堕天使と天使4
初めての依頼は、サキュバスの退治だった。
祓い屋といっても、対象は基本討伐か浄化になる。
「ああ、ココアちゃん思い出すねぇ」
京楽は、サキュバスといわれて、1年と少し前に関係のあったサキュバスを思い出していた。
「今回のサキュバスは、対象者を死ぬまで生気を吸い取るらしい」
「わー、それは大変だ。討伐だね」
この世界は、現代によく似ているが、魔法が使えて魔族や天使族もいる、異世界だ。車が通っていたりするが、転移魔法もある。
妖怪もいればモンスターもいるし、霊もいる。
冒険者ギルドもあった。
祓い屋や退治屋は、ギルドに依頼するよりもかかる金額が好きなく、迅速に対応してくれるので、浮竹と京楽が始めた祓い屋は、今注目を浴びていた。
「とりあえず、事件の多発しているマンションに行こう。そこで俺が囮になって寝るから、お前が退治してくれ」
「ええ、危ないよ!」
「だからって、関係のない人間を巻き込むわけにもいかないだろう。それにセラフである俺の生気は、サキュバスにとって極上のえさになるだろう」
「仕方ないねぇ。囮は僕がなりたいところだけど、サキュバスには顔見知りも多いからね」
京楽の、昔の爛れた性関係の中には、サキュバスは多かった。
浮竹と京楽は、サキュバスによる被害で死者が相次いで出ているというマンションに車で向かった。
すでに事件がはじまってから、男性たちは避難するように引っ越したり、ホテルに泊まったりしているので、浮竹が囮になってサキュバスが憑りつく可能性は限りなく高かった。
浮竹と京楽は、飽き部屋を借りてべッドの周囲に魔法陣を描き、サキュバスが一度きたら逃げられないようにした。
「さて、寝るか。スリープの魔法をかけてくれ」
「分かったよ。くれぐれも無茶はしないでね」
サキュバスは夢の中に現れる。満足して去っていくくらいしか、捕まえる方法がない。
「スリープ」
京楽は、眠りの呪文をかけた。
浮竹は、すぐに深い眠りに入っていった。
浮竹は、父親である大天使長ミカエルと、母であるおぼろげな姿のアンヌがいたのだが、すぐに場面が変わった。
褐色の肌をくねらせて、体に巻き付いてくるサキュバスを、浮竹はその虜になるのではなく、魅了(チャーム)の呪文の効果をはじき返して、サキュバスを見た。
「お前は、なんのために人が死ぬまで生気をとる。サキュバスなら、人が死ぬまで生気をとらなくても、相手を変えればやっていけるだろう!」
「きゃははは!あたしは殺したいから生気を全部とってるの。あなたの生気もいただくわ」
サキュバスは、浮竹の生気を吸い取った。
「な、何この聖なる生気は!あなた、天使ね!おいしいわ、もっとちょうだい!」
体をくねらせて、吸い付いてくるサキュバスを、浮竹はホーリーインフェルノの魔法を唱えて、精神世界から叩きだした。
「きゃあああああ!!」
サキュバスは、浮竹の体から出てきた。
「なんなの!夢の中で魔法が使えるなんて信じられない。ここは、一度逃げるしか・・・ああああ!?これ以上外に出れない!」
サキュバスは、外に出ようとして、自分を封じこめている結界に呆然とした。
「それは、そういう結界を施してあるからだよ、マリンちゃん」
「京楽!?京楽なのね!お願い、あたしを助けて!あなたとは3回も関係をもったわ。ねぇ、助けてちょうだい」
「残念ながら、君は生気を食いすぎて人を殺し過ぎたせいで、駆除対象になっている」
「嫌よ!あたしは、自由に生きるのよ!もっともっと生気を吸って、あの方から力をもらうのよ!」
京楽は、あの方という人物が気になったが、とりあえずマリンという名のサキュバスを捕縛する。
「それは残念だったな」
浮竹がいつの間からか、眠りから覚めていた。
「お前は駆除対象だ。悪魔の一種だから、消滅させないといけない」
「嫌よ!もう、人の生気は食べないから、許して!」
