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黒猫と白猫の亜人61

「んあっ」

ずちゅりと中を犯す京楽のものは、まだ熱くて硬い。

「ん、いい」

「ここかい?」

「ひあ!」

ぐりっと奥を押されて、抉られて、浮竹はオーガズムでいく。

「あ、もっとおお」

「君は、いつもは清楚で明るくて元気なのに、抱かれると妖艶で妖しくなるんだから」

「あ、もっと奥にくれ。奥に、お前の子種をいっぱい」

京楽は、言われた通り奥を貫いて、その締め付けに耐え切れず、子種を吐き出す。

「あ、ああ、あ。いっぱい出てるぅ。京楽のザーメン、いっぱい出てる♡」

「もっと?」

「あ、もっとお♡」

浮竹は身をくねらせてから、足を自分から開いて、結合部をくぱぁと指で広げて、誘ってくる。

「ああ、サキュバスみたい。淫乱だねぇ」

「あ、すごい硬くなったあぁ♡太くて熱いの♡」

浮竹は、足を使って京楽の腰を絡めとる。

「もっと奥に出してぇ♡」

「仕方ないねぇ」

京楽は、浮竹の最奥を穿ち、浮竹のものを手でしごいて、強制的に射精させると、びくんと浮竹が背をしならせる。

「あ、あーーーー♡」

びゅるびゅると、中に精液を注ぎ込まれるのを感じながら、浮竹は気を失った。

「ふう、ボクまだまだいけるんだけど。でも、これ以上は無理だね」

京楽は猫の姿になり、この前もらった浮竹を象った猫のダッチワイフと何度かしっぽりして、満足した。

最近の京楽は、雌猫としっぽりしなくなった。

代わりに、浮竹とする回数が増えた。

すでにいっぱいっぱいなのに、性欲の強い黒猫の性欲に付き合わされると、気絶することがしばしば。

今回も浮竹を気絶させるまで抱いてしまい、それでも尽きない欲求の解消をダッチワイフと済ませて、それを知った浮竹も浮気するくらいならと、喜んでくれた。

「なぁ、京楽」

「なんだい?」

目覚めた浮竹が、ふいに問う。

「俺がいなくなったら、お前はどうするんだ?」

「君の傍にずっといるよ。君がいなくなる時は、ボクも死ぬ時かな」

「そうか」

浮竹は、また眠ってしまった。

京楽の瞳が金色になる。

「サタナシア・オルタナティブ。出てくるな。おとなしくしておいで」

金色の瞳の原因である、自分の中にある異物を手なづけて、ゆっくりと奥に落としていく。

「そろそろ、幽鬼のボクに診てもらう時期かなぁ」

京楽は、サタンになったことが一度ある。暴走してしまい、もう少しで浮竹を殺すところだった。幽鬼の京楽のお陰で封印されて、もう半年ばかりになるだろうか。

たまに幽鬼の京楽に少し診てもらっていた。

そろそろ、幽鬼の京楽に本格的に診てもらい、封印の上書きをしてもらうほうがいいと思った。



京楽は、浮竹が寝てる間に、魔王城に行き、まだ早朝だが幽鬼の京楽を起こす。

『ん、何?こんな早朝から』

「ボクの中のサタナシア・オルタナティブがまた活性化してるんだ。サタンの封印が緩んでいないか、診てくれないかな」

『んー。大丈夫、封印はされてる。でも、ちょっと緩くなってるね。上から封印を施すね?』

「ごめんね。君の魔力がまたなくなってしまう」

『いいよ。どうせ、休眠するまで魔力を消費するわけでもないし』

幽鬼の京楽は、精神を集中させて京楽に封印を上書きする。

『はい、おしまい』

「ありがとう。これ、白哉君から。お風呂セット。魔王の浮竹と一緒に使って?」

白哉が、自分の子たちが毎度お世話になっている魔王の浮竹と幽鬼の京楽に、入浴剤やら石鹸やらがつまった、高級お風呂セットをくれた。

『ありがとう。いい匂いがするね?早速、今日のお風呂にでも使ってみるよ』

「じゃあ、ボクは戻るね」

『ボクはもう一度寝るよ。おやすみ』

京楽が白哉の家でもある自分の家に戻ると、浮竹が起きていた。

ダッチワイフを綺麗に洗っていてくれた。

「お前、使うのはいいが、ちゃんと手入れしろよ?」

ダッチワイフの股間部分に、カピカピにこびりついたいた精液を綺麗に洗って、浮竹は京楽を見る。

「魔王城に行っていたのか?」

「え、なんで分かるの?」

「幽鬼のお前の匂いがする」

「嗅覚すごいね?」

黒猫の亜人は視覚に優れているが、白猫の亜人は嗅覚に優れてるようであった。

「まぁ、猫の亜人はそれぞれ色で優れている部分が違うからな。ちなみに恋次君は味覚がすごいららしい」

「へぇ」

始めて聞いた話に、少しだけ興味をもつが、恋次のことなどはっきりいって京楽にとってどうでもいいので、それ以上は聞かなかった。

「朝食食べに行こう?」

「ああ」

浮竹と京楽は、猫になって白哉の元にいく。

恋次が赤猫の姿で食堂にいた。恋次に抱かれたのか、ぞくりとするほど妖艶な白哉が、浮竹と京楽の分のキャットフードとチュールをくれる。

「白哉さん、俺にも!」

「兄は、猫まんまでも食っていろ」

「酷い!」

「それはこちらの台詞だ。いきなり盛ってきて」

「白哉君、しっぽりしたの?」

「京楽、兄は思っていることを口に出し過ぎだ」

「しっぽりは悪いことじゃないぞ?京楽なんて、俺を抱きつぶしてダッチワイフとしっぽりしてたからな?」

それに、恋次と白哉が吹き出す。

「ダッチワイフ。いつの間に」

「あ、俺も白哉さんのダッチワイフ欲しい」

恋次がそう言って、白哉にゴンと頭を殴られていた。

「動物虐待反対!」

「チュールはいらんのだな?」

「いります!にゃーーん」

恋次は、猫らしいかわいさを見せようとするが、がっしりした体躯の猫なので、あまりかわいくない。

浮竹は少し子猫サイズで、京楽は普通サイズだ。

白哉は仕方なく恋次にもチュールをあげる。

それから、ついに200匹をこしてしまった自分の猫たちにも食事をあげにいく。猫の広間にはたくさんの猫がいた。

「わはははは!今日も白哉自ら我にエサを与えるとは感心である。我は偉大なる悪魔王猫サタンなり!!!」

サタンが、5匹の夫人の猫とその間にできた子猫たちを連れて、エサをもらいにくる。

白哉は、サタンにはなるべく自分の手でエサを与えるようにしていた。

「わははは」

サタンは、今日もかしましいのであった。

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