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小説掲載プログ
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クラウド

許されるのだろうか。
俺は。
エアリス・・・ザックス・・・・。






10年以上前の下絵。おそろしす・・・色ぬってみた。何気にいがんでる。修正する気力はなかった。
絵柄がコロコロかわる。ジャンルによって。
でも自分の絵柄は一応ある。

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君は一人じゃない

「もう、大丈夫だね」
エアリスは、ライフストリームの中で微笑んだ。
クラウドはもう大丈夫。仲間が、みんながいるから。
君は、一人じゃない。
「私、もういくね。ザックスが待ってるの」
エアリスは、教会で自分が育てていた花が綺麗にまだ咲いているのを名残惜しそうに振り返る。
「お花・・・・いっぱいだね。笑顔もいっぱい。夢もいっぱい。希望もいっぱい。いっぱいだらけだね」
クラウドの横を通り過ぎる。
クラウドは、前を見つめていた。
教会の扉を。
エアリスは、その扉から入ってくる光のなかに、ザックスを見つけた。
「ザックス、来てたんだ」
「ああ。もう、大丈夫だな」
「うん。もうクラウドは大丈夫」
「俺の・・分まで生きてくれた。俺の誇りも夢も希望も受け継いでくれた」
「そうだね」
エアリスは腕を組むザックスの元に走りよって、腕をひっぱった。
「いこう、ザックス!」
「何処へ?」
「んー。星を」
「星を?」
「星を探す旅!」
「またか」
「うん。約束の地を探すの。私の約束の地はここ・・・・この教会。ザックスは?」
「俺もここかな。エアリスと始めて会えた場所だから」
「そっか。じゃあ、約束の地を探す旅はやめ~」
「じゃあ、何を探す?」
「うんとね・・・未来を。みんなの未来を探しにいこ」
ばさりと、エアリスの背中に白い天使の翼が片方だけ生える。
白い羽毛が舞い散って、光となって消えていった。
ザックスの背中にも、片方だけの白い翼が生える。
遠い彼方から、声がした。
ザックスを呼ぶ声だ。
「今いく、アンジール!」
白い天使の翼をくれた、友達で仲間だったアンジール。
さぁ、いこう。また、ライフストリームの中で星を探しに。クラウドたちを見守りながら。
「いこうか」
「うん」
二人は、光の中歩き出す。
そして、空へと羽ばたいていった。

「もう・・・俺は大丈夫。俺は、一人じゃない」
クラウドは、エアリスとザックスが消えた教会の扉を見て、そして二人に手を振った。

天使たちは、いつでも側にいる。
心の中に記憶の中に、そしてすぐ側に。
「ありがとう、エアリス、ザックス・・・・・」
青みがかった緑の瞳は、いつまでもいつまでも、教会の扉から差し込む光を見つめ続けていた。

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もう、大丈夫だね



もう、大丈夫だね。
私、いくね。
ザックスが待ってるから。
またね、クラウド。大好きだよ。

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