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黒猫と白猫の亜人33

「あ、京楽ぅ」

浮竹は、完全な発情期になっていた。

白猫の亜人の発情期は長く、1カ月以上続く。

同じ白猫の亜人と睦みあうのであれば1週間程度で終わるらしいが、白猫以外の色の猫の亜人である、おまけに同性である京楽に抱かれることは、発情期の終わりではなく、長引く予兆だった。

「んあっ」

中にはいってきた熱い京楽のものを、自然と締め付ける。

「んあ、いい」

「はぁっ。君の中、すごい熱い」

「とろけそうだろう?俺もとろけそうだ」

本当に、溶けてしまうかというくらいの熱さだった。

「ここ、君のいい場所」

とんとんと、京楽は己のもので浮竹の中の一点を突く。

「んあああ!」

びくんと浮竹が背をしならせていくものだから、京楽は驚く。

わずかな刺激のつもりだったのだ。

「あ、いい。もっと、もっと俺を犯してぐちゃぐちゃにしてぇ」

「ああもう、君って子は」

言葉だけで、京楽のものはぎんぎんに勃起する。

「奥に、出すよ?」

「あ、京楽のザーメンどぴゅどぴゅだしてぇ」

京楽は、浮竹の中を熱で犯して、奥に入っていく。しまいには結腸にまではいりこんでしまい、そこで京楽は子種を弾けさせた。

「あー、あー、いってるううう」

浮竹は、京楽がいくのと合わせて、オーガズムでいっていた。

「あ、もっとおお」

「君は、まるでサキュバスだね?」

浮竹は、京楽の背に手を回して、京楽の肩に噛みつく。

「もっと」

ぐちゅっと音がなって、一度抜くと、騎乗位になって下から突き上げると、浮竹はリズムをつけてくちゅくちゅと音をたてて、自分で動いた。

「はぁ、京楽の、俺のいいところにあたるう」

下から思い切り突き上げてやれば、浮竹は精液をだしながら、オーガズムでもいっていた。

「あ、あ、いくのとまらないぃぃ」

下から何度か突き上げて、そのまま押し倒す。

中の抉る角度がかわって、浮竹は呼吸を忘れる。

そんな浮竹に、京楽はキスをして、ついでに酸素を送った。

「んあああ、いっちゃううう」

もう何度目になるか分からない、中いきを繰り返す浮竹。

京楽も、子種を結腸で出して、あと3回ほどが限度になる。黒猫の亜人である京楽は性欲が強く、他の男より回数が多くいけた。

「全部、君の中に注いであげるからね?」

「あ、京楽」

浮竹は、快感でうっとりとなっていた。

今度は、後ろから浮竹を犯す。

「んあ、顔見えない」

「一度だけ、この体勢でさせて?」

「ん、わかった。熱いザーメン、俺のお尻の奥でだしてぇ」

京楽は、ぱちゅんぱちゅんと肉と肉がぶつかりあう音を立てて交わる。

「あ、いい。奥にきてるうぅぅ」

最奥で精液を吐き出す。

そして、今度は正常位で交わりだす。

浮竹は、相手の顔が見える正常位が好きだった。

「京楽、大好きぃ」

「ボクも大好きだよ、浮竹」

「春水。あ、おっきくなったぁ♡」

「もお、いきなり下の名前で呼ばないで。興奮して大きくなちゃった」

「春水。奥に、ザーメン出せるだけ全部ちょうだい」

かわいくおねだりしてくるが、言っている意味はすごかった。

「仕方ないね」

京楽は、浮竹を何度も犯した。

精液の全てを注ぎこみ、浮竹も精液を出し尽くして、もう出ないのに浮竹は京楽を求める。

「あ、もっとおおお」

「ボク、もうでないよ?」

「じゃあ、指で」

「ほんと、発情期ってすごいね。出すもの出しまくってもまだ続くの」

京楽は、浮竹の言う通り指をいれる。

浮竹のお腹は、京楽のものでぽっこりと膨らんでいた。

「こんなにボクの精液ためこんで」

「あ、ザーメンタンクみたい?」

京楽は、浮竹に深く口づける。

「君は、サキュバスだね」

「なんでもいい。俺を、もっといかせて」

指でいじっていると、京楽のものが逆流してでてきたので、一度風呂場でかき出した。

「あ、そこいい」

指で、ぐっと前立腺の部分を刺激すると、浮竹はオーガズムでいく。

「あと1回くらいできるかも」

「あ、いれてぇ。京楽のじゃないと、奥まで届かない」

京楽は、ずずっと音をたてて浮竹の中に侵入する。それに、蕾に指をいれてくぱぁと中をあけようとする。

「やあああ、だめぇ。ガバガバになっちゃううう」

浮竹が泣き出したので、京楽は指をいれるのをやめる。

「ごめん。泣かないで?」

「うん‥‥‥お前の、奥にくれたら、泣き止む」

「仕方のない子だ」

もぅ6回目になる精液を、浮竹の結腸に注ぐこむと、浮竹は潮をふいていっていたが、しまいには黄金水をちょろちょろと出してしまった。

「あ、やぁぁあ」

京楽は、浮竹からひきぬくと、風呂場にいって、浮竹を抱えながら足を広げさせる。

「さぁ、全部だしちゃいなよ」

「んあああ、出ちゃうううう」

じょろじょろと、浮竹は風呂場でおしっこをしてしまう。

「んあああ、いくうう」

潮まじりのおしっこを出しきって、浮竹も満足したようだった。

浮竹が眠っている間に、風呂場を綺麗にしておいた。

布団の濡れたシーツも交換する。

5時間ほど寝て、浮竹が起きて京楽を求めてきた。

「ちょ、さすがに今日はもうでないよ?」

「俺は出るぞ?」

浮竹のものは硬くなっていた。

京楽は、仕方なく口で奉仕して浮竹を3回いかせてやるが、浮竹はもの欲しそうな顔をする。

「京楽に、ぐちゃぐちゃにされたい」

「簡便して。今日はもう無理だって」

そんな日々が1週間続き、京楽はしおしおになっていた。強性剤を飲んだりしたが、それでも浮竹の欲望がつきることはなかった。

「ああああん、すごいいいいい」

仕方なく、大人の玩具を使った。

バイブで奥までいれて、振動を強にさせると、浮竹は身をくねらせて喜ぶ。浮竹の性器には、ローターをとりつけて、そっちの振動も強にしておいた。

「ひああああ、いくうううう」

何度も大人の玩具でいかされても、浮竹は京楽も求めた。

それに答えてやりながら、さてどうしたものかと思案する。

結果、医者に一度診せることにした。

浮竹の性欲の強さというか、発情期は異常すぎたせいだ。

「浮竹、獣人専門のお医者さんに診てもらおう?君の中の熱を、冷ましてくれるかもしれない」

「あ、京楽がそう言うなら、医者に診てもらう」

こうして、浮竹は獣人専専門の医者に診てもらい、発情期による性欲過多と診断されて、それを治すポーションをもらう。

「さぁ、これを飲んでこらん?熱が収まるから」

「うん」

浮竹はこくりと頷いて、ポーションを飲んだ。

「あ、体の熱が引いていく‥‥‥‥」

「それは、ミミキの草と、ジジの根と、マンドラゴラをすり潰して液体にしてろ過したポーションじゃ。媚薬を飲まされた者などに、主に処方するポーションでもある」

「うん。浮竹、楽になった?」

「嘘みたいに、発情期の熱が消えてる」

「よかyった」

こうして、浮竹の1週間以上に及ぶ発情期は終わるのだった。



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