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学校へ行こう!

「私には――好きな人がいますーーーーーー」

屋上で、ルキアは叫んでいた。

地上には、全校生徒が集まっていた。

屋上からの告白。

それが今回のイベントだった。

「「「だーれー」」」

全校生徒が、ルキアの言葉の続きを待つ。

「私こと、朽木ルキアは黒・・・・・・もがーーーーーー!!」

一護に口を封じられ、台から引きずり降ろされ、ルキアは憤慨した。

「貴様、何をする。せっかく全校生徒の前で、貴様を好きだと告白ようとしたのに」

「少しは恥じらいをもてええええ」

好きだと言ってくれるのは嬉しい。実際、ルキアが好きだった、

だからといって、全校生徒の前で告白されるなんて、ムネキュンを通りこして胸に穴があきそうだ。

「貴様は私が好きなのであろう。ならば、知らせれたくらいで恥ずかしがるでない!」

「思いっきり恥ずかしいつうのこのやろう!」

ルキアの頭をぐしゃぐしゃにしてやった。

「何をするたわけ!」

ルキアが、一護の頭を踏みつけた。

「ピンクのチャッピー柄」

それが、ルキアの義骸がはいている下着の色と柄だとわかって、ルキアは足をどけて、真っ赤になって後ずさった。

「き、貴様という男は、わ、私の身につけている下着を盗む見るなど、万死に値する!」

ぽかぽかと、一護の頭をたたく。

「いてててて」

かわいい怒り方に、さっきまで抱いていた感情も薄れる。

アメジストの目を見つめる。

「な、なんだたわけ」

「好きだ。卒業したら、結婚しよう」

「けけけけけけけ、けっこけっここけこっこー?」

あまりに衝撃的な言葉に、ルキアの脳が処理することを否定した。

「もう、場所も決めてあるんだ。バイトでためた金で、結婚式をあげよう」

「ちょっとまて一護!まだ私はその!心の準備が!」

「なーんてな。冗談に決まってるだろバーカ」

あっかんべーをする一護に、ルキアが怒った。

「ななななな乙女の純情を踏みにじりおって!」

「乙女って年かよ」:

「許さぬ!もしもし、兄様?」

「だああああああああああ」

ルキアは、必殺の白哉召喚用の携帯を手に取っていた。

「見ていたぞ。兄が、ルキアの下着を盗み見た瞬間も。万死に値する。散れ、千本桜」

「だあああああああああああああ」

屋上から逃げ出す一護を、桜の花びらが追っていく。

「ルキアのあほおおおおおおおおお」

一護は、どこまでも逃げていく。

「平和だな」

そう口にして、ルキアは屋上を去って行った。、

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