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只今

只今モバイル

金色のアリア携帯サイト中心に更新しております

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夜10時におきた。
もうだめだああああ。

3時にクスリのんだらまたいつものおう吐
それから4時間ごろごろごろごろ

怒られながら薬のんで明け方の7時にねた

朝方に携帯小説の続き12Pくらいうっていまもう何もする気がおきないアー

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ジャボテンダーでしばかれた(3期)

朝起きると、ティエリアがロックオンの顔にジャボテンダーをめりこませた。
めきょって、音がした。凄い音が。
ロックオンの意識は、そのまま眠っていた時と同じ闇に落ちていく。

そもそも、何故朝っぱらからジャボテンダーに殴られないといけないのか。その変が非常に謎だった。
一人、プンスカ怒ったティエリアは食堂で珍しく、ジャボテンダーを正面において、ロックオンを伴わない朝食をすませ、そして残った、きらいな原型をとどめる貝の味噌汁を、だんと、刹那のトレイにおいて、大股で去っていく。

「兄さん、何やらかしたんだろうな?」
「さぁ?」

ライルは、アニューと一緒に食事をとっていたし、刹那はフェルトと一緒に食事をしていた。カウンター席ではアレルヤとマリーがやっと起きてきて、席についてBランチ定職を注文したばかりだ。

「さぁねぇ、何かやらかしたんじゃないのお~」

一人、ニヤニヤとした笑みを、ティエリアと同じ顔で浮かべるリジェネ。リジェネは、ロックオンを助けずっと匿い続け、死んでしまったアニューも再生させた。意識体となれるイノベイターにとっての死は、その意識の死である。体を失ったティエリアと自分の肉体さえ、イオリアが隠していた研究所の中にあった、予備用のツインの肉体に意識体をすべりこませ、ティエリアとリジェネは復活した。
肉体をもたず、ヴェーダの中に閉じこもっていた二人であるが、再会を願うティエリアの仲間の望みを叶えてやった形になる。ついでに、自分とアニュー、かくまい続けていたロックオンまで、CBの皆は邂逅し、まるで争いなど始めからなかったかのような、至福に満ち溢れた世界。

それを作り出したのは、リボンズに撃たれ、一度は肉体を失ったリジェネだ。

リボンズが予備の肉体をもち、それに意識を宿らせたように、リジェネにも同じことができた。だって、リボンズは知らないだろうけれど、イオリアのかわりにリボンズを創造した、リボンズだけの神はリジェネだったのだから。
リボンズはイノベイターには向いていなかった。自らを神と名乗り、世界を手に入れようとした。

それは、イオリアの計画の中にはない。リジェネもティエリアも、あくまでただのイノベイターとして生きている。それは、純粋種として覚醒した刹那も同じこと。もっとも、刹那は人間であるつもりだろうが。イノベイターでありながら最も人間に近いのは刹那。ティエリアもリジェネも、肉体が死んでも意識体が生きている限り、死は訪れない。だから、二人手を繋ぐようにヴェーダの中に意識を同調させて、ヴェーダの中で生きていた。

ホログラムを使って、仲間の前に現れるティエリア。

いい加減、ヴェーダで眠り続けるのも飽きた。ロックオンが生きていることを知ったティエリアは、自分から予備の肉体、ナンバリングがされてあり、未だに母なる羊水の中に漂っていた、意識をもたぬティエリアたちの中の一つにその意識体を宿らせて目覚め、復活した。ティエリアがそうするならと、リジェネもあとを追った。アニューの場合、CBのトレミーに迎えにこられるまでに、イオリアの研究所でアニューと同じ姿をしたイノベイターの肉体を見つけ、その中にすでにアニューが、産声をあげるが如く宿っているのを見つけたのは偶然だった。
彼らが見つけなければ、アニューは宇宙で死したまま終わっていたであろう。

同じ顔をしているのに、シンメトリーを描きながら酷く小悪魔めいたリジェネの美貌は、ティエリアのもつ美貌とは180度反対のようなもの。
純真というものをいつまでたっても失わないティエリアは、リジェネのツインにして、最愛の人。

