黒猫と白猫の亜人13
「んあっ」
白哉は、恋次に貫かれながら濡れた声を出す。
「あ、もっとだ、恋次」
「白哉さん‥‥俺のものだ」
「ああっ」
恋次は白哉の最奥を穿つ。
「あ、あ、もっと奥までえ」
「白哉さん、愛してます」
白哉の胎の奥に、欲望を巻き散らして恋次は満足する。
「あ、浮竹?」
「え?」
「今、浮竹が通り過ぎていったような」
浮竹は、猫の姿でたまたま白哉の寝室の中に迷いこんでいた。
そこで繰り広げられていた、主である白哉と恋次の色事を目撃してしまい、悲鳴をあげそうになった。
そっと、知られないように音もたてずに出ていこうとしたのだが、多分魔力の流れで白哉に気づかれた。
「京楽、どうしよう」
「どうしたんだい、浮竹?」
白哉のいる本家とは少し離れた一軒家に、京楽と浮竹は住んでいた。
「白哉の寝室に迷って入り込んでしまったら、その、恋次君と白哉がやっていた」
「あーあ。濡れ場、目撃しちゃったんだね?」
コクリと、浮竹が頷く。
「まぁ、見ちゃったものは仕方ない」
「見てしまったの、気づかれたみたいで」
「あちゃあ。まぁ、白哉君の性格からして、自分から言ってくることはないよ。見なかったことにしてそっとしておくといいよ」
「でも、あの秀麗だが沈着冷静な白哉があんなに乱れるなんて」
浮竹は真っ赤になっていた。
「したく、なちゃった?」
京楽の問いに、また浮竹はこくんと頷く。
「じゃあ、おいで」
浮竹は、人の姿になって、人の姿をとっていた京楽の胸に飛び込む。
「あっ」
「浮竹は、相変わらず奥が弱いねぇ」
「あ、だめぇ。奥は、だめぇ」
「そう言うけど、いいんでしょ?」
「やあああん」
浮竹の蕾を、ぐちゅりという音を立てて京楽が犯す。
「あっ、あっ」
前をしごいてやると、浮竹は簡単に熱を京楽の手の中に弾けさせる。
それを京楽が舐めとる。
「やあ」
見せつけるように舐めあげてから、京楽は勢いをつけて浮竹の奥を抉った。
「やああ、奥、そんなに抉っちゃだめえ。いっちゃううう」
浮竹の白い猫耳に、京楽が甘く噛みついて、揺れる白い尻尾を握りこむ。
「好きなだけいっていいよ?」
「んあああ!」
浮竹は、背をしならせてオーガズムでいきながら、射精もしていた。
「ああ、二重なんて、頭おかしくなるうう」
「大丈夫だから。好きなだけいって?」
「ひあああ!!!」
浮竹は何度か中いきを繰り返して、気を失ってしまった。
京楽は、どくどくと浮竹の胎の奥に子種を出す。
浮竹の中から引き抜くと、コポリと出した精子が逆流してくる。それを濡れたタオルで受け止めて、別の濡れたタオルで浮竹の体をふいてから、中に出したものをかき出した。
「浮竹から求めてくるのは珍しいねぇ」
あどけない顔で眠る浮竹の隣で、京楽も眠った。
朝起きると、浮竹はシャワーを浴びたようで、シャンプーのいい香りがした。
「ボクもシャワー浴びてこよ」
実は、京楽はまだまだいけるのだが、伴侶である浮竹がついてこれないので、いつもセーブして交じりあった。
満足できなかった時は、風呂場でよく抜いた。
今日も、京楽はシャワーを浴びながら、昨日の浮竹を思い出して欲を吐き出す。
「はぁ。黒猫の亜人は、性欲が多くて困るなぁ。夜一ちゃんとか、どうしてるんだろ」
ふと、猫神祭の時に出会った黒猫の亜人の、褐色の肌をもつ美女を思い出す。
「まぁいいか。浮竹、あがったよ」
京楽がいつもの普段着を着て出てくると、浮竹は風呂掃除が今日の担当なので、掃除のために風呂場に消えていく。
「ねぇ、浮竹」
「ん?」
「もしも、ボクが君をもっと抱きたいって言ったら、どうする?」
「そ、そんなこと言われても、無理だ」
