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むちゅー

「浮竹、マニハニー」

そう言って、服を全部脱いでベッドにダイブしてきた京楽の顔面を、浮竹は蹴り飛ばした。

「服を着ろ!せめてパンツははけ!」

「うふふふ、浮竹の照れ屋さん♡」

もうだめだこいつって視線で、浮竹ははりせんを取り出すと京楽の頭を殴りまくる。

「あいたたたた。愛が痛いなぁ」

「誰が愛だ!お前はフルチンになるしか能がないのか!」

「うん、ボクフルチン大好き。解放感がしてすーっとするよ」

浮竹は、斬魄刀を持ち出してきた。

すでに浅打から双魚理に進化した斬魄刀を鞘をつけたまま、京楽の股間を殴る。

「ああああ、ああああ、ああああいくうううう」

京楽はいっていた。

「うげ」

鞘に、精液がこびりついた。

「ぎゃあああ、俺の鞘が!除菌しないと!」

「うふふ、昂ったボクを鎮めて浮竹?」

ぼぎゃ。

そんな音を京楽は、股間から出した。

「ぎゃあああああ、骨折したあああ」

骨もないので骨折でもなく、ただの打撲であるがおっきしている箇所を、躊躇なく殴るのは流石浮竹というところだろうか。

「お前なんて知らん。昼までそうしてろ」

浮竹は冷たい声で、学院まで登校してしまった。

「ボクのマッスルキャノンが。あいたたたた」

京楽は回道の才能はあまりないが、ないよりはまだしだと苦手な回道を自分の股間にかける。

やがて復活した京楽は、浮竹を求めて登校する。

授業に出ていた浮竹は、1時間遅刻してやってきた京楽に舌打ちする。

「ええ、浮竹いま舌打ちしなかった?」

「気のせいだ」

なんだかんだといっても、二人は仲がいい。

昼食の時間は食堂で一緒にAランチを頼んだ。

「あ、エビフライ、ボクの分もあげるね」

「じゃあ、千切りキャベツをやろう」

等価交換になっていないが、交換する。

「ふー。次の授業、剣の稽古だって。また浮竹とペアだね」

「他に強い相手がいないからな」

特進クラスでは、京楽と浮竹がずば抜けており、ついてこれる他の生徒はいなかった。

「また、山じいが稽古つけてくれないといいけど」

「先生が稽古つけてくださるのは稀だ」

そして、午後の授業は山本総隊長の指揮の元の剣の稽古だった。

「こい、わっぱども」

浮竹と京楽は、木刀で山本総隊長に切りかかるがかすりもしない。

「それだけか。こちらからいくぞ」

山本総隊長は木刀で浮竹を打ち負かし、京楽が勢いよく振るってきた木刀を木刀で折ってしまった。

折れた木刀は、今日の朝の傷がまだ完全い癒えていない股間にあたった。

「や、山じい酷い」

「す、すまん」

山本総隊長も、股間にいくとは思わずに、ついつい謝る。

「京楽、お前がアホだからだ」

浮竹は、とどめとばかりに股間を蹴り上げた。

京楽は嬉し涙を流しながら気絶する。

「浮竹、お主慈悲というものは」

「ありません。京楽に関しては仏の心などいりません」

「そ、そうか」

でも、浮竹は気を失った京楽に回道をかけてやる。浮竹の回道は自分を癒すためにも使うので、それなりに効果はあった。

「浮竹、マイハニー!」

京楽が蘇り、浮竹に抱きつこうとしてくるのを避ける。

「ふふふふ、逃げなくてもいいじゃない。むちゅーーーー」

キスを迫る京楽。浮竹は山本総隊長の後ろに隠れた。

むちゅーと、京楽は山じいとキスをする。

「もぎゃああああああ!?」

「このしれ者がああああ!」

「うぎゃあああああああああ」

山じいにこてんぱんにされる京楽を見て、笑う浮竹だった。ちなみに全治2週間のけがを負うのであった。



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