「ティエリア、まってよ~」
リジェネは唇の端をつりあげ、ニマニマするのをなんとか手で覆って隠して、ティエリアの隣に並んで歩いていく。リジェネが着ているのは、ティエリアと同じ紫を基本とした制服だ。
髪型が違わなければ、誰もティエリアとリジェネの見分けなどつかないだろう。
もっとも、リジェネは尊大すぎて、それが表情に出ているので、僅かな違いで気づく場合もあるが。

「ああ、ロックオン。おはよう」
ティエリアの腕に腕を絡めて、リジェネはやっと起きてきたロックオン、ニールを見ると、舌を出す。

「リジェネ、何をしたあああ!」
「べっつにー。なんにも~?」
にやにやにやにや。
そんな笑顔を浮かべるリジェネ。綺麗なのに、勿体ないとみんな思う。
その笑みのせいで、ほんとに人間性が悪い人間にしかみえない。いや、リジェネの性根はそんなものだろうけれど。

「待ってくれ、ティエリア!」
めきょ。
ロックオンの顔に、またジャボテンダーがめりこんで、ロックオンは床でのたうちまわる。その背中をわざと踏んづけて、リジェネはティエリアの後を追っていく。

ロックオンは、それでも二人の後を追った。
ティエリアとリジェネは、ロックオンに追い詰められて、袋小路に。

「あなたは!火星のタコは白いスミを吐くといった!だから、僕もそうなんだと、火星タコは白いスミを吐くとメモをして、生態を探るべく研究をしていたのに、これを見ろ!」
ティエリアが見せたのは、小さなホログラムの映る機械。
それに映し出されたのは、奇妙な形をしているが、何故か頭の部分に「火星」って文字を書いたタコのホログラム。スミをはいた。すみは真っ白でなく、真っ黒でもなく、緑だった。

「はい?」
ロックオンはまだ状況が読めていない。
「リジェネが、火星タコのホログラムを秘密裏に手に入れたと、これを見せてくれたのだ!スミの色は白ではなく、ジャボテンダーさんと同じ緑ではないか!」
「ああ、緑だな」
そのホログラムは、しつこく緑のスミを吐いていた。足は20本くらいありそうで、凶暴な目つきをしている。
体は赤くなくて、どちらかというと黒い。

「あなたは僕に嘘をついた。だから、ジャボテンダーさんでしばいたのだ」
リジェネのように、尊大にふんぞりかえるティエリア。ああ、どこかリジェネに仕草まで似てきた。

「や、宇宙フグが実はグランジェ7でもとれるんだってさ!今から釣りにいく計画でも練ろうぜ!」
「ほ、本当か!幻の宇宙ふぐが、この目で見られると!?」
目を輝かせるティエリア。ふらりと、その体は自然とロックオンのほうへ。
「そうそう、善は急げだ!」

すでに火星タコの生態から宇宙フグに興味を移したティエリアの矛先を、元に戻す方法はリジェネにはなかった。せっかく、一晩かけてそれらしいホログラムのプログラミングをしたというのに。

「くそ、ロックオンめ覚えていろ」

生態が謎でできているティエリアは、言い出すことも謎が多い。
それを理解できなくも、付き合うのは愛というもの。
そう、ジャボテンダーが生きていると信じてるくらいなんだから。

阿呆なのはティエリアだけでない。ロックオンも阿呆。そして手の込んだしかけまでするリジェネも阿呆だ。
これ、完全な三バカトリオ。
ジャボテンダーをうならせて、それでばしばしと叩かれながら(多分ティエリアの愛情表現)、ロックオンはティエリアを自分の部屋にいれて、ざまぁみろリジェネに、子供のようにほくそえむのであった。


 

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シャナの夢

心臓の鼓動がとまっても、夢は終わらない
シャナの世界の夢は続いている
そう、彼女が夢を見続けているように

彼女の存在は夢か現なのか
まだ不確かな存在

彼女は夢を見ている
シャナの世界の夢を

だから、俺は生きる
彼女の夢を覚まし、彼女と生き守り
そして彼女を元の世界に戻すために

          シャナの夢
             夢見る金の天使

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=19

60Pちょいまで執筆中
金の翼に沈む世界リメイク作品、プロットなし異世界恋愛ファンタジー

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絵を

絵をかくことすらぜずOO小説も3日に1回くらいでやってるのは携帯サイトのオリジナル小説の執筆。
申し訳ないような気もしつつ、どうせ自分のサイトだから好きにすればいいわふふんとか開き直る。

