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温泉宿

「いやぁ、貸し切りっていいなぁ」

温泉宿に京楽と泊まりにきた。京楽と旅行に出かけるのは珍しいことではないが、長期休暇をとっての温泉旅行ははじめてだった。

「いい場所でしょ」

立地条件も悪くない。
緑に包まれた温泉宿の中でも、特別高い店だ。

「ああ、気に入った」

外では、ふわふわと雪が舞っている。

普段、こんな時期に長い間外にはでない浮竹であったが、有名な温泉宿が貸し切りになるときいて、京楽の誘いに乗って、温泉旅行にでかけた。

「早速温泉に入ろう」

いそいそと、荷物をとく浮竹。

浴衣と、シャンプーやリンス、ボディシャンプーに櫛にタオル、バスタオルなどの銭湯グッズをもって、ルンルン気分で、浮竹は温泉に入っていった。

男湯を選んで、着物を脱いで腰にタオルを巻く。湯船に髪をひたしてはいけないからと、髪留めで髪を結いあげて留めていた。

髪留めは、京楽が浮竹の誕生日プレゼントにあげたものだ。できるだけ質素なものを選んだつもりだが、それでも浮竹の給料の1年分はする。その価値を知らない浮竹は、好んで、自分の瞳の翡翠色に輝く髪留めを使っていた。

「京楽も早くこい」

体に湯をかけて、さっと体を洗うと、温泉に入った。

「浮竹、君、早いよ。せめて、荷物を全部といてからにしなよ」

そう文句をこぼしつつ、温泉に入ってきた京楽を見た浮竹は、顔を朱くした。

逞しく鍛え上げられた体。いつも、体を重ねあう時には見慣れているのに。

何より、タオルで前を隠していなかった。

その一物のでかさに、浮竹は視線をそらせた。

あれで、ここ数百年何度も啼かされてきたのだ。

「京楽・・・・・・・・いくら二人きりだといっても、その、前くらい隠したらどうだ」

「隠す?今更だよ、浮竹。何度も見てきただろう」

「それはそうだが」

「浮竹こそ、隠さないでよ。綺麗なのに」

男に綺麗はないだろう。

浮竹は、ぶくぶくと温泉につかって泡をだした。

京楽は、体を洗うと、温泉に入ってきた。髪は結い上げてはいるが、はっきり言ってあまり似合っていない。

浮竹が、給料の一か月分をだして京楽の誕生日にあげた髪留めで、京楽は意外と長い黒髪を、結い上げている。

派手なものを好むから、できるだけ派手なものを選んでみたのだが、気に入ってくれたのか時たま・・・・温泉とか、銭湯にいく時に使ってくれている。

「浮竹は、やっぱり綺麗だねぇ」

湯煙の中で、水面に揺れる白い髪と、温泉の熱でやや上気した白い肌を見ているだけで、今すぐにでも浮竹を啼かせたいと思う京楽は、浮竹をじっと見つめてから目を離した。

温泉は、室内に設置されたものだった。

露天風呂に入るには、季節が寒すぎる。温まりにきたのに、逆に風邪をひきそうなのでやめておいて正解だった。

体の弱い浮竹では、露天風呂から出て体を洗っているうちに熱をだしそうだ。

京楽を一言で言い表すと、でかい。

十分に長身である浮竹よりさらに背が高く、どっしりとしていて体も鍛え上げられている。同じく鍛え上げいるはずの浮竹の体は、肺の病で寝込むことが多いので、あまり筋肉がつかないでいる。

食が進まない時もあり、痩せてしまうこともあった。

今は小健康状態を保っているが、いつ寝込むかもわかったものではない。

「浮竹、おいで」

手招きされて、近づくと京楽は、浮竹の髪留めを外してしまった。

ぱらりと、音をたてて広がっていく白。

湯船の中を漂う。

「やっぱり、浮竹は結っていない方が綺麗だよ。もちろん、結っている浮竹も綺麗だけどね。こうやって、湯の中を漂う髪を見ていると、まるで人魚に見える」

「冗談を・・・・」

「冗談じゃないよ」

触れるだけの口づけをされて、浮竹は翡翠の瞳を見開いた。

「京楽、まさか盛っているんじゃ・・・・」

「いやいや。これはね、ただの熱膨張さ。決して、裸の浮竹を見て欲情しているわけではないんだよ」

「嘘くさい」

「はははは」

京楽から距離をとる。

温泉の中で体を重ねる気はない。夜ならば、とにかく。

湯船からあがって、髪を洗っていると、京楽がやってきて、髪を洗ってくれた。それから、背中を洗ってくれた。

お返しに、髪を洗い背中を流してやると、熱をもっていた京楽のものはすでに処理したのか、正常に戻っていた。

「浮竹は、本当に綺麗だ」

しっとりと濡れた白い髪を櫛ですいて、京楽は後ろから浮竹を抱きしめた。

「そういう口説き文句は、女の子にすればいい」

「したら、浮竹が嫉妬するでしょ?」

「別に」

本当に、京楽が女の子を口説いているシーンを想像するだけで、腸(はらわた)が煮えくりかえりそうになった。

「嘘ばっかり」

「京楽、ここではだめだ。部屋に戻ってからにしてくれ」

浮竹に明らかに欲情している京楽に、浮竹は声を低くした。

「温泉でってのもいいと思ったんだけどね」

「俺はいやだぞ。湯あたりしそうだ」

切実だった。

「ああ、きもちいいねぇ」

再び髪を結いなおして、温泉につかる。

長期休暇をとったといっても、2週間ほどだ。あまり、隊長が不在ではいろいろと支障がでる。

2週間、二人だけで過ごす。

大切な時間だ。

いつでも大切だが、一緒にこうして二人きりだけで過ごすことができる時間は、いつもなら限られている。

「そうだ。一護君にもらったあひるさんがある」

死神代行の、黒崎一護が浮竹にあげたあひるさんは、ルキアが企んで一護から浮竹に渡したものだった。

かわいいものが好きなルキアの上司だけあって、浮竹もかわいいものが好きだ。おはぎとか甘いものほどではないが。

ネジをまくと、あひるさんはぱしゃぱしゃと湯船の中を泳いだ。

「おお、泳いだ」

「浮竹・・・・」

かわいすぎる。犯罪だ。

目を輝かせてあひるさんと戯れる姿に、京楽は眩暈を覚えた。

「もう、僕はそろそろあがるから。浮竹も、ほどほどにしておきなね」

「ああ、先に戻っていてくれ。あと5分くらいで俺もあがるから」

温泉の後には、豪華な夕飯が待っていた。

伊勢海老が、4匹くらい調理されてでてきた。新鮮な刺身を中心に、肉料理や野菜料理もあるし、デザートにはアイスもついていた。

夕食を堪能し、夜になる。

「その・・・・・する、のか?」

「いやかい?」

「いやじゃないけど・・・・・その、これだけは言わせてくれ」

「なんだい」

「前のにゃんにゃんきゃんでぃとかいう、変なのは禁止だ。媚薬もだめだ!」

「ちっ」

「おい」

舌打ちする京楽に、浮竹はつっこみをいれる。

「わかったよ」

「あと、1回だけ、だからな」

「ちっ」

「おい」

何回するつもりだったのだろうと、浮竹は思った。

京楽とのセックスは、麻薬みたいなものだ。快感にひたされて、ただ気持ちよくなって、そして後から熱をだす。禁断症状もでる。京楽が、欲しくなるのだ。愛されたいと思うようになる。そう思うように、京楽に仕込まれた。体が疼く時があるように、京楽に慣らされた。

行為の後に、微熱を出すことが多い浮竹であるが、それでも京楽を受け入れた。京楽が、満足するまで何度も。

今夜は、浮竹はあまり乗り気ではない。温泉にきたのを楽しみにしていたのであって、セックスをしにきたわけじゃないのだ。

それは京楽も分かっていたが、夜になれば浮竹を求めるのは自然のことだと思っている。最近はご無沙汰というわけでもなく、一週間に一度は交わっていたので、年を考えれば十分すぎた。

「じゃあ、いただきます」

布団ではなく、ベッドだった。

音もなく、浴衣姿の浮竹を寝台の上に横たわらせて、京楽はごくりと喉をならした。

浴衣姿。

温泉に入ったせいで、上気した肌が色っぽい。まだ濡れたままの、白い髪から甘いシャンプーの香りがする。

「あまり、見るな」

人工灯の明かりを消した。

多少声がもれても、客は浮竹と京楽しかいない。宿の女将たちは、違う建物にいる。

「やっ」

浴衣の裾から手を侵入させて、やわりと花茎を触る。いきなりで、浮竹は身をよじった。

「全部、見せて?ああ、下着つけてないのか。期待してたって、思っていい?」

「ちがっ、京楽っ」

深く口づけされる。

浮竹は京楽との口づけが好きだった。口腔を乱暴に侵されるのが好きだった。はじめての頃は、触れるだけのくちづけでも躊躇していたのに、今では舌を絡めあうようなディープキスが当たり前で、それが行為の最初の儀式のようになっていた。

