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ゲームバドン

Q1 一番最初にした記憶のあるゲームは?
マリオw ファミコン

Q2 そのゲームはクリアしましたか?
してないw

Q3 一番最近したゲームは?
多すぎて・・・
空の軌跡3作、零の軌跡、テイルズオブグレイセスF

Q4 攻略本は最初から見る?見ない?
RPGでプレイし始めてこれは好きだ!と思うものとかやりこみたいものは攻略本かいます。
テイルズシリーズとか、けっこう音声チャットがどこでおこるかわかんないので買ってよかったと思う。グレイセスFは2千円もしたけど物語もよかったしー。

Q5 何系が好き?アクション?RPG?シュミレーション?
RPG大好き~もうRPG以外やってない

Q6 最高何周した事ある? そのゲームは?
んーRPGは2周くらい。最初にやれなかったこととか2周目でするので。
ペルソナ4、ペルソナ3(ポータブル)、クロノ・クロスあたり?

Q7 途中で止めたゲームある? そのゲームは?
かなりあるねー。
ワイルドアームズ2、FF8、FF9、ペルソナ罰、ドラクエシリーズ6だかそこら。他いっぱい。

Q8 持ってるゲーム機は?
SFC、PS、PS2、PS3、PSP、Wiiは現在行方不明 来月中にはDSも買います他どこかにいった今はもうすたれた機種2つほど。サターンは学生時代に友人にあげた。Wiiはゼノブレイドプレイするためだけに買った。

持ってるソフト数は?
終わったら売って新しいの買うので手元にあるのは5~10くらい。わざと残してるのとか。

Q10 今までやったゲーム数は?
RPGだけでも100タイトルいってそう。マイナーなのもやってた・・・

11 ゲームソフト、終わったら売っちゃう?とっとく?
売り飛ばす。あまりに気に入ったのはとっとく。もしくはやりたくなった時買いなおす。

Q12 今までで一番好きだったゲームは?
一番とかしぼれません。
FF7、FF7クライシスコア、FF10とFF10-2、ゼノサーガ、ゼノギアス、クロノクロス、クロノトリガー、空の軌跡、零の軌跡、ペルソナ3、ペルソナ4、ゼノブレイド、テイルズオブディスティニ-2、テイルズオブグレイセスF、他のテイルズシリーズも好き。ブレスオブファイア2~6?、エメラルドドラゴン、ワイルドアームズシリーズ、イース6、7、幻想水滸伝1~3

Q13 今までで一番苦戦したゲームは?
RPGならゼノブレイド?
マップが広すぎて迷いまくった。

Q14 今までで一番プレイ時間が長いゲームは?
ゼノブレイド。RPGでクリア結局むりだったけど(ニコ動でシナリオは最後までみた)普通にプレイしてるだけでまだおわりじゃないのに90時間こえてた。

Q15 ゲームを選ぶ時って、何で選ぶ?絵?シリーズ?他?
シリーズ、評判、絵というかグラフィックのよしあし。公式サイトとかゲーム情報誌でだいたい決める。最近は公式サイトで決めてる。昔はCMのときもあった。絵はたいていどれもいい。

Q16 一日で最高何時間ゲームした事ある?
24時間。眠らないでぶっつづけwww

Q17 最短クリア。やり込みクリア。やるならどっち?どっちも嫌?
ゲームによってかわる。なるべくやりこみクリアに近いほうかな。

Q18 ゲームダコとかマメとか水ぶくれとか作った事ある?
寝不足なら。

Q19 ゲームで財布が寂しくなった事ある?
今がやばい。いっぱいいろいろでてて・・・・ほしいのいっぱいあって。テイルズオブエクリシアと碧の軌跡が今月にでるし、テイルズオブヴェスペリアもかいたいし、DSのテイルズシリーズもやりたい。
金たりない。

Q20 エンディングが何個かあるゲーム。全部見る?好きなのだけ見る?
すきなのだけ見る。

Q21 主人公の名前が変えられるゲーム、名前変える?変えない?
ドラクエとか、自分で決めなきゃいけないのは決めてるけど、かえれるだけならかえないかなぁ。最近は声優ばりばりのが多いので名前かえるのもできないよね。

Q22 コントローラー壊した事ある?
あるかなー。動かなくなった。

Q23 今、発売前のゲームで気になるのある?
碧の軌跡、特にテイルズオブエクリシアが来月の8日発売。テイルズシリーズははずれがないので最高。

Q24 まだまだ、ゲームをやり続ける?
金と人生がある限り。というか、することないのでゲームでもしないと、ほんとやることない。

Q25 最後に、ゲーム好きッスかぁ!!?
ないと生きていけない

Q26 自分の周りのゲーム好きさんを4人ほど!!
バドンもらったので、もう回せないwwオンラインでの友達すくなwwww

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グレイセス

更新もしないでPS3のテイルズオブグレセスFやってます。
グラフィック綺麗すぎ。
無駄にムービーで見せようとせずにアニメーションでこだわるとこがいい。

本編クリアして、エフの未来への系譜編やってます。
ラストダンジョンでもうすぐクリア~。

テイルズオブディスティニー2もクリアしてないたけど。
グレイセスFもいい物語だ~。
テイルズシリーズで2番目にすきかも。
テイルズシリーズはほとんどやってます。
クリアしてないのはアビス、ヴェスペリア、シンフォニア、ハーツくらい?
アビスとシンフォニアはこのあとする予定。
つうか先にヴェスペリアになりそう。