 

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ありえないのを

金の翼に沈む世界、100Pちかくまでうってたけど削除った。
リメイクしたのを執筆中。

ぶっとびすぎてないものにしてみた。

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シャナの欠片のほうは、2章から一人称なのですサチさん。
はじめの1章はまだ主人公がでていないので三人称です。
軽いのりなのでうつのにあんまり頭いらないのが楽ですな。

そういう今日は夕方6時におきた自分。
反転しまくり生活。

今日はやっと4P目の終わりまで読みかけた小説の続きよんできます。
異世界BLなんだけど長い長い。
でもけっこう面白い。

暇人がいつも新作みてる推薦サイトからぺらぺら選んで読み始めたんですけど。
3日でよみましたとかいってる人がすごい。
3日かけて3Pしかよめなかった。
1Pに4時間かかるまじながいw

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無題

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=18


「シャナの欠片」

3日打ってた異世界トリップは、なんだかぶっとびすて、普通受けしなさそうなので、まったりいくことに。
かわりにかいてみた、同じシャナの世界舞台の異世界トリップ恋愛もの。
多分ファンタジー?

王の近衛騎士×女子高校生

題名はかえそうだ。
携帯サイトの恋愛小説にありがちな、一人称の小説。
いつもの自分のスタイルとは違うけど多分読みやすい。ギャグですな

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苺と刹那(3期)

じっ。
まるで、昔のティエリアがそうしていたように、刹那のトレイにのせられた、砂糖のかけられた甘そうな苺を食い入るように見るめるフェルト。
凝視している。
あまり多くはないが、それでも二人で会話していたのだが、夕飯に苺がついてきたのを知って、フェルトは苺を見つめ続けた。

「・・・・欲しいのか?」
ぶんぶんと、フェルトは首を横に振る。
ティエリアと違い、感情を素直すぎるほどに露にできないフェルトは、恥ずかしくなって頬を赤らめた。

「遠慮することはない」
「ううん、違うの」

少し離れた席では、昔のように、ニールの分まで苺を頬張る制服姿のティエリアがいた。
至福らしい表情を浮かべている。
あんな風に、素直すぎるのもあれかと、刹那も思う。
あそこまでいくと、フェルトまで生態が謎な人物になってしまうではないか。
かのティエリアは、ぶんとジャボテンダーを昔のように振りかざして、それをロックオン、ニールの顔にめり込ませていた。
嗚呼、愛とは恐ろしいものだと、あの二人を見ていると時に思う。

「ただね。苺の真っ赤な色が、刹那の瞳みたいだって、見とれてた、だけだから」
自分の分の苺をフォークにさして、一口。
「甘いわ」
「そうか。俺の分もやる」
フェルトの言葉に、刹那は微笑んだ。

昔、戦場では血の色だと罵られた、この赤。
ティエリアも同じような色をしているが、あちらはオレンジの色が明るいガーネット。
鳩の血の色とされる、ピジョンブラッドのルビーの瞳をもつ刹那は、自分の瞳の色が時折嫌いになる。まるで、殺してきた人間の血が、瞳に凝縮しているような錯覚を覚えて。

少し、子供っぽく笑う刹那に胸をときめかせて、フェルトが刹那にもらった苺を、結局食べてしまうのであった。
 

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苺と106回

じっ。
じーーーー。

夕食のトレイの皿に盛られた、果物である苺を食いいるように見つめるティエリアのその目。
もう、ほんとに苺しか視界に入ってないんじゃないかってくらいに。
それに、砂糖を少しふりかけるロックオンの手を、今度はみる。

じっ。
じーーーー。

フォークがゆっくりと動く。
苺にさされたフォークは、ロックオンの口に入ろうとして、そしてあまりの視線に耐えかねたロックオンがティエリアの口の前にもってきた。

「いいの、ですか。あなたの苺です」
「苺くらい、なんてことねぇ」

そういいつつ、久しぶりに出された苺の甘い味を味わいたかったのは本心である。
さくっとさすと、ティエリアは子供みたいに口をあけてそれを待つ。
すでに彼は、自分の分の苺を平らげたどころか、アレルヤと刹那の分の苺まで、食い入るように見つめ、根負けした二人に苺をのせた皿をもらって食べてしまった。