細い足首をとらえられて、肩に乗せられた。

そのまま、花茎を口に含まれて、今までされたこともほとんどないその経験に、頭が真っ白になる。直接、口の中で愛撫されるのは刺激が強すぎた。

「ああっ」

すぐに達してしまい、吐き出されたものを京楽はごくりと音をならして飲み込んだ。

「京楽」

「大丈夫。手加減するから」

いつものような、激しい交わりはしない。

1回だけと、決められているせいで、ゆっくりと浮竹を味わっていく。

浴衣を着せたまま、乱れさせ、喘がせる。

素直に啼く浮竹が愛しくて、京楽は浮竹の中にゆっくりと侵入した。すでに、いつもの潤滑油で蕾をほぐし、指で、前立腺を少しいじっただけだった。

「あ、あ・・・・・・・・・」

ゆっくりと。

ずくんと、腹の中を京楽が入ってくる異物感に、浮竹は目を閉じた。

小さく突き上げると、浮竹は啼いた。

「あっ」

「きもちいい?ねぇ、きもちいい、十四郎?」

「んっ・・・」

ぐちぐちと、前立腺を緩やかに突き上げて、京楽は汗を流した。

浮竹を気遣って、交わるのはあまり得意ではなかった。いつもは思いのたけをぶつけるかんじで、一方的に犯しているようなものだ。

「気持ちいいなら、キスして」

京楽に、浮竹は自分から口づけた。

「きもちいいんだね、十四郎。優しくするから、力ぬいて」

緩やかに最奥まで入ってくる。

薄い浮竹の腹の中を割って入ってくる熱は、外から見ても分かった。

京楽のものの形が分かる。

「あうっ」

浮竹が、全身から力をぬくと、ぬぷぷと、京楽のものが出ていき、そしてゆっくりと入ってくる。

「春水・・・・」

「もう少し、君を犯すよ。1回だけだから、まだ終わらせない」

ぐちぐちと、結合部が水音をたてる。

緩慢な動作に、浮竹がしびれを切らした。

「春水・・・も、いいから。気遣わなくて、いいから。いつもみたいに、してもいいから。もっと、春水がほしいっ」

京楽に一方的に犯されるかんじの多いことに慣れてしまっている浮竹の体は、貪欲になっていた。

「十四郎・・・・・・・・・・」

性を放たないように、浮竹を攻めるのは苦しかった。

吸い付いてくる内部が心地よくて、すぐに性を放ちそうになるが、1回と約束しているので我慢する。

浮竹の体に溺れるようになって、貪るようになって、数百年。

恋人同士である二人は、時にはお互いを大事にしながら、時には一方的に。もう、何千回と犯されている浮竹の体は敏感なまでに感じるようになっていたし、京楽に侵略されることに慣れていた。

「・・・・っ」

最奥をえぐると、浮竹がシーツをつかんだ。

涙がこぼれおちていく。

頭が真っ白になって、墜ちていくのを感じる。

「十四郎、愛してる」

「俺もっ」

ぐちゅりと音をたてて、前立腺をすりあげて、最奥を貫くと衝撃で浮竹の白い髪がシーツに零れた。ぐっと、こらえていた射精感が爆発する。

「ん・・・・」

京楽が、浮竹の中の性を放ち、京楽が歓喜の声を低くあげた。

一度きりの交わりだったが、いつもより満足できた。

「やっ」

抜き去られて行く熱に、浮竹が声をあげる。

「何が嫌なの?」

「あ・・・・・春水・・・・」

「ああ、まだいってなかったのかい。今、いかせてあげるから」

浮竹のたちあがったっままの花茎に手をかけて、先端に爪を少したてると、呆気なく浮竹は熱を放った。

何度か、中を犯されることでオーガズムで達していたらしい浮竹は、深く息を吐いて、浮竹の毛深い胸に顔をこすりつけた。

「いつもより、きもちよかった・・・・・・」

「そうだろう?やればできるんだよ、僕は」

「いつもこうなら、いいのに」

「そうしてあげたいけどねぇ。僕の体力がもたないよ」

大抵、最後には意識を飛ばすことが多い浮竹。京楽との交わりは、いつもは激しいものだ。

本当に、京楽とのセックスは麻薬に似ている。快感で満たされて、溢れて、でも禁断症状で貪欲にもっともっと欲しくなる。

「温泉、いこうか。べとべとだし。髪と体、洗ってあげる」

「ん」

乱れた浴衣を直して、京楽は浮竹を抱き上げると、新しい浴衣とバスタオルを手にもって、温泉に身を清めにいった。

「んーきもちいい」

京楽に髪を洗ってもらって、浮竹はご機嫌だった。

セックスをした後に、ご機嫌になることは珍しい。

そういえば、今日は酒を飲んでいなかった。

風呂上がりに、最近尸魂界で人気の現世のビールという酒の缶をあけて、乾杯した。

「苦いけど、うまいな」

「この苦さがいいんだよ。日本酒のほうが好きだけどね」

浮竹は、果実酒が好きだった。
甘いものも好きだ。

「おまけだよ」

ポイッと投げられたチョコレートを、浮竹はキャッチするとすぐに食べた。

「やっぱ甘いものはいいな」

「あんまり、甘いものばかり食べてると、虫歯になるよ。甘味を食べているわりには、太らないしねぇ。君、痩せすぎだから。もっとちゃんと食べて、鍛錬しないと」

「分かってはいるんだが、食べても食べても、なかなか体重が増えない」

「この温泉宿で、いいものをいっぱいくって、運動しよう」

「その運動ってまさか・・・・」

「そそ。セックス」

「馬鹿かお前は。毎日なんてできるか。年を考えろ、年を」

「僕はできるけどねぇ?」

「お前は無駄に元気がよすぎだ。この性欲魔人がっ」

「ひどいいわれようだ」

「知るかっ」

クスクスと、笑いあう。

もう、何万回にもなる、同じ夜を一緒に過ごす。何百年も、恋人同士であるので、もう何千回を通りこして万になるほどの夜を一緒に過ごす。

「浮竹ぇ」

「なんだ」

「愛しているよ」

「言ってろ、ばか」

俺も愛してるよよ、心の中で浮竹はつぶやいた。





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にゃんにゃんキャンディ

「ほら、これが頼まれていたものダヨ」

「ああ、すまないねぇ、涅隊長」

涅マユリが、京楽に渡したのは小さな箱だった。

「まったく、これっきりにしてほしいね。わたしは実験と研究に忙しいのダヨ。まぁ、稼がせてもらったけれど、二度目はないからね」

「はいはい」

京楽は、渡された白い箱をもってにんまりと笑んだ。

大金をつんで、涅マユリにあるものを作らせた。上級貴族出身である京楽は、遊ぶ金がたくさんある。隊長になっての給料も大分あるのに、現世でいう銀行に、たくさんの貯金があった。その一部をつかって、涅マユリに作らせたものは、小さな箱に入るようなものだった

「これで浮竹は・・・・・・・むふふふ」

これから現実にする野望を胸に、京楽は瞬歩で12番隊の退舎を去って行った。


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「浮竹ー!」

雨乾堂を夕刻に訪れた京楽は、いつものようにずかずかと中に入っていく。

京楽を咎める者はいない。

京楽と浮竹の関係を知っている13番隊の3席である二人は、京楽がくると退舎まで下がっていった。

「浮竹ぇ~?」

「なんだ騒々しい」

京楽の永遠の想い人である浮竹が、何かの書類にハンコを押していた。

「いやぁ、浮竹。今日もかわいいねぇ」

「脳に水虫でもわいたか」

浮竹は、にまにました京楽のほうをむいた。

「飴、食べる?」

京楽は、先ほど涅マユリからもらった白い箱を懐から取り出すと、中身を浮竹の口元にもっていった。

「ん」

小粒のキャンディーだった。浮竹はなんの疑いももたずに、京楽の指ごとキャンディーを口に含んだ。

「ん?なんの味だこれは」

「抹茶すぺしゃるチョコレートうるとらいちご味」

「なんか分からんが、うまいな。甘い」

甘いものに目がない浮竹は、キャンディーを舌で転がしていた。

「何しているんだお前は」

京楽は、勝手に押入れから布団を取り出すと、それを畳の上に広げた。

「ここで寝ていくのか?」

別にそれでも構わないと、浮竹は思った。京楽が、雨乾堂にまできて眠りにくることも珍しくない。特に、浮竹が臥せっているときは、お見舞いにきてそのまま泊まっていくことも多い。
浮竹が元気な時も泊まっていくが。

