稀人と皇太子4
一護とルキアの婚姻が半年後に決まった。
問題は、正妃となれるかであった。亜人である有翼人のルキアは、正妃でなくともいいと言うので、ひとまず第一夫人として一護と婚姻することになった。
ルキアは幸せを手に掴んでいた。
一護に毎日愛されていた。
浮竹や京楽もお祝いしてくれた。
ある日、一番の障害となる一護の正式な婚約者、パール王国の第一王女リアネットが訪問してきた。
「一護様」
「リアネット姫」
一護は、リアネットと1週間親密に過ごした。
ルキアは距離を置いて会いに行きたくないと我儘をいうが、一護がルキアをリアネットと会わせた。
「朽木ルキア。俺の第一夫人で、正妃になる予定だ」
「あら、亜人の正妃なんておかしなこと。一護様の正妃になるのは、私と決まっているはず」
「お前を正妃にはしない」
「一護様?」
リアネットは、怒り出す。
「国同士のために、婚姻はするが第2夫人だ。正妃はルキアだ」
「正妃は私のためにあるようなものでしてよ?」
リアネットの性格を、一護は嫌っていた。
本当なら婚姻もしたくない。
「第2夫人でも不満があるというのなら、婚約を破棄する。たとえ戦争になっても」
「仕方ありませんわ。第2夫人になりましょう」
その日から、ルキアの食べ物に毒が盛られたり、暗殺者に襲われそうになるという事件が頻発した。
リアネットの故郷であるパール王国は暗殺者、アサシンのギルドがある。
リアネットの仕業であるだろうが、証拠がないので一護はいったんルキアを閉ざした後宮に入れて匿う。
ルキアの姿がなくなり、リアネットは一護の正妃のようにふるまった。
まだ、婚姻もしていないのに。
やがて半年が経ち、一護は後宮に隠していたルキアと正式に婚姻した。
亜人の第1夫人など聞いたことがないと、最初は民たちも訝しんだが、ルキアが癒しの唄を歌うと皆魅了されて、ルキアのことを悪く言う者も少なくなった。
リーンゴーンと鐘が鳴る中、純白のウェディングドレスを着たルキアは美しかった。
背中の金色の翼は美しく、ルキアは羽ばたいて一護の元に向かう。
ルキアの付き人には浮竹と京楽がいた。
「今この時をもって、朽木ルキアを俺の第1夫人とする」
一護は声高々に宣言して、リアネットはやられたと歯ぎしりをした。
ルキアを捨てたと、リアネットは思っていたのだ。
まさか、閉ざされた後宮に匿われていたなんて。
そういえば、一護はたまにどこかに消えていた。ルキアと会っていたのだろう。
「一護様、私とも結婚してくださいましね?」
その1か月後、一護はリアネットを第2夫人として娶った。
まだ正妃は決まっていなかった。
一護は、ルキアだけを愛したかったが、隣国のシドニア帝国は軍事力が強大で、一護のいるソウル帝国と和平条約を交わす代わりに、第2王女のシリアを娶れといってきた。
一護は、国のために仕方なくシリア王女を第3夫人として娶る。
正妃争いは、誰が次の一護の子を産むかで決着がつきそうだった。
一護は、リアネットもシリアも抱いたが、避妊しているなど彼女らは気づいていなかった。
一護は、ルキアを抱きたいと言った。
「わ、私を?」
「そうだ。子を産んで、国母になり正妃となるんだ。今日、お前を抱くぞ」
ルキアは、リアネットとシリアを抱いた一護を、それでも愛しているのでただ黙認していた。
やがて自分の番がくると、パニック状態になる。
「わわわ、私が一護に抱かれる!?子は亜人だぞ!」
「ルキアちゃん、落ち着いて」
「朽木、落ち着け」
京楽と浮竹に宥められて、ルキアは少し落ち着く。
その日の夜、ルキアは一護に抱かれた。
「んっ」
優しい口づけはいつものこと。
深い口づけも、今まで何度ももしてきた。
でも、抱きつかれることはあったが、それ以上のことはされていないので緊張でがちがちだった。
「ルキア、体の力抜け」
「そ、そうは言われても」
ほとんどんない胸をもまれる。
「んあっ」
「いい表情。すげーそそる。リアネットとシリアを抱いた時、お前を想像して抱いてた」
一護は、ルキアの秘所に指を入れる。
「ひあう!」
天上のGスポットをぐりぐり刺激されて、ルキアはいっていた。
「あああ、頭が真っ白になった。なにこれ」
「女はオーガズムでいくからな。絶頂だ」
「絶頂?」
一護は、ルキアを優しく抱いた。
とろとろになるまで愛撫して、いよいよルキアの中に挿入る。
「んあ、いたっ」
「ごめん、ちょっとだけ辛抱してくれ」
男のものを受け入れたことのないルキアの秘所は狭く、ルキアは小柄で華奢な体をしているため、一護のものを受け入れるのは大変だった。
ぶちっと音がして、ルキアの秘所から血があふれ出す。
「一護、血が!」
「処女膜が破れたんだ。大丈夫、優しくするから」
一護は、ルキアの快感ばかりを探ってセックスする。
「ああああ!!!」
ルキアは何度も絶頂を経験して、しまいには潮を吹いていた。
「ん、俺もルキアの中に出すぞ」
「あ、一護、愛してる」
「俺も愛してる、ルキア」
一護の子種を直に幼い子宮に注ぎ込まれて、ルキアは満足そうに眠りに入っていく。
「ルキア、国母になれ。子ができるまで、何度でも抱いてやる。子ができた後も抱くけどな」
一護は、ルキアの頬を撫でて、その黒い髪をいつまでも撫で続けていた。