「それは無理な相談だな」
マリンは、京楽の手で捕縛されていたが、風の魔法で浮竹を切り刻んだ。
「こうしてくれる!」
「僕の浮竹に傷を・・・・ダークフレア」
「ぎゃあああああああ」
マリンは、跡形もなく消滅した。
手元に残ったのは、魔石だけだった。
「浮竹、怪我は大丈夫!?」
けっこう深い傷もあったが、浮竹は魔法を唱える。
「セイントヒール」
全ての傷が嘘のように癒えて、血の跡も服の汚れや破けた部分まで元に戻っていた。
「君の癒しの魔法って、時間回帰じゃないかな」
「なんだそれは」
「だって、普通の回復魔法は傷を癒すだけで、服の汚れや破れた部分まで治せない。この壊れた机に、ヒールかけてみて」
置かれてあった、足が一本折れている机に、ヒールをかけると、その机は新品のようになってしまった。
「やっぱり、時間回帰だ・・・・このことは、絶対に内緒だよ。神の魔法だから」
「よくわからんが、他言無用ということだな?」
「そうそう」
サキュバス退治の依頼者であった人間の、マンションに住んでいた男性に討伐が終わったことと、その証の魔石を見せると、金貨100枚を支払ってくれた。
魔石は、冒険者ギルドに登録して、金貨5枚で買い取ってもらった。
「今日は、寝かさないよ」
「眠いんだが」
「君がサキュバスに憑りつかれている間、もやもやしてたんだから!マリンちゃんとあはんうふんしたんでしょ?」
「いや、体をくねらせて抱き着かれて生気を奪われただけだが」
「そんなの信じられない」
「んんっ」
深い口づけを受けて、浮竹はキングサイズのベッドに押し倒されていた。
「僕を欲しがって。ねぇ、十四郎・・・・」
「あ、お前が欲しい、春水」
ローションを手に、浮竹の後ろを解していく。
「もっと欲しがって」
「あ、お前をくれ、春水、春水」
「いい子だね。たくさんあげるからね」
「ああああああ!!」
熱に引き裂かれた。
「ひあう!」
最奥まで入ってきた熱に、意識がもっていかれそうになる。
京楽は、浮竹の中をじっくりと味わってから、浮竹の胎の奥に子種を注いだ。
同時に、浮竹も自分の腹に白濁した液体を出していた。
「ひあああ!!」
オーガズムでいくことを覚えた体は、女のようにいく。
浮竹は、オーガズムでもいっていた。
「あああ!春水、もっと、もっとお前をくれ。んっ」
激しい口づけを交わしあいながら、浮竹は京楽を求める。
それに応えるように、京楽は浮竹の中に精液を流し込む。
「あ、もっと・・・・もっと、めちゃくちゃにして?」
「十四郎・・・・少しの間で、こんなにエロくなちゃって」
「誰のせいだと、思っている」
「あっはー。僕のせいだね」
ズクリと奥を抉ると、浮竹は背を弓なりにしならせて、オーガズムでいっていた。
「もっといっぱいあげるからね。ぐちゃぐちゃになるまで、犯してあげる」
「あ、あもうやぁっ」
浮竹は愛されすぎて、思考も何もトロトロになっていた。
「まだ、いけるでしょ?めちゃくちゃにしてって言ったのは、君のほうだよ」
「あ、やあああ」
京楽の硬いものは、入り口付近まで出ていき、ズンと奥を貫かれた。
「やあああ、あああ!!」
「君のここ、すごいことになってる」
結合部は互いの体液とローションで泡立っていた。
「いやあああ」
「これが最後だから。しっかり受け止めてね」
「ひあああ!!」
6回目になる精液を浮竹の中に注ぎ込んで、京楽は満足した。
浮竹は最後のほうは意識も虚ろになっていた。
一緒にお風呂に入った。ぼーっとしている浮竹の髪と体を洗ってやり、中に出したものをかきだす。
「んあっ」
「もう、僕をあおらないでよ」
「京楽の手の動きがエロいせいだ」
「普通に後処理してるだけですぅ」
二人は、お互いを抱きしめ合いながら、同じベッドで眠るのだった。
