お年玉
「あけましておめでとう、浮竹。ほら、お年玉だよ」
「ありがとう京楽」
「まてまてまてまて。隊長にお年玉?普通に隊長が自分の親戚とかにあげるはずでしょう!何ちゃっかり、京楽隊長からお年玉なんてもらってるんですか!」
海燕のもっともな言葉であるが、浮竹はかわいらしく首を傾げた。
「俺は、毎年京楽からお年玉をもらっているぞ」
「100万ほどね」
「いやいやいや。隊長にあげる京楽隊長もおかしいけど、そもそも金額がやばい!1万ならまだわかるけど、100万ってなんですか!俺の給料より上じゃないですか!」
「なんだ、海燕君もお年玉欲しいの?」
「いりません!」
本音を言えば欲しいけど、そんなお金で左右される関係になりたくない。
「じゃあ、飴あげる」
飴玉は素直にもらった。
お年玉と飴玉なんて雲泥の差があるが、これでいいのだ。海燕が京楽からお年玉をもたうことなどない。
浮竹は、さっそくもらったお年玉で京楽と共に甘味屋まで出かけてしまった。
「ぜんざいを4人前」
甘味屋で、京楽の分もいれてぜんざいを4人前頼んだ。3人前は浮竹が食べるのだ。
やってきたぜんざいを、浮竹は幸せそうに食べた。
「おはぎを3人前。あと白玉餡蜜を3人前」
次々に注文していく。
京楽は、ぜんざい一人分で満足したらしかった。
食べに食べて、お会計は4万をこした。
京楽からもらったお年玉で、京楽の分まで勘定を払う。
「なんか俺がおごってるんだが、元はお前の金だから、あんまりおごった気にならないな」
「まぁ、いいじゃないの」
そのまま、一度雨乾堂まで帰還する。
「おごってあげたんですか」
「なんでわかった」
海燕に言うと、彼はこう言う。
「あんたのことだから、飲食代以外に使うことがない」
「そうでもないぞ!ガチャガチャしたり、駄菓子を買ったり・・・って、駄菓子は飲食代か」
「はぁ?ガチャガチャ?あんた、自分の年齢知ってますか?」
「500歳くらいだ。多分」
「はぁ・・・・・」
死神の寿命は千年。年を数えることなど、とうに止めてしまった。
「そうだ!新しいフィギュアのガチャガチャが今日入荷なんだ!行くぞ、京楽!」
「勘弁してくださいよ・・・・・・どこの子供ですか」
長い溜息をつくが、すでに浮竹の姿はなかった。
「ええい、最後の元柳斎先生がでない!京楽は10個もだぶっているのに!」
「だぶる僕って、ちょっと多すぎじゃない?」
300円のがちゃがちゃだった。
1万円札を崩して、またガチャガチャに手をかける。
「おっしゃああ!元柳斎先生ゲット!」
だぶった京楽は、おもちゃはリサイクルにという入れ物に捨てる浮竹。
「ちょっと、僕をそんなに簡単に捨てないんでよ!」
「別にいいだろう。10体もだぶってたんだ。9個はいらない」
「僕がかわいそう!」
「なんだ、そんなに気に食わないのか?」
「うん」
すねた京楽に抱き着いて、キスをすると、京楽はにまーっと情けない顔になった。
「ん・・・」
舌を入れてきたので、舌を絡めとり、膝を膝でわり、敏感な部分を袴の上からなぞると、浮竹はびくんと体をはねさせた。
「きょうら・・・・こんな場所・・・ああ!」
いってしまったらしい浮竹は真っ赤になっていた。
子供たちがいるような場所で、こんなこと。
「雨乾堂に帰ろうか」
体に力の入らない浮竹を抱き上げて、瞬歩で雨乾堂まで戻ると、海燕に3時間は入ってこないよにいうと、浮竹の衣服を脱がしていく。
「ああ、下着をこんなに濡らして・・・・・」
「いうな」
先走りの蜜と、白濁した液で汚れた下着をぽいっと投げ捨てて、浮竹の体に自分のものだという証を刻んでいく。
「ああっ!」
胸の先端を何度もかりかりとひっかいてやると、また浮竹の花茎から蜜が零れ落ちた。
「随分、淫乱な身体になったね」
「誰のせいだと、思っている!」
「僕のせいだね」
潤滑油に濡れた指が入ってくる。前立腺がある場所をこりこりされた。ぐっと中で指を曲げて、それが前立腺にあたって、浮竹は京楽の体の下で、痙攣した。
「ああああ!!」
白濁した液を出す。
「十四郎・・・・愛してるよ・・・・・」
