スキーでひゃっほい4
次の日も、快晴だった。
昨日ティエリアがつくったジャボテンダーはそのまま綺麗に残っている。
アレルヤの雪だるまも、刹那の雪うさぎも、ロックオンとティエリアの共同作品であるドラえもんとドラミちゃんも。
「さてと。スキーするかー」
ロックオンが、スキーについてを話そうとしたとき、刹那、アレルヤ、ティエリアの姿はもうなかった。
アレルヤとティエリアはスキーで上級者なみのテクニックで雪原を滑り降りる。
刹那は、スノーボードを手に、これまた上級者なみのテクニックで雪原を滑る。
「ええと・・・・・・・・・ほれほれ、ガンダムだよ~」
ロックオンは、釣竿の先にダブルオーライザー、未来の刹那が乗る最新のガンプラをぶら下げた。
いくらなんでも、スノーボードに夢中になっているのに、気づくわけないか。
「俺がガンダムだ!」
後ろから、スノボごと轢かれた。
「刹那・・・・あげるから、頼むから轢かないでくれ」
雪にベッタリとはりつく形になりながら、苦しみながら声を出す。
「ほーれほーれ」
釣竿をひゅんとふると、その方向に向かって駆け出す刹那。
こ・・・・これは、面白い。
猫じゃらしならなぬ、刹那ならしか!?
「ツインドライブ!俺がガンダムだあああ!!」
右に左にと、刹那が忙しそうに足を動かす。
ロックオンは、楽しそうだった。
ガンダムバカと、そのバカ保護者一人・・・・という図だろうか。
「ほうれ」
「捕まえた!」
しっかりと、ガンプラを手にする刹那。
「参ったなぁ。お兄さん、降参」
「おっさんの間違いじゃないか?」
「こら、刹那あああぁぁぁぁ!!」
釣竿を放棄して、ガンプラの包装紙を抱いた刹那を追い掛け回す。
これでも、ガンダムマイスターのリーダーなんだ。うん。保護者でお兄さんで父のようで母のようで・・・うん、多分、きっとリーダー・・・・・年齢が一番上だから、自然とそうなっただけだけど。
アレルヤは目に涙をためて、その光景を見ていた。
華麗なテクニックで、ティエリアは雪原を滑り降りていく。
その腕は、アレルヤよりも上だ。
シュザっと、アレルヤのところまできて止まると、アレルヤの涙を見て、ティエリアはため息を出す。
「ロックオン。一緒に滑りませんか」
刹那を追い掛け回していたロックオンは、その一言で顔つきまで変えてティエリアのところにやってきた。
「そうだな、一緒に滑るか」
そうして連れられてきた場所は、上級者用の雪原。
「あの、ティエリアさん・・・俺・・・スキー、苦手なんです」
「は?」
ティエリアの目が点になった。
「あなたはばかか!だったら、なぜ最初から滑れないといわないんだ!」
「おれだって、かっこつけたいだろうが!」
「あなたは愚かだ。そうだな・・・・なぜか、こんなところにソリがある。これで滑ろう」
「えーと。この坂を?」
「問答無用だ」
太陽にきらめくそり。
「ひゃっほいいいいいい」
ロックオンが叫ぶ。
「あのー、ティエリア、これってブレーキは?」
「そんなものはない」
横で華麗にスキー板で滑るティエリア。
「ブレーキなし。ひゃっほいいいい!ぎゃあああああああああ!」
ロックオンのスキーでひゃっほいな叫びは、華麗に雪原中に響いた。
昨日ティエリアがつくったジャボテンダーはそのまま綺麗に残っている。
アレルヤの雪だるまも、刹那の雪うさぎも、ロックオンとティエリアの共同作品であるドラえもんとドラミちゃんも。
「さてと。スキーするかー」
ロックオンが、スキーについてを話そうとしたとき、刹那、アレルヤ、ティエリアの姿はもうなかった。
アレルヤとティエリアはスキーで上級者なみのテクニックで雪原を滑り降りる。
刹那は、スノーボードを手に、これまた上級者なみのテクニックで雪原を滑る。
「ええと・・・・・・・・・ほれほれ、ガンダムだよ~」
ロックオンは、釣竿の先にダブルオーライザー、未来の刹那が乗る最新のガンプラをぶら下げた。
いくらなんでも、スノーボードに夢中になっているのに、気づくわけないか。
「俺がガンダムだ!」
後ろから、スノボごと轢かれた。
「刹那・・・・あげるから、頼むから轢かないでくれ」
雪にベッタリとはりつく形になりながら、苦しみながら声を出す。
「ほーれほーれ」
釣竿をひゅんとふると、その方向に向かって駆け出す刹那。
こ・・・・これは、面白い。
猫じゃらしならなぬ、刹那ならしか!?
「ツインドライブ!俺がガンダムだあああ!!」
右に左にと、刹那が忙しそうに足を動かす。
ロックオンは、楽しそうだった。
ガンダムバカと、そのバカ保護者一人・・・・という図だろうか。
「ほうれ」
「捕まえた!」
しっかりと、ガンプラを手にする刹那。
「参ったなぁ。お兄さん、降参」
「おっさんの間違いじゃないか?」
「こら、刹那あああぁぁぁぁ!!」
釣竿を放棄して、ガンプラの包装紙を抱いた刹那を追い掛け回す。
これでも、ガンダムマイスターのリーダーなんだ。うん。保護者でお兄さんで父のようで母のようで・・・うん、多分、きっとリーダー・・・・・年齢が一番上だから、自然とそうなっただけだけど。
アレルヤは目に涙をためて、その光景を見ていた。
華麗なテクニックで、ティエリアは雪原を滑り降りていく。
その腕は、アレルヤよりも上だ。
シュザっと、アレルヤのところまできて止まると、アレルヤの涙を見て、ティエリアはため息を出す。
「ロックオン。一緒に滑りませんか」
刹那を追い掛け回していたロックオンは、その一言で顔つきまで変えてティエリアのところにやってきた。
「そうだな、一緒に滑るか」
そうして連れられてきた場所は、上級者用の雪原。
「あの、ティエリアさん・・・俺・・・スキー、苦手なんです」
「は?」
ティエリアの目が点になった。
「あなたはばかか!だったら、なぜ最初から滑れないといわないんだ!」
「おれだって、かっこつけたいだろうが!」
「あなたは愚かだ。そうだな・・・・なぜか、こんなところにソリがある。これで滑ろう」
「えーと。この坂を?」
「問答無用だ」
太陽にきらめくそり。
「ひゃっほいいいいいい」
ロックオンが叫ぶ。
「あのー、ティエリア、これってブレーキは?」
「そんなものはない」
横で華麗にスキー板で滑るティエリア。
「ブレーキなし。ひゃっほいいいい!ぎゃあああああああああ!」
ロックオンのスキーでひゃっほいな叫びは、華麗に雪原中に響いた。
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