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桜のあやかしと共に63

最近、浮竹は変な薬を作るのにはまっていた。

京楽は、薬の材料になる浮竹の畑のマンドラゴラを全部ひっこぬき、もう薬は作れないだろうと思っていた。甘かった。

浮竹は、自分の金で土地を借りて、そこでもマンドラゴラを栽培していた。

次に浮竹が作った薬は、兎耳ができる薬だった。

京楽には飲ませず、自分と白哉に飲ませた。

「兎耳の白哉‥‥‥いかん、鼻血がとまらん」

「浮竹、兄はこりるという言葉を知らぬのか」

「俺はこりないぞ。ふはははは」

「だめだこりゃ」

京楽が、ため息をつく。

「また、しっぽりするよ?」

「断固拒否する!」

浮竹は、京楽に抱かれるために兎耳になったのではないと、頑なに拒否するのだが、結局っ最後はおいしくいただかれてしまう。


「はぁん、兎耳いじっちゃだめええ」

「そう言われても、いじるためについているようなものでしょ?」

外側はふわふわだが、触ってみるとわりとこりこりした触感があった。

「んあああ、兎耳いじられるとお、胎の奥がうずくからぁ」

「じゃあ、今回もいっぱい出してあげるね?」

「ひあああん!だめえええ」

浮竹は嫌がるが、体は京楽を欲して奥へ奥へとくわえこんでいく。

「耳とかつけると、君はいつもより淫乱になるから、凝りてほしいけどちょっともったいない気もするかな」

「はぁん、俺はぁ、春水に抱かれるために兎耳の薬作ったわけじゃあ、ないのにぃ」

「白哉くんの兎耳姿を見たかったんでしょ?白哉君だけだと嫌がられるから、自分も飲んで、そしてボクに抱かれる‥‥‥‥」

京楽は、浮竹の中を堪能するように、ゆっくりと動いた。

「あああ、足りない。もっと激しくうう」

「そういう素直な十四郎は、かわいいよ?」

ぐちゅぐちゅと音をたてて、京楽が激しく攻めてくる。

「ひああああ、いっちゃううう」

浮竹は、京楽に兎耳をいじられながら、達していた。

「ひあん、あああ」

まだ足りないとばかりに、浮竹は京楽の背中に手を回し、自分の唇をペロリとなめた。

酷く妖艶に見えて、京楽は浮竹の好きな奥を刺激してやる。

「あああ、今度は激しいい。でも、気持ちいぃぃ」

やや乱暴に扱われても、浮竹は快感で気にならない。

「奥に、子種いっぱいあげるからね?」

「ひああああん、いっちゃうう、だめええ」

京楽は、どちゅんと奥を抉りぬいて、浮竹の最奥に子種を弾けさせる。

「ひあああ、いっってるう、春水の子種のみこみながら、いっちゃてるうう」

浮竹は、小さな兎の尻尾を揺らした。

「ここも、いじってあげないとね?」

京楽が、奥を貫いたままうさぎの尻尾をいじると、浮竹はびくんと体をはねさせた。

「あああ、そこ感じるからだめえ。またいっちゃうううう」

「兎の尻尾って、小さくてかわいいね?好きなだけいっていいよ」

「あああん!」

浮竹は、何度もオーガズムでいっていた。

しゅわあああと、しまいには潮をふいてしまう。

「やらああ、潮でたああ、ひあああ!」

「気持ちよく感じてる証でしょ?」

「うああ、春水の、中でおっきくなったぁ」

「君の淫乱な場面見せられて、ボクも興奮してるからね?」

「やらああ、俺は淫乱じゃないいい」

京楽は、浮竹の片足を肩に担いで、深く挿入する。

「ひあああん!!ああ、奥にごりごりきてるうう」

「奥、感じるんでしょ?いっぱい抉って、貫いてあげるからね?」

「ひゃあああん!!!」

奥を刺激されて、浮竹は精液を出した。同時に中いきもしていた。

「気持ちよすぎて、変になるううう」

「大丈夫、君は今えっちなことになってるだけだから」

「ひゃうん!」

尻尾をぎゅっと握られて、浮竹は体を強張らせる。

「やああ、尻尾は、尻尾はだめなのおおおお」

浮竹は、また潮をふいていた。

「気持ちいいんでしょう?いっぱい、いじってあげるからね」

「らめええええ」

浮竹は、いきすぎて呂律がまわっていなかった。

「やあああん、らめえ、おかしく、なるう。尻尾にぎうにぎらめええ」

「潮、2回もふいておきながら、今更だよ?ほら、尻尾も耳もいじってあげるから、いっちゃいなよ」

騎乗位にされて、尻尾と耳をいじられながら、浮竹は背を弓なりののけぞらせて、大きくいった。

「はぁはぁ‥‥メスイキ、もうやああああ」

浮竹は、泣き出してしまった。

京楽は、浮竹から引き抜いて、浮竹をあやす。

「ごめん、もう尻尾も耳もいじらないし、えっちなこともないから、泣き止んで?」

「春水の、ばかあああ」

「十四郎、愛してるからね」

「春水なんて嫌い!」

「そんなこと言わないで」

京楽は、浮竹を優しく抱きしめて、触れるだけのキスをする。

「ふあ‥‥‥」

浮竹のものは、まだいきたりないようで、勃ったままだった。

「えっちなことしないっていったけど、撤回。挿れないから、抜いてあげるね?いきたそうに
君のここはしてるから」

京楽の舌でなめあげられて、全体をしごかれると、浮竹はあっけなくいってしまった。

「んあああ」

「きもちよかった?」

「あ、きもちよかった‥‥‥」

浮竹は、京楽に抱きついて、続きをねだるのであった。



「浮竹、兄に話がある」

「なんだ、白哉」

白哉の頭にも、兎耳が生えていた。

「変な薬を作って、私に飲ませるのはやめてほしい。やめなないと、兄を無視する」

「ガーン。俺の白哉がまた反抗期にいいいい」

「これでは、おちおち恋次とも会えぬ」

「恋次くんなんて、殺虫剤ふきかけて殺してやるうううう」

「恋次は、虫ではないのだが」

「あああ、今度は狐耳と尻尾にしようと思ってたのに‥‥だめか」

「だめだ」

「がっくり‥‥」

白哉の言葉にこりて、浮竹は変な薬を作るのをやめた。

ただし、もったのは2か月だけで、2か月後にはまた怪しい薬を作っては、京楽と白哉に飲ませて、自分も飲むのだった。

浮竹は、とにかくこりない。

京楽と白哉も、ため息をついてそんな浮竹と付き合うのだった。

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