ召し上がれ」
「そりゃねぇって、ティエリア」
後ろから、柔らかく抱擁されて、ティエリアは柘榴の目をゆっくり瞬かせてから、ロックオンのほうを仰ぎ見る。そして、ティエリアから手を伸ばして抱き着き、唇を重ねた。
「今日はね、少し我儘を言っていいですか」
「なんでも。俺の大切なお姫様」
ロックオンは、ティエリアを腕の中に抱き上げると、その紫紺の髪を撫でた。
「あれが、欲しいです」
ティエリアが指差したもの。
それは、窓から見える遠い、蒼い箱庭、エデンという名の地球。
「地球儀でいい?」
ロックオンは、ティエリアのためなら、世界を手に入れてもいいと思ったけれど、あの箱庭には箱庭のシステムと生命がある。誰のものにもなりはしない。
「はい。ジャボテンダーさんが眺めれるような大きさがいいです」
ようは、彼ははじめから地球を欲しているのではなく、地球儀が欲しかったのだ。
その言葉に出さない曖昧さがかわいいと、ロックオンは思う。ロックオンの首に手を伸ばして、体を委ねる。
「ジャボテンダーさん、ここからは見ては、いけません」
くすくすと、小悪魔のような囁きと微笑みに、ロックオンはいつの間にかティエリアを抱き上げたまま、寝台へと歩きはじめていたのだった。
今日も元気よくティエリアは、お気に入りのジャボテンダーを投げ回し、ロックオンをそれで殴る。
殴られてもロックオンは常に笑顔か、真剣白羽どりのようにジャボテンダーをはしっと受け止める。
「万死!」
隙をついて、ロックオンの股間にジャボテンダーを思い切りたたきつけた。ロックオンは笑顔から顔を青ざめて、床に埋没した。
男性とも女性ともいいきれないティエリアの存在は、いろんな意味で神秘的で意味不明だった。
行動は子供のようにあどけなく、それでいてミス・スメラギが舌を巻くような戦術理論を展開させたり、ヴァーチャルシステムやコンピューターのプログラミングを得意とし、知能指数そのものはかなり高い。
それ故の弊害なのであろうか。
人ではない、人類をこえた存在であるティエリア。イノベイターという特殊な存在。
中性として生を受けた世界は、ティエリアにとって面白くない蒼い箱庭だった。宇宙で漂いながら、その蒼い箱庭を見下ろすのが好きだった。
ロックオン――ニール・ディランディに出会うまで、人間の温かみというものに欠けて、そして飢えていた。
床に沈没したままのロックオンを置き去りにして、ティエリアは対になっているカップを出すと、それにアッサムの紅茶を注ぎ、そして向かいの席にジャボテンダーを置いた。
柔らかな湯気が、ティエリアの眼鏡を少し曇らせる。カーディガンの裾でそれを拭ってから、アッサムの香りを楽しんだ。
「ジャボテンダーさん、どうぞ召し上がれ」
「そりゃねぇって、ティエリア」
後ろから、柔らかく抱擁されて、ティエリアは柘榴の目をゆっくり瞬かせてから、ロックオンのほうを仰ぎ見る。そして、ティエリアから手を伸ばして抱き着き、唇を重ねた。
「今日はね、少し我儘を言っていいですか」
「なんでも。俺の大切なお姫様」
ロックオンは、ティエリアを腕の中に抱き上げると、その紫紺の髪を撫でた。
「あれが、欲しいです」
ティエリアが指差したもの。
それは、窓から見える遠い、蒼い箱庭、エデンという名の地球。
「地球儀でいい?」
ロックオンは、ティエリアのためなら、世界を手に入れてもいいと思ったけれど、あの箱庭には箱庭のシステムと生命がある。誰のものにもなりはしない。
「はい。ジャボテンダーさんが眺めれるような大きさがいいです」
ようは、彼ははじめから地球を欲しているのではなく、地球儀が欲しかったのだ。
その言葉に出さない曖昧さがかわいいと、ロックオンは思う。ロックオンの首に手を伸ばして、体を委ねる。
「ジャボテンダーさん、ここからは見ては、いけません」
くすくすと、小悪魔のような囁きと微笑みに、ロックオンはいつの間にかティエリアを抱き上げたまま、寝台へと歩きはじめていたのだった。
あ、あれ?