ズッと、音を立てて京楽が入ってくる。
「ううん!」
衝撃に、息ができなくなる。
だが、すぐに律動を開始されて、浮竹は白い髪を宙に乱した。
「ひあああああ!」
「もっと啼いて、十四郎」
「春水・・・ああ!」
前立腺ばかりすりあげてくる動きに、快感で涙が零れ落ちる。
「あ、いい・・・もっとそこ・・・・ああああ・・・・」
何度も前立腺を刺激されて、奥の奥まで入ってきた。
京楽を締め付ける内部に、京楽も浮竹の中に熱を放っていた。
「ああ!」
それでも、まだ終わらない。
京楽は、2時間以上時間をかけて浮竹をゆっくり犯した。
最後には、浮竹もぐったりしていた。
濡れたタオルで後始末をするが、どうせこの後は湯あみだからと、意識を失った浮竹に死覇装を羽織らせて、京楽も袴ははいたが、死覇装を羽織っただけの恰好だった。
約束の3時間がすぎて、海燕がやってくる。
「なんて恰好してるんだあんたら!情事の後ですって俺に見せつけたいんですか!」
「いや、そんなわけじゃあないよ」
「ん・・・・海燕?」
「隊長、大丈夫ですか?狼に食べられたんでしょう。操は無事じゃなくていいから、中身のほうはまともですか?」
「ん・・・中に、京楽のが残ってる・・・湯浴み、してくる」
そう言って、浮竹は湯殿に消えていった。
「僕も湯浴みしてくるよ」
京楽と浮竹は、よく一緒に湯浴みをするので、それ自体は何も思わなかった。
白濁した液のついたシーツやら、死覇装を洗うのは海燕だ。
普通なら洗濯女が他の隊にはいるのだが、いくら隠していないとはいえ、隊長の男同士で逢瀬をした後の洗濯物なんて洗濯させられない。
「はぁ・・・・また、汚してくれちゃって・・・・・」
思い切り抱き合ったのだろう。白濁した液は、死覇装だけでなく、隊長羽織まで汚していた。
なんともいえないもやもやした感情を抱きながら、二人が汚したものを回収して、新しシーツ、死覇装、隊長羽織、下着を用意してやった。
「年のくせに、盛んなんだから」
海燕は、大きなため息をつくのであった。
「ありがとう京楽」
「まてまてまてまて。隊長にお年玉?普通に隊長が自分の親戚とかにあげるはずでしょう!何ちゃっかり、京楽隊長からお年玉なんてもらってるんですか!」
海燕のもっともな言葉であるが、浮竹はかわいらしく首を傾げた。
「俺は、毎年京楽からお年玉をもらっているぞ」
「100万ほどね」
「いやいやいや。隊長にあげる京楽隊長もおかしいけど、そもそも金額がやばい!1万ならまだわかるけど、100万ってなんですか!俺の給料より上じゃないですか!」
「なんだ、海燕君もお年玉欲しいの?」
「いりません!」
本音を言えば欲しいけど、そんなお金で左右される関係になりたくない。
「じゃあ、飴あげる」
飴玉は素直にもらった。
お年玉と飴玉なんて雲泥の差があるが、これでいいのだ。海燕が京楽からお年玉をもたうことなどない。
浮竹は、さっそくもらったお年玉で京楽と共に甘味屋まで出かけてしまった。
「ぜんざいを4人前」
甘味屋で、京楽の分もいれてぜんざいを4人前頼んだ。3人前は浮竹が食べるのだ。
やってきたぜんざいを、浮竹は幸せそうに食べた。
「おはぎを3人前。あと白玉餡蜜を3人前」
次々に注文していく。
京楽は、ぜんざい一人分で満足したらしかった。
食べに食べて、お会計は4万をこした。
京楽からもらったお年玉で、京楽の分まで勘定を払う。
「なんか俺がおごってるんだが、元はお前の金だから、あんまりおごった気にならないな」
「まぁ、いいじゃないの」
そのまま、一度雨乾堂まで帰還する。
「おごってあげたんですか」
「なんでわかった」
海燕に言うと、彼はこう言う。
「あんたのことだから、飲食代以外に使うことがない」
「そうでもないぞ!ガチャガチャしたり、駄菓子を買ったり・・・って、駄菓子は飲食代か」
「はぁ?ガチャガチャ?あんた、自分の年齢知ってますか?」
「500歳くらいだ。多分」
「はぁ・・・・・」
死神の寿命は千年。年を数えることなど、とうに止めてしまった。
