オメガバース恋白読み切り短編
「隊長‥‥‥‥‥‥」
恋次は、かける言葉が出なかった。
隠していたが、白哉はオメガだった。それを知られた四楓院家の傍系の男に、オメガであることをばらすと脅されて、レイプされた。
「このようなこと‥‥蚊に噛まれたようなものだ。どうってことはない。幸いにもヒート期間ではなかった。妊娠することはないであろう」
ズタボロになった白哉を発見した恋次は、白哉を抱きしめて涙を流した。
「俺が、隊長がオメガだって気づいてれば‥‥。隊長、レイプされたんですよ!?なんでそんなに平然としていられるんすか!」
「幼少期、父から性的虐待を受けていた。あの日々を思えば、この程度のこと‥‥‥恋次、なぜそなたが泣く?」
「隊長が、泣かないっすから!代わりに泣いてるんす!」
「おかしなやつだ」
ポロリと。
白哉の瞳から涙があふれ、それは波のように訪れた。
「オメガであることをばらすと‥‥オメガであることがばれたら、朽木家の当主の座も危うい。
何故、私だけがこのような目に合わねばならぬのだ。オメガであることが、それほど罪なのか」
「隊長。もう、他のアルファにレイプとかされなうように、俺と番になりましょう」
「恋次と?そなた、アルファだったのか。てっきり、ベータだと‥‥」
「最初に検査された時はベータだったんです。でも、二回目の検査でアルファであることが分かりました。でも、アルファは支配階級。護廷13隊の死神だなんて、危険な場所にいられませんから。俺はどうしても、隊長、あんたをこえたかった。でも、こんな形になりたいと願ってアルファでいたわけじゃありません」
恋次は、白哉を抱き上げて、朽木家の湯殿まで連れてくると、見知らぬ男が出した精液をかきだした。
「んっ」
「隊長、俺は本気です。俺と番になりましょう。もう、他のアルファが手を出せないように」
「副官である恋次と番にか。それもまた、運命なのだろうな」
白哉は、恋次と番になることを了承した。
白哉をレイプした男は、暗闇のある日、誰かに殺された。それが恋次の仕業であると白哉は気づいていたが、何も言わなかった。
やがて、白哉にヒート期間がきた。
すでに首にかみついて、番になる条件は整えているが、正式に番になるにはヒート期間に交じりあって、首を噛む必要があった。
白哉は長い間、ヒート期間を強い薬で抑えつけていたため、初めで味わう本物のヒートに、思考がぐずぐずに溶けていく。
「恋次‥‥‥抱け」
「隊長。いいんすね?もう、後戻りできませんよ。俺と籍を入れて、家族になりましょう」
「それもかまわぬ」
「分かりました。ヒート期間、いっぱい抱いてあげますね?番になりましょう」
「ああ!」
もう何度目になるかも分からぬ欲望を吐き出して、白哉は恋次の動きに翻弄されていた。
「んあああ」
ずちゅずちゅと、秘所は自然と濡れて恋次のものをくわえこむ。
「あ、もっと奥に‥‥」
「隊長、愛してます。ずっと好きだったんです。でも同性だから、告白もできなかった。隊長がオメガだなんて、今でもまだ信じられません」
「ひあああ!」
恋次のものが、ごりごりと奥を抉り、白哉は背をしならせて大きく中いきをしていた。
「あ、ああ‥‥もう、何も考えられぬ。早く、首にかみつけ」
「はい」
セックスをしながら、恋次は自分でつけた噛み後のある、白哉の細い白い首に嚙みついた。
びりっと電流のようなものが走り、本当の番になったことが分かる。
「俺の子供、産んでくれますか」
「そなたが、それを望むなら。もう、きっと私は朽木家の当主ではいられない」
ぐちゅぐちゅと中を犯されて、白哉は涙を流した。
「オメガなど‥‥‥でも、恋次と番になれたことだけは、感謝しよう」
「それはこっちの台詞です」
「あああああ!!」
一際強く貫かれて、白哉は精液を出しながら、中いきしまくっていた。
「ああ、あ、思考が、すりきれる‥‥」
「隊長。もう俺だけのものだ。あんたはオメガで俺はアルファ。きっと、番になるためにそう選ばれたんですよ」
「ひあああ‥‥」
恋次は、まだ欲望が硬く、白哉を貫く。
白哉は慣れぬセックスのため、もう限界に近かった。
「恋次、意識を失いそうだ。後のことは、任せてよいか」
「はい。ヒートを抑えるためにも、生で俺の子種、たくさんあげますからね?」
恋次は、白哉の胎の奥で子種を弾けさせた。
「ああああ!」
白哉は、じんわりと熱が広がっていくのを感じながら、意識を失った。
「隊長、大丈夫っすか?」
「ん‥‥私はどれくらい寝ていた?」
「半日っすね」
「仕事が!」
「ヒート休暇とったので、大丈夫っす」
「それでは、私がオメガであると他にばれたのか?」
