エンシェントエルフとダークエルフ8
Aランク冒険者になって1カ月が経った。
10回以上は依頼を受けたが、依頼の失敗も3回くらいあり、まぁそれでも好スタートであった。
依頼退治がほとんどなので、罰金を受けるような依頼はあまり受けなかった。
護衛などの任務は達成失敗の場合、罰金が生じる。
その代わり、魔物や盗賊が現れなければ、ただ一緒に行動するだけでお金が入るので、護衛任務ばかりを引き受ける冒険者もいるくらいだ。
1日3度の食事が約束されて、困るのは夜の見張りがあるくらいだろうか。
今度の依頼は、魔獣、モンスターの討伐依頼であった。
ケルベロスとオルトロスのペアを退治してくれというものだった。
Cランクダンジョンに、ケルベロスとオルトロスが住み着き、それ以上奥に行けないのだという。
CランクダンジョンはD~Bランク冒険者が適正である。
Bランクでも倒せないということは、それなりの強敵であった。
Cランクダンジョンにつくと、35階層でケルベロスとオルトロスのペアが出てきた。
オルトロスは頭を2つもった狼の、ケルベロスは頭を3つもった狼のモンスターであった。
属性は火。弱点は氷と水。
浮竹も京楽も、水と氷の魔法を唱え出した。
「エターナルアイシクルワールド!」
「ウォータープリズン!!」
地面を凍結させてモンスターの足を京楽が凍らせる、浮竹が水の牢獄を作り出し、オルトロスとケルベロスを閉じ込める。
「GARURURURU!」
「GYAUUU!!」
オルトロスとケルベロスは、叫び声をあげながら炎のブレスを吐いた。
それは水の牢獄を蒸発させたが、凍らせられた足は溶けなかった。
浮竹が唱えた氷の魔法は上級魔法だ。
「エターナルフェンリル!」
「アイスエンチャント!」
氷の魔狼フェンリルを召還して、氷のブレスを吐いてもらい、オルトロスとケルベロスも炎のブレスで対抗するが、氷のブレスのほうが優位だった。
少しずつ炎のブレスが弱まっていく。
そこに、氷を付与したミスリルの剣で、浮竹がケルベロスの前足を、オルトロスの胴体を斬り裂いた。
「GYAUUUU!」
「GYANN!」
犬のような声を出して、オルトロスとケルベロスは、炎をブレスを足元にはいて地面の氷をなんとか溶かすと、京楽めがけて襲い掛かる。
それを、氷の魔狼フェンリルが行く手を阻んだ。
「うおおおおおおぉぉぉん!」
フェンリルが遠吠えをあげると、異界より眷属たちが召還されて、オルトロスとケルベロスは逃げ出そうとするが、大小様々なフェンリルに囲まれて、逃亡できなくなる。
「いけ、フェンリル!アイスアタック!」
体を凍結させたフェンリルたちが、オルトロスとケルベロスに体当たりを食らわせる。
弱ってきたオルトロスとケルベロスに向けて、浮竹が魔法を放つ。
「アイスクラッシャー!」
氷の巨大な塊ができて、それはぐしゃりとオルトロスとケルベロスの体を潰して、粉々になった。
「ああ、よかった。魔石は無事だな。さっきの衝撃で砕けていたらどうしようかと思ったんだ」
「魔石は禁呪でもない限り、砕けないよ」
「でも、禁呪を唱える奴を知っているからな」
剣士の京楽のことであった。
他にもSランクの冒険者の中には禁呪を唱える魔法使いたちもいる。
今この世界で存在が確認されているSランク冒険者の数は77人。
去年は82人だった。
5人パーティーのSランク冒険者が、魔族の魔王四天王が一人、灼熱のシャイターンに敗れて死んでいる。
魔王討伐に挑むSランク冒険者はいなかった。
皆、命は惜しい。
勇者でも誕生しない限り、魔王は倒されないだろう。