HPを止めないでとのメールをいただきありがとうございます。すごい励みになります。
HPが見当たらなかったってあれ、まだ前のサイトのURLはおいてあるのになぁ。
違うページにブックマークしてた場合削除しちゃったので、見当たらないかと思います(小説ページとか)
「寝ぼけてます、いつでも」
ぼとぼとぼとぼと。
ココアに入れられる、たくさんの角砂糖。
まぜまぜぜまぜ。
スプーンでかき混ぜられる。
砂糖はもう溶けることもできなくって、ココアの甘味は体の疲れを癒してくれる限界をこえて、ねっとりとしてもう何の液体が分からなくなっている。
ねばねばねばねば。
まるで納豆をかき混ぜるように、溶けることのできなくなった砂糖は、ココアの水分をすいとってねばねばとしている。
「はい、ロックオン」
「お、おう・・・」
ぼけーっと、寝ぼけ眼でココアを作られて、嬉しいのだけれどはっきりいって飲みたくない。
あまりに糖分が高すぎると、ロックオンは心の中で嘆いた。
糖尿病にならないといいけどな、俺。
とりあえず、空中で十字を切る。アーメン、俺。
渡されたのはもう手に馴染んでしまった、白い上品なティーカップになみなみと注がれた、茶色のココアだったはずの液体。
最後には、ティエリアはあくびをしながら、塩をいれてコショウまで入れていた。
料理の腕、壊滅的だけれど彼は。でも、紅茶を入れるのはうまいし、ココアをこうして飲みたいと言ってくれた時、二人分作って、優しくカップを手渡してくれるその仕草が好きだ。
朝だといつも欠伸をしている。
昨日も顔を磨いて歯を洗っていた。
どこをどうすれば、そんな器用なことができるのだと思うが、ティエリアは立ったままでも寝る。一度電源が切れたように動かなくなって、焦ったことがある。
立って、目を開けたまま寝ていたのだ。
流石にその時はドクター室に運んだけれど、ただ本当に寝ていただけだった。寝不足というわけでもない。なのに、彼はよく寝る。
そして寝ぼける。更に低血圧で、朝起きるのが億劫そうな毎日を過ごしている。
「なぁ、ティエリアは飲まねぇの?」
ティエリアの分も、テーブルの上にはある。
「ああ・・・・・・」
ふぁ~と、小さく欠伸をして彼ははっきりこうのたまった。
「これはアレルヤに飲ませてきます。作り方間違えましたから」
おい、はっきりいったな、おい!
その間違ったの、俺にも渡したよな!?
愛か!
俺は愛をためされているんだな!?
「お、おう、俺は飲める、いくぞおおお」
まるでガンダムに乗って宇宙の海に出発するような勢いで。
飲みました。
ザー。
口から、甘さが噴火したココアが流れていきます。
「ぐー・・・・・・」
真っ白になったロックオンのすぐ前の席で、ティエリアは眠りへと旅立っている。
ロックオンは愛の試練を受けたわけではなかった。そして、数分でこちらの世界に戻ってきたティエリアは、また欠伸をして、意識不明になったロックオンを乱暴にベッドに寝かせると、部屋を後にした。もう一つの作り方をミスったココアを、アレルヤに飲ませるために。
「アレルヤ、ココアを作ったんだ飲まないか」
「ああああ、またそんな恰好でトレミー歩いてるし!!」
アレルヤは顔を真っ赤にしていた。ロックオンのシャツ一枚だけ、下半身は下にパンツだけというこれまた、ベタな恰好でトレミーを歩き回った彼の後には、鼻血を出した死体が点々と残されていた。すれ違ったクルーたちだ。真っ白な肌が、華奢な肢体の曲線を美しさを余計に際立たせていた。
「ぐー・・・・」
「こんなとこで寝たら風邪ひくよ。とりあえずありがとう、飲むね・・・・・・」
合掌。
ロックしていない扉の向こう側に、カップをもったまま、アレルヤは白目をむいて倒れた。その衝撃で、数秒の眠りから彼は目覚める。
「はぁ。ロックオンの部屋に戻って、もっかい寝よう・・・・」
ロックオンがその場にいたら、ティエリアを隠してしまうような、いかにも同棲してますといった恰好で、またティエリアはトレミーを歩きだす。足が寒かったので、アレルヤの部屋からふかふかのスリッパを勝手に拝借して。
ロックオンの部屋に戻ると、彼はまだ気絶していたのであった。
(>'A`)>ア゙ー!!