3人分を食べても、まだ足りないのか。
どれだけ果物が好きなんだろうか。
今日、夕食に出されたのは、ティエリアの嫌いな原型を留めた焼き魚定食。

「こんなもの、人が食べるものではない!」

そう断言して、ぺっと、丸焼きにされたサンマをロックオンの皿にのせた。
お腹も多分、食べていない分減っているのだろう。
昔のように、ビタミン剤や栄養ドリンク、ゼリー状のサプリメントで夕食をすませていたことを考えると、好き嫌いくらい容認してやってもいい。ああ、兄貴泣かせのティエリアの生態。
未だに一部謎に包まれている。

ジャボテンダーに殴りかかり、何をしているのかと聞いたら、ワルツの練習ですとまじめな顔で返されて、答えに戸惑った。
未だに生態は謎に包まれている。
ほぼ24時間一緒にいるというのに。

「ごちそうさま」

トレイを片付けて、ティエリアは隣の椅子に座らせていたジャボテンダーを振り回し、それでアレルヤの頭を殴った。

「ちょ、何するのさ!」
飲みかけだったコーヒーを少し零してしまったらしい。

「ジャボテンダーさんが、僕の分までお礼をいっていたのだ。ありがたくうけとれ」
ばしばしと、アレルヤの頭をジャボテンダーで殴る。
愛情なのだろう、多分。
多分。

ここにドクター・モレノがいれば、聴診器を内臓や心臓ではなく、ティエリアの頭にあてたことだろう。

「いきましょう、ロックオン」
ばしっと、ジャボテンダーで背中を叩かれながら、苦笑する。
「ティエリアの生態は、いつまでも謎だなぁ」
「な。僕を、宇宙フグや宇宙人やバルタン星人や火星に住むタコと一緒にしないでください」
その言っている内容を理解するのも、かなり根気と努力がいるが、ようは阿呆とその一言でしめくくれば終わる。ロックオンも同じ阿呆。

朱に交われば紅くなる。
まさに、その通り。

「火星のタコは白いすみをはくんだ」
「ほう。新発見だ。メモっておかなければ」
IQは180をこえて、その知能の高さはCB一。プログラミングなどの難しいことを任せるにはティエリアに限ると評判なのに。戦術予報の補佐までできる彼は、頭はいいが阿呆だ。
常識というものを、生まれた時に欠落してこの世に誕生したんだろう、多分。
ロックオンはそう思うことにした。
これで、そう思うことにしたこと、106回目だった。
 

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ばっど。

よくわからんが、ブログのカウントがよくまわる。
くるくるくるくる。

OO小説打とうとしてオリジナルにいく自分が情けない。

かなり自分本位でぶっとんだの打ってます。
長編より短編が分かりやすいっていうか読みやすいみたいだ。
まぁ創作はすごい時間費やすのでむだに寝てたりしなくていいのでまぁいいかと。
 

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鬼のように打ち続けて

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=17



その世界には、伝承があった。

金の天使が羽化する時、全ての命が花開き芽吹くだろうと。

遠い遠い、今は神話になってしまったお話。

金の天使なんて、この世界に存在しないのに。

天使なんていないのに。

金の天使の吐息で、選ばれた人間は神になれるんだ。

小さい頃、母が語って聞かせてくれた童話にも、そんな内容が含まれていた。
いい子にしていれば、金の天使が迎えにやってきて、永遠の国につれていってくれるよって。

何歳の頃の記憶かな?

忘れてしまったよ。

「ランジュ!」

名前を呼ばれて、ランジュは眠たげに目を擦る。すると、どっと教室中から笑いの声があがって、ランジュは慌てて前を向くがもう遅かった。

「ランジュ・オールラ!何度目ですか!この授業で4回目ですよ!神話分野を選択したのはあなたでしょう。課題を言い渡します。明日までに提出なさい!」

神話分野担当の授業監督、美人で有名だけど、性格もそれに比例するかのようにきついと有名な授業監督に怒られて、そのあと監督室に呼び出され、こてんこてんに怒られたランジュは、ごっそりと課題を出されれて大きな溜息をついて、廊下を歩いていた。