そもそも、魔王は存在しているが、全ての魔族を束ねてるというわけでもなく、明確な「悪」であるかあやふやな部分もある。
人間の国が戦争をしかけてきたら、その国は滅亡するが、反対に戦争をしかけなければなんの害もないのだ。
四天王も同じで、戦いを挑めば容赦なく倒されるが、戦いを挑まなければ何もしてこない。
死んだ5人のSランクのパーティーのリーダーは、自分が勇者であると明言していて、その証拠に灼熱のシャイターンに挑み、戦死した。
Sランク冒険者の間では、死んだその自称勇者を愚か者だという声が高かった。
「ねぇ、浮竹。もしも、魔王討伐に向けて国が動きだしたらどうするの?」
「そんなことは起きないと思うだろうが、マイホームを捨てることになるが、違う国の冒険者ギルドに登録しなおして、その国で活動する」
「やっぱり、そうだよね」
京楽は癒えなかった。
その灼熱のシャイターンはダークエルフで、実の母親であるなんて。
浮竹に打ち明けれないもどかしさをもちながら、それでも隠しておきたかった。
魔族ともいわれるダークエルフであるが、ただのダークエルフではなく、魔王の四天王の一人の息子などとは、とても言えなかった。
そもそも、母であるシャイターンは肌の色を見て、捨てることを決めた女性だ。
育てられた記憶もない。
ただ、シャイターンの息子ではあると、言い聞かされて幼い頃は育てられた。
そのダークエルフの村も、魔族と合流するということで、一族の汚点でもある京楽を捨てて、魔大陸に移住してしまった。
「どうした、京楽。顔色が悪いぞ?」
「ううん、なんでもないんだ」
自分だけ、秘密を抱えている罪悪感に時折苛まれる。
シャイターンにとっては、ただのゴミだろうが、こちら側からしたら、魔王の四天王の一人が親なのだという、リスクの高い位置にいるのだ。
「とりあえず、冒険者ギルドに報告に戻ろう」
「うん、そうだね」
オルトロスとケルベロスの死体は、ダンジョンが消化するだろう。
ダンジョンは生きている。
ダンジョンマスターをもち、大抵が古代のエルフか古代のドワーフであった。
ダンジョンで死んだモンスターや冒険者は、荷物以外は自然に溶けてダンジョンの苗床となり、ダンジョンは新しいモンスターや宝箱を生み出す。
それを管理するのがダンジョンマスターだ。
ダンジョンマスターが代わると、ダンジョンも大きく様変わりする。
まぁ、よほどのことがない限り、ダンジョンマスターが代わることはない。
「これで、Cランクのこのダンジョンも、最下層まで潜れるだろう」
「ねぇ、ちょっと最下層まで行ってみない?」
「いいが、俺たちにとっては雑魚だぞ」
「昔、Cランクだった頃、このダンジョンにも何度か潜って、結局踏破できずにいたじゃない」
「そういえば、そうだったな」
雑魚のスケルトンやスケルトンアーチャー、スケルトスンソルジャーなどの雑魚のモンスターを倒しながら、魔石だけ回収した。
大した金にはならないだろうが、昔はそれでも満足したものだ。
最下層は50階層だった。
ボス部屋を開くと、スケルトンキングがいた。
「フレイムボルト」
「セイントヒール!」
不死の属性には火と聖が効きやすい。
一部、剣士の京楽のような例外はあるが、大抵は火と回復魔法でダメージを受けた。
魔力がCランクの頃の数十倍にもなった今では、スケルトンキングも雑魚だ。
倒すと、財宝の間が開いた。
あったのは、金貨が50枚と銀製の武器くらいだった。
「昔は、これでも喜んでたんだよねぇ。始めてCランクのダンジョン踏破したこと、覚えてる?」
「覚えてる。グレイウルフベアがボスだった。苦戦して怪我をいっぱいして倒して、金貨45枚と、金の短剣を手に入れた」