小説の続きがうまくかけなくてどんより。
昔のように半月とかで文庫本300P単位を書いてたあの勢いはどこにいったんだろう。
プロットをたてようにも、思いつかない。
スランプなると気分的にも鬱で何もする気おきないのがだめだ。
ネットの交流ほとんどしてないからなあ。
意見とかなかなかもらえないし。
( ゚Д゚)サチさん元気してますかー?
昔のように半月とかで文庫本300P単位を書いてたあの勢いはどこにいったんだろう。
プロットをたてようにも、思いつかない。
スランプなると気分的にも鬱で何もする気おきないのがだめだ。
ネットの交流ほとんどしてないからなあ。
意見とかなかなかもらえないし。
( ゚Д゚)サチさん元気してますかー?
雷。
HP移転したことで、HPそのものについてやめろとおやじに言われました。
もう10年近くやってきたのでかなりむりです・・・・。
何があるかわからないとか言われましたけど、犯罪とかそういうのに巻き込まれる可能性なんて皆無にちかいのに。。。。
いうこときかないとネットやめるぞとか怒ってる。
それもむりです。
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
・・・・・・・
お絵かきソフトペインターがなくなってしまったというか、インストールできないので安い未登録の中古のをかって絵でもかこうかと思ってたんですけどね。
しばらく無理ですね。
また怒られる。
携帯サイトの小説中心で更新していこうとおもってます。
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
移籍。
このたび、忍者ツールから規約違反のお知らせを受けてHPの一部削除かを悩んだ結果、HPそのものを移籍することにしました。
新しいURLはこちらとなります。
http://arialira.parallel.jp/
TOPしかかわってないじゃんとかそういうのはなしでアース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
新しいURLはこちらとなります。
http://arialira.parallel.jp/
TOPしかかわってないじゃんとかそういうのはなしでアース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
ゴゴゴゴゴ・・・・・・
メニューページが更新されない。
うーむ忍者ツールのとこにメールしてなんとかしようかなぁ。
しかし更新するものはない。
シャナの欠片Ⅱを更新したい。
なんかけっこう他の小説もなけるとかクリックあって嬉しかった。。
雀さんがごっつい暴れ回ってます。
食べ終わったメロンをきって、ハムスターたちにあげた。
モルモットはばかなので皮からくってました。
ゴゴゴゴゴ・・・・・・
メニューページが更新されない。
うーむ忍者ツールのとこにメールしてなんとかしようかなぁ。
しかし更新するものはない。
シャナの欠片Ⅱを更新したい。
なんかけっこう他の小説もなけるとかクリックあって嬉しかった。。
雀さんがごっつい暴れ回ってます。
食べ終わったメロンをきって、ハムスターたちにあげた。
モルモットはばかなので皮からくってました。
シャナの欠片Ⅱ
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=23
今書いてる小説と交互に続きかこうとおもってます。
こっちはけっこうギャグがてんぽよく物語になってる。
箱庭の光たれはかきはじめたばっかりでなんともいえない。
シャナの夢はもうどうにもならないwww
今書いてる小説と交互に続きかこうとおもってます。
