朽木白哉と浮竹4
「やあ、白哉」
「浮竹・・・兄は、こんな時間に何をしている。仕事はどうした」
6番隊の執務室にやってきた浮竹に、白哉は質問した。
「ああ、もう終わらせた」
「早いな・・・・」
「それがな、清音と仙太郎が、病み上がりだからってほとんど仕事を片付けてしまってたみたいで・・・・俺が目を通す必要のあったのと、俺の採決がいる書類を残しただけで、仕事の量が思ったよりなくてだな・・・・・」
「そうか・・・兄は、副官はいないが、優秀な3席が二人もいるんだったな」
「そうなんだ。あいつら・・・白哉、結婚しよう。式はハワイで」
「は?」
白哉は間の抜けた声をだした。
「白哉はやはり白無垢かなぁ」
「おい、浮竹」
「隊長、どうなってるんでしょう?」
聞いてきた恋次に、「私も分からぬ」と答えた。
「結婚式場は、朽木家で・・・・・・」
「はーい、ごめん、ちょっと通るよ」
「京楽・・・これは、どういうことだ」
京楽が、また何か涅のつくったくだらない薬でも飲ませたのかと思うと、そうではなかった。
「浮竹、今自分で何口走ってるのか、わかってないでしょ?」
「京楽が、ペンギンと結婚すると言い出したので、白哉と結婚式を挙げるんだ・・・」
「だめだこりゃ」
浮竹を抱き上げる。
「浮竹?」
「凄い熱があるの。多分40度近い。出歩ける体調じゃないのに、布団から抜け出してきてね・・・霊圧を探ってやってきたというわけだよ。浮竹、自分でも何言ってるのか分かってないから、浮竹の言葉は真に受けないでね」
最初は、おかしい様子はなかった。
でもよく見れば、汗もかいているし顔も朱かった。
「京楽、ペンギンと浮気する気かーーー」
「はいはい。浮気しないから、ちゃんと薬飲んで横になってね」
浮竹を抱き上げて、京楽は瞬歩で去ってしまった。
それを見ていた白哉は、立ち上がる。
「え、隊長?」
「白無垢を着るとすれば浮竹のほうだ。ちゃんと訂正しておかねば」
「えーーー!!」
恋次が吃驚していた。
白哉は、そんな恋次を残して、雨乾堂まで瞬歩でくると、薬を飲まされている途中の浮竹に声をかけた。
「朽木隊長?どうしたんだい?」
「浮竹、例え結婚することになったとしても、私は白無垢など着ぬ。着るのは浮竹、兄のほうだ」
「白哉がぺんぎんだ~~~~ふにゃら~~~ペンギンが白無垢?」
「では、そういうことで」
さっと、白哉は風のように去ってしまった。
「なんだったんだろう・・・・・・」
「さぁ?」
「わかりません」
清音と仙太郎が、熱のせいでふにゃふにゃいってる浮竹を見る。
「浮竹隊長、朽木隊長にプロポーズしてたんですよね?」
「うん、そうだよ」
「多分、その時に言われた答えを言いにきたのではないかと・・・・」
「浮竹が白無垢・・・・。例え仲のいい朽木隊長でも、浮竹との結婚を許すわけにはいかないね」
「あ、浮竹隊長、起き上がっちゃだめです!熱が凄くあるんですから!」
清音の言葉に、浮竹は。
「清音は豚玉」
「は?」
「はっはっは、浮竹隊長はお前のこと豚だっていいたいのさ!この豚女ーーーー!」
「きいいいいいい、なんですって、このいんきんたむしーーー!」
二人は言い争いをしだした。
「お好み焼きに豚玉は欠かせない・・・・・ZZZZZZZ]
浮竹は、解熱剤がきいてきたのか、沈静効果で眠ってしまった。
「豚女!豚女!」
「このワキガ!水虫男!」
「なんだとー!」
「なによー!」
二人の様子を見て、言葉を挟む。
「浮竹は、お好み焼きに豚玉は欠かせないって言ってたよ。清音ちゃんの名前を出したのは、たまたまじゃないかな?」
「いーえ、隊長はこの女を豚だと思ってるに違いない!やーい、豚女ーー!!」
「きーーーーーー!」
清音は、斬魄刀を柄ごと外すと、その柄で仙太郎の頭を殴った。
「何しやがる!」
仙太郎も、この喧嘩買ったとばかりに、斬魄刀に手をかけた。
「はい、そこまで」
花天狂骨で、喉のあたりに刃をもってこられて、二人は反省しだした。
「すみません、京楽隊長。浮竹隊長がこんな時には、私がしっかりしておかないといけないのに」
「お前はお呼びじゃねぇ。でも、ほんとにすみません、京楽隊長。浮竹隊長を連れ戻してきてくれて、ありがとうございます」
まだお互い何か言いたそうだったが、肝心の浮竹は今は眠っている。
静かにしないといけない。
「まぁ、浮竹の熱が下がったら、喧嘩の続きはいくらでもするといいよ」
京楽はそう言って、浮竹の額の冷やしたタオルを取り換えるのだった。
「浮竹・・・兄は、こんな時間に何をしている。仕事はどうした」
