パンツを盗むその犯人とは京楽以外にありえない
朝起きると、パンツをはいた京楽が、正拳突きをしていた。
ラメ入りのパンツでめっちゃ目立った。
天井からぶら下げた浮竹のパンツに向かって、正拳突きをしていた。とりあえず、起き上がるとそのけつに蹴りを入れて、パンツを奪い返す。
昨日洗濯して干しておいたパンツだった。
「全く・・・・またパンツ盗みだしやがって」
一時期は収まっていたパンツ盗みだが、また最近ちょくちょくパンツがなくなるようになっていた。仕方ないのでネットで50枚はパンツを注文したのだが、すでに20枚はなくなっていた。
「たくさんあるんだから、ちょっとくらいいいじゃない」
「20枚はもう盗んでるだろう!全然ちょっとじゃない!」
「パンツ代金僕が払ってるんだからいいじゃない」
「そういう問題じゃない」
新品のままのパンツは盗まないのだ。
一度浮竹がはくと、そのパンツを盗むのだ。
今のところ、パンツの使い捨て状態だった。
「あほな恰好してないで、服を着ろ。学院に登校するぞ」
朝食のパンをかじりながら、コーヒーを飲んで、院生服に着替えると浮竹は部屋を出た。ラメ入りパンツ一丁の京楽も、部屋を出た。
「服着ろ!」
浮竹は、京楽のけつを蹴った。
京楽は、手にもっていた院生服をしぶしぶ着だす。
浮竹は筆記用具とかを手にしていたが、京楽は手ぶらだった。ロッカーに全ての荷物をいつも置いているらしい。
手ぶらだが、懐には何かをいれているらしい。
「動くなよ」
ボディチェックをしていく。
ポケットと懐から、浮竹のパンツが出てきた。
「なんだこれは」
「僕のものだよ!」
「一度お前に盗まれると、もうはきたくなくなるから別にいい」
今日の朝のパンツは、まだましだと思って奪い取っておいたのだが、やはり処分しようと決めた。
「行くぞ。ちんたらしていたら遅刻する」
時間にまだ余裕はあったが、京楽の変態ペースに間に合わせていると、完璧に遅刻する。
「ああん待ってマイスウィートハニー」
京楽を無視して、学院に登校した。
ざわざわざわ。
教室がざめめくので、その視線の先をたどると、京楽が浮竹のパンツをたたんでいた。
頭に被るられるよりはましなので、放置しておく。
ざわり。
さざめきが大きくなった。
京楽の方を見ると、浮竹のパンツを頭に被っていた。
「はぁ・・・・・破道の4、白雷」
「あがががががが」
パンツを頭に被ったまま、京楽は気絶した。
教師がやってくる。
「焦げ臭いな・・・・む、京楽、なんだその恰好は。京楽?」
「すみません、ばかが脳まで達したようなので、医務室に連れて行きます」
「ああ、そうか」
教師も、京楽の変態ぶりは承知していた。それくらい、京楽は変態なのだ。
寮の自室だけでなく、学院の中まで浮竹のパンツを被りだすことがあるので、教師も慣れたものだ。
焦げた京楽を、ずるずると足を掴んで引きずっていく。
ゴン、ガンとか頭を打つ音はするけど、無視だ。
医務室にいくと保険医はいなかった。
そのまま、適当にベッドの上に京楽を投げ飛ばす。
頭にはたんこぶだらけで、被っていたパンツは黒く汚れていた。
「あれ、浮竹?あいたたたた、頭が痛い!なんでたんこぶだらけ・・・・」
「お前、学院でパンツ被るのはやめろ」
「え、どうして?」
「どうしてって、変態行為はせめて自室の寮だけにしろ」
「僕、何も変態行為なんてしてないよ」
重症だった。
パンツを頭に被ることが、普通のことだと思っているらしい。
「はぁ・・・・お前の友人であることが、時折悲しくなる」
「じゃあ、今日から恋人で!」
抱き着いてきた京楽の顔面を蹴って、黙らせた。
「酷い!浮竹のバカ!」
「京楽の変態がっ!」
「そんな褒めないでよ(*´з`)」
「褒めてない!どこをどうとれば褒めていると感じるんだ!」
「え、僕にとって変態は輝かしい言葉だよ。何せ変態だからね」
浮竹が驚愕した。
京楽が、自分で自分を変態であると認めたのだ。
「熱はないか?まさかバカのウィルスが本当に脳みそにいったんじゃ・・・」
京楽の額に手をあてると、引っ張られた。バランスを崩して、京楽の上に倒れこむ。
「好きだよ、浮竹・・・・」
「そういう台詞は、せめてパンツを被らずにしろ」
裏拳で顔を殴ると、京楽はまた気絶した。
京楽のかぶっていた汚れたパンツをごみ箱にすてて、京楽の懐からパンツを出すと、それを握りしめさせた。
せめてもの、情けだ。
ちなみに、昼休みには復活して、パンツを被らずに普通に浮竹と食事をとる京楽の姿があったという。