こっちはけっこうギャグがてんぽよく物語になってる。
箱庭の光たれはかきはじめたばっかりでなんともいえない。
シャナの夢はもうどうにもならないwww
蒼の剣士2
レイツァは、レネの銀色の髪を見た。レネの髪の本当の色は、氷の精霊がもつ蒼銀だ。
人の世界に交じって生きていくために、レネは自らその色を捨て去った。
髪を染めるのではなく、自らの魔力で色を変化させた。
そして無意味に、魔力を暴走させ人を傷つけることがないようにと、名のある魔法士が作り出したチョーカーを首にしている。
そのチョーカーは未知の金属、ミスリルでできいるため、容易に壊れることはない。
チョーカーの先には、魔力封印の魔石。
黒曜石に似ているその魔石は、時折オーロラ色に反射光によって色彩を変える。
細工も素晴らしく、大層な代物だ。
レネがいくら稼いだところで、手に入れることのできぬ、王侯貴族が所有するべき宝である。
それをレネは誰かに与えられたわけではない。所持者はそれを造った魔法士ではなく、傍若無人で毎夜毎夜、町の美しい少年少女を拉致し、欲望のままに犯しそして殺し、その血肉を貪る大貴族のものであった。
傭兵稼業をしていた時の裏の仕事―――暗殺に携わっていたレネは、自らを囮にして、この大貴族の首を取った。
法では裁けぬ者、依頼された者を屠る。レネは、今でもその仕事を続けている。
これは、レネが見つけた天性の職のようなものだろうか。
その名さえ忘れた大貴族を暗殺した時、同行した暗殺者(アサシン)が、宝物庫から少しばかり宝物を拝借した。
どうせ腐った金は、そのままその国の王族のものになるだけで、市民に戻ることはない。
その時に見つけた、魔力封印のチョーカー。
同行者にそれだけでいいのかと嘲笑されながら、レネはそのチョーカーを手にし、自分の首につけた。
すでにその頃、レネは魔力そのものを操ることをやめていた。暗殺も傭兵稼業も、全て剣で補える。時折魔法も使う。
レネにとって、そのチョーカーは今やなくてはならぬもの。
激昂した時の魔力の迸り………人を氷の刃で切り刻むようなことは、あのサトラ村を壊滅させてからしたことはないが、未遂であったが、人を氷づけにしようとしてしまったことがある。
渦巻く魔力をコントロールできないのであれば、封印するしかない。
自分の手で操れるだけの魔力が引き出せれば、それで十分なのだから。
レネは思う。
死に場所を求めているはずなのに、彼は足掻くように必死で生きている。
滑稽極まりない、と。
「ねぇ、いこうよ」
レイツァが、レネを促す。
行き先などない、旅。いろんな土地を歩き、レイツァとレネはモンスターハントを続ける。ギルドの要望や派遣要請などは全て無視だ。
気が向いた時にモンスターを屠り、土地を移動する。
それでもモンスターハントを続ける限り、ギルドからは報酬金が出るし、首になることはない。
死と隣合わせのモンスターハント稼業など、好んでする輩は、傭兵あがりの者が多く、人手の不足も最近は深刻になっている。
「あ………」
びくりと、レイツァが動揺した。
がさりと、近くにあった茂みが動いた。何かの動物かと思ったが、一瞬迸った殺気に、その先に誰がいるのか察したらしい。
「エルケイル……」
蒼の剣士は、腰に帯刀した剣を抜刀する前に、その名を呼んだ。
がさりともう一度大きな音を立てて、緑が揺れた。
今、レネとレイツァがいる場所は町から離れた森の入口。
この森に巣食うという、モンスターの大群を二人で壊滅してきた帰り道だった。
レイツァは、早く宿をとって全身にこびり付いたモンスターの体液を洗い流して、さっぱりしたいと顔に書いてあったのに、こいつは苦手だとばかりに、顔を顰めた。
