飲んだくれ
日番谷と松本と、ルキアと一護と恋次、んでもって浮竹に京楽というわけのわからない面子がそろっていた。
一護の部屋で、松本と浮竹と京楽は酒を飲んでいた。
日番谷とルキアと一護と恋次は、ジュースを飲んでいた。
恋次は、酒もたまに飲んでいたが、ルキアに合わせてコーラなんて飲んでいた。
飲料のお金をだしてくれたのは、京楽だった。一護にぽんっと、一万円札を渡して。
ルキアと一護が、ジュース類の他にお菓子、あとは酒を飲む三人のためにつまみを買い出しに行った。
そして今に至る。
すでに、松本はかなり酒が入っていて、酒くさかった。
「じゃーん。今回のタイトル・・・・・・・・ずばり、初めてのキスの相手は誰だ!さぁ、順番に・・・・・・・・まずは隊長から!」
日番谷は、さらりと答えた。
「雛森だ」
「「「おおーーー」」」
誰しもが、納得した。
日番谷と雛森が、拙いながらも交際をしていることは、尸魂界ではちょっとした噂話になっていた。
「じゃあ次はあたしー。あたしは、ギンかな。亡くなっちゃたけど・・・・」
松本が暗くなると、みんなもつられて少し暗くなった。
「じゃあ次、ルキア!」
「むっ・・・・・わ、わたしはその・・・・秘密だ」
「えーんいけずう」
松本が、酒を呷る。
「じゃあ次、一護!」
「俺か?俺はルキアだな」
「なにぃ!」
一護の答えに、恋次が一護の首を締めあげた。
「てめぇ、いつの間にルキアに手だしたんだ!」
ルキアは真っ赤になって、あわあわしだした。
「恋次、やめぬか!そういう恋次も、幼い頃私に口づけをしたであろう!」
「なんだと・・・・おい恋次、初耳だぞ」
今度は、一護が恋次につめよると、二人して喧嘩をしだした。ルキアが止めに入っている間も、松本は止まらない。
「次、浮竹隊長!」
「俺か?俺は・・・・京楽だが?」
隠すこともしない答えに、その場にいた全員が、静かになった。
「じゃあ、京楽隊長はもしかして?」
「ああ、僕も答えは浮竹だよ。もっとも、キスだけじゃなくってヴァージンなるものももらちゃったけどね」
その場にいた、浮竹と京楽以外のみんなが、恥ずかしそうにしていた。
「やーん、京楽隊長!浮竹隊長といつからできてたの!」
松本は、酒を呷って赤くなりながらも、京楽に探りをいれてくる。
「院生時代からかなぁ。現世でいう、16、17あたりの頃にはできてたよ。なぁ、浮竹?」
「院生の2回生だから、もう少し後じゃないのか」
浮竹と京楽は、互いの関係を隠していない。
さらりと真実を打ち明けられて、その場にいた大半の者が朱くなった。
「やっぱ浮竹さんって京楽さんとできてたんだな・・・・」
こそこそ耳打ちする一護に、ルキアは頷く。
「尸魂界では、公認カップルになっている」
「もう、ここまでくると、夫婦みたいなもんだぜ」
恋次が零す。
尸魂界で一番仲のいいカップルは誰かと聞かれたら、十中八九、浮竹と京楽と答える死神が多いだろう。
「くだらねぇ・・・・・・」
日番谷は、オレンジジュースを飲み干した。
浮竹と京楽ができていることなど、もうかなり前から知っている。
その関係を隠さないのは、潔いといえばそうだが、よく恥ずかしくならないなとも思う。
その後、しばらく京楽ののろけ話が続いたそうな。
数分後、べろんべろんによっぱらった松本は、日番谷に連れられて尸魂界に帰っていった。恋次もそれについていった。
ルキアは、現世に残るらしい。
「俺たちも、お暇するか」
「そうだねぇ。酒もなくなったことだし」
京楽と浮竹も、ひとしきり酒を飲んで満足したのか尸魂界に帰っていった。
残されたルキアと一護は、溜息を零した。
京楽ののろけ話に。
それを聞いて、平気でいられる浮竹の器の大きさに。
「一護」
「なんだ、ルキア」
「後片付けは、貴様に任せたぞ!私は、ちょっと浦原の店にいってくる」
ルキアはその場を逃げ出した。
「あっ、ずりぃ!」
大人数が飲み食いしたせいで、ゴミは相当な量になっていた。
「ま、たまにはいいか・・・・・・・」
京楽と浮竹がくるのは、予定外だったが。
一護の部屋には、よく死神が集まる。現世組やら、派遣されてきた死神やらが。
「それにしても浮竹さんと京楽さん、仲よかったなぁ」
互いを比翼の鳥のように必要としあっているのが、接しているだけでもわかった。
そんな仲にルキアとなれたらいいなと、一護は思うのだった。
