パニックパニック!!2
ロックオンは、よだれをたらしていた。
じゅるり。
アレルヤも刹那も、やはりか、この犯罪者め・・・・と思いながらも、沈黙している。場所は、変わってロックオンの部屋だった。
「もう、ドクター・モレノ、ナイス!」
グッジョブ!と親指をたてるロックオンに、ドクター・モレノも嬉しそうに親指を立てた。
「急いで、服を買ってきた甲斐があったなぁ。早く目、覚まさないかなぁ」
ロックオンの声は弾んでいた。
(この犯罪者め!ロリコン!!)
アレルヤと刹那は、胸の中で絶叫した。
「あれ・・・・生きてる」
ティエリアが、ロックオンのベッドで目を覚ました。
「お、ティエリア、気分はどうだ?」
「どうにもこうにも・・・・あれ?髪が伸びてる??」
入れたのは発毛剤のはずなのに、ティエリアの紫紺の髪は床に届くかってくらい思い切り伸びてた。
「声も変・・・」
自分の喉に手をあてるティエリア。
「問題は、ないようだね。あとは二人でよろしくやってくれるかな」
付き合ってられないと、アレルヤが外に出た。
「真性ロリコンだったとは・・・・もはや手のうちようがないな」
刹那も、ため息をついて廊下に出る。
「あれ、ロックオン・・・・ふにゃ?」
ベッドからおりようとして、ベッドが巨大化していることに気づいた。
「なんでこんなにベッドが大きく・・・・あれ?服も・・・・ゴシックロリータな服に変わってる。ご丁寧に、ヘッドフリルまである・・・」
ふわふわな髪飾りとレースとリボンつきのヘッドフリルを確認したティエリア。
「ロックオンが・・・・・ぎゃあああ、巨人に!?」
「いや、違うから。ティエリアが縮んだんだぜ?」
「え、縮んだ!?」
見ると、ドクター・モレノも大きい。
「ティエリア。君の実験は、反対の意味で正解した。若返ったよ!」
スクリーングラスの下には涙をためている。ハンカチを持ち出したドクター・モレノ。意外と乙女キャラかもしれない。
「ぎゃああああ、なんだこれは!?」
ご丁寧に、姿見の鏡まで用意されていた。そこに映っていったのは、10歳前後の愛らしいとてもかわいい美少女だった。
パクパクと声なく口を開けたり閉めたりするティエリアに、関心したようにドクター・モレノがこう言った。
「君は、発毛剤を入れてしまったことで、10歳の美少女になってしまったんだ!実験は、ある意味成功だ!」
「解毒剤は!?」
ちゃんと用意していたティエリアである。
「それがねぇ。成長薬の解毒剤だから、飲めばつまりは若返る。これ以上若返ると、赤ん坊になってしまうよ?
それでもいいというのなら、ほれ、どうぞ」
ドンと、ドクター・モレノがポケットから「ティエリア用解毒剤」とラベルの貼られた小さな瓶を取り出す。
「おーまいがっ!!!」
ティエリアは打ちひしがれた。
なんてことだ。計画がめちゃくちゃじゃないか。
「まぁ、しばらくはその姿で我慢するんだね。解毒剤のほうは、こっちで作っておくから」
「しばらく・・・10歳の美少女でいろと!?」
「君もいろいろ問題があるようだねぇ。特に君の恋人とか恋人とか」
はっとなって振り返ると、ロックオンはよだれを拭きながら近づいてくる。
「ほれほれ。何も悪戯なんかしないから・・・・・」
「うにゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ティエリアのかわいい絶叫は、トレミー中に響き渡った。
じゅるり。
アレルヤも刹那も、やはりか、この犯罪者め・・・・と思いながらも、沈黙している。場所は、変わってロックオンの部屋だった。
「もう、ドクター・モレノ、ナイス!」
グッジョブ!と親指をたてるロックオンに、ドクター・モレノも嬉しそうに親指を立てた。
「急いで、服を買ってきた甲斐があったなぁ。早く目、覚まさないかなぁ」
ロックオンの声は弾んでいた。
(この犯罪者め!ロリコン!!)
アレルヤと刹那は、胸の中で絶叫した。
「あれ・・・・生きてる」
ティエリアが、ロックオンのベッドで目を覚ました。
「お、ティエリア、気分はどうだ?」
「どうにもこうにも・・・・あれ?髪が伸びてる??」
入れたのは発毛剤のはずなのに、ティエリアの紫紺の髪は床に届くかってくらい思い切り伸びてた。
「声も変・・・」
自分の喉に手をあてるティエリア。
「問題は、ないようだね。あとは二人でよろしくやってくれるかな」
付き合ってられないと、アレルヤが外に出た。
「真性ロリコンだったとは・・・・もはや手のうちようがないな」
刹那も、ため息をついて廊下に出る。
「あれ、ロックオン・・・・ふにゃ?」
ベッドからおりようとして、ベッドが巨大化していることに気づいた。
「なんでこんなにベッドが大きく・・・・あれ?服も・・・・ゴシックロリータな服に変わってる。ご丁寧に、ヘッドフリルまである・・・」
ふわふわな髪飾りとレースとリボンつきのヘッドフリルを確認したティエリア。
「ロックオンが・・・・・ぎゃあああ、巨人に!?」
「いや、違うから。ティエリアが縮んだんだぜ?」
「え、縮んだ!?」
見ると、ドクター・モレノも大きい。
「ティエリア。君の実験は、反対の意味で正解した。若返ったよ!」
スクリーングラスの下には涙をためている。ハンカチを持ち出したドクター・モレノ。意外と乙女キャラかもしれない。
「ぎゃああああ、なんだこれは!?」
ご丁寧に、姿見の鏡まで用意されていた。そこに映っていったのは、10歳前後の愛らしいとてもかわいい美少女だった。
パクパクと声なく口を開けたり閉めたりするティエリアに、関心したようにドクター・モレノがこう言った。
「君は、発毛剤を入れてしまったことで、10歳の美少女になってしまったんだ!実験は、ある意味成功だ!」
「解毒剤は!?」
ちゃんと用意していたティエリアである。
「それがねぇ。成長薬の解毒剤だから、飲めばつまりは若返る。これ以上若返ると、赤ん坊になってしまうよ?
それでもいいというのなら、ほれ、どうぞ」
ドンと、ドクター・モレノがポケットから「ティエリア用解毒剤」とラベルの貼られた小さな瓶を取り出す。
「おーまいがっ!!!」
ティエリアは打ちひしがれた。
なんてことだ。計画がめちゃくちゃじゃないか。
「まぁ、しばらくはその姿で我慢するんだね。解毒剤のほうは、こっちで作っておくから」
「しばらく・・・10歳の美少女でいろと!?」
「君もいろいろ問題があるようだねぇ。特に君の恋人とか恋人とか」
はっとなって振り返ると、ロックオンはよだれを拭きながら近づいてくる。
「ほれほれ。何も悪戯なんかしないから・・・・・」
「うにゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ティエリアのかわいい絶叫は、トレミー中に響き渡った。
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