青白い顔のレイツァを庇うように、レネは銀の長い髪を風に翻して、彼女を後ろに庇った。
レイツァの真っ赤に燃える炎の髪と交じ
りあって、それは言いようもない美しさを太陽の光の下に煌めかせる。
レネは、人に見られても平気なように、自ら蒼銀という色を捨て去った。それでも、瞳に宿る氷の青は健在で。
「エルケイル……遊んでいないで出てきたらどうだ」
氷のように冷たいレネの声が、風に乗って森の奥へ奥へと、さざめきと入り混じって消えていく。
「おやおや。そんなに、邪見にされる覚えはありませんが」
茂みから出てきたのは、スラリと背の高い青年だった。漆黒の衣装に身を包み、黒いマントを羽織っていた。
全身を黒に彩られた中、瞳の翠が鮮やかだった。
全身から漲る静けさ………それは、殺気に似ていたが、慣れているレネが感じるものは、他者を圧倒する強者のもつものであった。
「レイツァ、そんな顔しなくてもいいだろう」
「無理!ボク、先に町に戻ってるからね!」
レイツァは編みこまれた緋色の髪を翻して、レネとエルケイルという青年を置いて走り去っていく。
「やれやれ。あのお嬢ちゃんには嫌われたものですね」
エルケイルという名の青年は、自らの体を黒マントで包み込み、優しそうなその面を崩さずに、にこりと笑んだ。
レネにとっては、切っても切れない仲ともいえる、青年だ。
暗殺を担うアサシンどもを抱えた、組織の青年。暗殺だけでなく、妖魔討伐もする、レネも名を連ねるその組織が、表だって社会の中に浮かぶことはない。
全ては黒い、闇の結社。世界の裏にある、そんな存在。
モンスターハントギルドや傭兵ギルドが決して手出ししない妖魔を討伐することは、一見すると世界にとって良いことのように見える。
だが、今の時代の妖魔たちは、人との調和を果たし、人の敵ではない。
それでも妖魔を狩るのは、妖魔の血が人にとって一時ではあるが、不老をもたらしてくれるからだ。
確かに、妖魔の中には人を虐殺し、その血肉を食らう輩もいる。だが、その数は昔に比べて圧倒的に少数だ。
やがて闇の結社に狩られると分かってまで、人を殺す妖魔は、人の手には負えない者。
闇の結社に所属する者の殆どが、曰くつきばかりだ。
中には妖魔の血を自ら取り入れ、自ら人を超えてしまった者もいる。
エルケイルもその一人。
上級妖魔の血を取り込んだ、人であって人ではない者。
レネの友人であるレイツァは、エルケイルが大嫌いだ。
その体に残る、僅かな人や妖魔の死臭に気づいているのだろう。
レイツァの極度のエルケイル嫌い――
エルケイルの性格がいやなのだ。
エルケイルはただその手を血で染めたいという、欲求のためだけに人を殺す時がある。
レネは、エルケイルが人を殺すことを止めることは殆どない。
年端もいかぬ子供を惨殺したエルケイルを、黙ってただ隣で見ていることもある。
彼が殺す者の殆どが、人としての屑や、妖魔に脳をやられた者であることも理由の一つであるが。だが、妖魔に脳を侵食された場合、正しき治療を聖職者から受ければ元に戻る可能性もある。
だが、レネは正義の番人でもなければ、善人というわけでもない。
エルケイルの好きにさせている。
レネにとって、全てが時の流れの中のものに過ぎない。ただ、その流れゆく砂の中で大きなものは「ラグナロク」
「ラグナロク」とは。
人が神の領域を侵し、霊子学エネルギーを用いた兵器で、氷の精霊を虐殺した一連の事件の名称である。
兵器を操り開発した科学者たちは、神の力をもつ邪悪な氷の精霊を殺したのだからと、神々の争いの神話のラグナロクになぞらえてそう名付けた、血と憎悪にまみれた百年以上前の事件が、レネを地上最後の氷の精霊の末裔にした。
「レネ。面白いものを見つけたのですよ。それをあなたに教えたくてね」
