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黒猫と白猫の亜人32

サタンの子猫たちは、順調に成長していった。

黒い小さな翼があるが、飛ぶことはできず、サタンのように人の言葉をしゃべることもなかったが、子猫たちはかわいくてルキアもめろめろだった。

「3匹、サタンの子を欲しいと言う貴族の令嬢がいるのだが」

白哉がそう切り出すと、サタンは神妙な顔つきになった。

「我が子を、大切にしてくれそうな人間の娘か?」

「それは保証する」

「では、上からカーナ、リリカ、オスカルをその貴族の娘とやらに任せよう。ジョセフィーヌちゃんが産んだ3匹だ」

「分かった。私から話をつけておく」

その日、サタンだけではなく、ジョセフィーヌちゃんもだが、浮竹と京楽ももらわれていく子猫をかわいがって、さよならをした。

次の週の朝には、カーナ、リリカ、オスカルと名付けられた雌猫2匹と雄猫1匹がもらわれていった。

「この調子でもらわれていくのであれば、今度のジョセフィーヌちゃんとしっぽりするとき、避妊せずともよいな?」

「ジョセフィーヌちゃんだけだぞ」

白哉が、サタンが他のリリムちゃんやバニーちゃんとは、しっぽりする時避妊する約束をとりつける。



その日の夜、浮竹と京楽は、コンドームを初めて使うことにした。

いつもは胎の奥に出されたあと、かき出してもらうのだが、コンドームをすればその必要がないと知って、浮竹が望んだのだ。

「んあっ」

くちゅりと音をたてて、浮竹の蕾を京楽の指が広げていく。

3本の指が入る頃にはトロトロに溶けて、浮竹のものは甘い蜜を出していた。

「浮竹のにも、コンドームつける?」

「あ、そうしてくれ。精液が飛び散っては、掃除がめんどくさい」

京楽は、浮竹のものにもコンドームをつけた。

それから、指でしごく。コンドームをつけているが熱は伝わってくる。

「あああ、いくうう」

浮竹は、京楽の手の中でなく、コンドームの中に精液を吐き出した。少しだけ精液がたまる。

「さて、ボクもいれるからね?」

「んああああ」

ずずっと中を犯されて、浮竹は足を開いて京楽のものを受け入れ、その腰を足で挟み込む。

「はやく、奥にぃ」

「うん。でも、奥に子種はあげれないよ?」

「んああ、ちょっと物足りないけど、今日は我慢するからぁ。奥に、京楽のちょうだい?」

濡れた瞳で、浮竹が京楽を見つめる。

「その目に、弱いんだよね、ボク」

ぱちゅんと音をたてて、一度引き抜いて奥まで挿入する。

「あああ、いい」

「もっと奥がいい?」

「あ、もっと奥にぃ」

浮竹は、京楽に足を肩にかつがれて、深く挿入される。

「んあああ、いっちゃうううう」

浮竹はドライのオーガズムでいきながら、精液をコンドームの中に出す。

「ん、ボクも限界かも。一度出すね?」

「ひあああ」

京楽が、浮竹の最奥をえぐって、コンドームの中に熱を弾けさせる。

「あ、いつもの熱がないから、ものたりないいい」

浮竹は、熱があった。

「もしかして、発情期きてる?」

「んあ、そうかも。もう、コンドームはいいから、俺の中に直接だしてぇ」

「仕方ないねぇ」

京楽は、子種がたくさん入ったコンドームを外すと、入り口をしばってゴミ箱にすてて、浮竹のコンドームも同じように処分した。

「あ、あ、体が熱い。もっと、もっとお前をちょうだい、京楽?」

トロトロと、溶けている秘所をくぱぁと、浮竹が自分の指で広げて誘ってくる。

「ほんと、君はサキュバスみたい。淫乱で、でもかわいくて綺麗だね」

「んあ、きたぁ。京楽の大きくて硬いのお。奥まできたああああ」

浮竹は、生のよさに酔う。

「あ、あ、もっとそこ抉ってえええ」

言われた通りに抉ると、びくんびくんと体をはねさせて、浮竹は潮をふいていた。

「んあ、奥に子種ちょうだい」

京楽は、直接浮竹の中に子種を注ぎ込む。

子種がじんわりと浮竹の中で広がっていく。

発情期のせいか、浮竹はもっととねだってくる。

「もっとおお」

「はいはい。ボクはいったから、次は浮竹がいってね?」

「やああ、さっきいったああ」

「潮ふいてたもんね?そんなに気持ちよかった?」

「んあ、いいからぁ。もっとちょうだい?」

京楽は、浮竹のものをしごいた後で、浮竹から抜いて口で浮竹のものをしゃぶってやった。

「やああああん、きもちよすぎるうう。いくううう」

浮竹は、甘い白濁する液体を京楽の口の中に出す。

男娼時代に味が甘くなるようにされていたので、浮竹の精液は甘い。

「おいしい‥‥‥もう一度、味わいたい」

「やあああん」

直接浮竹のものを愛撫されて、浮竹は身をくねらせながらもまた京楽の口の中でいっていた。

「ひあああ」

「今度は、中いきしてね?」

「んあああ」

ぐちゅっと音を立てて、蕾を貫く。

角度をかえて貫いていると、浮竹が背をしならせて大きく中いきする。

「んあああ、もうだめえええ」

「何度でもいけるでしょ?発情期なんだから」

「いやぁぁぁ、いきすぎて変になるうう」

「大丈夫だから」

京楽は浮竹の中を堪能し、精液を結腸に注ぎ込む。

「んあう、いってるうう」

浮竹はオーガズムの中いきを繰り返す。

もう、子種はでないで透明な蜜をたらたらと零していた。

「やあああ」

「ボクもいくよ。これが最後だから、たっぷり受け取ってね?」

「ああん」

京楽は、浮竹の奥に精液を全て注ぎ込んだ。

終わる頃には、浮竹は意識を手放していた。

「ふう、満足した。浮竹が発情期ってことは、明日もまたできるかも」

淡い期待をもって、京楽は濡れたタオルで浮竹の体を清めて、中に出したものをかき出す。

「我ながら、いっぱいだしたねぇ」

精液の海に、京楽は我ながらと呆れる。

「おやすみ、ボクだけの浮竹」

京楽は、深い眠りについてしまった浮竹の額にキスをして、自分も眠るのだった。




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