よく副官の伊勢七緒に怒られているが、雨乾堂に京楽が2週間以上来ない時は、浮竹が8番隊の退舎に顔をだした。

「寝てもいいが、俺はまだ仕事が残っているから・・・・・・あれ?」

ぐらりと、浮竹の視界が揺れた。

「なんか・・・・体が熱い?」

「ふふーん」

布団に肘をついて寝転がっていた京楽は、浮竹の様子にご満悦の様子だった。

「京楽・・・・・お前、まさか飴の中に何か盛ったか?」

「正解」

今までも、酒の中に媚薬を入れられたりした経験があるので、浮竹は京楽のところまでなんとか移動すると、彼の首元の襟を締めあげた。

「このばか京楽!」

細い体躯では、京楽の首を締めあげることはできない。正常時なら、投げ飛ばすことはできるが、今かそんな力もでない。

「媚薬いりの、その名もにゃんにゃんキャンディ。気に入ってくれた?」

「なんだ・・・そのふざけた名前は」

「だから、猫になるんだよ、君は」

「猫?」

「そう。耳と尻尾が生えてくるんだ」

「そんなばかなことが・・・・・ふあっ」

手首をつかまれて、押し倒され、深く口づけされる。にゃんにゃんキャンディーとやらを飲み込んでしまい、浮竹は京楽の大きな体の下で逃れようと必死になる。

「やめろ。まだ、仕事が・・・・」

「そんなの明日にすればいいよ」

「はっ・・・」

呼吸が荒くなる。媚薬がきいてきて、熱をもった体をもてあました浮竹は、京楽を翡翠の瞳で睨みつけた。

「なんか・・・へん」

ぼふん。

音をたてて、浮竹の頭には猫耳が、臀部には尻尾が生えていた。

「いやぁ、いやぁ。かわいいねぇ、浮竹。とっても似合っているよ」

京楽は、拍手した。

浮竹は、死にたくなった。

この男は。また、ろくでもないことをしてくれた。溜息さえでそうだ。

でも、熱をもってしまった体はいうことをちゃんときいてくれない。

「猫耳だ~。ふわっふわっ」

「んっ」

猫耳を手でゆるゆると愛撫されて、浮竹は翡翠の瞳を潤ませた。

「こっちはどうかな?」

「やっ」

ゆらりと揺れた猫の尻尾に、京楽の手が伸びる。全体を撫でて、そしてくるくると器用に指に巻き付けていく。

「京楽っ」

柔らかく全身の輪郭を、手で撫でていく京楽の手のひらに、熱をもってしまった浮竹の体はあっけなく墜ちていく。

「耳、かわいいね?」

もふもふ。

京楽の唇が、浮竹の猫耳を食んだ。京楽の手は、慣れた手つきで浮竹の隊長羽織も黒装束もぬがしていく。

「京楽・・・・・・」

「ん?いい子だね、どうしてほしいの?いってごらん」

「このばか京楽っ・・・」

そんな恥ずかしいこと言えるか。

口にしない浮竹を焦らすように、薄い胸をなでて、先端をつまみあげた。

「あっ」

その感覚に、熱に苛まれた体は正直に反応した。

「京楽・・・・・」

「尻尾が揺れてるよ?気持ちいいのかな?」

浮竹の尻尾は、ゆらゆらと揺れて、京楽の手首にまきついた。

「ちゃんと気持ちよくしてあげるからね。責任をもって」

耳に息をふきかけられて、耳朶をかまれた。浮竹の白い髪をかきあげて、首筋にキスをする。

せめてもの仕返しだとばかりに、浮竹は全身を愛撫する京楽の右手を噛んだ。

「いててて。牙も生えてるなぁ」

口の中に乱暴に指をつっこまれて、そのまま指で咥内をぐちゃぐちゃにされる。唇が重なった。

かちりと、浮竹の牙が京楽の歯とあたって硬質な音をたてる。

「う・・・ん・・・」

息を継ぐことを忘れそうな、乱暴でしつこい口づけに、浮竹の猫耳がへたりと折れた。

「耳、感じるかい?」

猫耳をもふもふされて、そこが性感帯になっていたせいで、浮竹は布団の上で京楽の大きな体に尻尾をからみつけた。

「かわいいね、十四郎は。猫になった部分も、感じるんだね?」

「あっ、春水!」

すでに熱をもっていた花茎をなであげられて、浮竹は悲鳴に似た声をあげた。

いつの間にか閉じていた翡翠の瞳を開くと、京楽と視線が絡み合った。熱にうなされている浮竹の花茎に自分の雄をすりつけて、京楽は息を乱した。

「その表情、最高だよ。エロいねぇ」

「あっ」

花茎をしごかれ、あっけなく性を放つ浮竹。白濁した液体を京楽は手のひらで受けとめて、用意していた潤滑油をまぜて、浮竹の蕾に塗り込んでいく。

「っ」

京楽は、いつも潤滑油を使ってくれる。少しでも浮竹の負担を軽くするためだ。女ではない浮竹の秘部は、濡れることがない。

「んっ」

指が侵入してくる感覚に、生理的な涙が零れた。

はじめは入口をほぐすように動き、次に内部でばらばらに動く。2本だった指が、3本まで増やされると、浮竹の猫耳がぴんととがった。

「猫耳が反応してる。かわいいね」

いい年をした男を捕まえて、かわいいを連呼する京楽の気が知れないと、浮竹は思った。

病のせいで、軽くなった体重と細い体躯の浮竹は、その秀麗な容姿もあって、かっこいいというより綺麗だと言われることが多い。

でも、かわいいというのは京楽くらいのものだろう。

「ああっ」

指が、前立腺を刺激した。熱をもった体は、その喜びに尻尾をゆらりとゆらした。

「ここがいいんだね?」

「いやあっ」

何度もしつこく指でぐりぐりと刺激されて、浮竹は涙をこぼした。京楽の行為に慣らされてしまった体は、後ろだけでオーガズムで達することを覚えてしまった。

酷く淫乱になってしまった。

真っ白の髪のように、純白だった浮竹は、京楽のせいでにごり、墜ちていく。

「やあっ」

ぐちゅりと、音をたてて、去って行った指の代わりに京楽の雄々しい雄が侵入してくる。内部を侵す熱は、とてつもない重量だ。

体の大きな京楽の雄は、体に見合っただけあって大きい。それで犯される浮竹の体には、大きな負担がかかる。

だから、絶対潤滑油は欠かせなかった。

「あうっ」

内部をすりあげていく熱に、浮竹の白い髪が乱れる。布団の上のシーツを握りしめて、熱にうなされた体に与えられる刺激に敏感に反応する猫耳が、かわいいと京楽は喉をならした。

「にゃあって、いってみて?」

「いやだっ・・・・・・ああっ!」

前立腺を突き上げられて、浮竹は京楽の体にしがみつくと、肩に牙をたてる。

「かわいいねぇ、必死な抵抗して。でも無駄だよ」

ぐいっと、足首を持ち上げられる。人工灯に、繋がっている個所が晒される。ぐちゃぐちゃに犯される。水音をたてては、出入りする雄は、少しも萎える様子はなく、浮竹は追い上げられていく。

「にゃあっていってくれなきゃ、いかせてあげない」

「春水っ」

前を京楽の手で戒められた。

イきたいのに、イけない。内部を犯されることで、性を放たないまま頭が真っ白になり、オーガズムで達してしまった。

「ほら、十四郎」

「にゃあっ!」

ゆらりと、尻尾が揺れた。

猫の声を出すと、前を戒めていた手が離れ、浮竹の花茎はすぐ限界を迎えて性を放った。

「やっ、イってるのに、イってるのに、犯さないでぇっ」

精液を吐き出す浮竹の花茎をしごきながら、京楽は浮竹の前立腺をこすりあげ、突き上げていく。

「も、やぁっ!」

また性を放った。普段は淡泊な浮竹は、媚薬をもられたせいでいつもより乱れて性を放つ回数も多い。

オーガズムでも、もう何度も達してしまっていた。

「あ、あ、あ、春水、春水、にゃああ・・・・!」

自分でももう何をいっているのか浮竹は理解していなかった。

媚薬に侵された体は、京楽が与える刺激に敏感に反応した。

ゆらゆら揺れる尻尾と、ぴくぴくと痙攣する猫耳。

体位を変えられ、後ろから犯され始めた。本当なら、何度ももう浮竹の内部に熱を放っているところだが、今日は特別に京楽も薬を使っていた。

長く、犯せるように。

「にゃあって、いったのにぃぃ」

まだ解放されなくて、浮竹は布団のシーツを、猫化したことで長くなってしまった爪でひっかいた。

すでに京楽の背中はひっかき傷だらけだ。

「あ、あ、あ、も、や・・・・・」

ずちゅずちゅ。ぐちゃり。

結合部は激しい交わりに、泡立ち、ピストン運動を繰り返す京楽も限界が近づいてきていた。

「愛してるよ、十四郎・・・・っ!」

じんわりと、熱い熱が、浮竹の体の最奥に放たれた。ドクドクと、飲み込んでいく内部はとろけそうに熱い。

「も、終わりにしてくれっ・・・・変になる・・・愛してるから・・・・にゃあああ」

一度性を放っただけで、京楽は満足しなかった。

「にゃあ!」

思考まで、もうほとんど猫化が進んでいる浮竹。、

媚薬の量は、少なかったが、浮竹には十分すぎる量だった。

浮竹の最奥を突き上げながら、体を揺らすと、浮竹の翡翠の瞳が涙を零した。

「は・・・・・・・・も、無理・・・・・・・・・」

二度目の性を、浮竹にぶつける頃には、浮竹はすでに意識を手放し、真っ白な闇に墜ちていた。

「あー最高。愛してるよ、十四郎」

満足して、結合部から雄をぬきとると、とぷんと白濁した液体が布団のシーツに零れ落ちた。



にゃんにゃんプレイ。楽しませてもらいました。

涅マユリに感謝。

手で拝んで、慣れた手つきで意識を手放した浮竹の体を蒸したタオルで綺麗にふき、中に放った性をかきだす。

黒装束と、隊長羽織は洗わないといけない。

体液がこびりついている。

まぁ、変えはあるのでよしとしよう。

浮竹を味わった京楽は、猫耳と尻尾が消えるまでそれらをいじっていた。

薬の効果は5時間ほど。

長く浮竹を犯していたので、3時間はにゃんにゃんキャンディで交わっていたことになる。

「最近短かったからなぁ。久しぶりだったし、浮竹が起きたら謝らなきゃ」


----------------------------------


「最悪だ。起きたら体中が痛いし、腰は重いし、何より・・・・内容をあんまり覚えていないが、最悪だった」

「またまたぁ。浮竹も、にゃんにゃん鳴いて、かわいかったよ?」

後ろから抱きしめられて、ぶすっとむくれた白い美貌の浮竹は、うなじに口づけしてくる京楽に体重を委ねた。

「あほ京楽」

「ははははは。でも、きもちよかっただろ?」

「知るか!」

顔を真っ赤にして、やはり少しは記憶が残っているらしい浮竹。

はじめて媚薬を酒に盛られた時は記憶がふっとんでいたが、今回は量としては少なったので記憶が残ったのだろう。


「愛してるよ、浮竹」

「ん」

さも当たり前だとばかりに、京楽に甘える浮竹。

院生時代から肉体関係をもって、数百年。マンネリ化するのを防ぐために、京楽は手練手管を使って浮竹を翻弄する。

「愛しているって、いって?」

「いやだ」

「まだ、犯され足りないのかな、君は」

うなじをなめられて、浮竹は身震いした。

「愛している京楽、もうけっこうだ」

しばらくは、えっちは禁止だろうな。京楽は思った。

院生時代は、それこそ若く盛っていたが、大人になり、護廷13隊の隊長になり、数百年。
齢を重ねたせいもあり、体を求めあうのは少なくなったが、内容は濃くなっているかもしれない。

浮竹の意識を飛ばすまで、求めることが多くなった。もともと淡泊な浮竹は、病のこともあり、肉体関係を求める京楽に、仕方なしに応じていることがある。

京楽の浮竹への執念は、狂気じみたところがある。

下手をすれば、浮竹を壊してしまいそうだ。

分かっていながら、浮竹を求めてしまう。

「本当に、愛しているんだよ・・・・・・」

浮竹の髪に顔を埋めて、京楽は病で細くなったその肢体を抱きしめて、お互いに体温を共有しあった。

浮竹は、行為の後に微熱を出すことが多い。本当は、交わるべきではないのだと、分かっていても、自分だけのものにして、閉じ込めておきたい。

あの翡翠の瞳に、僕だけを映すようにしたい。

いっそ、二人きりで逃げ出そうか。

でも、どこへ?

