日番谷隊長と浮竹
「日番谷隊長、健康ランドにいこう!」
いきなり浮竹がやってききて、そう言い出したものだから、日番谷は眉を顰めた。
「何言ってるんだ、お前」
「だから、健康ランドにいこう。プールとかあるぞ。今なら子供連れだとただになるんだ」
「お前、俺を子供扱いする気か・・・・・」
日番谷は、子供扱いされるのを嫌う。
でも、身長のせいでいつも皆から子供扱いされた。まぁ、一般隊士や席官は隊長として敬ってくれるが、同じ隊長たちといると、よく子供扱いされた。
「まぁまぁ。子供のふりをすればいいだけさ」
「ただ単に、お前が健康ランドに行きたいだけだろうが」
「京楽も行くそうだぞ」
「はぁ・・・まぁ、暇だし、たまにはいいか。おーい松本、健康ランドにくぞー!」
日番谷は、松本にも声をかけた。
松本は、それを聞いて嬉しそうに、去年着ていたという際どい水着をもちだしてきた。
「却下だ!もっと地味なものにしろ!
「えー隊長いいじゃないですかー。別に誰かを悩殺しようとしてるんじゃないんだから」
「一般市民が悩殺されるわ!」
まぁ、一般市民なんて知ったことではないのだが。
こうして、浮竹と京楽、それに日番谷と松本は、ただで健康ランドに入ることに成功した。
「やっほー!プールで泳いできまーす」
結局、松本は際どい水着のままだった。
男性の視線が、その零れ落ちそうな豊満な谷間に釘付けになる。
浮竹も京楽も、何も感じてない。日番谷もだ。
「めんどくせぇけど、俺も泳いでくる。何しでかすかわからねーからな」
「じゅあ、僕たちは銭湯とサウナにいってるから」
「また後でな、日番谷隊長」
浮竹と京楽は、バスタオルを腰に巻きながら、銭湯でまずは体と髪を洗った。それからサウナに入る。
10分ほどで、京楽は我慢ができずに外にでた。冷水に浸かって、きもちよさそうだった。
浮竹は、30分以上経ってもでてこなかった。
まさかと思い、中に入ると、ふらふらな状態で座っていた。顔が真っ赤だった。
「のぼせた~~~~~」
「ああもう、なんでのぼせるまでサウナにいるんだい」
まずは冷水に浸からせて体温を下げて、購入したスポーツドリンクを渡すと、それを浮竹は一気に飲み干してしまった。
「おかわり」
「はいはい」
もう1本スポーツドリンクを購入して、飲ませた。
「プールに入って、少し涼む」
「じゃあ、移動しよっか」
海水パンツをはいて、二人はプールで泳ぎだした。
ただ、浮竹は泳げないので、うきわ必須だったが。
「浮竹が泳げないなんて、かわいいねぇ」
「好きで泳げないわけじゃない。ちなみに最高記録は14メートルだ」
「かわいい」
長い白髪は、一つにまとめて結い上げていた。
今日のために、数日の間睦みあっても、キスマークを残すなと徹底していたので、キスマークは体になかった。
「浮竹隊長、京楽隊長、ちょっとこっちにきてください」
松本の方に行っていると、松本は豊満すぎる胸を手で隠しているだけだった。
「どうしたんだ、松本」
「乱菊ちゃん、どうしたの」
「それが、胸の水着がとれて何処かに流れてしまって。探すの、手伝ってくれません?」
「いいが、そのままの恰好は問題がある。このバスタオルを、胸に巻いておけ」