でも新作もきになるなぁ。

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バドンバドン

ひよ子さんからもらったバドン

――代表作のタイトルは何ですか?――
「月明かりの下で」「シャナの欠片」「太陽暦物語」「トキト~リラの世界の鍵~」

――主にどんな分野のものを書かれていますか?――
ファンタジー(異世界トリップもの)、BLジャンル、2次創作、恋愛ものなど。

――自分の文章の特徴って、ありますか?―
うち間違いがおおいw簡素で読みやすい。
アホいギャグがおおい。
背景描写が適当。
絵描きから小説を打ち始めたんですけど、早打ちが得意で1日に文庫本換算1Pの原稿を100P打てる日も。改稿は数日かけます。
長編でもプロットがないのが特徴。ストーリーは打ちながら決めていきます。

――自作で気に入っているものを、上から三作挙げて下さい(複数書いている方)――
「月明かりの下で」「シャナの欠片」

――自作の中で、異性としてタイプのキャラクターは?――
「月明かりの下」でよりユリエスか、「トキト~リラの世界の鍵~」のジルフェ。
好きなタイプというか、ジルフェは特にサイトを開く前、10年以上前から生息しているオリキャラなので思い入れがあります。絵でキャラをかきつづけてました。
ユリエスは小説でできあがったキャラですが、わりと気に入ってます。
「シャナの欠片」のリンドウも好き。
関西弁キャラに弱いです。

――これから書いてみたいものはありますか?――
「シャナの夢」
設定が大分かわってきたので打ち直しの必要があるんですけど。現在絶賛放置中。シャナの世界シリーズの、シリアスストーリー。
トキトのアリアの世界の小説は削除したけど、最初から練り直してみたい。
「シャナの欠片Ⅱ」現在執筆中。あとは「椿狂いの王」という和風恋愛ものの続きがかきたいです。

――目標にしてる作家さんはいますか?――
んー。特にいません・・・・。プロは目指してないので。
しいていうなら「三全世界の鴉を殺し」などで有名な津守時生先生。
シリアスの中にまじるギャグが笑えてたまらない。

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追加要素。

ヒロインは何処か自分に似たような要素を含みます。おやじっぽい、自分のことを俺とかいったり、つっこみいれたり。それでいうと「月明かりの下で」のカリンは論外になる。
下品で粗野で乱暴なかんじだけど、やるときははるよってかんじの女の子が好きです。
力なく守られてばかりのヒロインは好きではありません。

愛した相手と「命をかける」
そんなやりとりを書いてます。「トキト」「月明かりの下」など。
「シャナの欠片」は微妙かな。
小説によっては流血、暴力要素含みます。一時期死体描写をよりリアルにとか病的なことやってました。
多分長編では「死」がいつもつきまといます。「死」と「世界」と「神」と「運命」と「真実」
ここらへん使いまくってますなぁ。重なるのは「女神」ですかね。
どの世界も「女神」が存在としています。

一口メモ。
どの小説も、世界設定は違えども通貨は「リラ」だよ。
銀色のリラ、サイト名から由来がきてます。
オリジナル設定で作った亜人種を用いたりします。羽耳族(ウィングル)、黒翼族(フォーリング)、白翼族(セラフィス)、精霊族(エレメンス)、夜の血族(エターナルヴァンパイア)とかとか。
ここらの設定一緒だったりします。
綴られる小説は違えども、舞台は同じ世界だったりします。
「トキト~リラの世界の鍵」は削除した2作品へ。「アリア」という題名の長編にしようとしたの、都合で削除しました。続きが打つ気がなくなったのと、魔法のIランドの作品数の都合上。
「月明かりの下で」は「月を仰いで(BL)」、「風のウィザード」
「シャナの欠片」は「シャナの欠片Ⅱ」「シャナの宝石(BL)」「シャナの夢」

小説の中にはオリジナルイラストのキャラがまじってるよ。
「ジルフェ」「アクラシエル」「ルシフェール」「ルシエード」「セト」「リリカ」「カイネ」「フェルシオネ」「アスラ」

かいてないキャラ・・・・小説で使ってないのもしくは削除した小説にでてた。
「ルウ」「サラ」「イザヤ」「アナスタシア」「リリス」「マイア」

オリキャラにまぜたいなぁな小説キャラ
「ユリエス」「アルザ」「カリン」「サレイ」「ルクレチア」「レン」「レイエル」「ファウ」「ネイ」

金色のアリア銀色のリラというオリジナルキャラhttp://lira.nobody.jp/c.html参照。画像一部出ませんw

「トキト」ははちゃめちゃすぎるけどオリキャラの小説を書こう!と思ってかいたのでまぁ、設定いろいろ違いますがそのまま残してます。削除したいけどね。

最近のゲームのキャラの名前は「セロエリダ」
古代神として小説に登場したり、精霊神として名前が出てきたり。
ラグナロクオンラインとか、ジルフェとか普通にキャラで使ってたしw

