魔王と勇者と22
魔族から魔神になれるのは、生まれつき魔力がない場合だと判明した。
藍染は魔力をもっており、藍染の方法は悪魔が魔神になる方法だった。
魔族と悪魔は似ているが、異なる種族だ。藍染が悪魔になるには、今の肉体を捨てて新たに転生しなければいけなかった。
転生は必ずしもうまくいくとは限らない。
今のところ、藍染が悪魔になる気配はなかった。
『でな、京楽は魔神になれるんだ』
「ふむ。でも、肝心の元魔王の京楽はどうなんだ?魔神になりたいのか?」
『うーん、どうだろう。ボクは今のままがいいかな』
「じゃあ、魔神なんて物騒な存在にはならいでほしいな。まぁ、元魔王の京楽が魔神になったところで、存在意義が変わるだけで、中身は変わらなそうだが」
浮竹は、元魔王の京楽にお茶を出す。
魔王京楽の城で、4人はお茶会をしていた。
「元魔王の魔神。うーん、いつか魔神に覚醒しちゃうかもね」
「なんでそう思うんだ?」
「だって、君もエトナの子として覚醒しちゃたじゃない。何かの拍子で覚醒するのはけっこうあることだよ」
「ふむ‥‥‥」
京楽は、浮竹を見る。
「まぁ、今悩んだところでなんにもならないけどね」
『京楽には、魔神にならないでほしいが、魔神の京楽はそれはそれでかっこよさそう』
フェンリルの浮竹はしっぽを揺らす。
『ボクは、今のところ魔神になる気はないよ』
「ああ、それがいい。いつかなってしまったとしても、今のようにいられるならそれでかまわない」
『どうだろうねぇ。魔神はディアブロくらいしか知らないから。存在自体分からない』
『京楽は魔神になってしまったとしても、京楽だ。俺は今まで通りメイドとして接するぞ?』
フェンリルの浮竹はしっぽをぶんぶん振り、京楽と浮竹は苦笑する。
「魔神になったら、姿形もかわるんだろうか」
「そうかもね」
『え、俺は今の京楽がいい』
フェンリルの浮竹のしっぽが、へにゃりとなる。
「魔神の存在自体がないからな。憶測だ。多分、見た目に違いはあまりないだろう」
『そうだといいなあ』
『うん。何気に角はえてたり耳とがってたりドラゴンの尻尾あったりするけど、今の見た目それなりに気に入ってるから』
京楽は、古い本をもってきた。
「これに、魔神ディアブロについて少しだけ書かれている」
「なになに‥‥‥魔神は人の魂を食らうかもしれない‥‥‥見た目が4メートル‥‥‥目が10個‥‥‥なんだこれ。全部いい加減じゃないか」
「それだけ、魔神は珍しいってことだよ。魔神ディアブロは異界にいたからね。こっちの世界にはたまにしか顔を出さなかったそうだよ」
「まぁ、魔神だしな。勇者とかが退治にくるだろうし」
『京楽が魔神になったら、勇者の俺はやっつけるのか?』
フェンリルの浮竹の尻尾がへにゃりとなる。
「まさか。今まで通り、友人として接する」
浮竹の答えに、フェンリルの浮竹は尻尾をぶんぶん振った。
「念のため、エトナ神の祝福をやろう。魔神になったとしても、自我を保っていられるように」
浮竹は、光り輝く翼で元魔王の京楽を包み込む。ぱさりと、12枚の翼が広がる。
「偉大なるエトナよ、この者に祝福を‥‥‥」
天から光がさしこんで、元魔王の京楽を包み込むj。
『エトナ神の加護かい。魔神になったとしても、じ魔族から魔神になれるのは、生まれつき魔力がない場合だと判明した。
藍染は魔力をもっており、藍染の方法は悪魔が魔神になる方法だった。
魔族と悪魔は似ているが、異なる種族だ。藍染が悪魔になるには、今の肉体を捨てて新たに転生しなければいけなかった。
転生は必ずしもうまくいくとは限らない。
今のところ、藍染が悪魔になる気配はなかった。
『でな、京楽は魔神になれるんだ』
「ふむ。でも、肝心の元魔王の京楽はどうなんだ?魔神になりたいのか?」
『うーん、どうだろう。ボクは今のままがいいかな』
「じゃあ、魔神なんて物騒な存在にはならいでほしいな。まぁ、元魔王の京楽が魔神になったところで、存在意義が変わるだけで、中身は変わらなそうだが」