「やっぱり、そうだよねぇ」
「その、物足りないのか?」
「黒猫の亜人は性欲が強いからねぇ」
「白猫の亜人は、逆に性欲が薄い」
「そうなの」
「ああ」
結局浮竹を自分が満足するまで抱くと、浮竹を壊してしまいそうなので、引き続きセーブしながら抱くことに決める。
「朝食、食べに行こうか」
「白哉と恋次君に、どの顔で会えばいいのか‥‥」
「どうってことないよ。堂々としてればいいよ」
「分かった」
食堂で白哉と恋次と会ったが、昨日のことは言ってこなかった。
猫の姿になり、京楽と一緒に他の普通の猫たちと遊んでいると、猫の姿になった恋次に話しかけられる。
「浮竹さん、昨日の俺と白哉さんのしてる場面、目撃したでしょう?」
「それがなんなの?」
京楽が、真っ赤になってうつむいる浮竹の代わりに答える。
「いや、他に吹聴しないでくれないかって。それだけっす」
「言わない。約束する。白哉に恋次君が懸想しているのはみんな知ってるけど、完全に出来てるなんて言わないから」
まっすぐな視線でそう言われて、恋次が赤くなる。
「白哉さん、美人でしょ?猫の亜人にしか興味ないって言ってるし、俺がいるからって見合い断ってるらしいから、知ってる人は知ってるんすけどね。四大貴族の当主が、子も成せない男の赤猫の亜人とできてるなんて大っぴらに知られたら、俺も居づらくなりますから」
「恋次君は、今のままでいいと思う。白哉を頼むな?」
にこりと浮竹に微笑まれて、恋次はまた赤くなる。
「今度、ボクと浮竹がしてるとこ見てみる?」
「な、京楽、何を言ってるんだ」
「いやぁ、なんとなく?」
「あ、じゃあもし機会があれば‥‥‥」
「恋次君まで!俺はやだからな」
浮竹は、ぷんぷん怒ってキャットタワーのてっぺんまでのぼるのだった。
白哉は、恋次に貫かれながら濡れた声を出す。
「あ、もっとだ、恋次」
「白哉さん‥‥俺のものだ」
「ああっ」
恋次は白哉の最奥を穿つ。
「あ、あ、もっと奥までえ」
「白哉さん、愛してます」
白哉の胎の奥に、欲望を巻き散らして恋次は満足する。
「あ、浮竹?」
「え?」
「今、浮竹が通り過ぎていったような」
浮竹は、猫の姿でたまたま白哉の寝室の中に迷いこんでいた。
そこで繰り広げられていた、主である白哉と恋次の色事を目撃してしまい、悲鳴をあげそうになった。
そっと、知られないように音もたてずに出ていこうとしたのだが、多分魔力の流れで白哉に気づかれた。
「京楽、どうしよう」
「どうしたんだい、浮竹?」
白哉のいる本家とは少し離れた一軒家に、京楽と浮竹は住んでいた。
「白哉の寝室に迷って入り込んでしまったら、その、恋次君と白哉がやっていた」
「あーあ。濡れ場、目撃しちゃったんだね?」
コクリと、浮竹が頷く。
「まぁ、見ちゃったものは仕方ない」
「見てしまったの、気づかれたみたいで」
「あちゃあ。まぁ、白哉君の性格からして、自分から言ってくることはないよ。見なかったことにしてそっとしておくといいよ」
「でも、あの秀麗だが沈着冷静な白哉があんなに乱れるなんて」
浮竹は真っ赤になっていた。
「したく、なちゃった?」
京楽の問いに、また浮竹はこくんと頷く。
「じゃあ、おいで」
浮竹は、人の姿になって、人の姿をとっていた京楽の胸に飛び込む。
「あっ」
「浮竹は、相変わらず奥が弱いねぇ」
「あ、だめぇ。奥は、だめぇ」
「そう言うけど、いいんでしょ?」
「やあああん」
浮竹の蕾を、ぐちゅりという音を立てて京楽が犯す。
「あっ、あっ」
前をしごいてやると、浮竹は簡単に熱を京楽の手の中に弾けさせる。
それを京楽が舐めとる。
「やあ」