以上。
 

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違う

最近うってる携帯サイトとBLサイトのまじりあうような簡単なSSかいたら、UPする前に2回とも消えた。
なんですかこれ呪いですか。

サチさんの絵にSSつけたので創作の神が怒ってるんですね。
はい分かります。

暇すぎてすることないです。
なんかポータブルで買おうかなぁ・・・。
なんかあるかなぁ。
FF4は今度届くしイースも届くし。

最近1日の雑記が多いですね。
飯も食えて元気になってきたけど同じくらい暇で暇で眠るのももう限界あってどうしよう・・・・

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合作に割り込む人。夜の唄

夜の唄




絵:サチ様
文:マサヤ

シャーロットの笑顔はまるで、満開の薔薇のように艶やかで美しい。
つっと、一筋の光に淡く弾ける涙が、彼女の長い金色の睫が影をつくる、白皙の肌を通って、ポタポタと、水面に滴った。

「シャーロット」

二人のまだ幼い兄妹は、冷たいはずの水の中で、手を握り合ったまま互いを見つめる。
自然に色づいた桜色の、艶のある唇をもつ、シャーロットのその唇は、本当に甘かった。禁断の果実のように。僅かに口元に血のにじみを残しているが、それさえも彼女を彩る絵の具のようで。

「お兄ちゃん、もっかいキスして?」

ねだってくる、甘い声。
どこまで蜜のように絡みつく吐息。
上目遣いの、翠とも蒼ともとれる美しい、煌く宝石のような瞳。

金の髪が、水の中を泳いでいる。透明な水の中で、水分を含んで冷たくなったシャーロットの衣服がふわふわと漂っていた。レースのスカートが、風に翻されるように湖の湖面をつついている。
波紋がぽつぽつと広がっていく。
温かい黄金の太陽の眼差しに照らされた水面に、けれどその波紋の中には、妹であるシャーロットが流す透明な涙が混じっていた。

甘い吐息が頬にかかって、シャーロットの兄であるラーサットは、彼女の小さい手を握ったまま、目を何度か瞬いた。

「風邪をひくよ。水からあがろう」

涙を睫に絡ませたまま、自分を見ているシャーロットに声をかけるけれど、彼女は首を横に振った。金色の巻き毛がふわりと、ラーサットの視界を覆い尽くした。
まるで、金色の絨毯みたいだと、その髪に手を伸ばす。
そのまま白い頬に、放した手をもっていくと、シャーロットは僅かに身じろいだ。

ラーサットは、シャーロットが零す涙を舐めとってみた。塩辛いはずなのに、花の蜜の味がした。

「お兄ちゃん、キスして・・・私を捕まえて」

とぷんと、シャーロットは湖の水面下にもぐってしまった。

「シャーロット!」

ラーサットは、驚いて、水中に足をとられて滑りそうになった。それをなんとか回避して、水の中でふわふわ漂う金の巻き毛と、マーメイドのように漂う肢体に、それからエメラルドがかった碧の瞳をのぞきこんだ。
ラーサットは、酸素を肺いっぱいにとりいれると、水中にもぐった。

コポコポコポ。
揺らめく水面。
差し込んでくる日差しは、オーロラ色に輝いている。まるでクリスタルのような透明度に驚きつつも、水の中で遊んでいるシャーロットの、少女としてもまだ幼い肢体をそっと抱き寄せた。
湖面の奥深くまで差し込んでくる日差しは、シャーロットを幻想的なまでに美しく際立たせていた。

本当に、マーメイドかニンフみたいだ。

(キスして)

その瞳が、そう訴えかけていた。

ラーサットは、彼女を抱き寄せて、目を閉じた。
そこに広がるのは、真っ暗な闇。
でも、唇には甘く柔らかな感触がある。手の中に、妹の体温を確かに感じ取って、高鳴る鼓動を落ち着かせた。

「くす・・・・お兄ちゃん、キス下手ね。レディは、何度も同じようなキスで満足しないのよ?」

水面から顔をだして、全身ずぶぬれになりながら、シャーロットはラーサットの頬をつつこみむと、自分から兄にキスをした。
そのキスは、とても優しくてそれでいてとろけそうなくらいに甘かった。
小悪魔のように微笑んで、舌を引き抜いて、シャーロットは大きく伸びをする。

「な、こんなキス、どこで覚えたんだい!」

ラーサットは、唇を手で覆って、顔を真っ赤にしてシャーロットの顔にかかる水を含んで重くなった巻き毛をかきあげた。

「クス・・・・教えてあげないわ」

シャーロットは、ぱしゃんと水面を指で弄んだ。その指の中には、真っ赤な真っ赤な、シャーロットの唇みたいな薔薇の花びらが一枚。

「もうこれもいらないわ」

それを水の中に捨てて、シャーロットは寒さに身を震わせて小さくクシャミをした。

ラーサットは、急いで彼女を抱き上げると、重くなった水分をものともしないで、全力で湖からあがった。

「うふふ。また秘密が増えたね」

シャーロットは、白い肌に張り付いた衣服をはがしながら、ラーサットをからかうように、薔薇の如く咲き誇る。

「シャーロット」

ラーサットは、湖に落としてきた自分の衣服をとりに、一度また湖に戻る。なんとか回収すると、シャーロットの冷たくなった手を握って、森の中を歩きだした。

木漏れ日はとても優しい。チュピチュピと小鳥の鳴き声がする。さわさわとざわめく緑のおしゃべり。揺れる下草のカーペットは緑色。優しく優しく、二人の兄妹に語りかけてくる風の唄。

