もうこんな時間
「ロックオン、大好きです」
「俺も、ティエリアが大好きだよ」
二人で仲良く、ロックオンの部屋のベッドの上でおしゃべりしていた。
「今日のカーディガンはピンクじゃないんだな」
「似合いませんか?」
カーディガンは、今日は淡い水色だった。
「いいや。ティエリアにはどんな格好も似合うよ」
「ロックオンが買ってくれる私服は、センスが良いのでスキです」
ロックオンがティエリアのために選んでくれる服は、主にユニセックスな中性的な服、無性であるティエリアには本当によく似合った。
少女なのか少年なのか分からなくなるような格好が、ティエリアはスキだった。
自分の容姿が最大限に映えていると、思う。
ゴシックロリーターのはいったファッションも、嫌いではない。
人形のような、アンティークドールのような整いすぎたティエリアは中性的であるが、まとう雰囲気が最近は優しいためどちらかというと女性に間違われる。
冷たいときも、そのあまりの美貌から美少女に見えてしまう。
男性、と区切るにはその存在はあまりにも可憐で、綺麗すぎる。
神秘的でさえある。
「ジャボテンダーさんアタック!」
ティエリアが、お気に入りのジャボテンダー抱き枕を手に、ロックオンにぶつかる。
そのまま二人でベッドに転がって、笑いあった。
ロックオンが、抱き心地のいいティエリアを抱こうと手を伸ばすと、ティエリアは起き上がった。
「もう5時だ!」
「どうした?」
「5時です!!」
「なんかあるのか?」
「コードギアスを見なくては!」
ティエリアが、TVのリモコンのスイッチを入れる。
とたんにオープニングの曲が流れ出す。
その唄を、ティエリアが歌う。
「ティエリア~」
抱きついてくるロックオンを、ティエリアは押しのける。
「しくしく」
コードギアスはティエリアが大好きなアニメだ。
見逃したくはない。
録画もしているが、やはり好きなアニメに限らず番組は生で見たいものだ。
「ああ、またコードギアスの同人誌を描かなくては」
ティエリアが、アニメを見ながら満足そうに、そしてとても幸せそうに画面を見入っていた。
ロックオンは、一人いじけてジャボテンダーを抱きしめていた。
そして、コードギアスが終わると、ティエリアは原稿があるからといって、ジャボテンダー抱き枕をロックオンから没収して去ってしまった。
「原稿に負ける俺・・・・・それでもティエリア、大好きだぜ」
指にはまったペアリングを撫でる。
ロックオンとティエリアは、今まで喧嘩をしたことがほとんどない。
ティエリアのもっているアニメディスクを壊したりした時はティエリアも流石に怒るが、でも許してくれる。
喧嘩はしない。
ロックオンは、ティエリアの原稿がある限り、放置状態だ。原稿の合間を縫って会いにきてくれるが、いつものように仲良く傍に並んでおしゃべりしたりはできない。
でも、傍にいたいので、ロックオンはティエリアの部屋にいく。
「ティエリア、傍にいるからな」
「はい。ジャボテンダーさんと戯れいてください。次のページの原稿が出来上がったら、休憩しますので。アッサムの紅茶を飲みましょう」
「俺は、ティエリアが入れてくれる紅茶が大好きだ」
「僕の紅茶は高級品ですから。わざわざ取り寄せているんです」
「だろうなぁ。すごいおいしい」
「ロックオンがおいしくかんじてくれると、僕も嬉しいです」
原稿を描きながら、ティエリアはちゃんと受け答えをしてくれる。
それだけでも、満たされる。
ロックオンは、ジャボテンダー抱き枕を抱きしめる。
枕の傍には、この前作ってあげたサボテンダーのぬいぐるみがちょこんと大切そうに置いてあった。
首のとこにはかわいくリボンが結ばれている。
かわいいなぁ。
ティエリアは、やっぱり、かわいい。
ロックオンは、一人にまにまするのであった。
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これもタチバナ様のサイトの5時だってイラストを見て打っちゃった。
「俺も、ティエリアが大好きだよ」
