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桜のあやかあしと共に13

術者の浮竹が半妖であると知った浮竹と京楽は、優しく友として迎えいれてくれた。

術者の浮竹が泣き出すほどに。

「半妖だからってなんだい。君は君でしょ?」

「そうだぞ。京楽の言う通りだぞ」

『ぐすっ・・・・・ありがとう』

術者の浮竹の頭をなでる。

夜刀神は、仕方ないとばかりの顔をしていた。

「じゃあ、俺たちは戻るな。また遊びにくる」

「またくるね」

『ああ。俺と京楽も。そっちに遊びにいくから!』:

『仕方ないねぇ』

『そういいつつ、いやじゃないんだろう、京楽?』

『まぁね』



帰宅した浮竹と京楽。

京楽が、苦しげにうめいた。

「う・・・・」

「どうした?」

「それが、契約が・・・・」

「ああ・・・・そういえば、もう1か月以上も肌を重ねてなかったな。パートナー契約も兼ねているから、時折契らないと警告で少ししめつけられるかんじがする。俺は慣れているからどうってことなかったが、京楽は慣れていないからな」

「つまり、君を抱いていいの?」

「仕方ない。契約の内容に含まれているからな。で、でも加減しろよ!お前に本気で抱かれた日には、足腰が立たなくなる」

「加減するから、抱かせて」:

「白哉、ということで、結界をはっておいてくれ。できれば重ね掛けで」

「私がいないほうがいいであろう。ルキアのところにでも、行ってくる」

「すまん」

「いい。兄との長い付き合いだ。もう慣れた」

白哉は、35階のベランダの窓から飛び降りていった。

「だから、なぜに玄関を使わないの・・・・」

「白哉は、風を操れるから、高さとか関係ないんだ。あ!」

ベッドに行く前に、耳を甘噛みされて、声を漏らした。

「かわいい、十四郎」

「ばか・・ああああ」

京楽の手が、ベッドにつくとするすると浮竹の衣服を脱がして、肌をはう。

「あああ!」

胸の先端を何度も甘噛みされたり、舐め転がされたりされて、浮竹はもじもじしだした。

「どうしたの」

「やあ、そこばっかやぁ。下も触って・・・・・」

「素直な子には、ご褒美あげないとね」

京楽は、昂っていた浮竹のものをいじり、口にふくんだ。

「んあ!」

「きもちいい?」

舐めたりしながら、全体を手でしごく。

「あ、もう出るから・・・春水、だめぇ」

「飲ませて?」

浮竹は射精していた。それを、味わうように京楽のが飲む。

「契約のせいか、甘いね」

「やあああ」

ローションを取り出して、浮竹の蕾をほぐしていく。

「ああん」

指がいいとろを刺激して、浮竹は啼いた。

「ここ、きもちいい?」

「やああ、変になる。だめぇ」

前を口にふくみなめあげながら、京楽は指で浮竹のいい場所をごりっと押した。

「ひあああああああ!!!」

中いきをしてしまい、浮竹は涙をこぼす。

「やあ、だめって言ったのにぃ」

「泣かないで。きもちよかったでしょ?」

「もう、挿入れて・・・・」

「分かったよ」

京楽のそれは、熱く昂っており、普通の男のものより大きかった。

「いくよ?」

「んあ!」

スパンと、音をたてて浮竹の中に挿入れた。

ごりっと、先端が奥を抉りそうになる。

「あああ、奥はだめえええ」

「深いとこ。好きだよね?」

慣らすように緩く挿入を繰り返して、浮竹の快感を優先する。

「んああああ!」

優しいセックスに、浮竹がどろどろに溶けていく。

「あ、奥に、もっと奥にきて」

「どうなっても知らないよ?」

ごりっと音をたてて、最奥を抉る。

「ひゃああ、すごいのきたああ、あああ、いっちゃうううう!!!」

浮竹は、精液を出しながら、中いきをして潮をふいていた。

「やあああ、おもらししちゃった」

「潮ふいちゃうくらい、きもちよかった?」

「もっと・・・・・」

京楽は、浮竹の片足を肩に乗せて、激しく突き入れた。

「やあん、激しい。でも、これもすきい」

「ボクの浮竹は、淫乱な子だね?」

「やああ、春水のせいだからっ」

「そういうことにしといてあげる」

何度も突き上げ、抉り、こすり、ごりっと億まで侵入すると、やっと京楽は熱を浮竹の中に注ぎ込こんだ。

「まだ、1回目だからね?夜まで抱くからね?」

「やああん、壊れるう」

そう言いながら、浮竹は京楽の背に手を回す。


3時間後。

まだ、二人は交わっていた。

「んあ・・・・もう、いきたくない。きもちよすぎて、変になるうう」

「真っ白になるといいよ」

「あ、もう真っ白になってる・・・ああああ!」

最後の熱を浮竹は受け止めて、泥のように眠った。

京楽がひきぬくと、浮竹の中に放った精液がドロリと逆流してくる。

それをタオルでふきとって、ぬれたタオルで浮竹の全身を清めて、中に出したものをかきだす。

「我ながらいっぱいだしたなあ。十四郎、無理させてごめんね」

浮竹の意識はない。

セックスの最中に何十回も中いきをしてしまい、疲れてしまったようであった。

次の日、浮竹は怒ることなく普通の態度だった。

「なんか・・・セックスして無理させたのに、怒らないんだね」

「俺も、きもちよかったから・・・・・・」

浮竹は真っ赤になって、紅茶を飲み干す。

その場には、帰ってきた白哉もいた。

「そのたぐいの話は、私のいない場所でしてほしい」

「す、すまん、白哉」

「白哉君、浮竹ってすごいよ。ボクのを・・・・・・あべし!」

浮竹にハリセンで張り倒されて、京楽は床に沈んだ。

「白哉が聞いているだろうが!」

浮竹は、京楽を踏んづけた。

「十四郎のはずかしがりやさん」

「もう100回ハリセンで殴られたいか」

「ごめんなさい」

京楽は、素直に謝った。

「ゆ、許してやらんでもない。紅茶をいれろ。お前のいれる紅茶が一番おいしい」

「はいはい」

「京楽、私には緑茶で」

「わかってるよ、白哉君。昨日、帰ってこなかったけど、どうしたの」

「ルキアの作った花鬼たちの世界で、一晩過ごしただけだ」

「すごい、言い寄られたでしょ。ネモフィラの花鬼は女性が多いから」

「無視し続けた」

「よ、この色男」

「浮竹、この男を桜の技で倒してもいいか?」

「ほどほどにな」

「ちょ、十四郎、何許可だしてるの。それに、白哉君も本気にならないで・・・・もぎゃああああ」

京楽の絶叫が、こだまするのであった。
















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