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おめがばーす恋白10

「どうだ、見事な桜であろう」

「そうっすね」

朽木家の屋敷の庭で、白哉は満開に咲いた桜を見上げながら、酒を飲んでいた。

「緋真は梅が好きだった。梅はもう散り、今は桜が見頃だ」

「いっぱい植えられてますね。全部満開だ」

「緋真は、桜も好きだったので‥‥‥」

恋次は、酒を飲みながら、白哉を見る。

「緋真さんのこと、俺に言って俺の機嫌が悪くなるとか、思わないんすか」

「え。そ、そうなのか?」

「嫉妬してます。まだ、隊長の心の中に永遠にいる緋真さんに」

「緋真は亡くなった。死者に嫉妬しても‥‥」

「そうです。どうにもならないんす。でも、嫉妬しちまう」

恋次は、白哉を抱き寄せた。

「恋次?」

「人払いすませてますか」

「まさか、ここで抱くつもりか」

「いけませんか」

「せめて、褥で‥‥あっ」

恋次は、白哉にキスをする。

そのまま、押し倒されて、白哉はとまどった 。

「抱きますよ?」

「むう。人はこぬようにはしてある。好きにせよ」

白夜の了解をもらい、恋次は白哉の衣服を最低限しか脱がさなかった。

「隊長、エロい‥‥」

「馬鹿者!あっ!」

死覇装の中に入りこんだ指が、胸の先端をきゅっとつまむ。

しばらくいじっていると、白哉がもぞもぞしだした。

「恋次、下も‥‥」

「隊長、エロくなちゃったすね?こんなにトロトロになってる」

恋次は、白哉の前をいじり、蕾に舌をねじ込んだ。

「ひあう!や、やめ‥‥‥」

「じゃあ、こうならいいっすか?」

恋次は、白哉の前をなめあげて、指を蕾にいれて動かした。

「いああああ!!!」

びくんと、白哉の体がはねて、中いきしたのが分かる。

「ひああああ!!!」

恋次の前を舐めあげられえて、恋次の口の中に、白哉は精液を出す。

「恋次、お前がアルファで番でなかったら、千本桜の露にしているところだ。んあああ」

「怖いこと言っても。感じっちゃっててかわいいっすよ」

「あああ、もっととおお。恋次のもので、私の奥をかき混ぜてくれ」

「隊長、えっろ‥‥」

恋次は、蕾をほぐしていた指を引き抜くと、己をあてがった。

「ひああああああ!!!」

ぐちゅりと突き入れられて、白哉は恋次の背中に爪をたてる。

「奥、いっぱいあげますから、孕んでくださいね?」

「あ、いやだ、孕みたくない。でも、恋次の子種がたくさん欲しい」

「たくさん、あげますね?」

恋次は、白哉の奥の子宮を自分の熱でとんとんとのっくして、中に入ってくる。

「ひああああ、奥に、奥にあたってっるううう」

「子種、たくさんあげますからね?」

「ひああああ、いっちゃうううう」

恋次の子種を直接子宮に注がれて、白哉は体をびくんとはねさせて、中いきをする。

「こっちもいっちゃってください」

「あああ、前もなんて、だめええええ」

恋次は、いっている最中の白哉の前をしごいて、精液を出させた。

「ひああああん、ああ、いくのとまらないい」

「好きなだけいってください。ああ、桜が綺麗ですよ?」

「ひあん、桜を見る余裕など」

恋次は、酒を口に含むtと、口移しで白哉に飲ませた。

アフターピルを含んでいた。

「ああああ!!!}

白哉は、何度かいき、快感に涙を浮かべながら、恋次のものをしめあげる。

「く、また中に出しますよ」

「だめえええ。またいっちゃううう」

恋次は、自然に濡れる白哉の蕾がトロトロになっているのに、唾を飲み込む。

「ひあん、きたあああ。大きいの、きてるうう」

恋次は、後ろから白哉を貫く。

「ひああ、ごつんごつんいってるうう」

奥をごつごつと抉って、恋次は白哉の中に欲望を全て注ぎこんだ。

「ひあう、ヒート期間ではないのにぃ」

「番っすからね。ヒート期間とか関係ないっすよ」

「あああ、真っ白になる。もう、だめ‥‥‥」

白哉は、激しいセックスに、意識を失う。

「隊長?」

ぐったりとなった白哉からひきぬくと、こぽこぽと中に出した精液が逆流してきた。

タオルがなかったので、自分の死覇装でそれをぬぐう。

「隊長、ちょっと待っててくださいね。今、ふくものもってきますんで」

タオルを水で濡らして持ってくると、白哉を清める。

中に出したものは、できる範囲でかきだした。

白夜の死覇装を整えて、恋次も新しい死覇装を身に着ける。

「ああ、桜が綺麗っすね。隊長のほうが綺麗っすけど」

「馬鹿者‥‥‥」

「あ、いつから気がついてたんすか]

[ついさっきだ。番とはいえ、恋次、お前はがつがつしすぎている」

「そりゃ、隊長がオメガで俺がアルファっすからね。ヒート期間以外にも抱ける時があれば、普通に抱きますよ」

「これが普通なのか」

「ちょっと激しかったっすか?」

恋次が、首を傾げる。

「もうよい。新しい酒をもってこい」

「はいはい。花見するんでしょう?」

「誰かのおかげで、中断されたからな」

白哉は、もう数え切れないほど恋次に抱かれているが、抱かれた後は気だるい雰囲気で、艶やかになる。

そんな白哉を誰にも見せたくなくて、恋次は白哉を独り占めする。

「ほら、新しい酒ですよ」

厨房から高級酒をもらってきて、白哉の空になった盃に酒を注ぐ。

それを白哉は一気に飲み干した。

恋次も真似するが、アルコール度が高くて、胸が焼かれるようだった。

「隊長、よくこんな強い酒一気に飲めますね」

「外で抱かれてしまったなど、酔って忘れたい」

「えー。いいじゃないっすか、たまには」

「人払いしていたとはいえ、朽木家には使用人がおおい。私たちが番であることは知っており、邪魔はしてこぬが」

「隊長、桜の花びら髪についてます」

白夜の艶やかな黒髪についた桜の花びらをとると、口移しで強い酒を飲ませられた。

「隊長、酔いつぶれてしまいます」

「ふふ。酔いつぶれてしまえ」

「隊長の腕の中で寝れるなら」

「当然放置する」

「あ、酷い」

恋次は、そう言いながらも、白哉に酒を注がれて、強い酒に酔ってしまいには寝てしまうのであった。

「お前は、私のものだ。他には、渡さぬ」

白哉は隊長羽織を眠る恋次にかけて、一人で桜を見上げながら酒を飲むのであった。







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