二人で仲良く、ロックオンの部屋のベッドの上でおしゃべりしていた。
「今日のカーディガンはピンクじゃないんだな」
「似合いませんか?」
カーディガンは、今日は淡い水色だった。
「いいや。ティエリアにはどんな格好も似合うよ」
「ロックオンが買ってくれる私服は、センスが良いのでスキです」
ロックオンがティエリアのために選んでくれる服は、主にユニセックスな中性的な服、無性であるティエリアには本当によく似合った。
少女なのか少年なのか分からなくなるような格好が、ティエリアはスキだった。
自分の容姿が最大限に映えていると、思う。
ゴシックロリーターのはいったファッションも、嫌いではない。
人形のような、アンティークドールのような整いすぎたティエリアは中性的であるが、まとう雰囲気が最近は優しいためどちらかというと女性に間違われる。
冷たいときも、そのあまりの美貌から美少女に見えてしまう。
男性、と区切るにはその存在はあまりにも可憐で、綺麗すぎる。
神秘的でさえある。
「ジャボテンダーさんアタック!」
ティエリアが、お気に入りのジャボテンダー抱き枕を手に、ロックオンにぶつかる。
そのまま二人でベッドに転がって、笑いあった。
ロックオンが、抱き心地のいいティエリアを抱こうと手を伸ばすと、ティエリアは起き上がった。
「もう5時だ!」
「どうした?」
「5時です!!」
「なんかあるのか?」
「コードギアスを見なくては!」
ティエリアが、TVのリモコンのスイッチを入れる。
とたんにオープニングの曲が流れ出す。
その唄を、ティエリアが歌う。
「ティエリア~」
抱きついてくるロックオンを、ティエリアは押しのける。
「しくしく」
コードギアスはティエリアが大好きなアニメだ。
見逃したくはない。
録画もしているが、やはり好きなアニメに限らず番組は生で見たいものだ。
「ああ、またコードギアスの同人誌を描かなくては」
ティエリアが、アニメを見ながら満足そうに、そしてとても幸せそうに画面を見入っていた。
ロックオンは、一人いじけてジャボテンダーを抱きしめていた。
そして、コードギアスが終わると、ティエリアは原稿があるからといって、ジャボテンダー抱き枕をロックオンから没収して去ってしまった。
「原稿に負ける俺・・・・・それでもティエリア、大好きだぜ」
指にはまったペアリングを撫でる。
ロックオンとティエリアは、今まで喧嘩をしたことがほとんどない。
ティエリアのもっているアニメディスクを壊したりした時はティエリアも流石に怒るが、でも許してくれる。
喧嘩はしない。
ロックオンは、ティエリアの原稿がある限り、放置状態だ。原稿の合間を縫って会いにきてくれるが、いつものように仲良く傍に並んでおしゃべりしたりはできない。
でも、傍にいたいので、ロックオンはティエリアの部屋にいく。
「ティエリア、傍にいるからな」
「はい。ジャボテンダーさんと戯れいてください。次のページの原稿が出来上がったら、休憩しますので。アッサムの紅茶を飲みましょう」
「俺は、ティエリアが入れてくれる紅茶が大好きだ」
「僕の紅茶は高級品ですから。わざわざ取り寄せているんです」
「だろうなぁ。すごいおいしい」
「ロックオンがおいしくかんじてくれると、僕も嬉しいです」
原稿を描きながら、ティエリアはちゃんと受け答えをしてくれる。
それだけでも、満たされる。
ロックオンは、ジャボテンダー抱き枕を抱きしめる。
枕の傍には、この前作ってあげたサボテンダーのぬいぐるみがちょこんと大切そうに置いてあった。
首のとこにはかわいくリボンが結ばれている。
かわいいなぁ。
ティエリアは、やっぱり、かわいい。
ロックオンは、一人にまにまするのであった。
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これもタチバナ様のサイトの5時だってイラストを見て打っちゃった。
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