「金の短剣は、窮地になるまで手元に置いていたよね」
「そうだな。俺が風邪を引いて、依頼を受けれなかった時期に、売り払ってしまったんだったな」
「とりあえず、地上に戻る転移魔法陣に乗ろう」
「ああ」
ダンジョンの入り口まで転移して、待っていた馬車に乗りこんだ。
馬車は冒険者ギルドで、1日金貨2枚でかりれた。
御者付きの場合は金貨3枚だ。
京楽が御者をしていた。
1日だけのレンタルなので、出費は金貨2枚と1日の食事の分の銀貨3枚くらいだろうか。
冒険者ギルドに戻り、馬車を返して、受付嬢に魔石を鑑定してもらい、報酬金金貨160枚を手に入れて、魔石の買取り額金貨20枚を手に入れた。
今日の稼ぎは、金貨180枚とダンジョンで手に入れた金貨50枚と、雑魚の魔石の買取り額の金貨3枚と、銀の武器だ。
Cランク以下の頃は、金貨を見るだけでも興奮したものだ。
今では、大金貨を見てもあまり何も感じない。
流石に白金貨を見るとびびるが。
今日の夕飯の買い物をせず、久しぶりに冒険者ギルドの酒場で食べて飲んだ。
「景気はどうだ、浮竹、京楽」
「ぼちぼちかな?」
「まぁまぁだな。12件依頼を受けて未達成が3件。Aランクになって、調子づいてSランクの依頼を受けたら、失敗続きだった。今はAランクかBランクの依頼を受けている」
「そうだね。Sランクの依頼は僕たちには早すぎたね」
京楽も浮竹も苦笑いした。
「あらぁ、うっきーちゃんに春ちゃんが、マイホームを持ったのに、ギルドの酒場で食べてるなんて珍しいわね。私も混ぜてぇ!」
「今日はこの辺りで帰る!」
「じゃあね、みんな」
「ああん、いけずう♡」
くねくねして迫ってきたオカマのギルドマスターを置いて、二人はマイホームに帰るのであった。
10回以上は依頼を受けたが、依頼の失敗も3回くらいあり、まぁそれでも好スタートであった。
依頼退治がほとんどなので、罰金を受けるような依頼はあまり受けなかった。
護衛などの任務は達成失敗の場合、罰金が生じる。
その代わり、魔物や盗賊が現れなければ、ただ一緒に行動するだけでお金が入るので、護衛任務ばかりを引き受ける冒険者もいるくらいだ。
1日3度の食事が約束されて、困るのは夜の見張りがあるくらいだろうか。
今度の依頼は、魔獣、モンスターの討伐依頼であった。
ケルベロスとオルトロスのペアを退治してくれというものだった。
Cランクダンジョンに、ケルベロスとオルトロスが住み着き、それ以上奥に行けないのだという。
CランクダンジョンはD~Bランク冒険者が適正である。
Bランクでも倒せないということは、それなりの強敵であった。
Cランクダンジョンにつくと、35階層でケルベロスとオルトロスのペアが出てきた。
オルトロスは頭を2つもった狼の、ケルベロスは頭を3つもった狼のモンスターであった。
属性は火。弱点は氷と水。
浮竹も京楽も、水と氷の魔法を唱え出した。
「エターナルアイシクルワールド!」
「ウォータープリズン!!」
地面を凍結させてモンスターの足を京楽が凍らせる、浮竹が水の牢獄を作り出し、オルトロスとケルベロスを閉じ込める。
「GARURURURU!」
「GYAUUU!!」
オルトロスとケルベロスは、叫び声をあげながら炎のブレスを吐いた。
それは水の牢獄を蒸発させたが、凍らせられた足は溶けなかった。
浮竹が唱えた氷の魔法は上級魔法だ。
「エターナルフェンリル!」
「アイスエンチャント!」
氷の魔狼フェンリルを召還して、氷のブレスを吐いてもらい、オルトロスとケルベロスも炎のブレスで対抗するが、氷のブレスのほうが優位だった。
