オメガバース京浮中編
その日も抑制剤を飲んでいたが、ヒートになった。
「あ・・・・・」
授業はもう終わっていたが、数人の生徒が男子残っている中、京楽は慌てた。
浮竹のフェロモンにやられて、こちらにやってくる。
逃げようとして、うずく胎と熱に体が思ったように動かない。
「やめろ、正気に戻れ!」
男子生徒の一人が、浮竹を押し倒した。
「やめろ!」
「浮竹ってΩだけどまだ番がいなんでしょ。俺たちと楽しもうよ」
完全に浮竹のだすフェロモンにあてられていた。
特進クラスなので、周囲を取り囲んだ連中はみんなαだ。
床に押し倒されて、浮竹は鬼道を放っていた。
けれどヒートのせいでほとんど効果がなかった。
院生の服から、手が入ってくる。
「嫌だ、京楽、京楽!!!」
助けを呼ぶと、京楽が瞬歩で浮竹のところにきてくれた。
「君たち、浮竹のフェロモンにやられたからといって、僕の浮竹に手を出すのは許さないよ」
「なんだ、京楽と番になるのか?」
面白くなさそうに、男子生徒たちは散り散りに去って行った。
京楽のもつαは質が高い。おまけに上流貴族だ。
そんな京楽の番になるかもしれないと分かって、フェロモンにあてられていたが、男子生徒たちはいなくなった。
「浮竹」
「あ、京楽・・・・熱い、助けてくれ」
「もう、君を自由にさせておけない。僕の運命の番にするよ」
京楽は、浮竹を抱き上げて、寮の部屋まで戻ると、浮竹のフェロモンの効果のせいか、いつもよりギラついた瞳で射抜かれた。
「あ・・・・運命の番・・・お前となら、番になっても後悔しない」
浮竹の院生服を脱がしながら、京楽は浮竹を自分のものにすると、行為中に首を噛む決心をした。
本当なら、浮竹が平静の時に番になってくれと何度でも願うところだったが、前回のヒートの時に浮竹は京楽の番になることをほぼ了承していた。
「あ!」
すでに熱を帯びていた体は、京楽の生み出す些細な行動でも快感をかんじていた。
「ん・・・・ふ、んんっ」
キスされると、舌が絡みあう。
首筋から鎖骨、胸にかけてキスマークを残した。
「んっ」
胸の先端をきゅっとつまむと、びくりと浮竹の体がはねた。
「もうとろとろになっているね」
浮竹のものをしごきながら、京楽は浮竹の秘所に突き入れた。
「ああ!」
「運命の、番になって・・・・」
首筋に嚙みついた。
「ああ・・・俺は、京楽、お前と番になる」
ぐちゅぐちゅと、抜き差しを繰り返すその場所は、卑猥な音を立てていた。
首筋をかまれた時、世界が真っ白になって、その中から京楽が愛しい、京楽の子がほしいという衝動が出てきた。
「んん・・・・・」
ゆっくりと緩慢に動くと、浮竹は物足りなさそうに京楽を見上げた。
「京楽・・・・もう、俺は完全にお前のものだ。お前以外にフェロモンはきかないし、お前の子がほしい・・・・・・」
「子供は、まだいいよ。僕たち、まだ学生でしょ」
「もっと奥まできて」
くちゅりと音をたてて侵してやれば、浮竹は嬌声をあげた。
「あああ!」
一度抜き去って、浮竹の反応を見る。
「京楽・・・ほしい。まだ、足りない」
「おいで」
騎乗位になって、浮竹は深く京楽に貫かれた。
下から突き上げられて、浮竹は涙を零す。
快感で、わけがわからなくなっていく。
「あ・・・・春水・・・・俺のものだ」
「それは僕の台詞だよ、十四郎。僕だけのものだ。もう、誰にも触れさせない」
そのヒートは1週間続き、二人は授業を欠席して、眠る食べる風呂に入る以外の時間、ずっとほとんど交わっていた。
ヒートがあけると、浮竹は京楽と二人で休んだ分の補習を受けた。
昔はΩの地位は低かったが、最近は法律もできて、Ωのヒート休暇が認められている。
αである京楽も、ヒートの余波、番の相手としてのヒート休暇が認められたので、欠席自体はカウントされなかった。
「いつか、君は巣作りを始めるかもしれないね」
「お前の服を使ってか?」
「そうだよ」
「そんなに服あったかな・・・・」
「まぁ、僕がついているから、安心して」
浮竹は、京楽と運命の番になったが、ヒート抑制剤を強めのを出してもらった。3カ月に1回、1週間のヒートは長すぎる。
けれど、京楽は文句も言わずに、優しく甘く浮竹の相手をしてくれる。
いつか、京楽の子を産むのかもしれないと思いつつも、アフターピルを処方してもらいながら、浮竹は今度くるヒートを避けるために、強い薬を飲んで、それがばれて京楽に普通の抑制剤に変えられて、困るのであった。
「あ・・・・・」