「やだ、浮竹隊長紳士~」
「僕だってまけないよ!このゴーグルで、水中を探すんだ!」
「ありがとうございます~京楽隊長」
浮竹と京楽は、二人で松本の胸の水着を探した。
といっても、浮竹はおぼれるので潜ることができないので、水面をさがしたり、顔を水につけて探すのが手一杯だったが。
「おい、松本。何遊んでやがる」
「隊長~私の胸の水着がどっかいったんですー」
「これか?なんか流れてきた」
「あ、それです!」
ほんとど布地のない、胸の水着であった。
「浮竹隊長、バスタオル返します」
ぽろり。
こぼれたでかい胸に、浮竹は顔を赤らめた。
「その、松本、胸が丸見えだぞ」
「あ、やだー、あたしったら」
水着をつける松本。
京楽はというと、その胸をみて。
「今度、涅隊長に薬作ってもらおう・・・性別転換できて、巨乳になるやつ」
「言っておくが、飲まないぞ!飲ませたら、どうなるかは分かっているんだろうな!?」
「えー、なんのことかなぁ。でゅふふふふふ」
気持ちの悪い笑いをする京楽に、こいつ絶対俺に薬を飲ます気だと、浮竹が距離をとる。
「まぁまぁ。浮竹は美女になっても今もままでも、僕はいけるから」
過去に、性別転換の薬を盛られたことがあって、結局京楽においしくいただかれてしまった。
それを思い出して、浮竹は浮輪と一緒に京楽を置いて遥か彼方に泳いでいってしまった。
「あ、待ってよ浮竹!」
「はぁ。あの二人見てるの面白いわ~。小説のネタがなんか浮かんできそう」
「松本、健康ランドに来てまで、腐った目で二人を見るのはやめろ!」
「えーなんでですか~。京浮王道なんですよー?夫婦なんですよー?」
「夫婦・・・・・」
瀞霊廷でも言われている。二人は、もはや熟練カップルを通りこして夫婦だと。
「浮竹が嫁?ありえそうで怖い・・・・。京楽が嫁・・・京楽のウェディングドレス姿」
想像して、ぶはっと日番谷は吹き出した。
「あーっはっはっはは。もじゃもじゃの嫁!」
「隊長、何かつぼになりました?」
「京楽のウェディングドレスを着た姿を想像してしまった」
「ぶはっ!腐女子とはいえ、それは流石に萌えないわ~」
そんな目で見られているとは知らず、浮竹も京楽も、ウォータースライダーを滑ったりして、健康ランドを楽しむのだった。
いきなり浮竹がやってききて、そう言い出したものだから、日番谷は眉を顰めた。
「何言ってるんだ、お前」
「だから、健康ランドにいこう。プールとかあるぞ。今なら子供連れだとただになるんだ」
「お前、俺を子供扱いする気か・・・・・」
日番谷は、子供扱いされるのを嫌う。
でも、身長のせいでいつも皆から子供扱いされた。まぁ、一般隊士や席官は隊長として敬ってくれるが、同じ隊長たちといると、よく子供扱いされた。
「まぁまぁ。子供のふりをすればいいだけさ」
「ただ単に、お前が健康ランドに行きたいだけだろうが」
「京楽も行くそうだぞ」
「はぁ・・・まぁ、暇だし、たまにはいいか。おーい松本、健康ランドにくぞー!」
日番谷は、松本にも声をかけた。
松本は、それを聞いて嬉しそうに、去年着ていたという際どい水着をもちだしてきた。
「却下だ!もっと地味なものにしろ!
