黒猫と白猫の亜人8
「隣国のサシャル王国の王女のレティシエ様と夫の浮竹かがや様、娘で王女であられる浮竹花嵐(からん)様だ」
そんな、王国の騎士の声が聞こえてきた。
隣国の王家のパレードがあると見に行った浮竹を、京楽は強く止めようとしたのだが、懐かしい気配がするといってすり抜けて、パレードを見てしまった。
白哉が施していた、記憶を消去する魔法の効果が切れた。
「あ、俺は‥‥‥」
浮竹は、サシャル王国の王族が泊まる宿に来ていた。
「あら、かわいい白猫‥‥‥」
浮竹を抱き上げようとした花嵐を、母親であるレティシエが止める。
「本性を現しなさい。卑しい、奴隷が!」
浮竹は、白猫の亜人姿になる。
「母様」
「お前に母などと呼ばれたくありません。下賤な者の血を引くお前は、花嵐に会う資格もないのですよ」
「も、もしかして‥‥‥白猫の亜人ということは、お兄様?」
浮竹の母親、レティシエ・フォン・サシャルは、汚いものを見る目つきで浮竹を見る。浮竹と同じ白猫の亜人だった。
「俺の、妹、花嵐‥‥」
花嵐は、美しい兄を見て、うっとりしていた。花嵐は、金色の猫の亜人だった。
浮竹を、血をひかないが我が子という存在であるのを知っていながら犯した、浮竹かがやは人間で、かがやはレティシエを説得させようとする。
「私に内緒で、十四郎を奴隷商人に売り渡したのだろう。十四郎は私とお前の子だ。今からでも遅くない、やり直そう」
「あら、十四郎を男で息子であるというのに、犯したあなたは、ただ性奴隷として十四郎が必要なだけではないのかしら」
「レ、レティシエ」
「聞く耳をもちません。そこの卑しい白猫の亜人。処刑されたくなければ、早々に立ち去りなさい」
浮竹は白い猫になって、傷つきまくり、ただ花嵐の顔を見て話ができたのはよかったと、サシャル王家の者が泊っている宿を後にしようとする。
それを、騎士の一人が止めた。
「あなたを殺せとレティシエ様に命令されている。悪く思わないでくれ」
白猫である浮竹に、剣が振り下ろされる。
リンと鈴の音がして、純金の首輪にされてあった、結界魔法の鈴が作動する。
騎士の剣が折れたのと同時に、京楽が空から舞い降りてくる。
「この国にはこの国の掟がある。朽木白哉の所有する猫を害した者は処刑。君は、死にたいのかな?」
「な、違う!レティシエ様の命令で!」
「浮竹は、ここにいてね?」
「京楽?」
京楽は宿に入っていき、浮竹の実の母親であり、浮竹を奴隷にした王女レティシエの顔を、回復魔法でも癒せぬ酸で焼いた。
「ぎゃああああああああ!顔が、私の美しい顔があああ!!!」
京楽は捕まる前に黒猫姿になって宿から飛び出すと、浮竹を口でくわえて、テレポートの魔法を使う。
ついた先は、白哉の家だった。
「白哉、京楽‥‥‥すまない、せっかく記憶忘れて幸せに過ごしていたのに、俺は自分から」
「でも、ボクは君を奴隷にした君の母親に復讐できたし、君は妹と会えた」
「ああ。妹に会えただけで、俺は十分だ」
はらはらと、たくさんの涙を浮竹は流す。猫の姿で。
その涙を、同じ猫の姿の京楽がぺろぺろと舐める。
「兄は、妹と出会うために、きっと記憶を取り戻したのであろう」
「うん‥‥そうだな」
浮竹は涙を前足で拭って、顔をあげる、
「俺は浮竹十四郎。ただの、浮竹十四郎だ。父も母もいない。妹はいるが」
新しい一歩を踏み出そうとしていた浮竹を、京楽がそっとその背中を押す。
「ボクの、大切な恋人だよ」
「ありがとう、京楽」
浮竹は、ぎこちない笑顔を浮かべる。
「んあっ」
「ここ、いい?」
「あ、いいからぁ、もっと奥にちょうだい?」
京楽と浮竹は睦みあっていた。
京楽は、浮竹の奥を穿つ。
すると、浮竹は背をしならせていっていた。
「こっちも、いけるよね?」
浮竹のものをしごいて、精液を無理やり出させる。
「やあああん、頭、おかしくなるうう」
二重にいく浮竹の蕾を、ぐちゅりと音を立てて犯す。
「あ、もっと犯して」
「なんだかそう言われると、犯罪者になった気分だよ」
「もっとおお」
浮竹は激しく乱れた。
「んあ、もっと」
最奥を貫かれて、結腸にまで入りこんできた京楽のものを浮竹は締め付ける。
「んあああ、いい、ああ、いい」
「浮竹‥‥‥」
「キスして?」
「うん」
口づけると、浮竹は舌を京楽の舌を絡みあわせる。
「京楽、俺は淫乱な奴隷の男娼だけど、嫌いにならないで」
「君は君だよ。もう奴隷でも男娼でもない。白哉君ちの猫。ボクと一緒でね?」
「んああああ、くるうううう」
浮竹の奥に子種を吐き出すと、浮竹は潮をふいていた。
「やあああ、いくのとまらないいい」
「好きなだけいっていいよ」
「あああん」
ぐったりとなった浮竹を抱きしめて、京楽は誓う。
「浮竹。君は、ボクが守るからね」
ちなみに、サシャル王国の王族たちは、そそくさと自分たちの国に帰っていくのだった。美貌で名高いレティシエ王女は、顔を包帯でぐるぐる巻きにしていたそうだった。