祓い屋といっても、対象は基本討伐か浄化になる。
「ああ、ココアちゃん思い出すねぇ」
京楽は、サキュバスといわれて、1年と少し前に関係のあったサキュバスを思い出していた。
「今回のサキュバスは、対象者を死ぬまで生気を吸い取るらしい」
「わー、それは大変だ。討伐だね」
この世界は、現代によく似ているが、魔法が使えて魔族や天使族もいる、異世界だ。車が通っていたりするが、転移魔法もある。
妖怪もいればモンスターもいるし、霊もいる。
冒険者ギルドもあった。
祓い屋や退治屋は、ギルドに依頼するよりもかかる金額が好きなく、迅速に対応してくれるので、浮竹と京楽が始めた祓い屋は、今注目を浴びていた。
「とりあえず、事件の多発しているマンションに行こう。そこで俺が囮になって寝るから、お前が退治してくれ」
「ええ、危ないよ!」
「だからって、関係のない人間を巻き込むわけにもいかないだろう。それにセラフである俺の生気は、サキュバスにとって極上のえさになるだろう」
「仕方ないねぇ。囮は僕がなりたいところだけど、サキュバスには顔見知りも多いからね」
京楽の、昔の爛れた性関係の中には、サキュバスは多かった。
浮竹と京楽は、サキュバスによる被害で死者が相次いで出ているというマンションに車で向かった。
すでに事件がはじまってから、男性たちは避難するように引っ越したり、ホテルに泊まったりしているので、浮竹が囮になってサキュバスが憑りつく可能性は限りなく高かった。
浮竹と京楽は、飽き部屋を借りてべッドの周囲に魔法陣を描き、サキュバスが一度きたら逃げられないようにした。
「さて、寝るか。スリープの魔法をかけてくれ」
「分かったよ。くれぐれも無茶はしないでね」
サキュバスは夢の中に現れる。満足して去っていくくらいしか、捕まえる方法がない。
「スリープ」
京楽は、眠りの呪文をかけた。
浮竹は、すぐに深い眠りに入っていった。
浮竹は、父親である大天使長ミカエルと、母であるおぼろげな姿のアンヌがいたのだが、すぐに場面が変わった。
褐色の肌をくねらせて、体に巻き付いてくるサキュバスを、浮竹はその虜になるのではなく、魅了(チャーム)の呪文の効果をはじき返して、サキュバスを見た。
「お前は、なんのために人が死ぬまで生気をとる。サキュバスなら、人が死ぬまで生気をとらなくても、相手を変えればやっていけるだろう!」
「きゃははは!あたしは殺したいから生気を全部とってるの。あなたの生気もいただくわ」
サキュバスは、浮竹の生気を吸い取った。
「な、何この聖なる生気は!あなた、天使ね!おいしいわ、もっとちょうだい!」
体をくねらせて、吸い付いてくるサキュバスを、浮竹はホーリーインフェルノの魔法を唱えて、精神世界から叩きだした。
「きゃあああああ!!」
サキュバスは、浮竹の体から出てきた。
「なんなの!夢の中で魔法が使えるなんて信じられない。ここは、一度逃げるしか・・・ああああ!?これ以上外に出れない!」
サキュバスは、外に出ようとして、自分を封じこめている結界に呆然とした。
「それは、そういう結界を施してあるからだよ、マリンちゃん」
「京楽!?京楽なのね!お願い、あたしを助けて!あなたとは3回も関係をもったわ。ねぇ、助けてちょうだい」
「残念ながら、君は生気を食いすぎて人を殺し過ぎたせいで、駆除対象になっている」
「嫌よ!あたしは、自由に生きるのよ!もっともっと生気を吸って、あの方から力をもらうのよ!」
京楽は、あの方という人物が気になったが、とりあえずマリンという名のサキュバスを捕縛する。
「それは残念だったな」
浮竹がいつの間からか、眠りから覚めていた。
「お前は駆除対象だ。悪魔の一種だから、消滅させないといけない」
「嫌よ!もう、人の生気は食べないから、許して!」
「それは無理な相談だな」
マリンは、京楽の手で捕縛されていたが、風の魔法で浮竹を切り刻んだ。
