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オメガバース恋白11

「恋次‥‥おらぬのか、恋次」

白哉は、恋次を探していた。

ちょうどヒート期間中で、朽木家の別邸で恋次と二人で過ごしていた。

食事は作ったものを清家がもってきてくれた。

あとのことは、恋次に任せてある。

「恋次‥‥‥」

恋次が見当たらなくて、白哉は布団と丸めてそれを抱え込む。

「隊長、どうしたんすか」

「恋次!」

恋次は、風呂にいっていたらしく、結っていない赤い髪が印象的だった。

「恋次、傍におらぬので探していたのだ」

「あー、もう、あんたほんとにかわいいっすね」

恋次は、白哉を抱きしめる。

「恋次、恋次が欲しい」

白哉はオメガで、恋次はアルファ。そして番である。

最初、白哉は自分がオメガであることを隠していたが、世間に発表し、今は白哉の懐妊が期待されていたが、白哉はまだ子を作るつもりなはく、いつもアフターピルを飲んでいた。

「ああもう、あんた綺麗なくせにかわいいっすね」

「恋次」

恋次の名を連呼する白哉に負けて、昨日抱いたばかりだが、恋次は今日も白哉を抱くことにした。

昨日は散々抱いたので、今日はできて1,2回というところだろうか。

「キスを‥‥‥」

ねだられて、恋次は白哉にキスをする。

「ふあっ」

飲み込み切れなかった唾液が顎を伝う。

「恋次、私を抱け」

「分かってます。でも、あんまり何回も抱けませんよ?昨日めちゃくちゃあんたを抱いたから」

「それでもかまわぬ。抱け」

「はいはい、分かりましたからそうがっつかないでください。なんだか、いつもと逆ですね?」

恋次は、白哉の衣類を脱がせて、自分も裸になった。

「また、タトゥーを増やしたのか」

「ああ、昨日では気づかなかったんすね。胸のここに新しいタトゥー入れました」

「痛いであろう」

「痛いっすけどもう慣れてます」

「恋次、好きだ。愛している」

「俺も、隊長を好きで愛してますよ」

そう言うと、白哉は恋次のものに手を伸ばして、奉仕しはじめた。

「ちょ、隊長!」

「これで、私を満足させよ」

勃ったものを、白哉が指ではじく。

「もう、どうなっても知りませんからね」

白哉は、恋次に抱かれる。

「ああああ!!」

熱いものので貫かれて、白哉は精液を放っていた。

昨日散々交わったのに、ヒート期間はすぐにまた精液が出るようになっていた。それは番の恋次も同じだが、白哉ほどではない。

「奥に出しますからね」

「あ、もっと、もっと私を犯せ」

「じゃあ、そんなにきつく締め付けないでください」

「やああああ、無理っ」

「じゃあ、中に注ぎますよ?」

「ひあああああ!!!」

白哉は、恋次に中出しされて当時にいっていた。

「あと、抱けて1回くらいっすよ」

「あ、足りぬ」

「じゃあ、おとなのおもちゃでも使いますか?」

「いやだ。恋次がいい」

「仕方ないっすねぇ。でなくなったら、指と舌でいかせてあげますから」

「ああ、う、んあああ」

恋次は、白哉のものに舌をはわせる。

「ヒート期間って、すごいっすよね。出しても出しても出るんすから」

「あ、恋次‥‥」

白哉は、恋次の口の中に精液を放って、恋次にまた抱かれた。

恋次は白哉の足を肩に担ぎあげて、深く交わる。

「んあっ」

「あんたの好きなだけ犯してやりたいけど、俺が玉切れです」

「恋次、もっと子種を‥‥…」

「あと1回だけですよ」

「もっと欲しい」

白哉はねだる。

「だから、昨日あんたも何度も俺に抱かれたじゃないっすか。満足してないんすか?」

「昨日は昨日、今日は今日だ」

「そうっすか」

恋次は、一度引き抜くと、白哉の奥まで一気に貫いた。

「いあああ!!!」

「子種、全部ぶちまけますからね?」

ドクドクと、恋次の子種が白哉の子宮で放たれる。

「あ、もっとお」

「俺が限界っす。ヒート期間の隊長、すごいっすね」

「もう終わりなのか‥‥‥」

白哉は残念そうな声を出しながら、指と舌で愛撫してくる恋次の熱を感じて、精液をはきだす。

「あああ、そこ、いい」

「ここっすか?」

「やあああん」

「隊長、淫乱っすね」

「や、言うな。ヒート期間のせいだ」

「そういうことにしておきますよ」

白哉と恋次は、ヒート期間が収まる1週間を交じりあいながら過ごす。

ヒート期間が終わると、白哉はねだっていたのが嘘のように、凛と強い眼差しで恋次を見る。

「すまぬ。ヒート期間は迷惑をかけた」

「仕方ないっすよ。俺たちは番なんだから」

「そ、そうだな。番であるのだから」

白哉は、今回のヒートは乱れた。それを思い出してか、やや赤くなっていた。

「隊長、照れるんすか?かわいい」

「な、照れてなどおらぬ!」

「はいはい。じゃあ、仕事にいきますか」

「う、うむ‥‥‥」

ヒート休暇が終わり、二人は並んで執務室に向かうのだった。





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