血と聖水と名において23
「んー、朝か・・・・・・・もぎゃあああああああああ」
のどかで平和な一日になるはすであった。
昨日ヴァンパイアロードを一体倒して、報酬金を得たのでしばらく呼び出しがない限りはヴァンパイアハンター業はおやすみである。
そんな朝。目覚めると、天井に股間を葉っぱで隠してあとはフルチン状態の京楽が天井にはりついて、こっちを見降ろしてはぁはぁいっていたので、浮竹は悲鳴をあげてしまった。
「む、透明になる魔法がきれてしまったんだね。もう一度」
複雑な魔法を京楽は構築して、透明になって消えてしまった。
「ひいいいいい」
透明になった京楽に頬をぺろりと舐められて,さすがの浮竹もがちで引く。
「フェンリル、部屋中を凍りつかせろ!」
「わかったにゃ!京楽も凍りつくんだにゃ!ダイヤモンドダスト!
「もぎゃああああ、寒いいいいい」
そう悲鳴を残して、透明だったはずの京楽は姿を現すと氷漬けになっていた。
『どうした、ヴァンピールの俺!』
「きょ、京楽が透明になって天井にはりついてた。魔法でまた透明になって舐められた。あと、体を触られた」
『こいつ、昨日も確か夜這いにきて外で簀巻きにして放り出してたよな?』
ドラゴンサモナーの浮竹は、昨日確かに簀巻きにして外の木に吊るしたのだ。
「ああ。京楽のやつ、すまきとか縄とか解くの上手なんだ。とりあえず、この氷像は外に捨ててしまおう」
「酷い。ボクの氷像で浮竹もメロメロなはず」
「な、なんで凍ってるのに声が聞こえるんだ!?」
「ふふふ、恋次くんからいろいろ学んだからね」
「くそ、こんなことなら宮廷魔法士に魔法を教えさせるんじゃなかった」
『確かに、戦力としてはプラスかもしれないが、変態で使われるとマイナスだな』
浮竹たちは、二人がかりで京楽の氷像を運び、外の燃えるゴミに捨てた。
『あんなんじゃ、回収にくる前に溶けちゃよ?』
パートナードラゴンの京楽が、燃えるゴミに出された京楽を見る。
体温をあげているせいか、氷は半分溶けていた。
「出でよ、アイシクル!凍てつかせろ」
「もうかってまっか。はいよ、氷の魔法一丁。エターナルアイシクルワールド」
氷の上位魔法を放たれて、さすがの京楽もまた凍り付いて静かになった。
「今のうちに風呂に入ってくる。京楽にのぞかれる心配がないからな」
『大変だな、ヴァンピールの俺』
「なに、毎度のことさ」
毎日風呂やシャワーをのぞかれ、パンツを盗まれ、しっぽりしようと迫られ、夜這いをかけられ、セクハラをしてきて・・・・・・。
「あれ。俺、なんで京楽を花嫁にしたままなんだろう」
浮竹自身にも謎だった。
だが、変態であるが愛してはいた。
やがて燃えるゴミとして京楽は去っていった。
夕方。
みんな、京楽の存在を忘れ、和やかに過ごしていた。
「酷いよ浮竹!燃えるゴミに出すなんて!」
そこへ、京楽が帰宅する。
「ちっ、燃ええるゴミとして燃えればよかったのに」
『同意見だね』
『俺もそう思う』
「浮竹、今日のお風呂は?」
「もう朝のうちに入った」
「酷い!のぞけないじゃない!」
京楽は、なんとか衣服を着ていたが、燃えるゴミ用の衣服を着てきたのか穴だたけだった。
「風呂に入って着替えてこい。夕飯にする」
ぱぁぁぁと、京楽の顔が輝く。
『甘いな、ヴァンピールの俺』
「一応、多分、きっと、愛してるから」
言ってるうちに、浮竹はどんどん自信をなくしてくる。
『そういえば、最近新興宗教が網スピードで信者を増やしてるらしいよ?教祖は藍染らしい。宗教に入ると、血を少しだけ分け与えられえて少しだけ不老になるんだって』
「でも、その変わり血液を提供しなければいけないんだろう?」
『すごいね。分かるんだ』
『ヴァンピールの俺、大丈夫か?』
「藍染には、一度花嫁にされたからな。見たくなし、絶対会いたくない」
「ボクが、浮竹を守るから」
風呂からあがって、普通の衣服を着た京楽が、浮竹を抱きしめる。
「誓うよ。君を、どんな脅威からも守ってみせる」
「じゃあ、まずパンツを盗むな」
「ああああ、それはむりいい」
京楽は葛藤する。
「まぁ、変態なお前に何かを求めるだけ無駄だな」
「そ、そんなことないよ?しっぽりできるじゃない!」
「それだけか、このだアホが!」
「ぎゃああああああああああ」
今宵も、京楽の悲鳴が館に響き渡るが、その後普通に四人で食事して、いつものように京楽は浮竹に夜這いをかげて、フェニックスで燃やされて黒焦げのアフロになるのであった。
おまけで、ドラゴンサモナーの浮竹とパートナードラゴンの京楽も、京楽を燃やしてダメージで京楽はその日おとなしく寝るのだった。
のどかで平和な一日になるはすであった。
昨日ヴァンパイアロードを一体倒して、報酬金を得たのでしばらく呼び出しがない限りはヴァンパイアハンター業はおやすみである。
そんな朝。目覚めると、天井に股間を葉っぱで隠してあとはフルチン状態の京楽が天井にはりついて、こっちを見降ろしてはぁはぁいっていたので、浮竹は悲鳴をあげてしまった。
「む、透明になる魔法がきれてしまったんだね。もう一度」
複雑な魔法を京楽は構築して、透明になって消えてしまった。
「ひいいいいい」
透明になった京楽に頬をぺろりと舐められて,さすがの浮竹もがちで引く。
「フェンリル、部屋中を凍りつかせろ!」
「わかったにゃ!京楽も凍りつくんだにゃ!ダイヤモンドダスト!