「愛してる」

「ん」

浮竹は、小さく相槌をして、伸ばされた京楽の大きな手に頬を摺り寄せる。

まるで、子猫だね。

言葉を、京楽は飲み込んだ。

「とにかく、今回だけだからな。今度媚薬やら変な薬とか使ったら、半年はエッチしないからな」

「えー。そりゃないよ。せめて、半月にしてよ」

「半年だ。1年でもいい。俺は別に、お前と違って交わらなくても生きていけるからな」

純白で純粋な浮竹を、どす黒く汚して墜としていくのは京楽にとって愉悦に近かった。

黒く汚しても汚しても、純白を失わない浮竹が好きだった。肉体関係なしでやっていくことはできるだろうが、できれば浮竹を自分のものとして染めていきたい。

真っ白な浮竹。

何も知らなかった。

自慰さえ、知らなかったに近い。

全部、京楽が教えた。男なのに、男に抱かれて喜ぶことも教えた。鳴かせることを覚えさせた。

おっと。

いけないいけない。

謝っておかねば。

「ごめんねぇ、浮竹」

「もう、別にいい」

京楽の膝の上に座って、浮竹は怒ってはいないようだった。

にゃんにゃんキャンディはまだあるが、もう使えないだろうな。一度使って満足したので、まぁそれでいいのかもしれない。

浮竹は、薬とか道具とかを嫌がるから。

大切にしようとすればするほどに、傷つけてしまっている気がする。

「今度、温泉にいこうか。うまいもの、食いにいこう」

「ん」

浮竹は、短く答えて、京楽に抱き着いた。

「どうしたの」

「なんでも、ない・・・・・・・」

浮竹の体温が熱い。微熱より高い体温になっている浮竹を抱きあげて、京楽は新しくだした布団の上に浮竹を寝かせた。

「まだ、朝早いから。無理させてしまったね。熱の下がる薬を飲んで、寝なさい」

「京楽、お前はいくな」

「薬をとりにいくだけだよ」

「目の届くところにいろ」

「無茶いいなさんな。ちゃんと側に戻って、目覚めるまで一緒にいるから」

「本当に?約束できるか?」

「ああ、本当だとも」

甘えてくる浮竹の、白い髪を手ですいてから、京楽は浮竹の少し熱を持つ額に口づけた。

「いつまでも、そばにいるよ、浮竹」

「信じてやる。約束だ」

恋人になって数百年。

時をいくら刻んでも、お互いの想いは変わらない。

きっと、終焉を迎える時まで。


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ひらひらと。

ひらひらと。桜が降る。

季節は春。

「やっぱ、この場所をとってよかったねぇ」

「ああ、そうだな」

現世にも四季があるように、尸魂界でも四季がある。

桜の花に囲まれながら、京楽と浮竹は花見をしていた。無論酒をのんでいる。

ひらひらと。

一枚の桜の花びらが、浮竹の杯の上に浮かんだ。

「風流だねぇ」

「ああ。綺麗だ」

「僕は、浮竹のほうが綺麗だと思うけどね」

白い髪に白い肌、翡翠の瞳、秀麗な容姿。

さらさらと風に吹かれて長い髪が流れるのと一緒に、さぁぁぁと桜の花びらが散って優しい雨が浮竹を包み込む。

まさに幻想的。

「桜の木の下には、死体が埋まってるって知ってるかい。だから薄紅色なんだよ」

「ただの迷信だ」

酒をぐっと呷って、浮竹は空になった杯に酒を注ぐ。

浮竹は酒に弱いわけではないが、強くもない。

逆に、京楽は酒豪だった。浴びるように飲む。酔わないわけではないが、飲み潰れることはなかった。

京楽と付き合って飲んで、先に潰れるのはいつも浮竹だった。

「伊勢君を呼ばなくてよかったのか?」

「そういう君こそ、三席の二人を呼ばなくてよかったのかい」

「あの二人は頼もしいけど、すぐにケンカするからなぁ。それに、たまには俺も京楽と二人だけで花を見ていたい」

それって殺し文句だよ。

京楽は、言葉を飲み込んだ。

「まぁ、一杯」

京楽が自分でもちこんだ酒を、浮竹の杯に注ぐ。浮竹は、逡巡もなしにそれを呷った。

「く、強いなこれ」

アルコール度の高い酒だ。現世にいった部下に買ってこさせた、ウォッカという名の酒だ。

「ウォッカっていってね。極北の地で、体を温めるために飲むものだそうだよ。浮竹にはちょっときつかったかな」

「俺は、もう少しアルコール度の低い酒の方が好きだな」

ぺろりと、唇を舐める浮竹の仕草に、京楽の喉がなった。

「ねぇ、ちょっといいかい?」

「何が・・・・ふわっ」

ついばむような口づけをされて、浮竹は驚いて目をきょとんとさせていた。

酒の勢いで、性行為をすることはけっこう多いが、流石に外ではしない。浮竹が嫌がるからだ。

「離れろ京楽」

唇を指でなぞられ、白い頬から細い首筋に落ちていく京楽の手を、浮竹が遮った。

「外だぞ、ここは。誰がくるかわからない、やめ・・・・」

深く口づけられる。舌がするりと入ってきて、上あごをくすぐり、歯茎をなぞって、浮竹の舌をからめとる。

「きょうら・・」

頭がぼんやりとなる。京楽のペースに飲み込まれるのは時間の問題だ。

「はい、おしまい」

せめてもの抵抗とばかりに、ぽかりと殴られて、京楽は浮竹を貪ることをやめた。本当なら、今すぐ押し倒してぐちゃぐちゃに犯したいが、外での行為を浮竹は嫌がるので、我慢だ。

