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パフェ

「あけましておめでとうだ、一護。お年玉をくれ」

ルキアは、とってもかわいい笑みを浮かべて、無理難題をひっかけてきた。

「親父からもらっただろう?あと、白哉からも」

「貴様の父上と兄様はあげる義理のようなものがあるから、くれる。一護なら、遠慮せずにもらえるからな」

「少しは俺の財布事情を察してくれよ」

「そうか。エロ本の買いすぎで・・・・・」

「違うわ!」

ルキアの頭にチョップをかますと、ルキアは涙目になりながら見上げてきた。

う。かわいい。

一護がそう思うと、ルキアはにやりと笑った。

「今、私のことをかわいいと思ったな、貴様」

「思ってない」

「いや、思った」

「だから、思ってねぇ」

「では、お年玉ももらえないような財布事情を察して、メロンクリームソーダパフェで手を打ってやろう」

「なんだよ、それ」

一護は苦笑して、ルキアの頭をなでた。

ルキアは、猫のように一護に頭を撫でられて気持ちよさげにしていた。

「じゃあ決まりだ。今から行くぞ!」

「おい、おかわりはだめだぞ。新しいパソコン買ってマジで金欠なんだからな!」

「ふふ、知っておるぞ。あさってはバイトしてる店の給料日であろう」

「何で知ってやがる!」

「さぁ、なぜであろうな?」

正解は、カレンダーに花丸がしてあったから、ルキアの感からきていた。

「あーもう、おかわりは1回だけだぞ」

「では、行くぞ・・・・寒い!」

ルキアは、暖房の効いた部屋から出て外に続く扉をあけてしめた。

「寒いから、温かいものにする・・・・・と思ったであろう?寒さを我慢して温かいレストランに入って食べるパフェが至福なのだ!」

「あー、さいでっか」

一護はもうどうでもよさげになっていた。

コートをきて、ルキアとおそろいのマフラーと手袋をする。ルキアは耳当てもしていた。

「では、パフェへ向けて出発!」

「あいよー」

長らく使っていたパソコンがついにお陀仏になって、15万の新しいノートパソコンを買った。

半分は、値段が値段だし、父親に出してもらった。

まだ高校生だ。

バイトをしているといっても、月に十数万も稼げるわけがない。

ルキアは白哉から札束もらって、いろいろ散財しているが。

「ほら、ルキア、行くぞ」

「ん?手をつなぐのか?」

「んだよ、わりぃかよ」

「いや、貴様もかわいいところがあるのだなと思ってな」

「彼氏彼女だろ。手繋いでも普通だろ」

「か、彼女な。慣れぬな。貴様と付き合っていると兄様にばれたら、兄様は怒るであろうか」

「いや、すでにばれてるからな」

「そうか。すでにばれて・・・・・えええええええええ」

ルキアは飛び上がった。

「何故だ!いつばれた!」

「この前、尸魂界に行った時、ルキアとキスしてるシーン見られて、呼び出しくらって、千本桜向けられて、幸せにしますって頭さげまくった」

「そうか・・・・兄様あああああああ」

ルキアは、今すぐ白哉を呼んで遊びではないと伝えたかった。

「大丈夫だ。白哉はちゃんと話したら分かってくれた」

「そうか。兄様は、私たちのことを知っているのか・・・・・・」

「んで、パフェ食うのはやめるのか?」

「あ、行くぞ!ほら、一護、もたもたせずに歩け!」

「さっむ・・・・今年は冷えるっていうしな」

マフラーを顔の半分まで巻き付けて、一護はルキアと手を繋いで歩きだす。

今日も、明日も、これからも。





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