見せつけるように舐めあげてから、京楽は勢いをつけて浮竹の奥を抉った。
「やああ、奥、そんなに抉っちゃだめえ。いっちゃううう」
浮竹の白い猫耳に、京楽が甘く噛みついて、揺れる白い尻尾を握りこむ。
「好きなだけいっていいよ?」
「んあああ!」
浮竹は、背をしならせてオーガズムでいきながら、射精もしていた。
「ああ、二重なんて、頭おかしくなるうう」
「大丈夫だから。好きなだけいって?」
「ひあああ!!!」
浮竹は何度か中いきを繰り返して、気を失ってしまった。
京楽は、どくどくと浮竹の胎の奥に子種を出す。
浮竹の中から引き抜くと、コポリと出した精子が逆流してくる。それを濡れたタオルで受け止めて、別の濡れたタオルで浮竹の体をふいてから、中に出したものをかき出した。
「浮竹から求めてくるのは珍しいねぇ」
あどけない顔で眠る浮竹の隣で、京楽も眠った。
朝起きると、浮竹はシャワーを浴びたようで、シャンプーのいい香りがした。
「ボクもシャワー浴びてこよ」
実は、京楽はまだまだいけるのだが、伴侶である浮竹がついてこれないので、いつもセーブして交じりあった。
満足できなかった時は、風呂場でよく抜いた。
今日も、京楽はシャワーを浴びながら、昨日の浮竹を思い出して欲を吐き出す。
「はぁ。黒猫の亜人は、性欲が多くて困るなぁ。夜一ちゃんとか、どうしてるんだろ」
ふと、猫神祭の時に出会った黒猫の亜人の、褐色の肌をもつ美女を思い出す。
「まぁいいか。浮竹、あがったよ」
京楽がいつもの普段着を着て出てくると、浮竹は風呂掃除が今日の担当なので、掃除のために風呂場に消えていく。
「ねぇ、浮竹」
「ん?」
「もしも、ボクが君をもっと抱きたいって言ったら、どうする?」
「そ、そんなこと言われても、無理だ」
「やっぱり、そうだよねぇ」
「その、物足りないのか?」
「黒猫の亜人は性欲が強いからねぇ」
「白猫の亜人は、逆に性欲が薄い」
「そうなの」
「ああ」
結局浮竹を自分が満足するまで抱くと、浮竹を壊してしまいそうなので、引き続きセーブしながら抱くことに決める。
「朝食、食べに行こうか」
「白哉と恋次君に、どの顔で会えばいいのか‥‥」
「どうってことないよ。堂々としてればいいよ」
「分かった」
食堂で白哉と恋次と会ったが、昨日のことは言ってこなかった。
猫の姿になり、京楽と一緒に他の普通の猫たちと遊んでいると、猫の姿になった恋次に話しかけられる。
「浮竹さん、昨日の俺と白哉さんのしてる場面、目撃したでしょう?」
「それがなんなの?」
京楽が、真っ赤になってうつむいる浮竹の代わりに答える。
「いや、他に吹聴しないでくれないかって。それだけっす」
「言わない。約束する。白哉に恋次君が懸想しているのはみんな知ってるけど、完全に出来てるなんて言わないから」
まっすぐな視線でそう言われて、恋次が赤くなる。
「白哉さん、美人でしょ?猫の亜人にしか興味ないって言ってるし、俺がいるからって見合い断ってるらしいから、知ってる人は知ってるんすけどね。四大貴族の当主が、子も成せない男の赤猫の亜人とできてるなんて大っぴらに知られたら、俺も居づらくなりますから」
「恋次君は、今のままでいいと思う。白哉を頼むな?」
にこりと浮竹に微笑まれて、恋次はまた赤くなる。
「今度、ボクと浮竹がしてるとこ見てみる?」
「な、京楽、何を言ってるんだ」
「いやぁ、なんとなく?」
「あ、じゃあもし機会があれば‥‥‥」
「恋次君まで!俺はやだからな」
浮竹は、ぷんぷん怒ってキャットタワーのてっぺんまでのぼるのだった。
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