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血と聖水ムーン「二人は沈む」

20菌・・・・はじめまして20菌様。18菌から進化しました( ´Д`)
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何度かティエリアの中を苛めるように出入りし、突き上げる。
「はっ、はっ、は・・・・」
ティエリアの息が荒くなってきた。
ロックオンも息が上がってきた。何度もいかされて、ティエリアだけが体力を消耗している。
「ここ、いい?」
「う・・・うう」
グチっと、結合部が水音をたてる。右足を抱えなおして、律動を繰り返す。
その激しさで、長い紫紺のティエリアの髪は宙をぱらぱら泳ぐ。
「んーーー」
自分の背中を木に押し付けて、ティエリアは自分を食らう熱をやり過ごす。
ズルリと引き抜かれる感覚に、ティエリアがロックオンにまわしていた手をきつくした。
「や、抜かないで。僕の奥でイッて。あなたが弾ける瞬間が、最高に気持ちいいの・・・」
その台詞は、ズンとロックオンの腰にきた。
なんて扇情的なのだろう、ティエリアは。いつもは清楚で美しいのに。ペロリと、自分の唇を舐めて、ティエリアはロックオンを自分の奥へ奥へと誘導する。
「もっと、もっと奥にきて。ぐちゃぐちゃにするくらい、かき混ぜて、僕の中で、僕の中で弾けて。再奥で、あなたの熱が欲しいの。感じさせて。もっと、もっと」
せがまれるままに、再奥に何度も叩きつけ、激しい律動を繰り返して、ロックオンが弾けた。
「んーー、や、やーーー」
熱を感じて、ティエリアの全身が痙攣して、太ももが戦慄く。
そのまま一度引き抜いて、またすぐに突き入れると、ティエリアは涙を零してしがみついてきた。
「ん・・・・だめぇ、もっと激しくしてぇ」
その言葉に、ロックオンはティエリアの耳を甘く噛んで、耳元で囁く。
「淫乱。いけない子だ」
「いいの、ティエ、あなたのせいでこうなったんだから!」
ロックオンは、使わない空間転移の魔法を使っていた。
時間が惜しい。
衣服もそのまま、ホームのベッドの上に転移成功。
「あっ」
優しいシーツと毛布の手触りに、ティエリアの内部が締め付けてくる。
立ったままは流石に辛い。だからって、あんな荒野に押し倒して、ティエリアの肌に傷なんてつけたくない。
吸血して牙で肌を傷つけるのは好きなくせに、変なところでロックオンはとても優しい。

「あーーーっ」
ガクガクと、ティエリアをベッドの上で、思う存分に揺すってやる。
ギシギシと、ベッドのスプリングがいかれたような音をたてる。
細く白い両足を肩に抱えて、再奥をなんどもいたぶってやる。ティエリアの内部は、しっとりと絡みついてきて、刺激を与えてやるたびに締まる。麻薬みたいだ。
今まで体を重ねたどんな女だって、こんないい体はしていなかった。
かわいいティエリア。愛しいティエリア。
ぐちゃぐちゃになった結合部からは、絶えず水音が耳をうった。ぐちぐちと、中に進むたびにぐちっと音がなる。ズクンと、入り口まで引き抜いて、ティエリアのいいところだけを責めまくって、何度も律動を繰り返しているうつに、ティエリアが真っ白になっていく。
「あーあー、あううう、あ、あ」
もう、顎から唾液を垂らせて、ほとんど意識はない。ロックオンと一つに溶けて、肉の塊になってしまった気分だ。その肉を、ロックオンが何度も犯す。
「前から犯されるのすきだよな、ティエリア」
「僕、ああっ。あなたが、あなたがこんなこと、僕に教えた、くせに、ああっ」
「そうだな。全部、俺が教えた。俺のものだ。愛してる」
「あ、愛して、僕も、愛してる。や、またきた、んんん」
ティエリアは体を痙攣させ、背をしならせる。
背骨までかけぬける快感。頭が真っ白になる。
「約束通り、ぐちゃぐちゃにしてやったよ。奥でイってやるさ」
「んーんー。あ、あ、壊れ・・・・・・」
ロックオンは、尖った牙でティエリアの喉笛、動脈に噛み付いた。血が吹き飛ぶ。それさえも甘い感覚。
ティエリアは、SEXの上に吸血までされて、もう涙を流して自分でも何がなんだが分からないようだった。
そして、再奥で熱い熱がまた弾けるのを感じて、ティエリアは意識を失った。

「いい匂い」
ティエリアの匂いを感じて、その体を抱きしめる。
「うへ。ぐっちょぐちょ。2ヶ月ぶりだからなぁ。」
ズルリと引き抜くと、ティエリアの太ももを愛液とロックオンの白い体液が混じったものが伝う。かすかに血も混じっていた。
「やべ、傷つけたかな?それとも、ほんとに処女に戻っちまった?」
今まで、初めての時以外に血を流させたことはほとんどない。どんなに激しくても、ティエリアの体は柔軟にそれを受け入れる。中性でありながら、男に犯されて啼くなんて。
ティエリアはヴァンパイアなので、傷つけられてもすぐに再生する。喉の傷もすぐに再生した。
「さて、お風呂いきますかー」
気を失ったティエリアを抱きかかえて、ロックオンはのびのびと欠伸をかみ殺すのだった。

 

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