「まったく・・・・・・・」

少し乱れた衣服を整えて、浮竹は京楽の杯をぶんどると、ぐいっと呷った。

「ああ、僕のお酒!もう、ちょっとしかなかったのに!」

「ふん。盛るからだ、このばか京楽」

ひらひらと、花びらが降ってくる。

馴染みの店で買った弁当を敷布の上に広げて、浮竹は酒はもういいとばかりに、花を見ながら卵焼きをかじっていた。

京楽も弁当を食べながら、酒を飲んでいる。

二人きりの花見は、静かだ。

わいわいとした、部下たちと一緒に花見するのもそれはそれで楽しいが、たまにはゆっくりと二人きりで花見をしたい。

京楽の誘いに、かじりついた形の浮竹だったが、京楽にとっては浮竹と二人きりになれる口実だ。

京楽は、浮竹を愛している。あまり表に出さないが、浮竹も京楽を愛している。

もう、院生時代からの付き合いだ。肉体関係をもった恋人になって、数百年もたつ。

おじさんといわれても仕方のない年齢にまできたが、それでも浮竹の秀麗な容姿は衰えなかった。

白い髪は、京楽が綺麗だから伸ばせばいいと何度も囁くので、伸ばしていたらいつの間にか腰より少し短いほどに伸びてしまった。

洗髪とかかわかすのとかけっこうめんどくさいが、似合っている、切るなと言われて伸ばしたままだ。長くなりすぎると、京楽が切りそろえてくれた。

京楽は、アルコール度の強い酒より、甘めのアルコール度の低い酒を好む。現世でいう果実酒やカクテルなどだ。

今日も、浮竹がもちこんだ酒は果実酒だった。

「ああ、幸せだなぁ」

浮竹の膝枕に寝転んで、京楽はご機嫌である。

浮竹は、同じく伸びた京楽の黒い髪を撫でていた。

京楽の髪はくせっ毛で、肩甲骨のあたりまで伸ばして結って、女ものの簪をさしている。女ものの着物も羽織っている。

それが似合うのだから、京楽の容姿も十分にいい。浮竹のように儚い幻想的な色を帯びた容姿はもたないが。

二人の関係は護廷一三隊でもかなり有名だ。できてるって、ほとんどの死神が知っている。

隊長羽織を互いに間違えてたり、浮竹からは京楽の酒の香りがしたり、逆に京楽からは浮竹の甘い花のような香りがしたり。

人目を憚らずいちゃついているわけではないが、本人たちはあまり隠そうとしていない。

「そういえば、このまえ日番谷隊長に、お菓子をプレゼントしたら、養命酒を送り返された」

「ぶっ」

京楽はふき出した。

「養命酒か。まぁいいんじゃないの。酒であることには変わりないだろうし」

「なんだか年寄り扱いされているようで」

「実際、僕たちいい年だからねぇ。何百歳になるっけ?数えるのやめてから随分と経つなぁ」

日差しがぽかぽかとしていて心地よい。

二人は、また酒を飲みあった。

京楽が浮竹に酒を注ぎ、浮竹が京楽に酒を注ぐ。

そんなことを繰り返していたら、もちこんだ酒が切れてしまった。弁当も食べ終わってしまい、後はただ桜の花を見上げるばかり。

ひらひらと、桜の雨が降る。

二人は、草っぱらの上で横になって、桜を見上げた。

「浮竹ー」

「なんだ、京楽」

「また、来年も二人で花見にいこうね」

「ああ、そうだな」

「今年は、そうだな。黒崎一護くんや朽木ルキアちゃんも誘って、わいわいやろうか」

「それもいいな。日番谷隊長や朽木隊長も誘おう。他にもいろんなメンバーを誘おう」

みんなでわいわいする花見もまた楽しいものだ。

尸魂界は、かろうじではあるがまだ平和が保たれている。

現世に赴くことのほとんどない浮竹と京楽は、現世に派遣される死神たちからいろいろと贈り物をもらうことが多い。

甘いものがすきな浮竹には甘味ものを。酒が大好きな京楽にはいろんな酒を。

「少し、眠ろうか」

「そうだな」

二人で見る花見。満足していたら、眠くなってきた。

今は二人以外誰もいない。仕事はもう片付けてある。さぼりがちな京楽だが、浮竹と二人の時間を作る時は本気で仕事を大量に短時間で済ませてしまう。

浮竹は、臥せっていない間に仕事を片付ける。

「ああ、風邪はひかないようにね」

浮竹に上着をかける京楽。

「あれ、浮竹ぇ?」

もう、すーすーと眠ってしまっている。浮竹は寝付きがいい。特に酒を飲んだ後はよく寝てしまう。

京楽は、浮竹の手をとって、口づける。

「おやすみ。いい夢を。さて、僕もねるかなぁ」

ひらひらと。

二人の上に桜が降り積もる。

ひらひらと。

浮竹の白い髪に、桜の花が降り注ぐ。

ひらひらと。

京楽の笠に、桜の花びらが舞い落ちる。

ひらひらと、ひらひらと。桜の薄紅色に包まれる世界。

静謐に満ちた、薄紅色の世界だった。

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比翼の鳥

「やあ、浮竹」

「・・・・・なんだ、京楽か」

雨乾堂を訪れた京楽を待っていたのは、病に臥せっている浮竹だった。

「外はいい天気だよ。もう少し熱が下がったら、一緒に川辺でも散歩しようじゃないか。きっと風がきもちいいよ」

京楽は、かぶっていた笠をとって、浮竹の寝ている布団の隣に座った。

「散歩か。ここ一週間は外出してないからな。それもいいだろうな」

今は、とてもじゃないが、散歩にでかけれるような体調ではなかった。

大分熱は引いたが、まだ微熱が続いている。肺の病は、浮竹の体を確実に蝕んでいる。熱をだすのもしょっちゅうだ。

院生時代よりは少しましになったが、それでも護廷十三番隊、隊長であることを否定するかのように、病に倒れてしまう時がある。

山本元柳斎重國も、浮竹を護廷十三番隊の十三番隊長に任命をすることを、少しだけ逡巡したほどだ。

隊長に任命されても、病はかわらず浮竹を蝕んでおり、臥せっていることが大半で、任務がある時は無理をしてでも出陣する。

そして疲れ、また臥せる。小健康を取り戻しても、四番隊の世話になるくらいだ。

「京楽・・・・」

熱で潤んだ翡翠の瞳が、懇願してくる。

京楽は、にこりと笑って、浮竹を抱き上げた。

「太陽に当たりたいんだね」

「ああ、頼む」

もう、一週間も寝込んだままだった。体は部下の死神の3席である二人がふいてくれたりして、清潔は保っていたが、それでも湯あみをしたい。それがかなわないと分かっているから、せめて太陽の光にあたりたかった。

雨乾堂は、設計上日の光が入ってきても、淡い光しか入ってこない。ましてやぽかぽかした太陽の光に当たりたい時は、外に出て池の前に座りこむくらいしかない。

よく、池の鯉に餌をやるのだが、最近なぜか鯉が増えてきたような気がする。

それが11番隊の副隊長であるやちるのせいだとは、まだ気づいていない。

やちるは、お見舞いともちこまれた浮竹のお菓子を遊びにきては平らげ、去っていく。

やちるは、お礼にと名家である四大貴族の朽木家の鯉をとってきては、雨乾堂の近くにある池に放っていた。

布団から京楽の腕の中に移動した浮竹の体重は、悲しいほど軽かった。

「食事はちゃんととらないとだめだよ。また痩せたね?」

「食欲がなくてな・・・・栄養はとらないと、分かってはいるんだが」

さらりと、浮竹の長い白髪が、外にでたことでふいてきた小さな風で京楽の頬をくすぐった。

「ここでいいかい?」

「ああ。すまないな」

京楽に抱きかかえられるのは慣れている。

痩せたねと、悲しい顔をされるのも慣れている。


「ごほっ、ごほっ・・・・・・」

「ああ、やっぱりまだ無理だ。部屋に戻ろう」

「いや、もう少しだけ。鯉に餌もやりたいし」

浮竹を抱えたまま、京楽は懇願してくる浮竹の我儘を、聞き届けることにした。

欄干ごしに、京楽の腕の中から鯉に餌をやると、面白いほど鯉が集まってきた。

「相変わらず凄い数だね」

「俺の自慢なんだ。いい色合いをした子がおおいだろ」

「ああ、あの白に赤の模様がある子。浮竹に似ているね」

白い肌、白い髪。吐血するときの鮮明な真紅。

鯉に餌をやり終わる頃には、ぽかぽかとした陽気にあてられて元気がでたようで、浮竹は京楽の腕からおりて、板張りの通路に自分の足で立っていた。

「浮竹は、まるで白い花だね。太陽の光を浴びて元気になって白い花を咲かす」

花に例えられても仕方ない秀麗な容姿をしている浮竹。

「なら、お前は太陽だな」

お互いに背を向けあって、通路に座り込む。板張りのせいで、冷たくはない。

だが、上着をきていない浮竹を気遣って、京楽は自分がいつも着ている女ものの、値段が驚くほど高い着物を、浮竹に羽織らせた。

「やっぱり、君は赤が似合うね」

色素の抜けた髪と、色素がないような肌に、京楽の赤みを帯びた着物はよく似合っていた。

「赤は、あまり好きじゃない」

吐血するときの色だ。生命の色だ。

京楽とは、院生時代からの付き合いだ。この腐れ縁は、もう数百年にもなる。

何処までも、浮竹に甘く優しい京楽。それに自然と甘えてしまう浮竹の全てを、京楽は愛していた。

「浮竹、じっとしていて」

「?」

京楽は、音もなく優しく浮竹を抱きしめた。それから、触れるだけのキスをして、離れていった。

「病み上がりの君に無理させられないからね。しばらくお預けをくらっとくとしよう」

「この前、微熱があったのに襲ってきたのはどこのどいつだ」

「さて、知らないなぁ」

クスクスと笑う京楽。ため息を零す浮竹。

「早く元気になりなよ。もう、一か月以上、君を抱いていない」

京楽は、紳士的ではあるが、一度火が付くと浮竹に夢中になってしまう。浮竹に無理をさせていると分かっているのに、その体を求めてしまう。

院生時代のように、若さに溺れての行為はなくなったが、それでも京楽は浮竹を欲しがった。
もう数百年も続いているこの関係が、不思議でもあった。

愛というものは不滅であると思うほどの時間を、二人で過ごしてきた。

お互い、いい年をした大人だ。子供から見れば、おじさんと呼ばれるような年齢になってもなお、二人の関係は変わらない。

「ごほっ、ごほっ!」

浮竹が、せき込んだ。

口元を手で覆って、せきこむ。

ぽたり、ぽたり。

真紅が、浮竹の指の間からこぼれた。

「浮竹!四番隊のところにいこう。吐血するほど、悪かったなんて思わなかった、すまない!」

浮竹の、悲しいほどに軽い体重を抱き上げて、京楽は走った。


四番隊の退舎につくと、浮竹はすぐに運ばれていった。


「浮竹・・・・・・・俺が太陽なら、君は月だよ」

運ばれていく浮竹の頬をなでてから、悲しそうに目を伏せた。

浮竹が、京楽を太陽と例えた。ならば、対をなす月は浮竹しかない。月のように、儚い浮竹。


「早く、元気になっておくれ」

処置が終わり、面会を許された。

白く細い指をした浮竹の手を握りしめながら、京楽は祈った。

早く、よくなってほしい。

また、酒を飲みに行こう。花見にいこう。散策をしよう。買い物にでかけよう。何か美味しいものを食べに行こう。温泉もいいかもしれない。

「浮竹、愛してるよ。不滅の愛を、君に。だから、早くよくなって、また微笑んでくれ」

浮竹の意識が戻るまで、傍にいたかったので、四番隊の病室で椅子に座りながら手を握ったまま、いつの間にか京楽は眠ってしまった。

ここ半月、浮竹の調子が悪いせいもあるし、仕事に忙殺されてなかなか会いにこれなくて、時間をみつけて仕事をさぼって会いにきてみれば、悲しいほどに痩せて、儚さが一層増した浮竹。

白い髪は、切られることも忘れて腰の位置より少し長くなっていた。
いつもなら、腰の位置にくる前に切り揃えてあげるのに。
浮竹は、副隊長だった志波海燕を亡くしてから、副隊長をあらたに選ぶことがなかった。 

周囲の世話は、第3席である小椿仙太郎と、虎徹清音が率先して行っていた。


「・・・・・ん」

「気づいたかい、浮竹」

浮竹の意識が戻ったのは、その日の夕暮れだった。半日近く眠っていた。

「もう少し、寝ていたほうがいいよ」

「・・・・・・京楽、ずっと傍にいてくれたのか。すまない・・・・・・」

「いいんだよ。僕が好きでやってることなんだから」

「とにかく、もう少し眠りなさい」

「無理だ。寝すぎて、逆に頭が痛い」

具合は大分よくなっていて、せきもしていないし、熱もひいていた。これなら、もうすぐしたら、許可を得て、雨乾堂に戻っても大丈夫だろう。

「じゃあ、横になっていて。何か話をしてあげる」

「子供か、俺は」

「まぁそういわずに。この前ね、七緒ちゃんが・・・・・・」

他愛もない会話をして、笑い、驚く。

比翼の鳥は、片方が失われると失墜する。

それは京楽と浮竹だ。

二人は、二つで一つのようなものだ。

太陽と月。そんな関係。

何百年も変わらない。

「でね、山じいが・・・・・・」


「はははは」

浮竹が笑うと、京楽も楽しくなる。浮竹が悲しくなると、京楽も悲しくなる。浮竹が苦しい時は京楽の心が苦しくなる。

まさに、比翼の鳥。

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白い白い世界

「好きだよ」
はじめてそう言われて何百年がたっただろう。


下級貴族の長男としてうまれ、育った浮竹。家庭環境は貧しくもなかったし、金持ちでもなかった。
大貴族の次男として生まれた京楽がもし、浮竹の生い立ちに代わりになっていたならば、あの暮らしは退屈なものだっただろう。