「こうしてくれる!」
「僕の浮竹に傷を・・・・ダークフレア」
「ぎゃあああああああ」
マリンは、跡形もなく消滅した。
手元に残ったのは、魔石だけだった。
「浮竹、怪我は大丈夫!?」
けっこう深い傷もあったが、浮竹は魔法を唱える。
「セイントヒール」
全ての傷が嘘のように癒えて、血の跡も服の汚れや破けた部分まで元に戻っていた。
「君の癒しの魔法って、時間回帰じゃないかな」
「なんだそれは」
「だって、普通の回復魔法は傷を癒すだけで、服の汚れや破れた部分まで治せない。この壊れた机に、ヒールかけてみて」
置かれてあった、足が一本折れている机に、ヒールをかけると、その机は新品のようになってしまった。
「やっぱり、時間回帰だ・・・・このことは、絶対に内緒だよ。神の魔法だから」
「よくわからんが、他言無用ということだな?」
「そうそう」
サキュバス退治の依頼者であった人間の、マンションに住んでいた男性に討伐が終わったことと、その証の魔石を見せると、金貨100枚を支払ってくれた。
魔石は、冒険者ギルドに登録して、金貨5枚で買い取ってもらった。
「今日は、寝かさないよ」
「眠いんだが」
「君がサキュバスに憑りつかれている間、もやもやしてたんだから!マリンちゃんとあはんうふんしたんでしょ?」
「いや、体をくねらせて抱き着かれて生気を奪われただけだが」
「そんなの信じられない」
「んんっ」
深い口づけを受けて、浮竹はキングサイズのベッドに押し倒されていた。
「僕を欲しがって。ねぇ、十四郎・・・・」
「あ、お前が欲しい、春水」
ローションを手に、浮竹の後ろを解していく。
「もっと欲しがって」
「あ、お前をくれ、春水、春水」
「いい子だね。たくさんあげるからね」
「ああああああ!!」
熱に引き裂かれた。
「ひあう!」
最奥まで入ってきた熱に、意識がもっていかれそうになる。
京楽は、浮竹の中をじっくりと味わってから、浮竹の胎の奥に子種を注いだ。
同時に、浮竹も自分の腹に白濁した液体を出していた。
「ひあああ!!」
オーガズムでいくことを覚えた体は、女のようにいく。
浮竹は、オーガズムでもいっていた。
「あああ!春水、もっと、もっとお前をくれ。んっ」
激しい口づけを交わしあいながら、浮竹は京楽を求める。
それに応えるように、京楽は浮竹の中に精液を流し込む。
「あ、もっと・・・・もっと、めちゃくちゃにして?」
「十四郎・・・・少しの間で、こんなにエロくなちゃって」
「誰のせいだと、思っている」
「あっはー。僕のせいだね」
ズクリと奥を抉ると、浮竹は背を弓なりにしならせて、オーガズムでいっていた。
「もっといっぱいあげるからね。ぐちゃぐちゃになるまで、犯してあげる」
「あ、あもうやぁっ」
浮竹は愛されすぎて、思考も何もトロトロになっていた。
「まだ、いけるでしょ?めちゃくちゃにしてって言ったのは、君のほうだよ」
「あ、やあああ」
京楽の硬いものは、入り口付近まで出ていき、ズンと奥を貫かれた。
「やあああ、あああ!!」
「君のここ、すごいことになってる」
結合部は互いの体液とローションで泡立っていた。
「いやあああ」
「これが最後だから。しっかり受け止めてね」
「ひあああ!!」
6回目になる精液を浮竹の中に注ぎ込んで、京楽は満足した。
浮竹は最後のほうは意識も虚ろになっていた。
一緒にお風呂に入った。ぼーっとしている浮竹の髪と体を洗ってやり、中に出したものをかきだす。
「んあっ」
「もう、僕をあおらないでよ」
「京楽の手の動きがエロいせいだ」
「普通に後処理してるだけですぅ」
二人は、お互いを抱きしめ合いながら、同じベッドで眠るのだった。
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