「いや、反対です。俺がオメガってことにして、隊長がアルファってことにしました」
「無理があるだろう」
「でも、みんな納得してましたよ。隊長は強い薬飲んでるから、オメガ特有のフェロモンも出ないし。俺は、偽のフェロモンが出る薬服用したんで、みんな俺がオメガだって思ってます」
「恋次。私がオメガであることを、そなたとだけ秘密にできるか?」
「はい。人生をかけて誓います」
白哉は、涙を浮かべた。
「そなたの一生を台無しにしてまって、すまぬ」
「いえ、だから俺は隊長のこと好きだし愛してますから!」
「恋次‥‥‥」
白哉は淡く微笑んだ。
それが妖艶に見えて、恋次は自分の頬をひっぱたく。
少し前まで、無理させてまで交わっていたのだ。
「隊長に言い寄る女も男も、みんな遠ざけるくらい、仲良くしましょう」
「私にできるだろうか?」
「隊長は、今のままでいいっすよ。俺がいちゃつきますんで」
「ふふっ、恋次は面白いな」
「そうですか?」
白哉は、触れるだけのキスを自分から恋次にした。
「た、隊長!」
抱き着いてくる恋次を受け止めながら、もう当主の座を追われてもいいと思った。
恋次と番として生きていくのが、今の白哉の目標であり、夢であった。
オメガの当主など、聞いたこともないが、籍をいれたら恋次を当主にしようかとも思った。
「恋次。私と、どこまでも堕ちてくれるか?」
「はい。どこまでも、一緒に堕ちていきます」
1か月後。
白哉は、朽木家の当主であるが自分がオメガであることを公表した。
他の朽木家に連なる者から、当主にふさわしくないと言われて、夫として籍をいれた恋次を、婿養子にして朽木家の当主にした。
周囲は反対ばかりであったが、今まで白哉がきりもりしていたから、朽木家は4大貴族のままでいれたのも事実で、反対の声は次第に薄まっていった。
ヒート期間は仕事を休み、睦みあった、
籍を入れてから半年。
「恋次‥‥‥妊娠した」
「まじっすか」
「そうだ」
「朽木家の次期当主っすね」
「気が早い」
「産んでくれるんでしょう?」
「そのつもりだ」
朽木家の当主は、今は恋次だが、実際切り盛りしているのは白哉だった。
「幸せに、なりましょう」
「私は、すでに幸せだ」
「隊長‥‥‥」
「白哉と、呼べ」
「白哉‥‥‥‥」
恋次と白哉は、口づけをしあいながら、ベッドに向かうのであった。
恋次は、かける言葉が出なかった。
隠していたが、白哉はオメガだった。それを知られた四楓院家の傍系の男に、オメガであることをばらすと脅されて、レイプされた。
「このようなこと‥‥蚊に噛まれたようなものだ。どうってことはない。幸いにもヒート期間ではなかった。妊娠することはないであろう」
ズタボロになった白哉を発見した恋次は、白哉を抱きしめて涙を流した。
「俺が、隊長がオメガだって気づいてれば‥‥。隊長、レイプされたんですよ!?なんでそんなに平然としていられるんすか!」
「幼少期、父から性的虐待を受けていた。あの日々を思えば、この程度のこと‥‥‥恋次、なぜそなたが泣く?」
「隊長が、泣かないっすから!代わりに泣いてるんす!」
「おかしなやつだ」
ポロリと。
白哉の瞳から涙があふれ、それは波のように訪れた。
「オメガであることをばらすと‥‥オメガであることがばれたら、朽木家の当主の座も危うい。
何故、私だけがこのような目に合わねばならぬのだ。オメガであることが、それほど罪なのか」
「隊長。もう、他のアルファにレイプとかされなうように、俺と番になりましょう」
「恋次と?そなた、アルファだったのか。てっきり、ベータだと‥‥」
「最初に検査された時はベータだったんです。でも、二回目の検査でアルファであることが分かりました。でも、アルファは支配階級。護廷13隊の死神だなんて、危険な場所にいられませんから。俺はどうしても、隊長、あんたをこえたかった。でも、こんな形になりたいと願ってアルファでいたわけじゃありません」
恋次は、白哉を抱き上げて、朽木家の湯殿まで連れてくると、見知らぬ男が出した精液をかきだした。
「んっ」
「隊長、俺は本気です。俺と番になりましょう。もう、他のアルファが手を出せないように」
「副官である恋次と番にか。それもまた、運命なのだろうな」
白哉は、恋次と番になることを了承した。
白哉をレイプした男は、暗闇のある日、誰かに殺された。それが恋次の仕業であると白哉は気づいていたが、何も言わなかった。
やがて、白哉にヒート期間がきた。
すでに首にかみついて、番になる条件は整えているが、正式に番になるにはヒート期間に交じりあって、首を噛む必要があった。
白哉は長い間、ヒート期間を強い薬で抑えつけていたため、初めで味わう本物のヒートに、思考がぐずぐずに溶けていく。