授業はもう終わっていたが、数人の生徒が男子残っている中、京楽は慌てた。
浮竹のフェロモンにやられて、こちらにやってくる。
逃げようとして、うずく胎と熱に体が思ったように動かない。
「やめろ、正気に戻れ!」
男子生徒の一人が、浮竹を押し倒した。
「やめろ!」
「浮竹ってΩだけどまだ番がいなんでしょ。俺たちと楽しもうよ」
完全に浮竹のだすフェロモンにあてられていた。
特進クラスなので、周囲を取り囲んだ連中はみんなαだ。
床に押し倒されて、浮竹は鬼道を放っていた。
けれどヒートのせいでほとんど効果がなかった。
院生の服から、手が入ってくる。
「嫌だ、京楽、京楽!!!」
助けを呼ぶと、京楽が瞬歩で浮竹のところにきてくれた。
「君たち、浮竹のフェロモンにやられたからといって、僕の浮竹に手を出すのは許さないよ」
「なんだ、京楽と番になるのか?」
面白くなさそうに、男子生徒たちは散り散りに去って行った。
京楽のもつαは質が高い。おまけに上流貴族だ。
そんな京楽の番になるかもしれないと分かって、フェロモンにあてられていたが、男子生徒たちはいなくなった。
「浮竹」
「あ、京楽・・・・熱い、助けてくれ」
「もう、君を自由にさせておけない。僕の運命の番にするよ」
京楽は、浮竹を抱き上げて、寮の部屋まで戻ると、浮竹のフェロモンの効果のせいか、いつもよりギラついた瞳で射抜かれた。
「あ・・・・運命の番・・・お前となら、番になっても後悔しない」
浮竹の院生服を脱がしながら、京楽は浮竹を自分のものにすると、行為中に首を噛む決心をした。
本当なら、浮竹が平静の時に番になってくれと何度でも願うところだったが、前回のヒートの時に浮竹は京楽の番になることをほぼ了承していた。
「あ!」
すでに熱を帯びていた体は、京楽の生み出す些細な行動でも快感をかんじていた。
「ん・・・・ふ、んんっ」
キスされると、舌が絡みあう。
首筋から鎖骨、胸にかけてキスマークを残した。
「んっ」
胸の先端をきゅっとつまむと、びくりと浮竹の体がはねた。
「もうとろとろになっているね」
浮竹のものをしごきながら、京楽は浮竹の秘所に突き入れた。
「ああ!」
「運命の、番になって・・・・」
首筋に嚙みついた。
「ああ・・・俺は、京楽、お前と番になる」
ぐちゅぐちゅと、抜き差しを繰り返すその場所は、卑猥な音を立てていた。
首筋をかまれた時、世界が真っ白になって、その中から京楽が愛しい、京楽の子がほしいという衝動が出てきた。
「んん・・・・・」
ゆっくりと緩慢に動くと、浮竹は物足りなさそうに京楽を見上げた。
「京楽・・・・もう、俺は完全にお前のものだ。お前以外にフェロモンはきかないし、お前の子がほしい・・・・・・」
「子供は、まだいいよ。僕たち、まだ学生でしょ」
「もっと奥まできて」
くちゅりと音をたてて侵してやれば、浮竹は嬌声をあげた。
「あああ!」
一度抜き去って、浮竹の反応を見る。
「京楽・・・ほしい。まだ、足りない」
「おいで」
騎乗位になって、浮竹は深く京楽に貫かれた。
下から突き上げられて、浮竹は涙を零す。
快感で、わけがわからなくなっていく。
「あ・・・・春水・・・・俺のものだ」
「それは僕の台詞だよ、十四郎。僕だけのものだ。もう、誰にも触れさせない」
そのヒートは1週間続き、二人は授業を欠席して、眠る食べる風呂に入る以外の時間、ずっとほとんど交わっていた。
ヒートがあけると、浮竹は京楽と二人で休んだ分の補習を受けた。
昔はΩの地位は低かったが、最近は法律もできて、Ωのヒート休暇が認められている。
αである京楽も、ヒートの余波、番の相手としてのヒート休暇が認められたので、欠席自体はカウントされなかった。
「いつか、君は巣作りを始めるかもしれないね」
「お前の服を使ってか?」
「そうだよ」
「そんなに服あったかな・・・・」
「まぁ、僕がついているから、安心して」
浮竹は、京楽と運命の番になったが、ヒート抑制剤を強めのを出してもらった。3カ月に1回、1週間のヒートは長すぎる。
けれど、京楽は文句も言わずに、優しく甘く浮竹の相手をしてくれる。
いつか、京楽の子を産むのかもしれないと思いつつも、アフターピルを処方してもらいながら、浮竹は今度くるヒートを避けるために、強い薬を飲んで、それがばれて京楽に普通の抑制剤に変えられて、困るのであった。
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