忍者ブログ

プログ

小説掲載プログ
03 2025/04 4 56 7 8 9 10 11 1213 14 15 16 17 18 1920 21 22 23 24 25 2627 28 29 30 05

オメガバース恋白7

「恋次、恋次」

白哉は、ヒート期間がきて別館の屋敷に閉じこもっていた。

愛しい自分の番のアルファを探す。

白哉の番は阿散井恋次。

本来、4大貴族の当主である白哉は、自分をアルファであると偽っていた。嘘がばれて、攫われて孕まされかけたこともあった。

今は世間に恋次と番であることを公表して、次代の朽木家当主は白哉が産む予定であった。

「隊長どうしたんすか」

「体が熱いのだ。抱いてくれ」

「今日の朝、したばっかりっすよ。それに朝食も昼食もとってないでしょう。まずは、飯を食ってください」

「貴様の手料理なら、食べてやる」

「ああもう、わがままなんだから・・・」

恋次は、頭のバンダナを巻きなおして、炊事場にいくと簡単な味噌汁に白ごはん、鮭の塩焼きを作った。

「ほら、作りましたよ。食べてください」

「貴様が食べさせろ」

「あーもう。わがままっすね」

そう言いながらも、恋次は幸せそうだった。

長い間想っていた人がオメガで、自分はアルファで恋仲になり、番になれた。

ほんとは自慢しまくりたいが、白哉は許さないだろう。

ヒート期間のため、子を成すことしか考えない体は、熱をはらみ、白哉の思考を鈍らせる。

「ほら、食べさせてあげますから・・・口あけてください」

言われた通り、白哉は口をあけて、恋次の作った簡単な料理を食べていった。

「じゃあ、抱いていいっすか?」

「眠くなった。寝る」

「ちょ、そりゃないでしょう!」

「朝したばかりであったのだろう。今日は夜まで、もう寝る。夜に抱け」

「ちょっとだけ、お預けっすか・・・・はぁ、仕方ないなぁ」

食事をとり、寝室の布団の上ですーすーと穏やかに眠る白哉の姿を見ていた。

恋次も、朝から白哉を抱いて体力を使ったので、仮眠した。

「隊長、もう夜ですよ」

「ん・・・まだ眠い。まだ、寝る」

白哉は、そう言って布団の中でもぞもぞしていた。

うとうとと、また眠りに入っていくのは、処方されている薬のせいだ。

ヒート期間、熱がでるほどうなされるので、解熱剤もかねた眠剤を処方されていた。

眠剤に耐性のない白哉は、ヒート期間の半分以上を寝て過ごす。

番とはいえ、同じ男に抱かれ続けるのは、白哉にとって幸福ではあるが、苦痛でもあった。

相手が恋次でよかったと、ヒート期間になるたびに思う。

さらに3時間ほど眠り、時計が深夜の0時を指す頃に、白哉は目覚めた。

「熱い・・・恋次、恋次」

恋次は、となりですやすや寝ていた。

その恋次の上に跨り、口づけて衣服を脱がしていき、白哉は眠ったままの恋次のものをしごいた。

「へあ、なんだ!?」

恋次は刺激で起きて、びっくりした。

目の前に白哉がいて、恋次は裸にされていちもつをしごかれていたのだ。

「ちょ、隊長!」

「これを、私の体の奥に。子種を注げ」

「隊長!?」

白哉は、自分から恋次のものを口にふくんで、奉仕する。

「うあ・・・出ちゃいます、隊長」

恋次は、白哉の口の中で欲望をはじけさせていた。

「んっ・・・苦い・・・」

「何も飲まなくても・・・・・」

「来い、恋次」

白哉は着ていた死覇装を脱ぎ捨てて、恋次を誘う。

「どうなっても、知らないっすよ。先に誘ってきたのは、隊長なんだから」


-------------------------------------------------


「ああああ!!!」

もう何度目かわからぬ熱を、体の最奥にある子宮で受け止めて、白哉は啼いた。

「んあ・・・・ひあう」

中を抉り、すりあげられる。

それが思考を真っ白にする。

「ひああああ」

中いきを覚えた体は、精液を吐き出さなくともいくことができた。

「んあ・・・・」

ずるりと一度引き抜かれると、一気に最奥まで貫かれた。

「あーーーー!!」

びくんと白哉の背がしなり、一番大きな中いきと同時に、精液を吐き出していた。

呼吸が乱れて、はぁはぁと荒い息を互いにつく。

「恋次・・・・もう、熱は去った。今夜は、このくらいで・・・・・」

「誘ってきたのは隊長のほうっすよ。俺が満足するまで、抱かれてください」

「だめだ、壊れる・・・・・」

「俺が隊長を壊す?快感でちょっとだけの間頭がいかれるくらいっすよ。壊れたりしません」

「あ・・・だめだ、これ以上は、ひあ!」

恋次は白哉を再び貫いて、揺さぶった。

「あ、恋次、恋次」

「俺はここにいますよ、隊長」

「愛している・・・・恋次」

「俺も、隊長を愛してます。愛しいから、こんだけ固執する。もっと乱れてください」

「あああああああ!!!」

ぐりっと最奥を抉られて、白哉はまたいっていた。

「恋次・・・・・・」

「隊長、俺のものだ・・・・・・・」

番の証である首筋の噛まれた後に、恋次は噛みつく。

「ん・・・・」

ぴりっとした痛みを感じながら、白哉は意識を失った。


次に起きると、太陽は昇っていた。

アフターピルは飲まされたらしく、薬の箱が布団の横にあった。後始末やらを終わらせたらしく、白哉は新しい布団で眠っていた。

「恋次・・・・・・」

恋次は、眠っていた。

その日の深夜までお互いを貪りあっていたので、疲れたのだろう。

白哉は起き上がり、恋次を真似て白米をたき、味噌汁を作り、鮭の塩焼きを作ってみた。

初めて料理する割には、まともな形になっていた。

「んー隊長?いい匂いがする・・・」

「その、味は保証できぬが、真似て料理を作ってみた。朝餉にしよう」

白哉は、起きた恋次の前に朝餉として料理を出した。

「隊長が料理!?槍が降る!」

「失礼な奴だな・・・・・」

「お、でもうまそうっすね。味は・・・うーん、味噌汁がちょっと濃いかなぁ。鮭の塩加減はばっちりっすね」

「人生で初めて料理をしたのだ。少しくらい味がおかしくても、黙って食せ」

「隊長、はじめてつくってこれなら、素質あるかもしれないっすね。今度料理教えるから、覚えてみませんか?」

「料理か・・・だが、朽木家には専用の料理人がいる。ほどほどにだな」

「そっかぁ。俺は一人暮らしだから自炊できるけど、隊長は4大貴族だし専用料理人がいるんすよねぇ。まぁ、ヒート期間に料理人を連れてこれないので、届けてもらうんすけど・・・ヒート期間中だけ、料理してみませんか。俺が教えるんで」

「まぁ、よいだろう」

白哉は、濃いといわれた味噌汁を飲みながら、はじめて作ったわりにはダークマターにならなくてよかったと思うのだった。




拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら
新着記事
(04/03)
(04/02)
(04/01)
(03/31)
(03/31)
"ココはカウンター設置場所"