「今度でもいいだろう。俺は見ての通り、この森のモンスター退治で疲れている」
それほど疲れている表情をしていなかったが、レネは今日はもう動きたくないとばかりに剣の鞘を撫でた。
「おや、貴方が疲れるなんて、年ですかね?」
クスクスと、肩まである黒髪を揺らして、エルケイルの瞳が鈍く光った。
それから、黒いマントを払って、彼は声なく喉の奥で笑った。
「ラグナロクの遺物―――こう言っても、興味をもちませんか?」
「ラグナロクの?兵器の残骸か何かでも見つけたのか?」
レネにとって、「ラグナロク」関係のものは見過ごせないものだ。もう稼働している兵器はないが、ラグナロクに関わった科学者を何人も自らの手で始末した。
自分が氷の精霊の末裔であると、レネはサトラ村での惨劇で、知りたくもなかったのに、悟らされてしまった。
人が同胞ではないのなら、氷の精霊という同胞を求めたレネが知ったのは、不吉であるからと、その理由だけで「ラグナロク」戦役によって殺された、氷の精霊たちの存在。
そして、死ぬこともできぬ己の呪われた血。
「おやおや。目の色が変わりましたね」
エルケイルの指摘通り、氷の色を湛えた静謐なレネの瞳が、空を見上げていた。
彼は、よく空を見上げる。その空と同じ瞳、そして空の色を孕んだ髪を持つ、それ故だろうか。
「この森を抜けた先に、遺跡があるのですよ。恐らくラグナロクに関係あるかと。そこに面白いものを見つけました。興味があるなら、一緒に行きますか?」
「………レイツァも連れていく」
「そうこなくては」
エルケイルは、秀麗な顔でレネと同じように空を仰いだ。それから恰好つけるように黒いマントを広げてそれを払い、手を広げた。
「リー・シー・アルベルク。きたれ聖なる者よ。ラーフリエル(標的召喚)」
エルケイルは、上級妖魔の血を取り入れたことで、魔法を使えるようになった。
エルケイルが使ったのは上級の召喚魔法。あるターゲットを絞り込んで、その場に召喚するというもの。
本来なら、儀式が必要なものを、それらを全て省いて呪文だけで召喚を促す。
人の世界に交じって生きていくために、レネは自らその色を捨て去った。
髪を染めるのではなく、自らの魔力で色を変化させた。
そして無意味に、魔力を暴走させ人を傷つけることがないようにと、名のある魔法士が作り出したチョーカーを首にしている。
そのチョーカーは未知の金属、ミスリルでできいるため、容易に壊れることはない。
チョーカーの先には、魔力封印の魔石。
黒曜石に似ているその魔石は、時折オーロラ色に反射光によって色彩を変える。
細工も素晴らしく、大層な代物だ。
レネがいくら稼いだところで、手に入れることのできぬ、王侯貴族が所有するべき宝である。
それをレネは誰かに与えられたわけではない。所持者はそれを造った魔法士ではなく、傍若無人で毎夜毎夜、町の美しい少年少女を拉致し、欲望のままに犯しそして殺し、その血肉を貪る大貴族のものであった。
傭兵稼業をしていた時の裏の仕事―――暗殺に携わっていたレネは、自らを囮にして、この大貴族の首を取った。
法では裁けぬ者、依頼された者を屠る。レネは、今でもその仕事を続けている。
これは、レネが見つけた天性の職のようなものだろうか。
その名さえ忘れた大貴族を暗殺した時、同行した暗殺者(アサシン)が、宝物庫から少しばかり宝物を拝借した。
どうせ腐った金は、そのままその国の王族のものになるだけで、市民に戻ることはない。
その時に見つけた、魔力封印のチョーカー。
同行者にそれだけでいいのかと嘲笑されながら、レネはそのチョーカーを手にし、自分の首につけた。
すでにその頃、レネは魔力そのものを操ることをやめていた。暗殺も傭兵稼業も、全て剣で補える。時折魔法も使う。
レネにとって、そのチョーカーは今やなくてはならぬもの。