浮竹は、元魔王の京楽にお茶を出す。
魔王京楽の城で、4人はお茶会をしていた。
「元魔王の魔神。うーん、いつか魔神に覚醒しちゃうかもね」
「なんでそう思うんだ?」
「だって、君もエトナの子として覚醒しちゃたじゃない。何かの拍子で覚醒するのはけっこうあることだよ」
「ふむ‥‥‥」
京楽は、浮竹を見る。
「まぁ、今悩んだところでなんにもならないけどね」
『京楽には、魔神にならないでほしいが、魔神の京楽はそれはそれでかっこよさそう』
フェンリルの浮竹はしっぽを揺らす。
『ボクは、今のところ魔神になる気はないよ』
「ああ、それがいい。いつかなってしまったとしても、今のようにいられるならそれでかまわない」
『どうだろうねぇ。魔神はディアブロくらいしか知らないから。存在自体分からない』
『京楽は魔神になってしまったとしても、京楽だ。俺は今まで通りメイドとして接するぞ?』
フェンリルの浮竹はしっぽをぶんぶん振り、京楽と浮竹は苦笑する。
「魔神になったら、姿形もかわるんだろうか」
「そうかもね」
『え、俺は今の京楽がいい』
フェンリルの浮竹のしっぽが、へにゃりとなる。
「魔神の存在自体がないからな。憶測だ。多分、見た目に違いはあまりないだろう」
『そうだといいなあ』
『うん。何気に角はえてたり耳とがってたりドラゴンの尻尾あったりするけど、今の見た目それなりに気に入ってるから』
京楽は、古い本をもってきた。
「これに、魔神ディアブロについて少しだけ書かれている」
「なになに‥‥‥魔神は人の魂を食らうかもしれない‥‥‥見た目が4メートル‥‥‥目が10個‥‥‥なんだこれ。全部いい加減じゃないか」
「それだけ、魔神は珍しいってことだよ。魔神ディアブロは異界にいたからね。こっちの世界にはたまにしか顔を出さなかったそうだよ」
「まぁ、魔神だしな。勇者とかが退治にくるだろうし」
『京楽が魔神になったら、勇者の俺はやっつけるのか?』
フェンリルの浮竹の尻尾がへにゃりとなる。
「まさか。今まで通り、友人として接する」
浮竹の答えに、フェンリルの浮竹は尻尾をぶんぶん振った。
「念のため、エトナ神の祝福をやろう。魔神になったとしても、自我を保っていられるように」
浮竹は、光り輝く翼で元魔王の京楽を包み込む。ぱさりと、12枚の翼が広がる。
「偉大なるエトナよ、この者に祝福を‥‥‥」
天から光がさしこんで、元魔王の京楽を包み込むj。
『エトナ神の加護かい。魔神になったとしても、じ魔族から魔神になれるのは、生まれつき魔力がない場合だと判明した。
藍染は魔力をもっており、藍染の方法は悪魔が魔神になる方法だった。
魔族と悪魔は似ているが、異なる種族だ。藍染が悪魔になるには、今の肉体を捨てて新たに転生しなければいけなかった。
転生は必ずしもうまくいくとは限らない。
今のところ、藍染が悪魔になる気配はなかった。
『でな、京楽は魔神になれるんだ』
「ふむ。でも、肝心の元魔王の京楽はどうなんだ?魔神になりたいのか?」
『うーん、どうだろう。ボクは今のままがいいかな』
「じゃあ、魔神なんて物騒な存在にはなないでほしいな。まぁ、元魔王の京楽が魔神になったところで、存在意義が変わるだけで、中身は変わらなそうだが」
浮竹は、元魔王の京楽にお茶を出す。
魔王京楽の城で、4人はお茶会をしていた。
「元魔王の魔神。うーん、いつか魔神に覚醒しちゃうかもね」
「なんでそう思うんだ?」
「だって、君もエトナの子として覚醒しちゃたじゃない。何かの拍子で覚醒するのはけっこうあることだよ」
「ふむ‥‥‥」
京楽は、浮竹を見る。
「まぁ、今悩んだところでなんにもならないけどね」
『京楽には、魔神にならないでほしいが、魔神の京楽はそれはそれでかっこよさそう』
フェンリルの浮竹はしっぽを揺らす。
『ボクは、今のところ魔神になる気はないよ』
「ああ、それがいい。いつかなってしまったとしても、今のようにいられるならそれでかまわない」