ここは、エルバスタ魔法高等学院。ランジュは、その1年生だ。今年で、16歳になったばかり。魔法学科に進みながら、全く魔法の才がないことで有名な彼は、前半期の成績を落第すれすれで合格した。
魔法の腕は小学院の子供より劣る。だが、頭脳は優秀で、それで落第は免れていた。本来なら、通常の高等学院に進めば首席をれるだろうに。

彼を見守る教師の位置にある授業監督たちは、ランジュに通常高等学科への移籍を薦めてくるのだが、肝心の彼は魔法学科に通うことを親から強制的に決められいて、首を縦にふることなかった。
 

魔法学院の魔法学科の成績は、魔法と魔力の高さ、それにちなんだ知識で決まる。
魔法の使えない生徒など、いくら頭がよいといっても、落第寸前の成績しか出せない。

好き好んで、魔法も使えないのに魔法学院の、よりによって魔法学科に進む生徒なんていやしない。

ランジュのような人間以外は。

貴族たちが多く魔法学院を通う中、ランジュも例外にもれず貴族であった。といっても、貴族の親が名誉ほしさに、孤児院から子供を養子に迎え、立派な魔法士に育った子供を王宮に遣わせることが、出世のチャンスであり、そんなことのために孤児院の子供は貴族に引き取られていくこの世の中。

ランジュの親も、そうして孤児であったランジュを引き取った、王宮に遣える文官の一人。無論貴族だ。下級階級だが、すでに引きとって成人させたもう一人の孤児が、魔法士の中でも際立って腕がたち、魔法団長にまで登りつめたこともあって、ランジュの義理の父は、下級貴族の出身ではありえない、王国の歴史でもはじめての外交大臣という輝かしい地位についた。

そのせいか、ランジュは義理の父に見向きもされない。
魔法学院高等部に通わせてはもらっているが、それさえもランジュ自身の意思ではなかった。
 

「えーと。金の天使が羽化する時世界は花開き、命芽吹く?」

課題の一つを広げながら、休み時間の校舎を歩いていると、友人のセレカに肩を叩かれた。

「やあ、ランジュ。課題、よければ手伝うよ?」

「いい。自分でする。これくらい自力でできる」

「そう。ならいいけど」

セレカは貴族に多い、銀の髪を風に翻して、自分の教室に戻っていく。ランジュの髪は茶色だ。貴族や王族の血を引く、れっきとした少年少女は銀髪か金髪が多い。

その中で異色を放つランジュの茶色い髪は、彼が貴族の、親の出世のための道具として、孤児院から引き取られた哀れな存在だと無言で告げていた。

「こんな古臭い課題今更出されてもなぁ」

ランジュは、もうここ数年、義理の父も母の顔も見ていない。かろうじで与えられた館に時折顔を出す、血の繋がらない兄にして、魔法団長をつとめるランサールと、顔を合わせることがあるくらいだ。
あとは侍女とかそんな人ばかりの顔しか見ない。

悲しいとは思わなかった。
飢饉が起きると、真っ先に弱い者から死んでいく世界の理の中、孤児院にずっといれば成人できるかどうかも分からない。

貴族に拾ってもらえれば、どんな扱いを受けようが、たとえ愛情を全く注いでもらえなくても食べて、生きていくことができる。

粗末なベッドで空腹で眠れない夜を何日もすごしてきたランジュにとって、今の生活はもう手放すことのできない楽園のようなもの。年長者の暴力に怯えなくてもいいし、食料を奪い合う喧嘩もない。

落第せずに、とりあえずは魔法学院高等部を卒業し、それから身の振り方を考えよう。
まだ若いんだから。
義父も、館を追い出したり、捨てるような真似は、みっとも
ランジュは、学校の中の図書館に篭って、課題の半分を終わらせてしまうと、待っていてくれていたセレカと一緒に少し外を散策して別れた。

セレカのような、生粋の貴族、しかも他国の皇族の血の流れを組む様なお坊ちゃまには、学校の付近に大きな館が建てられており、寄宿施設もあるが、大半の少年少女はそういった、学校近くに建てた屋敷にもどっていく。

ランジュにも与えられた館があるが、少し歩かなくてはいけない。
セレカの屋敷は代々、王族が使っていたものを買い取ったらしい。まぁ、セレカの父親ならしそうなことだ。
セレカの父は、彼にとても甘いから。