少しずつ炎のブレスが弱まっていく。
そこに、氷を付与したミスリルの剣で、浮竹がケルベロスの前足を、オルトロスの胴体を斬り裂いた。
「GYAUUUU!」
「GYANN!」
犬のような声を出して、オルトロスとケルベロスは、炎をブレスを足元にはいて地面の氷をなんとか溶かすと、京楽めがけて襲い掛かる。
それを、氷の魔狼フェンリルが行く手を阻んだ。
「うおおおおおおぉぉぉん!」
フェンリルが遠吠えをあげると、異界より眷属たちが召還されて、オルトロスとケルベロスは逃げ出そうとするが、大小様々なフェンリルに囲まれて、逃亡できなくなる。
「いけ、フェンリル!アイスアタック!」
体を凍結させたフェンリルたちが、オルトロスとケルベロスに体当たりを食らわせる。
弱ってきたオルトロスとケルベロスに向けて、浮竹が魔法を放つ。
「アイスクラッシャー!」
氷の巨大な塊ができて、それはぐしゃりとオルトロスとケルベロスの体を潰して、粉々になった。
「ああ、よかった。魔石は無事だな。さっきの衝撃で砕けていたらどうしようかと思ったんだ」
「魔石は禁呪でもない限り、砕けないよ」
「でも、禁呪を唱える奴を知っているからな」
剣士の京楽のことであった。
他にもSランクの冒険者の中には禁呪を唱える魔法使いたちもいる。
今この世界で存在が確認されているSランク冒険者の数は77人。
去年は82人だった。
5人パーティーのSランク冒険者が、魔族の魔王四天王が一人、灼熱のシャイターンに敗れて死んでいる。
魔王討伐に挑むSランク冒険者はいなかった。
皆、命は惜しい。
勇者でも誕生しない限り、魔王は倒されないだろう。
そもそも、魔王は存在しているが、全ての魔族を束ねてるというわけでもなく、明確な「悪」であるかあやふやな部分もある。
人間の国が戦争をしかけてきたら、その国は滅亡するが、反対に戦争をしかけなければなんの害もないのだ。
四天王も同じで、戦いを挑めば容赦なく倒されるが、戦いを挑まなければ何もしてこない。
死んだ5人のSランクのパーティーのリーダーは、自分が勇者であると明言していて、その証拠に灼熱のシャイターンに挑み、戦死した。
Sランク冒険者の間では、死んだその自称勇者を愚か者だという声が高かった。
「ねぇ、浮竹。もしも、魔王討伐に向けて国が動きだしたらどうするの?」
「そんなことは起きないと思うだろうが、マイホームを捨てることになるが、違う国の冒険者ギルドに登録しなおして、その国で活動する」
「やっぱり、そうだよね」
京楽は癒えなかった。
その灼熱のシャイターンはダークエルフで、実の母親であるなんて。
浮竹に打ち明けれないもどかしさをもちながら、それでも隠しておきたかった。
魔族ともいわれるダークエルフであるが、ただのダークエルフではなく、魔王の四天王の一人の息子などとは、とても言えなかった。
そもそも、母であるシャイターンは肌の色を見て、捨てることを決めた女性だ。
育てられた記憶もない。
ただ、シャイターンの息子ではあると、言い聞かされて幼い頃は育てられた。
そのダークエルフの村も、魔族と合流するということで、一族の汚点でもある京楽を捨てて、魔大陸に移住してしまった。
「どうした、京楽。顔色が悪いぞ?」
「ううん、なんでもないんだ」
自分だけ、秘密を抱えている罪悪感に時折苛まれる。
シャイターンにとっては、ただのゴミだろうが、こちら側からしたら、魔王の四天王の一人が親なのだという、リスクの高い位置にいるのだ。
「とりあえず、冒険者ギルドに報告に戻ろう」
「うん、そうだね」
オルトロスとケルベロスの死体は、ダンジョンが消化するだろう。