「帰ろう。みんな心配してるよ」

「お兄ちゃんが帰りたいなら、私もついていくわ」

シャーロットは、天使のようなのに、なんと魅惑的に、小悪魔のように振舞うのだろうか。この少女が輝く年齢を手に入れた時の将来が今から心配だと、兄は心底思った。まだ幼い今でもこんなに美人なんだから。
きっと、大人になったら、他の大人が放っておかない。

いや、今日は自分もシャーロットも大人になれた。一歩、大人に近づいた思う。甘美な背徳の味がするキスをして、抱き合って。


「こら、そんなずぶぬれで!また悪さしてたのかい!」

「あら、マーサおばさん。そんなことはないわ。私とお兄ちゃんは、水遊びをしていただけなのよ」

余所行きの顔を見せるシャーロットに騙される村人ではない。村に戻ると、散々大人たちに怒られた。湖は危ないからもう近づくなと、何度も釘をさされたが、それを守るようなシャーロットではないだろう。

「ラーサットもそんなずぶ濡れになって。シャーロットをちゃんと捕まえておかないと、小鳥のように逃げてしまうよ!」

マーサおばさんは、畑仕事から帰ってきたばかりなのか、衣服にも顔にも泥をつけていた。少し横に太いけど、二人の子供をもつ母で、シャーロットとラーサットにも甘くて、二人の両親が村を出て都会で仕事をしているため、帰ってくるのが遅いときなどは、まるで本当の子供のように面倒を何度も見てくれて、マーサおばさんの暖かな家に二人で泊まりこんだことも数え切れない。

「もう、こんな時にあんたらの両親は商談でいないし。仕方ないね、おいで」

マーサおばさんに無理やり引っ張られて、二人して裸にされて、浴槽で暖かな湯を浴びせられて、真新しい、泊まり用においてあった、衣服を着させられた。
それから、暖かな湯気をたてるココアを入れられて、それを飲んで、マーサおばさんの子供のミシェルとアーチェと一緒に昼食をとった。
フランスパンと、海鮮のパスタ。それにサラダ。
マーサおばさんは、料理の腕が村の中でもダントツで、凄く美味しかった。
シャーロットなんて、おかわりと何度もパスタをほうばって、年相応の子供に戻っていた。

「眠いわ。寝たいわ」

欠伸をしだしたシャーロットは、すでに目がとろんとしていた。マーサおばさんは溜息をついて、シャーロットに歯磨きをさせると、ラーサットも一緒に歯磨きをさせて、二人をいつも預かっている客室に通してくれた。

そこは、シャーロットとラーサットの、自宅以外にある、もう一つの自分たちの部屋。ここは、もう一つの二人の家なのだ。マーサおばさんの家は、もう一つの帰ることができる温かすぎる場所。
綺麗な貝殻ばかりを集めていれた硝子瓶。船の模型、古い童話の本、傾いた熊の縫いぐるみ、少女用の手芸のセット・・・・いろんなものが棚に置かれている。
二人の宝物でもある。自宅の部屋にもそんなものが溢れていた。

「眠いわ。水遊びって、体力がいるのね」

ベッドにぽふりと横になって、シャーロットは兄のラーサットに抱きつきながら、他愛ないおしゃべりをしていたけれど、満腹になった上に水遊びではしゃぎすぎて疲れたのか、ラーサットと共に眠ってしまった。
そのまま、本当に夜が更けるまでねてしまって。気づけば、夜の帳がおりていて、夕焼けの茜色も紫も、もう、世界を包む黒い翼に抱かれて眠ってしまった。大地が黒を愛する時間の始まり。
薄く霧がかかったような空気に混じる、冷たい夜風が外でカタカタと、歪な唄を歌っている。風の唄は好きだけれど、夜の風の唄はとても寂寥が満ちていてあまり好きではない。
木漏れ日溢れる森で、風が歌う緑のパレードを伴った、雑音もまじった唄のほうが遥かに好きだ。

「見て。星が綺麗よ」

すっかり目が冴えて起きてしまったシャーロットは、カーテンを開け放って、ランプの火を消して、夜空を見上げる。
暗闇の中、うっすらと月明かりに照らされるシャーロットの体。
その細い肢体は銀色の光を帯びていて、まるで童話の中の天使が舞い降りてきたようだ。ラーサットは、その隣に立ってみる。シャーロットを包む銀色の淡い光が、ラーサットを抱擁した。
キラキラ光る、月の涙。
シャーロットの、昼間湖でみた、あの綺麗な涙を思い出す。

いくつも星明りが、二人の白磁のように白い白い肌と、お揃いの金の髪をぼんやりと浮かび上がらせた。

「綺麗・・・・」

いくつもの瞬く星達。
銀色の涙を零す下限の月。
窓をあけると、少し冷えた風が入ってきた。寂しい夜の唄を、風が歌っている。どこで歌っているんだろうと、いつも不思議に感じる。