激昂した時の魔力の迸り………人を氷の刃で切り刻むようなことは、あのサトラ村を壊滅させてからしたことはないが、未遂であったが、人を氷づけにしようとしてしまったことがある。
渦巻く魔力をコントロールできないのであれば、封印するしかない。
自分の手で操れるだけの魔力が引き出せれば、それで十分なのだから。
レネは思う。
死に場所を求めているはずなのに、彼は足掻くように必死で生きている。
滑稽極まりない、と。
「ねぇ、いこうよ」
レイツァが、レネを促す。
行き先などない、旅。いろんな土地を歩き、レイツァとレネはモンスターハントを続ける。ギルドの要望や派遣要請などは全て無視だ。
気が向いた時にモンスターを屠り、土地を移動する。
それでもモンスターハントを続ける限り、ギルドからは報酬金が出るし、首になることはない。
死と隣合わせのモンスターハント稼業など、好んでする輩は、傭兵あがりの者が多く、人手の不足も最近は深刻になっている。
「あ………」
びくりと、レイツァが動揺した。
がさりと、近くにあった茂みが動いた。何かの動物かと思ったが、一瞬迸った殺気に、その先に誰がいるのか察したらしい。
「エルケイル……」
蒼の剣士は、腰に帯刀した剣を抜刀する前に、その名を呼んだ。
がさりともう一度大きな音を立てて、緑が揺れた。
今、レネとレイツァがいる場所は町から離れた森の入口。
この森に巣食うという、モンスターの大群を二人で壊滅してきた帰り道だった。
レイツァは、早く宿をとって全身にこびり付いたモンスターの体液を洗い流して、さっぱりしたいと顔に書いてあったのに、こいつは苦手だとばかりに、顔を顰めた。
青白い顔のレイツァを庇うように、レネは銀の長い髪を風に翻して、彼女を後ろに庇った。
レイツァの真っ赤に燃える炎の髪と交じ
りあって、それは言いようもない美しさを太陽の光の下に煌めかせる。
レネは、人に見られても平気なように、自ら蒼銀という色を捨て去った。それでも、瞳に宿る氷の青は健在で。
「エルケイル……遊んでいないで出てきたらどうだ」
氷のように冷たいレネの声が、風に乗って森の奥へ奥へと、さざめきと入り混じって消えていく。
「おやおや。そんなに、邪見にされる覚えはありませんが」
茂みから出てきたのは、スラリと背の高い青年だった。漆黒の衣装に身を包み、黒いマントを羽織っていた。
全身を黒に彩られた中、瞳の翠が鮮やかだった。
全身から漲る静けさ………それは、殺気に似ていたが、慣れているレネが感じるものは、他者を圧倒する強者のもつものであった。
「レイツァ、そんな顔しなくてもいいだろう」
「無理!ボク、先に町に戻ってるからね!」
レイツァは編みこまれた緋色の髪を翻して、レネとエルケイルという青年を置いて走り去っていく。
「やれやれ。あのお嬢ちゃんには嫌われたものですね」
エルケイルという名の青年は、自らの体を黒マントで包み込み、優しそうなその面を崩さずに、にこりと笑んだ。
レネにとっては、切っても切れない仲ともいえる、青年だ。
暗殺を担うアサシンどもを抱えた、組織の青年。暗殺だけでなく、妖魔討伐もする、レネも名を連ねるその組織が、表だって社会の中に浮かぶことはない。
全ては黒い、闇の結社。世界の裏にある、そんな存在。
モンスターハントギルドや傭兵ギルドが決して手出ししない妖魔を討伐することは、一見すると世界にとって良いことのように見える。
だが、今の時代の妖魔たちは、人との調和を果たし、人の敵ではない。
それでも妖魔を狩るのは、妖魔の血が人にとって一時ではあるが、不老をもたらしてくれるからだ。
確かに、妖魔の中には人を虐殺し、その血肉を食らう輩もいる。だが、その数は昔に比べて圧倒的に少数だ。