ランジュもそうだが、セレカも名前の響きから少女に間違われるが、れっきとした少年であった。もっとも、セレカは本当に美少女みたいで、同じ少年なのか疑わしくなるときがあるけれど。

ランジュの瞳の色は蒼。容姿は上流貴族の子弟といって通用できるくらいに麗しいが、しょせん見た目などなんの力にもならない。拾われた孤児であれば。貴族の血をきちんと引いていれば、容姿は武器になるだろうが、ランジュには無意味なものであった。
 
ないのですることもないだろう
ランジュは、学校の中の図書館に篭って、課題の半分を終わらせてしまうと、待っていてくれていたセレカと一緒に少し外を散策して別れた。

セレカのような、生粋の貴族、しかも他国の皇族の血の流れを組む様なお坊ちゃまには、学校の付近に大きな館が建てられており、寄宿施設もあるが、大半の少年少女はそういった、学校近くに建てた屋敷にもどっていく。

ランジュにも与えられた館があるが、少し歩かなくてはいけない。
セレカの屋敷は代々、王族が使っていたものを買い取ったらしい。まぁ、セレカの父親ならしそうなことだ。
セレカの父は、彼にとても甘いから。

ランジュもそうだが、セレカも名前の響きから少女に間違われるが、れっきとした少年であった。もっとも、セレカは本当に美少女みたいで、同じ少年なのか疑わしくなるときがあるけれど。

ランジュの瞳の色は蒼。容姿は上流貴族の子弟といって通用できるくらいに麗しいが、しょせん見た目などなんの力にもならない。拾われた孤児であれば。貴族の血をきちんと引いていれば、容姿は武器になるだろうが、ランジュには無意味なものであった。
 


続きは携帯サイトで。



 

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日付が。

日付がかわって、眠っている時間をのぞいて24時間、打ち始めて経過しました。
現在64ページ目。
読み直しは35Pくらいまでしかしてません。

いつもながらに大量に打ってます。
文字うちの神がまいおりた~。
全然途中も結末も考えてません。

とりあえず、ルリを守って元の地球に戻る方法を探す旅。みたいな。

複線はまたはっていかなければ。



 

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(oo)

(oo) ・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・携帯サイトいじってました。昨日日付が変わって、何気なしに打ち出した小説。うーんうーんといいながら打っていく。

無論プロットなんてありません。

金色がなんかサチさんの万年樹の旅人のイラストを思い出しました。あの背中の木が翼なら、ルリだー。
いや、あんなナイスバディじゃないけどね!
中学2年生だから14歳か。
まだそこらへん書いてない。

打つのだけは早い。なんとなく、月明かりの下で~とはちょっと違う世界で、異世界トリップ、主人公は中学生、それを守るのは少年。予定では青年だったが仕方ない。かいていったら少年になった。
初めは最初に登場させたセレカをすでに謎の位置にもってきて、やべぇはやく複線はりすぎたとやめた人。
かきながら過去の内容改稿する人なのでどんどん内容がかわる!
一応読めますけどまだURLはここには晒さない人。

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遠い未来の結末

あふれ出る血が、こんなに美しいと思ったのは久しぶりだった。
シンメトリーを描く双子は、宇宙に戻りそれからまた何年か時が静かに過ぎていった。

「ねぇ・・・・僕は、ニールの元にいけるかな?」

いつものように、地上に食料を買い出しに降りてきて。
茶色の髪に、翠の瞳の青年を見て、ティエリアはリジェネをおいて駆け出した。
走って、走って、走って。

車のクラクションがなる音が、やけに大きく響いた。

「ニール・・・」

びっくりして振り返った青年は、確かに似ていたけれど、ニールではなかった。
それはそうだろう。もう何百年、いや千年以上も前にニールは宇宙で散り、その24歳という若い生涯を閉じたのだから。
悲しみにあけくれたのは、CBを率いていくまでの4年のうちの1年間だけ。
心の奥でいつも涙を流しながら、けれどニールと一緒に歩んでいるのだと信じて、前を向いてつき進んでいった。
どんなに戦況が酷くなろうと、前を向いていた。
いつも、いつも。
弱音を吐くこともあった。
刹那を比翼の鳥の翼として頼り、刹那の影にニールを見出そうとしていた時期もあった。
ニールの双子の弟ライルを見て、彼ではないと呟き、けれどどこかでライルをニールに重ねていたのは事実だ。