「綺麗だね」

背後から、ラーサットはシャーロットを抱きすくめた。

「お兄ちゃん?」

「シャーロットの背中に翼が生えて、小鳥みたいに飛んで逃げていきそうな気がして・・・・」

「へんなお兄ちゃん」

シャーロットは、金の巻き毛をに銀の光を絡めて、ふわりと微笑んだ。二人の、顔が近づく。昼のあの甘い甘い味を思いだして、シャーロットのほうから唇を重ねた。

「甘いね」

「甘いわ」

いけない、遊びを続けている。これは、大人のいけない遊び。
してはいけない遊びだって、頭では分かっているのに、止まらないんだ。

その時、階下で、聞きなれた声がした。両親が帰ってきて、二人を迎えにきたのだ。

「パパとママには秘密よ?今日一日、何をしたのかって」

「でも、マーサおばさんからばれるんじゃ」

「あら、おばさんとは約束したもの。もうあんな真似しないから、パパとママに話さないでって、涙を浮かべて泣きじゃくったら、ころりと騙されたわ。本当に大人って簡単に子供に騙されるのね」

今から、本当にシャーロットの未来が心配になってきて、溜息をつく兄であった。

星の唄が遠くから聞こえる。かすかな、まるでオルゴールのような音。
シャーロットとラーサットは、両親がこの部屋にくるまで、甘美なその音色に酔いしれて、手と手を繋いで、夜空をずっと見上げ続けるのだった。


                       夜の唄 END


あ、え?
何これごめんなさい。
今ひよ子さんのサイトで続きを書いたら・・・・とか記事よんでやべえええ俺勝手に弟さんの名前までかいてしまった。設定までなんかあるぞこらああって
ああああどうしようと悩んでるけど、別人ってことで。。。。。
まじごめんなさい切腹してくるわ!

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☆ミ

久しぶりに食事してそして寝て起きたら気分悪いwww
まともな食事したの4日くらい前のような気がする。昨日はアサリだけ食っただけだしなぁ。あとおにぎり1こか。

サチさん健康をわけてくれ~~~。
画力もついでにわけてくれ~~~~。

とりあえずスイカを食おう。スイカにカロリーほとんどないなぁ。

ひよ子さんこんなブログまで遊びにきてくれてありがとう。
リンク全然問題ないよー。
近日中にもこちらからはり返しさせてもらいまする!
バナーないので自家製バナー(しかもつづりまちがってるww)のバナーになりますが。

おやじがすいかの残りを赤みきりとってほとんどかわと緑だけなのをハムスターのケースにいれていく。それを食べるハムスターたち。
けっこうなんでもくうよ。
人間のおかしでも食おうとするしねー。
いやうちの白い子だけかw

更新はローゼンメイデン。すでにブログでUPしたやつとTOPの見飽きたやつw。
別館BLサイト更新。「シャナの宝石」3話。

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なぜかわからない

ローゼンメイデンの銀様ばっかり描いてる気がします。
このサイトローゼンメインじゃないんですけどー。
もうローゼンメイデンの絵47枚になりました。

こんだけで1つのサイト開けそうwww

後ろ姿の銀様を色塗って、今回はちょっとましな仕上がりかなぁ。
顔が小さくてあんまりなんとも印象がないので、昔の銀様のアップを合成してみました。

くそ重いです☆

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らくがき

なんも考えずにSAIで服の色をぬってみようと服をぬってみた。。。。
肌がいつも下のパソでみるとごっつい濃いので薄くをこころがけていろいろいじってたら黄色になった。

背景とか適当すぎてやる気がないのがみえみえ
そして服にいつも光いれてたんだけど、肌のとこけすのわすれた
いつも通りざつい仕上がり。

んー。題名もない。習作でもない。なんといえばいいのかw
SAIで服をぬりたかっただけ。
色塗りSAI,フォトショ 加工フォトショ、SAI

最後にマウスで肌にSAIで影つけたら少しましになったような気がする?
まぁマウスで影つける時点でやる気のないwww





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サチさんのお友達

サチさんのお友達のひよ子さんとツイッターでやりとりで始まる朝。

ひよ子さんのサイトはこちら

http://nanos.jp/chrishiyoko/

読み終わったオススメは~。

やっぱり「月光樹の雫」でしょうか。すらすらと読める優しいけれど完成度の高い文章、人物の描写の丁寧さなどが目立ちます。背景描写も綺麗で、まさにファンタジーというかんじでしょうか。
読んでいったかんじでは、ちゃんとした一冊の文庫本の短編~中篇を読んでいる気分になりました。

知り合ったばかりなのにみんなレベル高いですねほい!

自分の小説がやばくてもうどうしようかしら!

いやもう、寝るしかないね(逃げた)

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なんかねーもう。

シャナの宝石の続き書いたんですけど、いまいちどういう流れなのか終わりも決めてないので自分でもわかんねー。
そしてインデックスを上書きしてしまって、適当なのにかえてしまった。

携帯サイトのシャナの夢のほう、300人読者こして困った。全くもってシャナの欠片でかいてた世界設定と違う部分があるうえに、続きかいてない。。。。

とりあえずBL別館更新しました。
もっそりものかきです。文章力構成力はだんごむしです。
まるまってきます。。。。。

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うえっ

はらへったきがするがきもちわるい、、、
昨日マクドむりにくったからかな。

水分おきてやっととった。
また汗がでてない。
脱水症状が家の中でも怖いわ~~~。

そして、昨日は親父に「家から明日は1日絶対にどこにもでるなよ!」
とお決まりの外出禁止令発動☆
過保護すぎて涙でる。。。。。

いや外いく体力も気力もないんだけど☆

さてBL別館更新しようと昨日思いながらWEBマンガあさって、ツボなサイトみつけてブックマークしてそして相方が会社から時間みつけてはスカイプしてきて会話しながら3時には寝てしまった。
起きたのが朝の8時だったので、17時間くらい寝たのだろうか。
体重が2キロへっていた。昨日くったのに!