贅沢をする余裕はあまりない。父親と母親も働いているが、子供が5人もいて、しかも長男が病で薬代にばかみたいにお金がかかる。
病で髪が白くなったとき、もう自分は長くないのだと思った。肺の病は癒えない。鮮血をちらして、倒れては寝込む。

妹や弟の面倒を、それでも浮竹はみていた。だが、体が弱すぎた。

浮竹にとっては、毎日寝たまま窓から見える景色だけが全てだった。四季の移ろいも、色あせていくほどに、病に蝕まれていく。

けれど、彼は助かった。健康とは呼べないものの、吐血するときもあるが、昔ほど寝込むことが少なくなった。

そして、自分に霊力が並外れてあると悟った両親は、浮竹を護廷十三隊に入れると有名な学院に、試験を受けさせてくれた。死神になろうと思ったことは、子供の頃の浮竹にはなかった。
だが、父や母の手を煩わせずに、死神として成功すれば。

少しでも親孝行ができるのなら。

望んで、試験をうけ、首席で入学した。特別クラスになれた。

未来は、色づいて見えた。



「好きだよ、浮竹」

あれから数百年も経つのに、京楽の想いは変わらぬままだ。白い白い浮竹を好きになってしまい、長くなって結うのも面倒になった髪は、京楽が伸ばしてほしいといった言葉を受け入れたまま、もう何百年も長いままだ。腰より少し上で、いつも切りそろえる。

京楽は、浮竹のことが好きだった。その想いに気づいたのは、院生の頃。気づけば、いつも京楽の傍にいた。
京楽の隣にいるのが当たり前になっていた。

「京楽は、もの好きだな・・・・・」

今でも思う。想いのたけをぶつけるのは京楽のほうで、浮竹はそれを受け止めてやんわりと微笑む。

京楽のことが、嫌いなわけじゃない。嫌いなら隣にいたりはしない。

むしろ好きだ。

京楽とそういう関係になって、数百年。

お互いが一番大切。時折暴走しがちな京楽に、振り回されることはあっても、あくまで穏やかに時間は流れていく。

それぞれ隊長となったが、院生の頃と変わったのは髪の長さや強さだけではない。

恋愛というかけひきが、数百年にも及ぶとは思わなかった。いつか終焉が訪れると分かっていても、別れなかった。

ただ、比翼の鳥のように、お互いを支えあった。
他愛もないことを考え、笑い、遊び、鍛錬したあの頃が懐かしい。





今から数百年前。
首席で院生となった浮竹は、病のせいもあり座学の成績が落ち気味になっていた。それでも勉学に励み、常にTOPを争うほどの成績になれたのは、院生になって2年も経った頃だ。

すでに京楽春水とは出会っていた。

入学式の日に、上流貴族が学院に入ると噂をされて、入学してきた京楽を、浮竹は目で追った。

視線が絡みあう。

「その髪・・・・・染めてるの?」

真っ白な、髪。

浮竹にとってはコンプレックスに等しい。

翡翠色の瞳が、少し悲しげに揺れた。

「染めていない。子供の頃、病のせいで色素がぬけてこうなってしまった。この髪の色は嫌いだ」

だから、短めにしていた。

「綺麗なのに。伸ばせばもっと綺麗になるよ?僕は京楽春水。よろしくね」

そっと髪にふれてくる手を、打ち払わなかったのは、京楽春水と名乗った人物がやけにふわふわとして、心が読み切れなかったから。

白い髪のせいで、奇異の目で見られることは少なくなかった。霊力があるから余計に遠巻きにされて、子供の頃は友と呼べる存在があまりいなかった。

「俺は浮竹十四郎だ」

ふわりと微笑んで、伸ばされた手と握手する。京楽の手は、暖かかった。

満開の桜がふわりと風に散って、浮竹の髪に落ちた。

それをつまんで、京楽は優しい目で浮竹を見た。

「友人にならないかい?できれば、親友に」

「ああ、いいが。だが、まだ出会ったばかりだぞ?」

「いいの。僕が君を気に入っちゃったんだから」

「変なやつだな」

浮竹は笑った。



きづけば、本当に京楽春水と、友になった。親友になった。

院生になって2年がたった頃、よき友人となっていた彼、京楽春水は、明るかったがどこか悲しげだった。

「浮竹。本当に調子はいいのかい?」

治ることのない肺の病を抱え、数日前倒れて3日ほど寝たきりになっていた浮竹を、京楽は心配そうにのぞき込んだ。


「ああ、いつものことだ。気にしないでくれ」


差し障りのない会話。


白くなった髪に、そっと触れてくる京楽は優しかった。

「君、もう少し肉を食ったほうがいいよ。少し痩せたんじゃないかい」

「ああ、そうだな。今日は調子もいいし、焼肉でもくいに行くか?」

症状はおさまっている。消化にいいものを最初にたべ、そろそろ普通の食事もしていいはずだ。

「君は、本当に・・・・・・」

京楽は言葉を飲み込んだ。

頭に手が伸ばされる。

少し伸びた白い髪を、その手がすいていく。

そしてわしゃわしゃと、浮竹の頭をぐちゃぐちゃにした。

「何するんだ。前が見えなくなる」

浮竹は不機嫌そうな声をだして、京楽の手を払いのけた。

短かった髪は、今は肩まで伸びている。

京楽が、綺麗な髪だから切るのはもったいないと何度も囁くので、伸ばしていた。

「好きだよ、浮竹」

京楽の声が好きだった。
その優しい手が好きだった。
「ああ、俺もだぞ」
でも、京楽の好きと浮竹の好きの意味は違った。
京楽は恋愛感情で、浮竹は友として、だった。
「じゃあ、夜に迎えにいくから酒でも飲みながら肉を食おうか。うまい店を知っているんだ」
京楽は酒が好きだ。同じくらいに女も好きだ。
そんな彼が、何故浮竹を恋愛感情で好きになったのかは分からない。彼だけが知っている。
酒と女遊びが派手な親友だったが、院生1年の終わり頃から、京楽は随分静かになった。
朝帰りもなくなったし、廓で女を買うこともなくなった。
「じゃあもういくね。好きだよ、浮竹」
何度好きだと京楽が浮竹に伝えても、それは友として処理され、伝わらない。
いっそ、無理やり自分のものにしてやろうかと考えたことは一度や二度ではない。だが、京楽は浮竹を失うのを何よりも恐れている。
今の関係を壊してしまったら、二度と元に戻れぬのではないかと。
親友という位置はよかった。浮竹の隣に常にいれる。浮竹の笑顔を見て、笑いあって話せる。
浮竹を落胆させることはしない。授業をさぼるのも少なくなった。課題を出されても、提出するようになった。大貴族である京楽が、酒に溺れていても注意する者はいない。
大貴族という身分の隔たりが、京楽と他の院生との間に溝を作っていた。そんな中、浮竹は酒に溺れるなと叱ってくれる。
別に、京楽に浮竹以外の友がいないわけではないが、浮竹のような親身になって世話をしてくれる友はいなかった。
浮竹は、京楽の堕落を止めるストッパー的役割だった。
窘め、反省させ、道がずれそうになったら戻してくれる。
浮竹は、体こそ弱いが、剣の腕も鬼道もずば抜けた成績だった。京楽もだ。だが、座学では浮竹のほうがはるかに上だ。
いつもTOP争いをしている。
そんな浮竹の頑張り具合を見るのも、京楽の道楽の一つだった。本気になれば京楽だって10位以内には入れる。だが、分からないふりをして浮竹から勉強を教わるのはやめれない。
浮竹の傍にいる理由にもなる。
浮竹の周囲には常に友人があふれており、京楽にはそれが眩しかった。
自分にはもっていないものを、浮竹はいっぱいもっている。
肺の病のせいで白くなった髪を浮竹は嫌っていたが、京楽は好きだった。だから伸ばせと囁いたのだ。
自分の言葉通り、髪を伸ばす浮竹が愛しくてたまらなかった。
白い髪、白い肌、秀麗な容姿、誰にでも優しいその暖かさ。
その暖かさに触れていくうちに、京楽まで暖かくなっていた。
「風呂にでもはいってくる。じゃあな、京楽」
浮竹は、3日もねこんだせいで、風呂に入れなかったので汚れを落とすために風呂にいった。
院内の寮は、個人部屋もあれば相部屋もある。浮竹も京楽も寮に入っていて、お互い一人部屋だ。
風呂に消えていった浮竹に手をひらひらとふりつつ、京楽は浮竹の部屋を出た。
「うまい」
浮竹の目が輝いている。
連れてきてよかったと、京楽は思った。
最近馴染みになった焼肉の店だ。無論酒もたくさんあって、何を注文しようか迷ってしまう。
「これも食べてごらん」
京楽は、自分の分の肉も浮竹に食べさせていく。
浮竹は高い料亭などを苦手としている。下級貴族であることもあり、贅沢は好きでない。金銭的な面では、肺の病のせいでその薬代にほとんど消えていく。
今日は、京楽のおごりだった。
肉は美味で、酒もうまかった。
連れてきて正解だったと、京楽は思う。
「お前ものめ、京楽」
頬に赤みがさしている。
少し酔いが回った浮竹の杯に、京楽は酒をつぎ足し、浮竹がすすめてくる果実酒を、京楽は一気に飲んだ。
「ここの酒はうまいな」
普段は日本酒を飲んでいるが、果実酒も好きだ、浮竹は。
京楽は酒であればなんでも好きだ。
「頼むから、飲み潰れてくれるなよ」
酔った京楽を介抱するのは浮竹の役目だったが、その反対はかなり珍しい。
肉だけでなく野菜や魚も口にして、果実酒をおかわりして、京楽も少し酔いがまわってきた頃には浮竹は完全に酔っていた。
珍しい。
ここまで、浮竹が羽目を外すのは。
「浮竹?おーい浮竹ー」
揺さぶってみるが、とろんとした目で京楽を見上げると、浮竹はふわりと笑って倒れた。
「浮竹!」
慌てて抱き起すが、すーすーと眠っている。
「あらまぁ」
すっかり酔いつぶれた浮竹を背負って、勘定を済ますと京楽は店を出た。
ここ最近は浮竹も背が伸び、京楽とあまり差がない。
ただ、体重は違う。肺の病のせいで、何も喉を通らないことや寝込んだままの時のある浮竹は、鍛え上げているため筋肉がついていないわけではないが、京楽よりはるかに軽い。
「おいとましますか」
本当はお姫様抱っこというのをしたかったが、人目がおおいので背負った。
浮竹が血を吐いて倒れるのを、救護室に抱きかかえて運ぶのはもはや京楽の役目になっていた。
軽い体重。
動きにあわせて揺れる白い髪。
ふわりと甘い匂いがする。果実酒のにおいだ。浮竹からは他にお日様においがした。浮竹のにおいだ。
「どっこいせ」
寮の、浮竹の部屋まで彼を運んだ京楽は、眠りこんでしまった浮竹を寝台に横にして、その白い髪をすいた。
「浮竹・・・・」
今日は月夜だ。
ぼんやりと人工灯と月夜に照らされる浮竹は、幻想的なくらいに綺麗に見えた。
「ちょっとだけ・・・・ね?」
京楽の手が伸びる。
浮竹の唇を手の指でなぞり、そっと口づけした。
口づけすること自体は、初めてではない。倒れた浮竹の意識がないのをいいことに、何度かしたことがある。
「京楽・・・・・・」
はっと、身構える。
軽く口づけするつもりが、少し長くなってしまった。
意識を取り戻した浮竹が、こちらを見ていた。
ごくり。
京楽の喉がなった。
頬を朱くして、浮竹はじっと京楽を見上げていた。
その熱のこもった視線に、京楽は困惑した。もっと、侮蔑するような視線を気にしていたからだ。
「京楽・・・・こっちに、こい」
寝台の上の隣をぽふりとたたいて、浮竹は京楽を促す。
京楽はそれに従った。
ぱさり。
浮竹の髪が、頬を撫でた。
覆いかぶさってくる浮竹に、京楽は逡巡する。
「気づいてないとでも、思っていたのか」
浮竹の瞳が、潤んでいた。
「いやー、まぁそのつい」
「誰にでも、こんなことを?」
「いいや。浮竹だけさ。好きだよ、浮竹」
「俺は・・・・・・」