「そうだ!新しいフィギュアのガチャガチャが今日入荷なんだ!行くぞ、京楽!」
「勘弁してくださいよ・・・・・・どこの子供ですか」
長い溜息をつくが、すでに浮竹の姿はなかった。
「ええい、最後の元柳斎先生がでない!京楽は10個もだぶっているのに!」
「だぶる僕って、ちょっと多すぎじゃない?」
300円のがちゃがちゃだった。
1万円札を崩して、またガチャガチャに手をかける。
「おっしゃああ!元柳斎先生ゲット!」
だぶった京楽は、おもちゃはリサイクルにという入れ物に捨てる浮竹。
「ちょっと、僕をそんなに簡単に捨てないんでよ!」
「別にいいだろう。10体もだぶってたんだ。9個はいらない」
「僕がかわいそう!」
「なんだ、そんなに気に食わないのか?」
「うん」
すねた京楽に抱き着いて、キスをすると、京楽はにまーっと情けない顔になった。
「ん・・・」
舌を入れてきたので、舌を絡めとり、膝を膝でわり、敏感な部分を袴の上からなぞると、浮竹はびくんと体をはねさせた。
「きょうら・・・・こんな場所・・・ああ!」
いってしまったらしい浮竹は真っ赤になっていた。
子供たちがいるような場所で、こんなこと。
「雨乾堂に帰ろうか」
体に力の入らない浮竹を抱き上げて、瞬歩で雨乾堂まで戻ると、海燕に3時間は入ってこないよにいうと、浮竹の衣服を脱がしていく。
「ああ、下着をこんなに濡らして・・・・・」
「いうな」
先走りの蜜と、白濁した液で汚れた下着をぽいっと投げ捨てて、浮竹の体に自分のものだという証を刻んでいく。
「ああっ!」
胸の先端を何度もかりかりとひっかいてやると、また浮竹の花茎から蜜が零れ落ちた。
「随分、淫乱な身体になったね」
「誰のせいだと、思っている!」
「僕のせいだね」
潤滑油に濡れた指が入ってくる。前立腺がある場所をこりこりされた。ぐっと中で指を曲げて、それが前立腺にあたって、浮竹は京楽の体の下で、痙攣した。
「ああああ!!」
白濁した液を出す。
「十四郎・・・・愛してるよ・・・・・」
ズッと、音を立てて京楽が入ってくる。
「ううん!」
衝撃に、息ができなくなる。
だが、すぐに律動を開始されて、浮竹は白い髪を宙に乱した。
「ひあああああ!」
「もっと啼いて、十四郎」
「春水・・・ああ!」
前立腺ばかりすりあげてくる動きに、快感で涙が零れ落ちる。
「あ、いい・・・もっとそこ・・・・ああああ・・・・」
何度も前立腺を刺激されて、奥の奥まで入ってきた。
京楽を締め付ける内部に、京楽も浮竹の中に熱を放っていた。
「ああ!」
それでも、まだ終わらない。
京楽は、2時間以上時間をかけて浮竹をゆっくり犯した。
最後には、浮竹もぐったりしていた。
濡れたタオルで後始末をするが、どうせこの後は湯あみだからと、意識を失った浮竹に死覇装を羽織らせて、京楽も袴ははいたが、死覇装を羽織っただけの恰好だった。
約束の3時間がすぎて、海燕がやってくる。
「なんて恰好してるんだあんたら!情事の後ですって俺に見せつけたいんですか!」
「いや、そんなわけじゃあないよ」
「ん・・・・海燕?」
「隊長、大丈夫ですか?狼に食べられたんでしょう。操は無事じゃなくていいから、中身のほうはまともですか?」
「ん・・・中に、京楽のが残ってる・・・湯浴み、してくる」
そう言って、浮竹は湯殿に消えていった。
「僕も湯浴みしてくるよ」
京楽と浮竹は、よく一緒に湯浴みをするので、それ自体は何も思わなかった。
白濁した液のついたシーツやら、死覇装を洗うのは海燕だ。
普通なら洗濯女が他の隊にはいるのだが、いくら隠していないとはいえ、隊長の男同士で逢瀬をした後の洗濯物なんて洗濯させられない。
「はぁ・・・・また、汚してくれちゃって・・・・・」
思い切り抱き合ったのだろう。白濁した液は、死覇装だけでなく、隊長羽織まで汚していた。
なんともいえないもやもやした感情を抱きながら、二人が汚したものを回収して、新しシーツ、死覇装、隊長羽織、下着を用意してやった。
「年のくせに、盛んなんだから」
海燕は、大きなため息をつくのであった。
PR
- トラックバックURLはこちら