夏になって1ヶ月ちょいで6キロ減ってしまった。
嬉しいとかそういう気分もないが、ダイエットしないですむのはいいかもしれん。しかし昔の服が入らないのでもう室内着とかでレディースの服このまえ親父と買いに行ったばっか!
このままだと、昔のティーンズの半ズボンとかはいるかも・・・・
ケツとはらの肉どっかいけ!

そういや、この前の熱中症のとこで休ませてもらった事務所の人に「ぎょっとするほど色が白い」いわれた。
いやこれおばあちゃんの隔世遺伝ぽい、生まれつきぎょ!!ってかんじの、学生時代同学年が200人いたら一番白いよ!!みたいな人でした昔から。
そのせいで「気分悪いです」といっただけで保健室いき。
嘘でも保健室いき。いや嘘はあんまりいわなかったけど(おい)
朝ぬいたりして貧血おこしたらなおったのに早退になったりw
中学校の頃が一番、なんつーか過保護な対応でしたね。小学校は早退とかあんまなかったな。
バス酔いが酷くて、学校行事でどこかバスででかけるとよって吐いてたりしたんですけど、担任じゃない理科の先生に「色白いからなぁ、体弱いやろなぁ」とか断言されました。
おい、それ関係あるのか、いやそんなに体は昔は弱くなかった。体重なくて華奢でしたけど。中学1、2年の欠席は1年に3日くらい。腹がいたくて昼からいこうと思ったけどまだちょっと痛くて、親に職場から休むって電話してもらったやつとか、あと親父に内緒で、球技大会の日・・・・運動音痴で、いじめというわけではないけど、女子の強いグループに球技大会の足手まといなので、きつく言われるのがいやで休んだ。これは成績がすごくよかった+あんまり休んでない優等生ってことで、母親に親父に秘密で休ませてもらった☆
そんな娘は、室内で倒れそうなくらいからだの弱い娘になってしまいました。。。。。
夏はほんとだめなんだよ。2年くらい前はがんばって暑い中自転車20分こいで職場いって、ニトリでバイトしてたけどね!

球技大会はほんとに大嫌いで。中学3年のときは、何故か名前順でいつも体育でペアになる人が、授業の剣道で「おもいしろいーー!!」と爆笑して。
普通にメーンとか打ってるのに面白い!!とすごく受けてはった。
そして、体育終わって○○さん凄い面白いから大好き!って言われて顔が赤くなったよお。
そしたら、周りの女子があ、私も大好き、好き好きって、囲まれて、本当に3年は楽しかったなぁ。きっと人生で一番輝いてた義務教育の時代だった。中1、中2は存在が空気だったので、男子にいじめられてたってほどではないが、ちょっといじめうけてて、まぁ我慢できるくらいだったけど、その頃に比べると絵を描く友人を親友にもって、中学3年は、まさか初めの頃登校拒否をおこしたのが信じられないくらいはじけてました。
修学旅行には、いかなかったけどね!バス酔いがイヤでわがままとおしたwwww

あの頃の親友の電話番号に電話かけても、いつも働いてていなかったんだけど、数年前から電話先がつながらなくなって音信普通に。
たまにレターでやりとりしてたんだけど、なんかね。
住所先に出して帰ってくるのが怖くて出してないんだよね。
きっと元気にしてるよって想像してる。。。。

サチさーーーんん。
ほんと気をつけなくては。夏はいつもこんなかんじだけど、今年は食事ができないくらい、食欲がないね。また内科にかからなきゃいかんかもなぁ。
1ヶ月で6キロって、ちょっとやばいかもなぁ。
食べなきゃって意思はあるのに、食べたい気というか食欲が起こらない。。。
まぁ標準体重ちょいギリ☆なくらいだったので、今の体重がベストぽいんだけどね。
きっぱり言ってしまえは51キロから46キロになった。
身長はヒミツvvv
相方がねーFF4とイース郵送してくれるって!
PSPのほうのソフト。いつもエロゲー(おい)のデータただであげてるからそのお礼だってさぁ。
FF4買おうと思ってたので助かるぞな。
イースいいよね。7最高だったわ~~。





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熱中症

今年はおもっくそ暑いですね。
いつものことですけど!!
昨日、熱中症になって半分倒れました。病院いきにはなりませんでしたけど。
まさか自分がなるなんて思ってなかったので、へたしたら救急車よばれてたおー。
水分もってこなかった上に、ここ1ヶ月外にでてない、運動してない、その日だけでなく食欲がなくほとんど食事をしていない+クーラーのきいた部屋でゴロゴロしてるダメ人間が、急に暑い日差しの下で重い荷物もって、自転車こぐと熱中症になります。。。。。
けっこうな距離を急に運動してすでに、息がきれて、やばいなぁと思ったんだけど、暑いのにほとんど全く汗でてなくて、体温ヒートアップ。脱水症状もおこしてました。