「無理をしなくていいよ。気持ち悪いなら、突き放してくれていいから」

覚悟を決めた京楽が、覆いかぶさったままの浮竹の、白い頬に手を添えた。

「気持ち悪くなんか、ない。ただ・・・・どうすればいいか、分からないだけだ」

「この体勢でそう言われてもねぇ」
浮竹の体勢が入れ替わる。
京楽に押し倒されて、浮竹は酒で火照った体を京楽にすりつけるように、体を抱きしめてきた京楽に触れる。
酒の飲みすぎのせいにしてしまおうか。

迷う。

京楽の、狂おしいまでの愛に、浮竹は気づいていた。だが、答えたことはない。

「俺は・・・・京楽が、好き、なのか?」

浮竹は、京楽が頬やこめかみにキスを降らせてくるのを、嫌がりはしなかった。

分からない。嫌いではない。好きだ。

だが、同じ男性だ。

浮竹にその手の趣味はない。それは京楽もだろう。

「好きだよ、浮竹。・・・・・・・・・・・十四郎」

耳元で囁かれて、びくりと体が反応する。

「きょうら・・・・・っ」

口づけられた。今までのものとは違う。ぬるりと唇を何度もなめられて、半ば強引に入ってきた舌が逃げる浮竹の舌をからめとり、歯茎をなぞり、浮竹を追い上げていく。

「ふわっ・・・」

頭がスパークする。

深い口づけを終わらせて、去っていく京楽の舌が銀の糸をひいていた。のみこみきれなかった唾液が、浮竹の顎を伝って寝台にシミを作った。

「抵抗しないの?怖くないの?」

「怖い。でも、お前、泣きそうな顔してる」

京楽の切なそうな表情に、浮竹は目を閉じた。翡翠色の瞳が見えなくなる。

「分からないんだ。京楽のことが、そういう意味で好きなのかどうか」

「続き、しちゃうよ?やめるなら、今のうちだよ?」

「俺は」

「タイムオーバー。君をぐちゃぐちゃに犯すから。覚悟して。2年間我慢してたんだ。もう我慢できないよ」

それだけ、京楽を焦らせていたのだろうか。

服の襟元をはだけられて、首筋に跡を残された。まるで自分の所有物の証であるとばかりに、跡を残していく京楽に、浮竹が慌てた。

「あまり、跡をつけないでくれ」

「どうして?君が僕のものだって、みんなに教えてやりたいのに」

「あさっては・・・・・先生と、稽古が」

「山じいとの稽古は、欠席だね」

気づくと、ほとんど裸に剥かれていた。

「お前ばかりずるい・・・・・お前も、脱げ」

「もじゃもじゃしてるよ?いいの?」

「いいか、ら」

薄い胸をなめあげて、右の先端を舌で転がし、左のほうをつまみあげると浮竹が朱くなった。

「京楽・・・・声がっ・・・・あっ」

「こんな時間、みんなもう寝てるよ。それに、聞かせて?十四郎の、声を」

「春水・・・・」

はじめて下の名前で呼ぶと、ぶるりと京楽が体を震わせた。

「僕、もうこんななっちゃってる。十四郎も、苦しそうだね?」

京楽の、凶暴な熱が、浮竹の腰に当たった。

膝を足で割られ、少し熱をもったものに手を伸ばされ、こすられると何も考えられなくなっていく。

「あ、あ、あ」

「一度、一緒にいこう?」

「あ、あ!」

声がどうしてももれてしまう。唇をかみしめる。血がにじんだ。、

「声、我慢しないで。もっと、聞かせて?」

「!」

お互いに熱をこもった肉塊を、京楽は長い指で愛撫して高めていく。そして、浮竹の先端に爪をたてた。

「はうっ!」

久しく自慰行為などしていない浮竹には、もう何がなんだか分からなかった。真っ白になっていく世界。

白く白く、世界が染められていく。まるで浮竹の肌や髪の色のように。

キスを繰り返し、京楽はごそごそと、脱いだ衣服を手で探って、黒い瓶を取り出した。

「ここは、自然には濡れてくれないからね。ちょっと我慢してね」

「京楽、何を!」

やっと射精の快感から現実に戻ってきた浮竹がかんじたのは、そんなことをするためにあるはずのない器官を、冷たい潤滑油を指につけて、おしこまれていく京楽の動きだった。

そうだ。男同士なのだ。女のように、濡れる秘所があるわけがない。体も柔らかくないし、筋肉も薄い、ごつごつした体だろうに、何がそんなに愛しいのか、京楽は何度も抱きしめてきた。

「やっぱり、もう少し肉をつけたほうがいいねぇ。痩せすぎ」

「あっ」

体内で、指をばらばらに動かされて、前立腺を直接刺激されて、また頭が白くなりそうだった。

「ほんとは、もっと時間をかけてゆっくりしたいけど、早く君を手に入れたいから。一つになりたいから。愛してる、十四郎」

ぐちゃぐちゃと、音をたてる蕾を弄ぶ指が抜き去られたかと思うと、比重にならないくらいの暑い熱が、肉をえぐる音をたててめり込んできた。

「ぐあ・・・・あ」

「苦しいよね?少し、我慢してね」

あまりの痛みに、浮竹は涙を流した。

それを吸い上げて、一度最奥まで突き上げて、京楽は浮竹を抱きしめた。

「分かる?今、僕たち一つになってる。君を犯してる」

「春水・・・・」

「ちゃんと、気持ちよくするから」

一度引き抜かれていく熱を、肉が離そうとしない。

「すごいな君の中。吸い付いてくる」

「やぁっ・・・・」

ひきぬかれた熱を潤滑油まみれにした京楽は、再び浮竹を犯した。

入口の浅い部分を突き上げて、リズムをつけて最奥までぐちゃぐちゃに挿入する。

「やっ」

浮竹の体が、自然と逃げようとする。

京楽は、強靭な肉体でそれを許さなかった。

「あ・・・・・・・・・・・・」

深くキスされて、膝を肩に乗せて、京楽は深く突き上げてきた。

それでいて、前立腺もしっかり突き上げる。

何度も同じ行為を繰り返していくと、くったりと力をぬいた浮竹の体を抱きしめた。

「ごめんね。十四郎、ごめんね。でも愛してるんだ」

「ああっ!」

前立腺を熱い肉塊で突き上げられて、浮竹はまた世界が真っ白になるのを味わった。

ぱたぱたと、白い体液がシーツを濡らす。

同時に、じんわりと腹の奥で京楽の熱がはじけるのを味わった。

「愛してる、十四郎。好きだよ」

「俺も・・・・好きだ、春水。愛してる」

「えっ」

初めての浮竹からの告白に、熱を一度失った京楽の凶器に、再び硬さが増してきた。

「あっ・・・・まだ、終わらない、のか?」

「ごめん・・・・・君から愛してるって言ってくれるなんて。嬉しくて」

浮竹を味わいつくしたい。骨の髄までしゃぶりつきたい。

その後、体勢を替えたりして2時間ばかり浮竹を犯しつくして、京楽はやっと満足した。5回は彼の体内で性を放っただろう。

熱を引き抜くと、結合部からとぷんと、京楽が吐き出したものがあふれてきた。

「ごめんね、十四郎」

すでに、浮竹は意識を手放していた。

タオルと湯をもってきて、浮竹の体を綺麗にふいて、中身をかきだして後始末をして、浮竹に服を着せる。

シーツを替えて、性行の痕跡を消して、少し長くなった浮竹の白い髪をなでた。

優しく優しく。

触れるだけの口づけを繰り返す。

自分のものになった浮竹を抱きしめて、そのまま京楽も眠りについた。




「あいてててて」

「大丈夫かい、浮竹」

「大丈夫もくそもあるか。思いっきりやりやがって」

何度犯されたのか覚えていなかった。

意識が戻った浮竹は、横ですーすーと幸せな満足感を伴った眠りについていた京楽を寝台の上から蹴り落として、痛む腰に手をあてていた。

「だからごめんってば」

「ごめんですんだら、死神はいらん」

いや、その死神になるために、院生をしているのだが。

「朝飯はどうする?」

「どうせ今日は休日だ。昼になったら食べる。今は湯あみがしたい」:

