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オメガバース恋白13

「恋次」

「どうしたんすか隊長」

「呼んでみただけだ」

白哉は、恋次の腕の中にいた。

ヒート期間中で、交わり続けていた。

「あっ」

「まだいけますよね?」

「んっ」

何度か恋次は白哉の中に精液を注ぎ込んでいるし、オメガである白哉は秘所が自然と濡れる。

「もっかいしていいっすか?]

「好きにするといい」

「じゃあ‥‥‥‥」

「あう」

恋次は白哉の蕾に己をあてがい、貫く。

「ああああ!」

もう、今日は3度目か4度目の行為だった。

何度抱かれても、白哉は初心な反応をする。

「ああ、隊長の中最高っす」

「恋次‥‥‥もっと、奥まで」

「はい」

「ひあう」

白哉が求めると、恋次はそれにこたえる。

「あ、あ、あ」

とんとんとリズムをつけて突き上げると、白哉は背をしらなせてオーガズムで中いきをしていた。

「んあああ」

「隊長‥‥‥好きです」

「あ、恋次、私もだ」

ヒート期間中は交わり続けて、あとは食事をして風呂に入り眠るだけだ。

眠る時間は多いけれど、起きている時間はたいてい交わっていた。

「中にぶちまけますよ」

「うあっ」

どくどくと精液を恋次は白哉の子宮に注ぎ込む。

「こんなに出されたら、孕んでしまう」

「子供できたらちゃんと産んでくださいね」

「恋次‥‥‥‥」

恋次は知っていた。白哉が行為の後必ずアフターピルを飲むことを。

恋次の子ができるのがいやなわけではない。

ただ、子を生む勇気と恋次をとりあえげられるのが怖いのだ。

子が生まれれば、恋次は白哉だけのものではなくなる。

「子は、まだ産まぬ」

「はい。それでもいいっす」

「恋次、もっと‥‥‥」

「隊長、今日はこのへんにしときましょう。まだヒート期間きて2日目ですよ。ずっと交わってたら、体力がもたない」

「それでもよい。もう一度、抱け」

「隊長‥‥‥本当にあんたって人は」

恋次は、また白哉を貫く。

「今日はこれで最後ですからね。俺のほうがもたない」

「ひああああ!」

白哉は奥を突きあげられ、抉られて潮をふく。

「淫らになっちゃって」

「あ、恋次、兄のせいだ」

「はい、そうですね」

恋次は角度を変えて白哉を貫き、揺さぶった。

「あああ」

「隊長」

「あ、恋次」

お互いを抱きしめあいながら、高みへとのぼる。

「んっ」

「あ、隊長‥‥‥すげぇいい」

行為が終わると、白哉は湯あみをするといって風呂に消えてしまった。

ちゃんと、アフターピルを飲んで。

「隊長‥‥‥‥俺との間に子供できるのいやなのかな」

「いやというわけではないが、子供を産むと育てなければならないであろう。まだその覚悟ができておらぬ」

「ぬお、隊長いつの間に風呂からあがってきたんすか」

「さっきだ」

「まだ15分しかたってないっすよ」

「恋次ともう一度入ろうと思ってな」

「あの、俺もう無理っすよ。やりすぎて抱けません」

白哉は、くすりと笑う。

「私とて、今日はもう十分だ。恋次、共に風呂に入ろう」

「はい。隊長の望むままに」

恋次は、白哉に甘い。

そもそも、白哉が我儘を言い出すことがほとんどないのだ。

一緒に風呂に入り、同じ布団で眠る。

ヒート期間なので、白哉は眠っていることがおおい。恋次はそんな時書物なんかを読んで時間をつぶす。



「ん‥‥‥朝か」

「あ、朝食用言されてますよ」

「うむ。行こう」

「はい」

ヒート期間中は別邸で過ごすのだが、食事を恋次が作る時もあるが、たいてい料理人を雇って食事を用意してもらい、なるべく二人きりで過ごした。

朝からやや豪勢な食事をして、白哉はまた眠ってしまった。

昼に起きる頃には、恋次に抱いてくれと言い出していた。

恋次も、番になった白哉を満足させるために、薬を飲んだりするのだった。



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