ダンジョンは生きている。
ダンジョンマスターをもち、大抵が古代のエルフか古代のドワーフであった。
ダンジョンで死んだモンスターや冒険者は、荷物以外は自然に溶けてダンジョンの苗床となり、ダンジョンは新しいモンスターや宝箱を生み出す。
それを管理するのがダンジョンマスターだ。
ダンジョンマスターが代わると、ダンジョンも大きく様変わりする。
まぁ、よほどのことがない限り、ダンジョンマスターが代わることはない。
「これで、Cランクのこのダンジョンも、最下層まで潜れるだろう」
「ねぇ、ちょっと最下層まで行ってみない?」
「いいが、俺たちにとっては雑魚だぞ」
「昔、Cランクだった頃、このダンジョンにも何度か潜って、結局踏破できずにいたじゃない」
「そういえば、そうだったな」
雑魚のスケルトンやスケルトンアーチャー、スケルトスンソルジャーなどの雑魚のモンスターを倒しながら、魔石だけ回収した。
大した金にはならないだろうが、昔はそれでも満足したものだ。
最下層は50階層だった。
ボス部屋を開くと、スケルトンキングがいた。
「フレイムボルト」
「セイントヒール!」
不死の属性には火と聖が効きやすい。
一部、剣士の京楽のような例外はあるが、大抵は火と回復魔法でダメージを受けた。
魔力がCランクの頃の数十倍にもなった今では、スケルトンキングも雑魚だ。
倒すと、財宝の間が開いた。
あったのは、金貨が50枚と銀製の武器くらいだった。
「昔は、これでも喜んでたんだよねぇ。始めてCランクのダンジョン踏破したこと、覚えてる?」
「覚えてる。グレイウルフベアがボスだった。苦戦して怪我をいっぱいして倒して、金貨45枚と、金の短剣を手に入れた」
「金の短剣は、窮地になるまで手元に置いていたよね」
「そうだな。俺が風邪を引いて、依頼を受けれなかった時期に、売り払ってしまったんだったな」
「とりあえず、地上に戻る転移魔法陣に乗ろう」
「ああ」
ダンジョンの入り口まで転移して、待っていた馬車に乗りこんだ。
馬車は冒険者ギルドで、1日金貨2枚でかりれた。
御者付きの場合は金貨3枚だ。
京楽が御者をしていた。
1日だけのレンタルなので、出費は金貨2枚と1日の食事の分の銀貨3枚くらいだろうか。
冒険者ギルドに戻り、馬車を返して、受付嬢に魔石を鑑定してもらい、報酬金金貨160枚を手に入れて、魔石の買取り額金貨20枚を手に入れた。
今日の稼ぎは、金貨180枚とダンジョンで手に入れた金貨50枚と、雑魚の魔石の買取り額の金貨3枚と、銀の武器だ。
Cランク以下の頃は、金貨を見るだけでも興奮したものだ。
今では、大金貨を見てもあまり何も感じない。
流石に白金貨を見るとびびるが。
今日の夕飯の買い物をせず、久しぶりに冒険者ギルドの酒場で食べて飲んだ。
「景気はどうだ、浮竹、京楽」
「ぼちぼちかな?」
「まぁまぁだな。12件依頼を受けて未達成が3件。Aランクになって、調子づいてSランクの依頼を受けたら、失敗続きだった。今はAランクかBランクの依頼を受けている」
「そうだね。Sランクの依頼は僕たちには早すぎたね」
京楽も浮竹も苦笑いした。
「あらぁ、うっきーちゃんに春ちゃんが、マイホームを持ったのに、ギルドの酒場で食べてるなんて珍しいわね。私も混ぜてぇ!」
「今日はこの辺りで帰る!」
「じゃあね、みんな」
「ああん、いけずう♡」
くねくねして迫ってきたオカマのギルドマスターを置いて、二人はマイホームに帰るのであった。
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