「えー隊長いいじゃないですかー。別に誰かを悩殺しようとしてるんじゃないんだから」
「一般市民が悩殺されるわ!」
まぁ、一般市民なんて知ったことではないのだが。
こうして、浮竹と京楽、それに日番谷と松本は、ただで健康ランドに入ることに成功した。
「やっほー!プールで泳いできまーす」
結局、松本は際どい水着のままだった。
男性の視線が、その零れ落ちそうな豊満な谷間に釘付けになる。
浮竹も京楽も、何も感じてない。日番谷もだ。
「めんどくせぇけど、俺も泳いでくる。何しでかすかわからねーからな」
「じゅあ、僕たちは銭湯とサウナにいってるから」
「また後でな、日番谷隊長」
浮竹と京楽は、バスタオルを腰に巻きながら、銭湯でまずは体と髪を洗った。それからサウナに入る。
10分ほどで、京楽は我慢ができずに外にでた。冷水に浸かって、きもちよさそうだった。
浮竹は、30分以上経ってもでてこなかった。
まさかと思い、中に入ると、ふらふらな状態で座っていた。顔が真っ赤だった。
「のぼせた~~~~~」
「ああもう、なんでのぼせるまでサウナにいるんだい」
まずは冷水に浸からせて体温を下げて、購入したスポーツドリンクを渡すと、それを浮竹は一気に飲み干してしまった。
「おかわり」
「はいはい」
もう1本スポーツドリンクを購入して、飲ませた。
「プールに入って、少し涼む」
「じゃあ、移動しよっか」
海水パンツをはいて、二人はプールで泳ぎだした。
ただ、浮竹は泳げないので、うきわ必須だったが。
「浮竹が泳げないなんて、かわいいねぇ」
「好きで泳げないわけじゃない。ちなみに最高記録は14メートルだ」
「かわいい」
長い白髪は、一つにまとめて結い上げていた。
今日のために、数日の間睦みあっても、キスマークを残すなと徹底していたので、キスマークは体になかった。
「浮竹隊長、京楽隊長、ちょっとこっちにきてください」
松本の方に行っていると、松本は豊満すぎる胸を手で隠しているだけだった。
「どうしたんだ、松本」
「乱菊ちゃん、どうしたの」
「それが、胸の水着がとれて何処かに流れてしまって。探すの、手伝ってくれません?」
「いいが、そのままの恰好は問題がある。このバスタオルを、胸に巻いておけ」
「やだ、浮竹隊長紳士~」
「僕だってまけないよ!このゴーグルで、水中を探すんだ!」
「ありがとうございます~京楽隊長」
浮竹と京楽は、二人で松本の胸の水着を探した。
といっても、浮竹はおぼれるので潜ることができないので、水面をさがしたり、顔を水につけて探すのが手一杯だったが。
「おい、松本。何遊んでやがる」
「隊長~私の胸の水着がどっかいったんですー」
「これか?なんか流れてきた」
「あ、それです!」
ほんとど布地のない、胸の水着であった。
「浮竹隊長、バスタオル返します」
ぽろり。
こぼれたでかい胸に、浮竹は顔を赤らめた。
「その、松本、胸が丸見えだぞ」
「あ、やだー、あたしったら」
水着をつける松本。
京楽はというと、その胸をみて。
「今度、涅隊長に薬作ってもらおう・・・性別転換できて、巨乳になるやつ」
「言っておくが、飲まないぞ!飲ませたら、どうなるかは分かっているんだろうな!?」
「えー、なんのことかなぁ。でゅふふふふふ」
気持ちの悪い笑いをする京楽に、こいつ絶対俺に薬を飲ます気だと、浮竹が距離をとる。
「まぁまぁ。浮竹は美女になっても今もままでも、僕はいけるから」
過去に、性別転換の薬を盛られたことがあって、結局京楽においしくいただかれてしまった。
それを思い出して、浮竹は浮輪と一緒に京楽を置いて遥か彼方に泳いでいってしまった。
「あ、待ってよ浮竹!」
「はぁ。あの二人見てるの面白いわ~。小説のネタがなんか浮かんできそう」
「松本、健康ランドに来てまで、腐った目で二人を見るのはやめろ!」
「えーなんでですか~。京浮王道なんですよー?夫婦なんですよー?」
「夫婦・・・・・」
瀞霊廷でも言われている。二人は、もはや熟練カップルを通りこして夫婦だと。
「浮竹が嫁?ありえそうで怖い・・・・。京楽が嫁・・・京楽のウェディングドレス姿」
想像して、ぶはっと日番谷は吹き出した。
「あーっはっはっはは。もじゃもじゃの嫁!」
「隊長、何かつぼになりました?」
「京楽のウェディングドレスを着た姿を想像してしまった」
「ぶはっ!腐女子とはいえ、それは流石に萌えないわ~」
そんな目で見られているとは知らず、浮竹も京楽も、ウォータースライダーを滑ったりして、健康ランドを楽しむのだった。
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