ラメ入りのパンツでめっちゃ目立った。
天井からぶら下げた浮竹のパンツに向かって、正拳突きをしていた。とりあえず、起き上がるとそのけつに蹴りを入れて、パンツを奪い返す。
昨日洗濯して干しておいたパンツだった。
「全く・・・・またパンツ盗みだしやがって」
一時期は収まっていたパンツ盗みだが、また最近ちょくちょくパンツがなくなるようになっていた。仕方ないのでネットで50枚はパンツを注文したのだが、すでに20枚はなくなっていた。
「たくさんあるんだから、ちょっとくらいいいじゃない」
「20枚はもう盗んでるだろう!全然ちょっとじゃない!」
「パンツ代金僕が払ってるんだからいいじゃない」
「そういう問題じゃない」
新品のままのパンツは盗まないのだ。
一度浮竹がはくと、そのパンツを盗むのだ。
今のところ、パンツの使い捨て状態だった。
「あほな恰好してないで、服を着ろ。学院に登校するぞ」
朝食のパンをかじりながら、コーヒーを飲んで、院生服に着替えると浮竹は部屋を出た。ラメ入りパンツ一丁の京楽も、部屋を出た。
「服着ろ!」
浮竹は、京楽のけつを蹴った。
京楽は、手にもっていた院生服をしぶしぶ着だす。
浮竹は筆記用具とかを手にしていたが、京楽は手ぶらだった。ロッカーに全ての荷物をいつも置いているらしい。
手ぶらだが、懐には何かをいれているらしい。
「動くなよ」
ボディチェックをしていく。
ポケットと懐から、浮竹のパンツが出てきた。
「なんだこれは」
「僕のものだよ!」
「一度お前に盗まれると、もうはきたくなくなるから別にいい」
今日の朝のパンツは、まだましだと思って奪い取っておいたのだが、やはり処分しようと決めた。
「行くぞ。ちんたらしていたら遅刻する」
時間にまだ余裕はあったが、京楽の変態ペースに間に合わせていると、完璧に遅刻する。
「ああん待ってマイスウィートハニー」
京楽を無視して、学院に登校した。
ざわざわざわ。
教室がざめめくので、その視線の先をたどると、京楽が浮竹のパンツをたたんでいた。
頭に被るられるよりはましなので、放置しておく。
ざわり。
さざめきが大きくなった。
京楽の方を見ると、浮竹のパンツを頭に被っていた。
「はぁ・・・・・破道の4、白雷」
「あがががががが」
パンツを頭に被ったまま、京楽は気絶した。
教師がやってくる。
「焦げ臭いな・・・・む、京楽、なんだその恰好は。京楽?」
「すみません、ばかが脳まで達したようなので、医務室に連れて行きます」
「ああ、そうか」
教師も、京楽の変態ぶりは承知していた。それくらい、京楽は変態なのだ。
寮の自室だけでなく、学院の中まで浮竹のパンツを被りだすことがあるので、教師も慣れたものだ。
焦げた京楽を、ずるずると足を掴んで引きずっていく。
ゴン、ガンとか頭を打つ音はするけど、無視だ。
医務室にいくと保険医はいなかった。
そのまま、適当にベッドの上に京楽を投げ飛ばす。
頭にはたんこぶだらけで、被っていたパンツは黒く汚れていた。
「あれ、浮竹?あいたたたた、頭が痛い!なんでたんこぶだらけ・・・・」
「お前、学院でパンツ被るのはやめろ」
「え、どうして?」
「どうしてって、変態行為はせめて自室の寮だけにしろ」
「僕、何も変態行為なんてしてないよ」
重症だった。
パンツを頭に被ることが、普通のことだと思っているらしい。
「はぁ・・・・お前の友人であることが、時折悲しくなる」
「じゃあ、今日から恋人で!」
抱き着いてきた京楽の顔面を蹴って、黙らせた。
「酷い!浮竹のバカ!」
「京楽の変態がっ!」
「そんな褒めないでよ(*´з`)」
「褒めてない!どこをどうとれば褒めていると感じるんだ!」
「え、僕にとって変態は輝かしい言葉だよ。何せ変態だからね」
浮竹が驚愕した。
京楽が、自分で自分を変態であると認めたのだ。
「熱はないか?まさかバカのウィルスが本当に脳みそにいったんじゃ・・・」
京楽の額に手をあてると、引っ張られた。バランスを崩して、京楽の上に倒れこむ。
「好きだよ、浮竹・・・・」
「そういう台詞は、せめてパンツを被らずにしろ」
裏拳で顔を殴ると、京楽はまた気絶した。
京楽のかぶっていた汚れたパンツをごみ箱にすてて、京楽の懐からパンツを出すと、それを握りしめさせた。
せめてもの、情けだ。
ちなみに、昼休みには復活して、パンツを被らずに普通に浮竹と食事をとる京楽の姿があったという。
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