問題は、正妃となれるかであった。亜人である有翼人のルキアは、正妃でなくともいいと言うので、ひとまず第一夫人として一護と婚姻することになった。
ルキアは幸せを手に掴んでいた。
一護に毎日愛されていた。
浮竹や京楽もお祝いしてくれた。
ある日、一番の障害となる一護の正式な婚約者、パール王国の第一王女リアネットが訪問してきた。
「一護様」
「リアネット姫」
一護は、リアネットと1週間親密に過ごした。
ルキアは距離を置いて会いに行きたくないと我儘をいうが、一護がルキアをリアネットと会わせた。
「朽木ルキア。俺の第一夫人で、正妃になる予定だ」
「あら、亜人の正妃なんておかしなこと。一護様の正妃になるのは、私と決まっているはず」
「お前を正妃にはしない」
「一護様?」
リアネットは、怒り出す。
「国同士のために、婚姻はするが第2夫人だ。正妃はルキアだ」
「正妃は私のためにあるようなものでしてよ?」
リアネットの性格を、一護は嫌っていた。
本当なら婚姻もしたくない。
「第2夫人でも不満があるというのなら、婚約を破棄する。たとえ戦争になっても」
「仕方ありませんわ。第2夫人になりましょう」
その日から、ルキアの食べ物に毒が盛られたり、暗殺者に襲われそうになるという事件が頻発した。
リアネットの故郷であるパール王国は暗殺者、アサシンのギルドがある。
リアネットの仕業であるだろうが、証拠がないので一護はいったんルキアを閉ざした後宮に入れて匿う。
ルキアの姿がなくなり、リアネットは一護の正妃のようにふるまった。
まだ、婚姻もしていないのに。
やがて半年が経ち、一護は後宮に隠していたルキアと正式に婚姻した。
亜人の第1夫人など聞いたことがないと、最初は民たちも訝しんだが、ルキアが癒しの唄を歌うと皆魅了されて、ルキアのことを悪く言う者も少なくなった。
リーンゴーンと鐘が鳴る中、純白のウェディングドレスを着たルキアは美しかった。
背中の金色の翼は美しく、ルキアは羽ばたいて一護の元に向かう。
ルキアの付き人には浮竹と京楽がいた。
「今この時をもって、朽木ルキアを俺の第1夫人とする」
一護は声高々に宣言して、リアネットはやられたと歯ぎしりをした。
ルキアを捨てたと、リアネットは思っていたのだ。
まさか、閉ざされた後宮に匿われていたなんて。
そういえば、一護はたまにどこかに消えていた。ルキアと会っていたのだろう。
「一護様、私とも結婚してくださいましね?」
その1か月後、一護はリアネットを第2夫人として娶った。
まだ正妃は決まっていなかった。
一護は、ルキアだけを愛したかったが、隣国のシドニア帝国は軍事力が強大で、一護のいるソウル帝国と和平条約を交わす代わりに、第2王女のシリアを娶れといってきた。
一護は、国のために仕方なくシリア王女を第3夫人として娶る。
正妃争いは、誰が次の一護の子を産むかで決着がつきそうだった。
一護は、リアネットもシリアも抱いたが、避妊しているなど彼女らは気づいていなかった。
一護は、ルキアを抱きたいと言った。
「わ、私を?」
「そうだ。子を産んで、国母になり正妃となるんだ。今日、お前を抱くぞ」
ルキアは、リアネットとシリアを抱いた一護を、それでも愛しているのでただ黙認していた。
やがて自分の番がくると、パニック状態になる。
「わわわ、私が一護に抱かれる!?子は亜人だぞ!」
「ルキアちゃん、落ち着いて」
「朽木、落ち着け」
京楽と浮竹に宥められて、ルキアは少し落ち着く。
その日の夜、ルキアは一護に抱かれた。
「んっ」
優しい口づけはいつものこと。
深い口づけも、今まで何度ももしてきた。
でも、抱きつかれることはあったが、それ以上のことはされていないので緊張でがちがちだった。
「ルキア、体の力抜け」
「そ、そうは言われても」
ほとんどんない胸をもまれる。
「んあっ」
「いい表情。すげーそそる。リアネットとシリアを抱いた時、お前を想像して抱いてた」
一護は、ルキアの秘所に指を入れる。
「ひあう!」
天上のGスポットをぐりぐり刺激されて、ルキアはいっていた。
「あああ、頭が真っ白になった。なにこれ」
「女はオーガズムでいくからな。絶頂だ」
「絶頂?」
一護は、ルキアを優しく抱いた。
とろとろになるまで愛撫して、いよいよルキアの中に挿入る。
「んあ、いたっ」
「ごめん、ちょっとだけ辛抱してくれ」
男のものを受け入れたことのないルキアの秘所は狭く、ルキアは小柄で華奢な体をしているため、一護のものを受け入れるのは大変だった。
ぶちっと音がして、ルキアの秘所から血があふれ出す。
「一護、血が!」
「処女膜が破れたんだ。大丈夫、優しくするから」
一護は、ルキアの快感ばかりを探ってセックスする。
「ああああ!!!」
ルキアは何度も絶頂を経験して、しまいには潮を吹いていた。
「ん、俺もルキアの中に出すぞ」
「あ、一護、愛してる」
「俺も愛してる、ルキア」
一護の子種を直に幼い子宮に注ぎ込まれて、ルキアは満足そうに眠りに入っていく。
「ルキア、国母になれ。子ができるまで、何度でも抱いてやる。子ができた後も抱くけどな」
一護は、ルキアの頬を撫でて、その黒い髪をいつまでも撫で続けていた。
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