19話補完小説「卑怯者は私」
「一番卑怯なのは、私よね・・・・守ってもらうために、銃をとらない」
子供たちを安全なところに隠して、マリナは涙を零した。
子供が銃を相手に向けたとき、とっさに下げさした。
血に染まってほしくないのだ。
そう、自分も血に染まることを拒否している。銃をもたないマリナはシーリンの言ったとおり、お荷物でしかない。
子供たちさえ守れないなんて。
銃を手に取り、人を殺せばそこで自分が終わってしまう気がした。
「着信?刹那から・・・・」
超小型パソコンに、着信があった。
(マリナ、どうしている?最近連絡がなくて心配している。俺は、ダブルオーライザーで今から戦場に出る)
「刹那・・・あなたも、戦っているのね。私だけが、戦いもせずに守られている・・・」
マリナは、超小型パソコンに、銃をもてないのだと入力した。
返信はすぐにあった。
(銃を持たないのがマリナだ・・・・お荷物だといわれようとも、それが信念であるのなら貫き通せ)
「信念・・・・唄だけでは、世界は変えられない」
ガサガサ。
「いけない、子供たちが!」
せめて、子供たちをかばう的にはなれるから。
刹那、私も戦うわ。私なりのやり方で。
だから、あなたも戦って。
あなたの信念を貫き通すために。
子供たちを安全なところに隠して、マリナは涙を零した。
子供が銃を相手に向けたとき、とっさに下げさした。
血に染まってほしくないのだ。
そう、自分も血に染まることを拒否している。銃をもたないマリナはシーリンの言ったとおり、お荷物でしかない。
子供たちさえ守れないなんて。
銃を手に取り、人を殺せばそこで自分が終わってしまう気がした。
「着信?刹那から・・・・」
超小型パソコンに、着信があった。
(マリナ、どうしている?最近連絡がなくて心配している。俺は、ダブルオーライザーで今から戦場に出る)
「刹那・・・あなたも、戦っているのね。私だけが、戦いもせずに守られている・・・」
マリナは、超小型パソコンに、銃をもてないのだと入力した。
返信はすぐにあった。
(銃を持たないのがマリナだ・・・・お荷物だといわれようとも、それが信念であるのなら貫き通せ)
「信念・・・・唄だけでは、世界は変えられない」
ガサガサ。
「いけない、子供たちが!」
せめて、子供たちをかばう的にはなれるから。
刹那、私も戦うわ。私なりのやり方で。
だから、あなたも戦って。
あなたの信念を貫き通すために。
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