やがて闇の結社に狩られると分かってまで、人を殺す妖魔は、人の手には負えない者。
闇の結社に所属する者の殆どが、曰くつきばかりだ。
中には妖魔の血を自ら取り入れ、自ら人を超えてしまった者もいる。
エルケイルもその一人。
上級妖魔の血を取り込んだ、人であって人ではない者。
レネの友人であるレイツァは、エルケイルが大嫌いだ。
その体に残る、僅かな人や妖魔の死臭に気づいているのだろう。
レイツァの極度のエルケイル嫌い――
エルケイルの性格がいやなのだ。
エルケイルはただその手を血で染めたいという、欲求のためだけに人を殺す時がある。
レネは、エルケイルが人を殺すことを止めることは殆どない。
年端もいかぬ子供を惨殺したエルケイルを、黙ってただ隣で見ていることもある。
彼が殺す者の殆どが、人としての屑や、妖魔に脳をやられた者であることも理由の一つであるが。だが、妖魔に脳を侵食された場合、正しき治療を聖職者から受ければ元に戻る可能性もある。
だが、レネは正義の番人でもなければ、善人というわけでもない。
エルケイルの好きにさせている。
レネにとって、全てが時の流れの中のものに過ぎない。ただ、その流れゆく砂の中で大きなものは「ラグナロク」
「ラグナロク」とは。
人が神の領域を侵し、霊子学エネルギーを用いた兵器で、氷の精霊を虐殺した一連の事件の名称である。
兵器を操り開発した科学者たちは、神の力をもつ邪悪な氷の精霊を殺したのだからと、神々の争いの神話のラグナロクになぞらえてそう名付けた、血と憎悪にまみれた百年以上前の事件が、レネを地上最後の氷の精霊の末裔にした。
「レネ。面白いものを見つけたのですよ。それをあなたに教えたくてね」
「今度でもいいだろう。俺は見ての通り、この森のモンスター退治で疲れている」
それほど疲れている表情をしていなかったが、レネは今日はもう動きたくないとばかりに剣の鞘を撫でた。
「おや、貴方が疲れるなんて、年ですかね?」
クスクスと、肩まである黒髪を揺らして、エルケイルの瞳が鈍く光った。
それから、黒いマントを払って、彼は声なく喉の奥で笑った。
「ラグナロクの遺物―――こう言っても、興味をもちませんか?」
「ラグナロクの?兵器の残骸か何かでも見つけたのか?」
レネにとって、「ラグナロク」関係のものは見過ごせないものだ。もう稼働している兵器はないが、ラグナロクに関わった科学者を何人も自らの手で始末した。
自分が氷の精霊の末裔であると、レネはサトラ村での惨劇で、知りたくもなかったのに、悟らされてしまった。
人が同胞ではないのなら、氷の精霊という同胞を求めたレネが知ったのは、不吉であるからと、その理由だけで「ラグナロク」戦役によって殺された、氷の精霊たちの存在。
そして、死ぬこともできぬ己の呪われた血。
「おやおや。目の色が変わりましたね」
エルケイルの指摘通り、氷の色を湛えた静謐なレネの瞳が、空を見上げていた。
彼は、よく空を見上げる。その空と同じ瞳、そして空の色を孕んだ髪を持つ、それ故だろうか。
「この森を抜けた先に、遺跡があるのですよ。恐らくラグナロクに関係あるかと。そこに面白いものを見つけました。興味があるなら、一緒に行きますか?」
「………レイツァも連れていく」
「そうこなくては」
エルケイルは、秀麗な顔でレネと同じように空を仰いだ。それから恰好つけるように黒いマントを広げてそれを払い、手を広げた。
「リー・シー・アルベルク。きたれ聖なる者よ。ラーフリエル(標的召喚)」
エルケイルは、上級妖魔の血を取り入れたことで、魔法を使えるようになった。
エルケイルが使ったのは上級の召喚魔法。あるターゲットを絞り込んで、その場に召喚するというもの。
本来なら、儀式が必要なものを、それらを全て省いて呪文だけで召喚を促す。