一護の部屋で、松本と浮竹と京楽は酒を飲んでいた。
日番谷とルキアと一護と恋次は、ジュースを飲んでいた。
恋次は、酒もたまに飲んでいたが、ルキアに合わせてコーラなんて飲んでいた。
飲料のお金をだしてくれたのは、京楽だった。一護にぽんっと、一万円札を渡して。
ルキアと一護が、ジュース類の他にお菓子、あとは酒を飲む三人のためにつまみを買い出しに行った。
そして今に至る。
すでに、松本はかなり酒が入っていて、酒くさかった。
「じゃーん。今回のタイトル・・・・・・・・ずばり、初めてのキスの相手は誰だ!さぁ、順番に・・・・・・・・まずは隊長から!」
日番谷は、さらりと答えた。
「雛森だ」
「「「おおーーー」」」
誰しもが、納得した。
日番谷と雛森が、拙いながらも交際をしていることは、尸魂界ではちょっとした噂話になっていた。
「じゃあ次はあたしー。あたしは、ギンかな。亡くなっちゃたけど・・・・」
松本が暗くなると、みんなもつられて少し暗くなった。
「じゃあ次、ルキア!」
「むっ・・・・・わ、わたしはその・・・・秘密だ」
「えーんいけずう」
松本が、酒を呷る。
「じゃあ次、一護!」
「俺か?俺はルキアだな」
「なにぃ!」
一護の答えに、恋次が一護の首を締めあげた。
「てめぇ、いつの間にルキアに手だしたんだ!」
ルキアは真っ赤になって、あわあわしだした。
「恋次、やめぬか!そういう恋次も、幼い頃私に口づけをしたであろう!」
「なんだと・・・・おい恋次、初耳だぞ」
今度は、一護が恋次につめよると、二人して喧嘩をしだした。ルキアが止めに入っている間も、松本は止まらない。
「次、浮竹隊長!」
「俺か?俺は・・・・京楽だが?」
隠すこともしない答えに、その場にいた全員が、静かになった。
「じゃあ、京楽隊長はもしかして?」
「ああ、僕も答えは浮竹だよ。もっとも、キスだけじゃなくってヴァージンなるものももらちゃったけどね」
その場にいた、浮竹と京楽以外のみんなが、恥ずかしそうにしていた。
「やーん、京楽隊長!浮竹隊長といつからできてたの!」
松本は、酒を呷って赤くなりながらも、京楽に探りをいれてくる。
「院生時代からかなぁ。現世でいう、16、17あたりの頃にはできてたよ。なぁ、浮竹?」
「院生の2回生だから、もう少し後じゃないのか」
浮竹と京楽は、互いの関係を隠していない。
さらりと真実を打ち明けられて、その場にいた大半の者が朱くなった。
「やっぱ浮竹さんって京楽さんとできてたんだな・・・・」
こそこそ耳打ちする一護に、ルキアは頷く。
「尸魂界では、公認カップルになっている」
「もう、ここまでくると、夫婦みたいなもんだぜ」
恋次が零す。
尸魂界で一番仲のいいカップルは誰かと聞かれたら、十中八九、浮竹と京楽と答える死神が多いだろう。
「くだらねぇ・・・・・・」
日番谷は、オレンジジュースを飲み干した。
浮竹と京楽ができていることなど、もうかなり前から知っている。
その関係を隠さないのは、潔いといえばそうだが、よく恥ずかしくならないなとも思う。
その後、しばらく京楽ののろけ話が続いたそうな。
数分後、べろんべろんによっぱらった松本は、日番谷に連れられて尸魂界に帰っていった。恋次もそれについていった。
ルキアは、現世に残るらしい。
「俺たちも、お暇するか」
「そうだねぇ。酒もなくなったことだし」
京楽と浮竹も、ひとしきり酒を飲んで満足したのか尸魂界に帰っていった。
残されたルキアと一護は、溜息を零した。
京楽ののろけ話に。
それを聞いて、平気でいられる浮竹の器の大きさに。
「一護」
「なんだ、ルキア」
「後片付けは、貴様に任せたぞ!私は、ちょっと浦原の店にいってくる」
ルキアはその場を逃げ出した。
「あっ、ずりぃ!」
大人数が飲み食いしたせいで、ゴミは相当な量になっていた。
「ま、たまにはいいか・・・・・・・」
京楽と浮竹がくるのは、予定外だったが。
一護の部屋には、よく死神が集まる。現世組やら、派遣されてきた死神やらが。
「それにしても浮竹さんと京楽さん、仲よかったなぁ」
互いを比翼の鳥のように必要としあっているのが、接しているだけでもわかった。
そんな仲にルキアとなれたらいいなと、一護は思うのだった。
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