昨日零の軌跡クリアしたのでいらんマンガもって古本市場に売りにでかけたんだけど、身分証明忘れて重いマンガだけひきとってもらった。
その時点ですでに息あがって眩暈してたんだけど、お客さんの邪魔になりますのでって追い出されて、外であついけどちょっと座ってたけどかわんないので、自転車こいだら10メートルで力つきたwww
どんだけ体力ないんだってかんじで。
定食屋さんはいって、熱中症気味なので水もらえませんかーって氷入りの水2はいもらって、少し休憩してまた自転車こいだら15メートルで力つきたwwwww

全然進んでないやん、帰れるんかなぁって道端で座って倒れ掛かってるとこに、すぐ後ろにある事務所の男の人が「救急車よぼうか?」といってくれたけど、そこまで重症じゃないといらないといったけど、やっぱだめで事務所にいれてもらって、水もらって冷えピタシールもらって、さらにはクーラーの温度さげてもらった。
2回水はいて、あーやべぇとか思いつつ2hちょっと休憩させてもらって、帰りには水で冷たくして冷蔵庫にいれたタオルまでもらって、それ首にかけてなんとか家についてもう動けませんみたいな。

ほんと軽いかわからんけど熱中症入ってたみたいで、親切にしてもらって助かった。あのままだったら倒れて救急車よばれて病院いきだったおもう。
人の親切が身にしみる日でしたよ。
水分もってこなかった+その日はあまり水分摂取していなかったせいで、汗もでなくて脱水症状おこして、水分とったけど、事務所で気分悪くなって2回水をそのまま吐きました。
救急車よぼうか?言われましたけど、そこまでいくと親父殿に外出禁止令出されるような危険があったりしたので(いやまじうちの親父過保護すぎるんで)救急車だけはさけました。
でも2h以上休んで体温下がって、やっとなんとかなったってかんじで。
その後ひえたタオル首にかけて長い距離を自転車こいでたけど、また途中で力尽きて、ゆるいさかを歩いて自転車おして、もう体力なさすぎの上でばてばて。
その日は全く、朝昼と食事していなかった。
ここ最近何も食べない日もしくは1食だけが続いてるのだけど、暑さで食欲もない。

そして今気づいたのだけど、指輪の真ん中の宝石が外れてどっかいってるwwww
気に入ってた形見だったのに~(母の形見ね)


さて重い話題からころりとかわって。
碧の軌跡発売が待ち遠しい。
零の軌跡は空の軌跡ほどはまらなかったけど、悪くはなかったよ~。
ランディとティオが好きだ~。零の軌跡は、レンがエステルとヨシュアと打ち解けて、3作にわたってでようやくレンが居場所みつけられてよかった。レン嫌いではなかったからね~。
空の軌跡3では仲間として出てきたし。
今日もお腹すいてないなぁ。昨日から全く食べてないのに・・・・。
毎年夏は弱いです。
冬はなんとかなるんだけどねぇ。

夢の中で食事して、多分本当は食べたいのだろうけど、起きたらお腹すいてないし無理にくうと吐くっていう、ちょっと拒食症はいってます。

親父がお世話になったとこに電話いれてくれてペコペコしてました。ほんとは自分がいれるのが礼儀だってもんなんだろうけど、電話にでる気力もしゃべることもできないくらい力つきて、ベッドでそれでいて眠気が急におそってきてそのまま寝てしまいましたよ。


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謎に思うこと

「あれ?あれれ???」

ティエリアは、謎だと思った。
このサイトの過去SSが、はじめはロックオンに対して普通の言葉遣い、いえば少し生意気ともとれる態度で話していたのに、後になるにつれてですます口調になっている。

「おかしい。ジャボテンダーさんもそう思わないか?」

腕の中のジャボテンダーは何も答えを返してくれなかった。

「これは、他のサイトを見て検証せねば!」

検証した結果。
ですます口調を使っているが3割。
生意気そうな口調である7割。

ガビーン。

「そ、そんな!」

僕は、そんな少数派であったのか!
しかし、長年この言葉遣いをロックオンにしていたので、今更なおすこともできないし、初期に読んだSSのせいかもしれない。初期に読んだSSは、ロックオンに対してですます口調を使っていたものばかりであった。
そのせいで、このサイトの形もそうなり立ってしまったのだろう。

「まぁいいか」
「何してるんだ、ティエリア。悩んでるのか?」
「いいや、なんでもない、気にするな。放っておいてくれ」
「え、えええ!?」

いつもと違うティエリアの言葉遣いに、ロックオンのほうが戸惑っていた。
ティエリアは、元に戻したほうがいいかと、溜息をつく。

「なんでもありません。少し、検証していただけです」
「そうか。あんま煮詰まるなよ~」
「誰が。あなたではあるまいし」

きつい言葉を返して、ティエリアはパソコンの電源をきるために、たちあげていたサイトを閉じた。

「ロックオン。朝顔が綺麗に咲いていました。少し、庭にでて見ませんか?」

ふと、夏季休暇の途中であり、刹那の庭に、この前来た時植えた朝顔が綺麗に咲いていることを思い出して、そう持ちかけた。

「おう。朝食の準備が終わったらな」
「はい」


*****************

えーと。
過去小説よんでて誤字脱字はよく見るんだけど、言葉遣いに今更になって疑問を抱いてみた。
原作アニメ見返す時間ねーし。
初期に入り浸ったサイトはみんなロックオンにはですます口調でそれでいいんだと思って、アレルヤと刹那だけ口調かえたりしてたけど。
もうジャボテンダーバカだったり、このサイト独特なティエリアになってるし、読んでる人も分かっててよんでるだろうからいいかwwww
初めての人は違和感もつかもしれないけど。まぁ作品の数がおおいので誤字脱字なおす気力もない上に、口調をなおすとしたら全部なおさないといけないので逃げよう。すたたたた