6番隊の執務室にやってきた浮竹に、白哉は質問した。
「ああ、もう終わらせた」
「早いな・・・・」
「それがな、清音と仙太郎が、病み上がりだからってほとんど仕事を片付けてしまってたみたいで・・・・俺が目を通す必要のあったのと、俺の採決がいる書類を残しただけで、仕事の量が思ったよりなくてだな・・・・・」
「そうか・・・兄は、副官はいないが、優秀な3席が二人もいるんだったな」
「そうなんだ。あいつら・・・白哉、結婚しよう。式はハワイで」
「は?」
白哉は間の抜けた声をだした。
「白哉はやはり白無垢かなぁ」
「おい、浮竹」
「隊長、どうなってるんでしょう?」
聞いてきた恋次に、「私も分からぬ」と答えた。
「結婚式場は、朽木家で・・・・・・」
「はーい、ごめん、ちょっと通るよ」
「京楽・・・これは、どういうことだ」
京楽が、また何か涅のつくったくだらない薬でも飲ませたのかと思うと、そうではなかった。
「浮竹、今自分で何口走ってるのか、わかってないでしょ?」
「京楽が、ペンギンと結婚すると言い出したので、白哉と結婚式を挙げるんだ・・・」
「だめだこりゃ」
浮竹を抱き上げる。
「浮竹?」
「凄い熱があるの。多分40度近い。出歩ける体調じゃないのに、布団から抜け出してきてね・・・霊圧を探ってやってきたというわけだよ。浮竹、自分でも何言ってるのか分かってないから、浮竹の言葉は真に受けないでね」
最初は、おかしい様子はなかった。
でもよく見れば、汗もかいているし顔も朱かった。
「京楽、ペンギンと浮気する気かーーー」
「はいはい。浮気しないから、ちゃんと薬飲んで横になってね」
浮竹を抱き上げて、京楽は瞬歩で去ってしまった。
それを見ていた白哉は、立ち上がる。
「え、隊長?」
「白無垢を着るとすれば浮竹のほうだ。ちゃんと訂正しておかねば」
「えーーー!!」
恋次が吃驚していた。
白哉は、そんな恋次を残して、雨乾堂まで瞬歩でくると、薬を飲まされている途中の浮竹に声をかけた。
「朽木隊長?どうしたんだい?」
「浮竹、例え結婚することになったとしても、私は白無垢など着ぬ。着るのは浮竹、兄のほうだ」
「白哉がぺんぎんだ~~~~ふにゃら~~~ペンギンが白無垢?」
「では、そういうことで」
さっと、白哉は風のように去ってしまった。
「なんだったんだろう・・・・・・」
「さぁ?」
「わかりません」
清音と仙太郎が、熱のせいでふにゃふにゃいってる浮竹を見る。
「浮竹隊長、朽木隊長にプロポーズしてたんですよね?」
「うん、そうだよ」
「多分、その時に言われた答えを言いにきたのではないかと・・・・」
「浮竹が白無垢・・・・。例え仲のいい朽木隊長でも、浮竹との結婚を許すわけにはいかないね」
「あ、浮竹隊長、起き上がっちゃだめです!熱が凄くあるんですから!」
清音の言葉に、浮竹は。
「清音は豚玉」
「は?」
「はっはっは、浮竹隊長はお前のこと豚だっていいたいのさ!この豚女ーーーー!」
「きいいいいいい、なんですって、このいんきんたむしーーー!」
二人は言い争いをしだした。
「お好み焼きに豚玉は欠かせない・・・・・ZZZZZZZ]
浮竹は、解熱剤がきいてきたのか、沈静効果で眠ってしまった。
「豚女!豚女!」
「このワキガ!水虫男!」
「なんだとー!」
「なによー!」
二人の様子を見て、言葉を挟む。
「浮竹は、お好み焼きに豚玉は欠かせないって言ってたよ。清音ちゃんの名前を出したのは、たまたまじゃないかな?」
「いーえ、隊長はこの女を豚だと思ってるに違いない!やーい、豚女ーー!!」
「きーーーーーー!」
清音は、斬魄刀を柄ごと外すと、その柄で仙太郎の頭を殴った。
「何しやがる!」
仙太郎も、この喧嘩買ったとばかりに、斬魄刀に手をかけた。
「はい、そこまで」
花天狂骨で、喉のあたりに刃をもってこられて、二人は反省しだした。
「すみません、京楽隊長。浮竹隊長がこんな時には、私がしっかりしておかないといけないのに」
「お前はお呼びじゃねぇ。でも、ほんとにすみません、京楽隊長。浮竹隊長を連れ戻してきてくれて、ありがとうございます」
まだお互い何か言いたそうだったが、肝心の浮竹は今は眠っている。
静かにしないといけない。
「まぁ、浮竹の熱が下がったら、喧嘩の続きはいくらでもするといいよ」
京楽はそう言って、浮竹の額の冷やしたタオルを取り換えるのだった。
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