「もぎゃああああ、寒いいいいい」
そう悲鳴を残して、透明だったはずの京楽は姿を現すと氷漬けになっていた。
『どうした、ヴァンピールの俺!』
「きょ、京楽が透明になって天井にはりついてた。魔法でまた透明になって舐められた。あと、体を触られた」
『こいつ、昨日も確か夜這いにきて外で簀巻きにして放り出してたよな?』
ドラゴンサモナーの浮竹は、昨日確かに簀巻きにして外の木に吊るしたのだ。
「ああ。京楽のやつ、すまきとか縄とか解くの上手なんだ。とりあえず、この氷像は外に捨ててしまおう」
「酷い。ボクの氷像で浮竹もメロメロなはず」
「な、なんで凍ってるのに声が聞こえるんだ!?」
「ふふふ、恋次くんからいろいろ学んだからね」
「くそ、こんなことなら宮廷魔法士に魔法を教えさせるんじゃなかった」
『確かに、戦力としてはプラスかもしれないが、変態で使われるとマイナスだな』
浮竹たちは、二人がかりで京楽の氷像を運び、外の燃えるゴミに捨てた。
『あんなんじゃ、回収にくる前に溶けちゃよ?』
パートナードラゴンの京楽が、燃えるゴミに出された京楽を見る。
体温をあげているせいか、氷は半分溶けていた。
「出でよ、アイシクル!凍てつかせろ」
「もうかってまっか。はいよ、氷の魔法一丁。エターナルアイシクルワールド」
氷の上位魔法を放たれて、さすがの京楽もまた凍り付いて静かになった。
「今のうちに風呂に入ってくる。京楽にのぞかれる心配がないからな」
『大変だな、ヴァンピールの俺』
「なに、毎度のことさ」
毎日風呂やシャワーをのぞかれ、パンツを盗まれ、しっぽりしようと迫られ、夜這いをかけられ、セクハラをしてきて・・・・・・。
「あれ。俺、なんで京楽を花嫁にしたままなんだろう」
浮竹自身にも謎だった。
だが、変態であるが愛してはいた。
やがて燃えるゴミとして京楽は去っていった。
夕方。
みんな、京楽の存在を忘れ、和やかに過ごしていた。
「酷いよ浮竹!燃えるゴミに出すなんて!」
そこへ、京楽が帰宅する。
「ちっ、燃ええるゴミとして燃えればよかったのに」
『同意見だね』
『俺もそう思う』
「浮竹、今日のお風呂は?」
「もう朝のうちに入った」
「酷い!のぞけないじゃない!」
京楽は、なんとか衣服を着ていたが、燃えるゴミ用の衣服を着てきたのか穴だたけだった。
「風呂に入って着替えてこい。夕飯にする」
ぱぁぁぁと、京楽の顔が輝く。
『甘いな、ヴァンピールの俺』
「一応、多分、きっと、愛してるから」
言ってるうちに、浮竹はどんどん自信をなくしてくる。
『そういえば、最近新興宗教が網スピードで信者を増やしてるらしいよ?教祖は藍染らしい。宗教に入ると、血を少しだけ分け与えられえて少しだけ不老になるんだって』
「でも、その変わり血液を提供しなければいけないんだろう?」
『すごいね。分かるんだ』
『ヴァンピールの俺、大丈夫か?』
「藍染には、一度花嫁にされたからな。見たくなし、絶対会いたくない」
「ボクが、浮竹を守るから」
風呂からあがって、普通の衣服を着た京楽が、浮竹を抱きしめる。
「誓うよ。君を、どんな脅威からも守ってみせる」
「じゃあ、まずパンツを盗むな」
「ああああ、それはむりいい」
京楽は葛藤する。
「まぁ、変態なお前に何かを求めるだけ無駄だな」
「そ、そんなことないよ?しっぽりできるじゃない!」
「それだけか、このだアホが!」
「ぎゃああああああああああ」
今宵も、京楽の悲鳴が館に響き渡るが、その後普通に四人で食事して、いつものように京楽は浮竹に夜這いをかげて、フェニックスで燃やされて黒焦げのアフロになるのであった。
おまけで、ドラゴンサモナーの浮竹とパートナードラゴンの京楽も、京楽を燃やしてダメージで京楽はその日おとなしく寝るのだった。
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