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スイカ

「刹那のほうが大きい!」

することもなく、田園地帯を歩いてきたティエリアとロックオン。早朝に出かけて、本当は涼みにいくはずが、自然の中を歩いていくうちに日は高くなり、暑くなって、もってきたペットボトルのお茶もつきて、途中でバスに乗って引き返してきた。
元々、何処に行くというあてさえない、ただの散歩だった。
4時間も歩けば十分だろう。
ティエリアもロックオンも、被っていた麦藁帽子を、居間の机の上においていた。
ロックオンとティエリアは、刹那の家に居候していた。夏季休暇の間、日本の東京で過ごそうと二人で決めたのだ。それに反対する刹那ではないし、好きにすればいいと二人に言い放って、だらだらした毎日を過ごしている。

「大きくない。普通だ」

刹那は、自分の分のスイカを死守しようとしている。
ティエリアが、冷蔵庫から出して切り分けてくれたロックオンが、渡してくれたスイカの、刹那の分が自分より大きいと騒ぎ出したのだ。

「僕はジャボテンダーさんの分まで食べる責任がある!とりかえろ!」
「俺はガンダムの分まで食う責任がある!」

二人でいがみあう。
これでも、二人はれっきとしたガンダムマイスター。
二人が言い争っているその内容も、非常に理解しがたいものであるが、ようは大きいスイカのほうを食べたいのだとははっきり分かって、ロックオンは溜息をついた。

「ほれ、ティエリア、おれの分半分やるから」
「いいんですか?」
「ああ、いいよ別に」

スイカに未練があるわけでもない。ちょうど、3人分に切り分けて、スイカはもう残りはなかった。
ロックオンは、包丁をもってきて、自分の分を二つに分けると、それをティエリアの皿においた。

「ありがとう」
「どういたしまして」

チリリンと、ぶら下げられた風鈴が綺麗な音を立てた。
そのまま、縁側で三人でスイカを食べて、それからすることもないので3人でごろごろしだす。冷房をいれたので、節電のために縁側の戸締りをしてから、刹那は床で、ティエリアとロックオンは床で昼寝をしだした。

「はぁ。僕の存在、思いっきり忘れられてる」

やっと、刹那の庭の雑草をむしり終わって、汗だくになって戻ってきたアレルヤは、同じように夏季休暇を刹那の家で過ごすと決めたのに、その存在は果てしなくKY(空気読めない)もしくは空気そのものだった。
スイカだって、アレルヤの分なかったし。

「まぁいいけどね」

アレルヤは、シャワーを浴びて着替えて出てくると、ロックオンがキッチンの椅子に座って、タオルを投げてくれた。

「ご苦労さん」
「ありがとう、ロックオン」
「ほれ、特別サービスだ」

ロックオンが、冷凍庫からスイカバーを取り出して、それをアレルヤにあげた。
アイスはもう在庫がつきて、今日の午後にはロックオンとティエリアが買い物にいくついでに買い足す予定ではなかったのだろうかと、アレルヤは首を捻る。

「さっき、コンビニまで行って来た」
「そんな、わざわざ?」
「ずっと雑草一人でむしってたんだろう?ほんとにお疲れさん」
「いえ」

アレルヤは照れて、アイスのスイカバーをいったんテーブルにおいて、髪をタオルでふいていく。

「あ~~~~」
「何してんだ刹那?」
「眠りすぎて暇なので、扇風機で遊んでいる」

刹那が、隣の部屋で扇風機をまわして、それにむかって声を投げていた。
まぬけな声が聞こえる。

「あ~~~~」

いつの間に目覚めたのか、ティエリアが刹那の隣で真似をしだした。
本当に、この年少組みはなんというのか。
かわいいとしか、言いようがない行動をとるのだから。
ロックオンとアレルヤは、苦笑いして、そんな二人を見守るのだった。今年も夏季休暇は、平凡にそれでも幸せな時間として過ぎていくのだった。

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零の軌跡を

零の軌跡をプレイ中です。
空の軌跡ほどはまってませんがまぁまぁですかな。
まだ序盤なので、キーアの登場とか楽しみにしております。

おりびえええええ。エレボニアでいまなにをしているんだああああ。
軌跡シリーズは攻略本なしでは進めない。
推理とかミニ要素とか網羅するには攻略本がないと。
しかも寝ながらやってるので、攻略サイトではだめなのです。
今日は9時間プレイした。
一日の大半やがな!
ティオとランディが好きかなぁ。

昼にねて夜に薬のんでまたねて深夜におきてゲームする。
零の軌跡クリアしたらすることなくなるんでほどほどにします。

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