そんな、王国の騎士の声が聞こえてきた。
隣国の王家のパレードがあると見に行った浮竹を、京楽は強く止めようとしたのだが、懐かしい気配がするといってすり抜けて、パレードを見てしまった。
白哉が施していた、記憶を消去する魔法の効果が切れた。
「あ、俺は‥‥‥」
浮竹は、サシャル王国の王族が泊まる宿に来ていた。
「あら、かわいい白猫‥‥‥」
浮竹を抱き上げようとした花嵐を、母親であるレティシエが止める。
「本性を現しなさい。卑しい、奴隷が!」
浮竹は、白猫の亜人姿になる。
「母様」
「お前に母などと呼ばれたくありません。下賤な者の血を引くお前は、花嵐に会う資格もないのですよ」
「も、もしかして‥‥‥白猫の亜人ということは、お兄様?」
浮竹の母親、レティシエ・フォン・サシャルは、汚いものを見る目つきで浮竹を見る。浮竹と同じ白猫の亜人だった。
「俺の、妹、花嵐‥‥」
花嵐は、美しい兄を見て、うっとりしていた。花嵐は、金色の猫の亜人だった。
浮竹を、血をひかないが我が子という存在であるのを知っていながら犯した、浮竹かがやは人間で、かがやはレティシエを説得させようとする。
「私に内緒で、十四郎を奴隷商人に売り渡したのだろう。十四郎は私とお前の子だ。今からでも遅くない、やり直そう」
「あら、十四郎を男で息子であるというのに、犯したあなたは、ただ性奴隷として十四郎が必要なだけではないのかしら」
「レ、レティシエ」
「聞く耳をもちません。そこの卑しい白猫の亜人。処刑されたくなければ、早々に立ち去りなさい」
浮竹は白い猫になって、傷つきまくり、ただ花嵐の顔を見て話ができたのはよかったと、サシャル王家の者が泊っている宿を後にしようとする。
それを、騎士の一人が止めた。
「あなたを殺せとレティシエ様に命令されている。悪く思わないでくれ」
白猫である浮竹に、剣が振り下ろされる。
リンと鈴の音がして、純金の首輪にされてあった、結界魔法の鈴が作動する。
騎士の剣が折れたのと同時に、京楽が空から舞い降りてくる。
「この国にはこの国の掟がある。朽木白哉の所有する猫を害した者は処刑。君は、死にたいのかな?」
「な、違う!レティシエ様の命令で!」
「浮竹は、ここにいてね?」
「京楽?」
京楽は宿に入っていき、浮竹の実の母親であり、浮竹を奴隷にした王女レティシエの顔を、回復魔法でも癒せぬ酸で焼いた。
「ぎゃああああああああ!顔が、私の美しい顔があああ!!!」
京楽は捕まる前に黒猫姿になって宿から飛び出すと、浮竹を口でくわえて、テレポートの魔法を使う。
ついた先は、白哉の家だった。
「白哉、京楽‥‥‥すまない、せっかく記憶忘れて幸せに過ごしていたのに、俺は自分から」
「でも、ボクは君を奴隷にした君の母親に復讐できたし、君は妹と会えた」
「ああ。妹に会えただけで、俺は十分だ」
はらはらと、たくさんの涙を浮竹は流す。猫の姿で。
その涙を、同じ猫の姿の京楽がぺろぺろと舐める。
「兄は、妹と出会うために、きっと記憶を取り戻したのであろう」
「うん‥‥そうだな」
浮竹は涙を前足で拭って、顔をあげる、
「俺は浮竹十四郎。ただの、浮竹十四郎だ。父も母もいない。妹はいるが」
新しい一歩を踏み出そうとしていた浮竹を、京楽がそっとその背中を押す。
「ボクの、大切な恋人だよ」
「ありがとう、京楽」
浮竹は、ぎこちない笑顔を浮かべる。
「んあっ」
「ここ、いい?」
「あ、いいからぁ、もっと奥にちょうだい?」
京楽と浮竹は睦みあっていた。
京楽は、浮竹の奥を穿つ。
すると、浮竹は背をしならせていっていた。
「こっちも、いけるよね?」
浮竹のものをしごいて、精液を無理やり出させる。
「やあああん、頭、おかしくなるうう」
二重にいく浮竹の蕾を、ぐちゅりと音を立てて犯す。
「あ、もっと犯して」
「なんだかそう言われると、犯罪者になった気分だよ」
「もっとおお」
浮竹は激しく乱れた。
「んあ、もっと」
最奥を貫かれて、結腸にまで入りこんできた京楽のものを浮竹は締め付ける。
「んあああ、いい、ああ、いい」
「浮竹‥‥‥」
「キスして?」
「うん」
口づけると、浮竹は舌を京楽の舌を絡みあわせる。
「京楽、俺は淫乱な奴隷の男娼だけど、嫌いにならないで」
「君は君だよ。もう奴隷でも男娼でもない。白哉君ちの猫。ボクと一緒でね?」
「んああああ、くるうううう」
浮竹の奥に子種を吐き出すと、浮竹は潮をふいていた。
「やあああ、いくのとまらないいい」
「好きなだけいっていいよ」
「あああん」
ぐったりとなった浮竹を抱きしめて、京楽は誓う。
「浮竹。君は、ボクが守るからね」
ちなみに、サシャル王国の王族たちは、そそくさと自分たちの国に帰っていくのだった。美貌で名高いレティシエ王女は、顔を包帯でぐるぐる巻きにしていたそうだった。
PR
- トラックバックURLはこちら