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黒猫と白猫の亜人24

浮竹は、主である白哉の膝の上で丸くなる。

「にゃあ」

白哉の膝の上で、小首を傾げてから、浮竹は眠ってしまった。

白哉は、貴族としての責務である書類の仕事をしていた。立ち上がろうとして、浮竹が寝ていることに気づき、それを見て同じく丸くなっていた京楽が気づき、人の姿になって浮竹を受け取る。

「最近、寝ていることが多いな。白猫は、少し病弱だからな。心配だ」

「確かに、最近の浮竹、元気ないね」

もう、3週間もセックスしていなかった。

京楽が誘うが、気分が乗らないと、浮竹は拒否する。

「念のため、獣医に診てもらうか」

「うん」

人の医者でもいいのだが、猫でもあるので、両方の医者に診てもらうことになった。

「なまけ病ですな」

「ま、なまけ病?」

「本物の猫から感染する、眠ってばかりになり、食事もとらなくなって、放置していると衰弱ししてしまう、けっこう怖い病気ですよ」

「大変だ!ドクター、治す方法は?」

「特効薬があります。注射して、1週間ほど薬を与え続ければ治るでしょう。しかし、猫の亜人が猫と同じ病にかかるとは」

「京楽、兄も念のため注射を受けておけ」

獣医は、嫌がる浮竹に注射して、次に猫の姿になった京楽に注射する。

「広場の猫たちにも、注射してほしい」

「はいはい。何匹ですか?」

「123匹だ」

「また、増えてる‥‥‥」

京楽は、愛猫家の白哉の猫の保護活動には賛成でもないし、反対でもなかった。

野良猫は暖やら餌を求めてやってくる。居つく猫は、そのうち純金の首輪を与えられて、白哉の猫として保護される。

「100匹超えですか。ちょっと、いったん家に戻り、特効薬を取ってまいります」

「頼む。京楽は、浮竹についていてやってくれ」

「うん」

浮竹は、注射された時は嫌がってぴくんと耳をたてて反応したが、後は眠りっぱなしだった。

「浮竹、早くよくなってね」

浮竹は、人の姿になる元気もないようで、その日の夕飯はキャットフードだった、中に薬を混ぜていた。

食欲はあるようで、キャットフードは高級な魚を使っているせいで、貧民が食べるものより上等だった。

ぺろりと平らげて、浮竹は京楽の眠るベッドの傍で丸くなって眠った。

少量ならと、白哉から猫の亜人用のまたたびをもらっていた。

猫の浮竹が起きて、またたびにじゃれつき、噛んでよっぱらい状態になって、そのまま人の姿に戻る。

「京楽、世界が廻ってる‥‥‥‥にゃああん」

またたびのせいで、浮竹は酔っ払い状態になっていた。

京楽はまたたびに反応しないので、またたびで酔ってしまった浮竹は新鮮だった。

「浮竹、起きてて大丈夫?」

「にゃあ、体が熱い」

ぽいぽいと、着ている服を脱いでしまう。

「にゃあああ」

喉をごろごろ鳴らして、猫の姿になったり人の姿になったりを繰り返す浮竹。

猫の姿でまたたびに酔い、京楽のものを服の上から舐める。

「ちょ、浮竹?盛ってる?」

浮竹は、人の姿になった。

「悪いか‥‥‥にゃあ、鎮めろ」

ごくりと、浮竹は唾を飲み込む。

「じゃあ、抱くよ?」

「早くう。体が疼く」

いわゆる、誘い受けというやつだ。浮竹は、自分から足を開く。

「いただきます」

京楽は、3週間我慢していたので、ぎんぎんに勃っていた。

「にゃあああ」

浮竹が、口で奉仕してくれる。

「あ、いいねぇ。そこ、もっと舐めて?」

「にゃああん」

京楽は、浮竹の白猫の耳をもふったり、揺れる尻尾を触る。

浮竹は、京楽が性欲が強いのを知っているので、口で2回抜いてくれた。

浮竹の口の中に立て続けに精液を出して、飲み切れなかった精液が、浮竹の顎を伝う。

「うわ、エロ‥‥‥」

「にゃああんん」

浮竹は、またたびのせいかにゃあにゃああ鳴いた。

浮竹が自分の精液を飲み込んだのを確認した京楽は、浮竹に口づける。

「にゃっ」

浮竹が、京楽の首に噛みつく。

潤滑油を手に、浮竹の蕾をほぐしていく。

「にゃあああん」

物足りないと、尻尾が揺れる。

その尻尾をに握って、京楽は浮竹の中を突きあげる。

「にゃあああん!」

びくっと、浮竹は背をしならせて、オーガズムでいっていた。

「あ、あ」

浮竹は、人の声を取り戻す。

「やあああ、体が熱いのおお」

「鎮めてあげるからね?」

こくんと、浮竹が頷く。

「京楽のでぇ、中を犯して、子種でいっぱいにして?」

「浮竹、エロいね」

「あんっ」

浮竹の奥を貫くと、浮竹は射精しながらオーガズムでもいっていた。

「ああ、にゃああああん」

もっとと、求めてくる。

京楽は、ぐちゅぐちゅと結合分が水音をたてて、泡立つまでピストン運動を続ける。

「あ、そこいいのお。にゃあああ」

「ここだね?」

「にゃっ!」

耳と尻尾をピーンと立てる浮竹。それから、へにゃりとなる。

「あ、いっちゃうううう」

京楽に自分のものをしごかれて、ドライでいきながら、浮竹は京楽の手の中に精液を吐き出していた。

「にゃああ、いくの、とまらない♡」

「浮竹、大好きだよ」

「じゃあ、もっといかせて?」

京楽は、浮竹の胎の奥に子種を注ぎ込む。

それから一度引き抜き、体位を騎乗位に変えて交じりあった。

「やん、やん」

下からとんとんと突き上げられる度に、浮竹は啼く。

「はぁぁぁ!」

京楽のものを引き抜いて、浮竹は腰を下ろしていく。

ずぷずぷと、京楽のものを飲みこんでいく秘所をさらして。

「ああ、今日の浮竹めっちゃエロい」

「にゃあああん」

奥をぐりっと突き上げられて抉られて、浮竹は顔を天井に向けていく。

「あああん」

「あ、ボクもいく」

浮竹の中に2回連続で子種を注ぎこむ。

浮竹は、もう限界のようであった。京楽のものは、まだ硬さを失っていない。

浮竹は、足りない時は抜いてやるという約束を覚えているのか、京楽のものを手でしごいて、もう何も出せないまで追い詰めた。

「はぁ‥‥‥俺の中、京楽の子種でいっぱい♡」

秘所をさわると、ぐちゅりと音をたててたくさんの精子が逆流してくる。

「わ、タオルタオル」

「んあ‥‥ねぇ、京楽」

「なんだい?」

「またたびセックス最高によかった。また、いつかしよう」

「う、うん」

後始末をしながら、京楽は今日の浮竹はエロすぎると思うのであった。

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