もう、遠い遠い、遠すぎる過去の記憶。
古すぎて、バッテリーがきれた機械みたいに、記憶からいったん削除された。

「ねぇ・・・僕はもう終わりみたい」
白い純白のケープが、血に染まっていく。
「やだよ!僕を一人にしないで!」
黒いケープを羽織り、血だまりの海の中に沈んでいくティエリアを、胸にかき抱いて、リジェネは泣きじゃくった。
「嫌だよ!一人は嫌だよ!!」
ポロポロと、ティエリアと同じガーネット色の瞳から涙があふれ、ティエリアの胸に吸い込まれていく。

「早く、救急車を!」
慌しく騒ぐ周囲。喧騒。
それからさえも二人は隔絶されて、世界で体温を共有しあい、吐息を零しあう。

「リジェネ。僕は、ニールの愛を覚えている。彼の元にいきたいんだ。召されたい」
「僕をおいていかないで!」
真紅に染まっていく白いケープごと、ティエリアをかき抱いて、リジェネは顔を歪ませた。
ああ、綺麗な顔が台無しだ。
ティエリアは、手を伸ばして、リジェネの涙をふき取る。

血を流しすぎたせいか、視界がどんどん暗くなる。
ティエリアは喀血した。
空を、白い鳥が飛んでいく。紺碧を裂く、白。
その姿はどんどん大きくなって、ティエリアの目の前にきて、微笑んだ。
「やっぱり、きて、くれた・・・・・」
ティエリアが微笑むと、その白い鳥も、翠の瞳を慈しみに満たせて、腕を広げる。
冷えていく体温が、暖かくかんじる。
広がっている自分の血が、とても綺麗に見えた。
まるで、刹那の瞳みたいな真紅。

錆びた鉄の匂いと味。
それさえも忘れるような、至福。

緩やかにウェーブを描く茶色の髪。エメラルドみたいな翠の綺麗な瞳。右目を隠す、黒いアイパッチ。どこかくたびれた衣服。手を覆うグローブ。
唇が動く。

(おいで)

「はい・・・」

誘われるように、ティエリアの目はそちらの方角ばかり見ていた。

(おいで、また一緒に愛し合おう)

「そうですね――」

ティエリアを揺さぶり動かすリジェネの声も、もうティエリアには届かない。
視界が黒から暗転して、真っ白になっていく。
まるで天使の羽毛に包まれたように、ふわふわと。
真っ白な世界で、ティエリアが愛した、その人は手を広げてティエリアを抱きしめた。

(おかえり)

「ただいま」

この時を千年以上待っていたんだ。
そう、僕は。
僕は、このために生きていたんだろう、多分。
幸福すぎて、もう言葉も出そうにない。

「僕は、一人はいやだもの」
残されたリジェネは、護身用に隠し持っていたサバイバルナイフを取り出して、喉の動脈を自分で掻き切ると、ティエリアの上に重なるように倒れた。
「早く、蘇生処置を!」
「こっちはもうだめだ!体が冷たすぎる!死後硬直がはじまってる!」
「こっちもだめだぞ!これじゃあ助からない!」
遠くから、救急車の音が聞こえたけれど、もう二人の耳には届かなかった。

真っ白な世界で、ニールに抱かれたティエリアは、一度真っ白な世界に降り立つと、シンメトリーを描くリジェネを抱擁した。二人で手を繋いだ。ティエリアのもう片方の手はニールが繋いでいた。ニールとそして刹那やライルやアレルヤや・・・たくさんの仲間に包まれて、二人は白と黒のケープを翻し、紫紺の髪を靡かせて音もなく歩き出した。

さぁ、歩こう。
未来ではなく、過去を。
失ってしまった記憶のロードを。
さぁ、歩こう。
やっと終わるのだから。
終焉が、こんなに愛しい。
さようなら、地球。僕らが生きた、水と緑の星。
アダムとイヴのように、ティエリアとリジェネは地球の記憶を垣間見ながら、仲間を追っていく。

さようなら。
永遠の安息あれ。
遠い未来の子供たちに。
地球は、もう見守らなくても、自分で廻っているのだから。

さようなら。


 

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