「一応、後始末も体もふいたよ?」

「そういう問題じゃない」

湯の中でリラックスしたかった。なにせ、腰が痛くて仕方ない。タオルでふかれたといっても、違和感はぬぐえない。京楽が刻み込んだ跡が肌に残っているため、湯殿にはいけそうになく、個室の浴槽に湯をはってはいった。

「今度、温泉にでもいこうか」

「お前のおごりなら」

「なら決定だねぇ。どこがいいかなぁ」

うきうきわくわくといった京楽の頭をぽかりと殴って、浮竹はため息をついた。

「はぁ。これからお前と何年生き続けてこんな関係を保っていくんだろうな」

「永遠だよ」

「永遠なんてない」






「好きだよ、浮竹」

始めて、そう言われて数百年の時がたっただろう。

常に背中を任せて戦闘に出た。いろんな体験をした。先生こと山じいに怒られ、隊長まで登りつめても関係は変わらない。

どちらが上というのはない。

力は拮抗している。尸魂界で、2つしかない対をなす斬魄刀をもった京楽と浮竹。

「ああ、俺も好きだぞ、京楽」

今では、恥もなくいえる。

すでに他の隊員や隊長、はては山じいにまで知られてしまっている。隠すことのない京楽に、逆らうように誤魔化してきたが、何度も遊びにいったら朝帰りで、しかも隊長羽織を互いに間違えているようなこともある。

公認カップルになっているが、彼らをからかう者はせいぜい夜一くらいのものだろう。

「髪、長くなったねぇ」

京楽が、さらりと流れる白い長い髪を手ですくいあげた。

「誰かさんが、短くするとうるさいからな」

「はてさて。誰だろうねぇ」

髪に口づけして、京楽は笑った。

「酒、のまないかい?」

「こんな朝っぱらからか?」

「たまにはいいじゃない」

「まぁ、な。今のとこ、何もないようだし。仕事も片付いているしな」

浮竹は今日の分の仕事を早朝に終わらせているが、京楽は仕事がたまっていて、七緒に怒られてばかりだが、二人の仲を引き裂くようなことはしない。

「ん~好きだよ浮竹ぇ」

「暑苦しい!離れろー!」

尸魂界は、今日も平和だった。


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お久しいなぁ。

かなり久しい。

ブリーチの京楽×浮竹にまたはまってしまって、小説をかきだした。
サイトでUPするかわからんけどプログにはUPする予定

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あー

2018年秋。

最後の小説更新は去年の12月

終わっとるwwww

ペット新しくデグーかったけど逃走したり噛みまくらたりえらいことになった。

ピアノの下に逃走して捕まえるのに6時間かかった。

親父が近所の人に助け求めてピアノ動かすことになってたけど、自力でゲットできた。

デグーゲットだぜ!

ファンシーラットもかった。説明文、ドブネズミを改良したもの。泣けるw

親父はピアノの底の隙間に二度とデグーが入れぬように、家になぜか置いてあった廃材の木の板とガムテープで穴の隙間を固定して、もうピアノの下にはハムスターもいけないぜ。

死んでいくハムスターもいれば買ってきた子もいるし今繁殖させようとペアにしてる。

冬までに生まれてきてくれたらいいんだけどね。

2回流産でメスが死んだから、その時ペアリングしてたオスはケージに戻してもうペアリングには使わないことにした。

ひゃっほい3連休だぜーとか

あんまり思わない。

仕事しに行きたい。暇だし。

スカイプチャンネルにまた投稿して誰か適当なチャット相手でもみつかるかw

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最近の生存活動

最近は小説家になろうのサイトの小説を読んでいます。

文庫本になった小説をただで読めるのでお得!

無色転生、転生したらスライムだった件、これがゲームだと俺だけが知っている、八男てそれはないでしょう、堅実をモットーに生きています、盾の勇者の成り上がりなど。


最近までは盾の勇者の成り上がり読んでました。

これけっこうオスすすめ。

あとコミカライズにあわせて読み終わったらコミックも買って読んでます。

盾の勇者ーは9巻まで買いそろえました。

今はLV999の村人って小説読んでます。

創作活動もしないといけなんだけどなwww

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更新

携帯サイトのほうで更新しています。
こちらの更新履歴にはのせていません。

現在「転生したら極貧魔王だったYO!」

  「ヴァンパイアでも好きなものは好き」

を連載中です。
恋愛もの苦手なんですけど長編でかいてみようと足掻いております。

携帯サイトでも更新したものを更新しましたと書いておりません。

小説のところにいって更新されてる分は気まぐれに更新されているので、まぁその時の気分しだいです。

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ラグナ

いつもやっているMMORPGのラグナロクオンラインへのやる気がほぼなくなりました。

課金はしていますが半休止状態。

GVGにもでていません。

今は転生したらスライムだった件を呼んでいます。

その前は無職転生ー異世界いったら本気だすー

なんか

打ってる小説の転生したら極貧魔王だった件とかぶってるのでタイトルをなおしたいのですがなおしかたがわからないw

(´Д`)

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徹夜

昨日完徹したというのに眠れません。

8時半に薬のんで10時半におきた。

10時間寝たいよう。

薬かえてもらわなきゃいけないのかなー。

とりあえず、今日は病院です。

6時からの予約なので行かなければ。多分血液検査あるでしょう。

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無題

携帯サイトの小説を更新しています。
こっちのHPの更新は気まぐれにガンダムOOのSSをうっています。

異世界転生~姫の中身はおっさん~

日間ランキング666位という数字をいただきました。

ありがとうございます。

正直どうなんだろこれって思うのですが、読んでいただけると嬉しいです

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重なってるだろ

異世界転生~姫の中身はおっさん~

全444Pにて完結。

大分思ったより違うストーリーになった。
人間の少年3人の登場の意味があんまりなかったw

魔法のIランドで769位かのランキング(1日の)いただきました。

ありがたいことです。

それだけ読んでいただけるのは恐縮ですが、面白いかどうかは自分でもわからない。


イケメンに囲まれた人生の危機であるも完結しました。

これ以上、小説を増やせないので1つ削除。

新しい小説、転生したら極貧魔王だった件追加。

これもプロットなし。

シャナの欠片Ⅱとなんか似てる。

シャナの欠片Ⅱのほうを先に完結させとかないといけんかなww

ちょっと2作完結させて、創作の神が出て行った。

次はどんなストーリーにしよう・・・・・

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思い通りに

思い通りにいかないのが創作というもの。

昨日打ったプロットと大分違ったストーリーの軸ができました。

コルド編を追加予定。

運命の神に負けるかどうかは未定。

とりあえず、天界につきました。

ほぼ会話だけで、最低限の表現しかしてません。

加筆修正します。

今日中には、もちっとましな小説になっているでしょう。

多分、大幅加筆修正をEND後に行うために、P数は500P前後を予定しています。

外伝も考えています。

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プロット

連載中の

異世界転生~姫の中身はおっさん~のプロットのようなものです。
ネタバレ厳禁。

あくまでプロットのようなものなので変わる可能性大。
いつもプロットなしで勢いに任せて打っているので、ストーリーがどうなるか作者にも分からないです(笑)




西の魔王フェス・ニタリア

魔王ナルドを抹殺しようとする。

ニタリ・フェスに扮したフェス・ニタリア。オカマ。

シルルアージュ達、撃破。

シルルアージュ、北の魔王ラシエルにさらわれる。

ラシエルとシルルアージュの結婚式が行われる。

シルルアージュ飛び降りる。

翼をはやして受け止めるナルド。

南の魔王、コルド出現。ナルドと一騎打ち。ナルドの勝利。コルド、運命の神にのっとられてこのままではエトラの世界は救われぬと断言。


聖地へ。

天使の肉を食らい、天使となったシルルアージュ達。天界へ。


破壊神ギヌス、すでに狂っている。
殺すしかない。シルルアージュ、ギヌスの主人格を滅ぼす。同時に、ギヌスの肉体も滅ぶ。

エトラの世界を締め付けていた破壊神ギヌス消滅。エトラの世界は救われたかに見えた。

ギヌスの死によって、封印が解けた運命の神出現。

全てが思い通りだったと嘲笑。


運命の神に戦いを挑むも、負けるシルルアージュ達。

運命の神を殺せばナルドも死ぬ。

シルルアージュ、選択を強いられる。

ナルドと共に運命の神を滅ぼし、エトラの世界を救うか。ナルドと共に運命の神を生かし、エトラの世界が滅ぶのを見届けるか。

女神リラ、降臨。

シルルアージュの肉体に宿る。

運命の神を滅ぼす。ナルド、一度死す。だが、リラの手により再生。

シルルアージュ、宴の裏で幕をを引くリラに戦いを挑む。

女神リラ、シルルアージュを元の世界に返す。

石切和人、地球へ戻る。

石切和人、自ら死を選ぶ。再びエトラの世界へ。


ナルド、イェルガ、カル、ラザと共に再び天界へ。

リラに最後の戦いを挑む。

リラを封印し、エトラの世界を救う。

ナルド、シルルアージュと居ることを選ぶ。ナルド、魔王をやめる。

ラザ、イェルガ、カル、自国に帰る。

シルルアージュ、魔大陸にて冒険者に。側にはナルドの姿が。

エピローグ。

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