「恋次‥‥‥抱け」
「隊長。いいんすね?もう、後戻りできませんよ。俺と籍を入れて、家族になりましょう」
「それもかまわぬ」
「分かりました。ヒート期間、いっぱい抱いてあげますね?番になりましょう」
「ああ!」
もう何度目になるかも分からぬ欲望を吐き出して、白哉は恋次の動きに翻弄されていた。
「んあああ」
ずちゅずちゅと、秘所は自然と濡れて恋次のものをくわえこむ。
「あ、もっと奥に‥‥」
「隊長、愛してます。ずっと好きだったんです。でも同性だから、告白もできなかった。隊長がオメガだなんて、今でもまだ信じられません」
「ひあああ!」
恋次のものが、ごりごりと奥を抉り、白哉は背をしならせて大きく中いきをしていた。
「あ、ああ‥‥もう、何も考えられぬ。早く、首にかみつけ」
「はい」
セックスをしながら、恋次は自分でつけた噛み後のある、白哉の細い白い首に嚙みついた。
びりっと電流のようなものが走り、本当の番になったことが分かる。
「俺の子供、産んでくれますか」
「そなたが、それを望むなら。もう、きっと私は朽木家の当主ではいられない」
ぐちゅぐちゅと中を犯されて、白哉は涙を流した。
「オメガなど‥‥‥でも、恋次と番になれたことだけは、感謝しよう」
「それはこっちの台詞です」
「あああああ!!」
一際強く貫かれて、白哉は精液を出しながら、中いきしまくっていた。
「ああ、あ、思考が、すりきれる‥‥」
「隊長。もう俺だけのものだ。あんたはオメガで俺はアルファ。きっと、番になるためにそう選ばれたんですよ」
「ひあああ‥‥」
恋次は、まだ欲望が硬く、白哉を貫く。
白哉は慣れぬセックスのため、もう限界に近かった。
「恋次、意識を失いそうだ。後のことは、任せてよいか」
「はい。ヒートを抑えるためにも、生で俺の子種、たくさんあげますからね?」
恋次は、白哉の胎の奥で子種を弾けさせた。
「ああああ!」
白哉は、じんわりと熱が広がっていくのを感じながら、意識を失った。
「隊長、大丈夫っすか?」
「ん‥‥私はどれくらい寝ていた?」
「半日っすね」
「仕事が!」
「ヒート休暇とったので、大丈夫っす」
「それでは、私がオメガであると他にばれたのか?」
「いや、反対です。俺がオメガってことにして、隊長がアルファってことにしました」
「無理があるだろう」
「でも、みんな納得してましたよ。隊長は強い薬飲んでるから、オメガ特有のフェロモンも出ないし。俺は、偽のフェロモンが出る薬服用したんで、みんな俺がオメガだって思ってます」
「恋次。私がオメガであることを、そなたとだけ秘密にできるか?」
「はい。人生をかけて誓います」
白哉は、涙を浮かべた。
「そなたの一生を台無しにしてまって、すまぬ」
「いえ、だから俺は隊長のこと好きだし愛してますから!」
「恋次‥‥‥」
白哉は淡く微笑んだ。
それが妖艶に見えて、恋次は自分の頬をひっぱたく。
少し前まで、無理させてまで交わっていたのだ。
「隊長に言い寄る女も男も、みんな遠ざけるくらい、仲良くしましょう」
「私にできるだろうか?」
「隊長は、今のままでいいっすよ。俺がいちゃつきますんで」
「ふふっ、恋次は面白いな」
「そうですか?」
白哉は、触れるだけのキスを自分から恋次にした。
「た、隊長!」
抱き着いてくる恋次を受け止めながら、もう当主の座を追われてもいいと思った。
恋次と番として生きていくのが、今の白哉の目標であり、夢であった。
オメガの当主など、聞いたこともないが、籍をいれたら恋次を当主にしようかとも思った。
「恋次。私と、どこまでも堕ちてくれるか?」
「はい。どこまでも、一緒に堕ちていきます」
1か月後。
白哉は、朽木家の当主であるが自分がオメガであることを公表した。
他の朽木家に連なる者から、当主にふさわしくないと言われて、夫として籍をいれた恋次を、婿養子にして朽木家の当主にした。
周囲は反対ばかりであったが、今まで白哉がきりもりしていたから、朽木家は4大貴族のままでいれたのも事実で、反対の声は次第に薄まっていった。
ヒート期間は仕事を休み、睦みあった、
籍を入れてから半年。
「恋次‥‥‥妊娠した」
「まじっすか」
「そうだ」
「朽木家の次期当主っすね」
「気が早い」
「産んでくれるんでしょう?」
「そのつもりだ」
朽木家の当主は、今は恋次だが、実際切り盛りしているのは白哉だった。
「幸せに、なりましょう」
「私は、すでに幸せだ」
「隊長‥‥‥」
「白哉と、呼べ」
「白哉‥‥‥‥」
恋次と白哉は、口づけをしあいながら、ベッドに向かうのであった。
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