『どうだろうねぇ。魔神はディアブロくらいしか知らないから。存在自体分からない』
『京楽は魔神になってしまったとしても、京楽だ。俺は今まで通りメイドとして接するぞ?』
フェンリルの浮竹はしっぽをぶんぶん振り、京楽と浮竹は苦笑する。
「魔神になったら、姿形もかわるんだろうか」
「そうかもね」
『え、俺は今の京楽がいい』
フェンリルの浮竹のしっぽが、へにゃりとなる。
「魔神の存在自体がないからな。憶測だ。多分、見た目に違いはあまりないだろう」
『そうだといいなあ』
『うん。何気に角はえてたり耳とがってたりドラゴンの尻尾あったりするけど、今の見た目それなりに気に入ってるから』
京楽は、古い本をもってきた。
「これに、魔神ディアブロについて少しだけ書かれている」
「なになに‥‥‥魔神は人の魂を食らうかもしれない‥‥‥見た目が4メートル‥‥‥目が10個‥‥‥なんだこれ。全部いい加減じゃないか」
「それだけ、魔神は珍しいってことだよ。魔神ディアブロは異界にいたからね。こっちの世界にはたまにしか顔を出さなかったそうだよ」
「まぁ、魔神だしな。勇者とかが退治にくるだろうし」
『京楽が魔神になったら、勇者の俺はやっつけるのか?』
フェンリルの浮竹の尻尾がへにゃりとなる。
「まさか。今まで通り、友人として接する」
浮竹の答えに、フェンリルの浮竹は尻尾をぶんぶん振った。
「念のため、エトナ神の祝福をやろう。魔神になったとしても、自我を保っていられるように」
浮竹は、光り輝く翼で元魔王の京楽を包み込む。ぱさりと、12枚の翼が広がる。
「偉大なるエトナよ、この者に祝福を‥‥‥」
天から光がさしこんで、元魔王の京楽を包み込むj。
『エトナ神の加護かい。魔神になったとしても、自我を保てれるのはありがたいね。最初は暴走するかもしれないけど』
浮竹は、ついでにだと京楽とフェンリルの浮竹にもエトナ神の祝福をかける。
『これはなんの祝福だ?』
「いいことが起こるように。幸運をあげている」
『あ、金貨見っけ』
フェンリルの浮竹は、しゃがみこんで金貨を拾う。
『こ、これも祝福の効果か?』
「そうなるな」
『もっといいことおこるといいな』
「ボクには何も起きないんだけど」
「お前には仕事がよくできる祝福を与えておいた」
「嬉しいのか悲しいのかよく分からない」
京楽は、仕事ができてもなぁと、ちょっと不服そうだった。
「俺と一緒にいれる時間が増えるぞ。抱かせてやってもいい」
「うん、祝福は偉大だ!」
180度態度を変える京楽に、皆苦笑する。
「紅茶のおかわりをもってこよう」
『あ、俺がするぞ!』
「頼めるか?」
『うん』
二人の浮竹を見て、二人の京楽はほんわりとなる。
「ボクの浮竹って美人だよね」
『ボクの浮竹ってかわいいよね』
二人そろって、のろけるのであった。
浮竹は、ついでにだと京楽とフェンリルの浮竹にもエトナ神の祝福をかける。
『これはなんの祝福だ?』
「いいことが起こるように。幸運をあげている」
『あ、金貨見っけ』
フェンリルの浮竹は、しゃがみこんで金貨を拾う。
『こ、これも祝福の効果か?』
「そうなるな」
『もっといいことおこるといいな』
「ボクには何も起きないんだけど」
「お前には仕事がよくできる祝福を与えておいた」
「嬉しいのか悲しいのかよく分からない」
京楽は、仕事ができてもなぁと、ちょっと不服そうだった。
「俺と一緒にいれる時間が増えるぞ。抱かせてやってもいい」
「うん、祝福は偉大だ!」
180度態度を変える京楽に、皆苦笑する。
「紅茶のおかわりをもってこよう」
『あ、俺がするぞ!』
「頼めるか?」
『うん』
二人の浮竹を見て、二人の京楽はほんわりとなる。
「ボクの浮竹って美人だよね」
『ボクの浮竹ってかわいいよね』
二人そろって、のろけるのであった。
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