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ボクだけの翡翠9

死神になって、1年が過ぎた。

お互い大分慣れてきて、非番でない日も遅くならない日は会って食事して酒を飲み、当たり前のように睦みあった。

その日は、次の日が浮竹の非番で、京楽は昼からの出勤だった。

「俺を抱け」

しばらくご無沙汰だった浮竹は、たまっていた。

自分で処理する日もあったが、受け身で中いきを覚えた体は、京楽に抱かれたがってうずうずしていた。

「わお。積極的だね」

浮竹は、軽く自分の唇を舐めて、京楽の衣服を脱がしていく。

「ん・・・いいね、積極的な君も」

浮竹は、京楽のものを手でしごいて、口に含む。

風呂には入った後なので、戸惑いはなかった。

「ふ・・・・」

鈴口を舌でチロチロと刺激されて、さらに全体をこするように手でしごいた。

「出すよ・・・・飲んで?」

京楽は、浮竹の口の中に射精した。

浮竹は、それを当たり前のように嚥下して、口をあけて中身を全て飲みほしたことをアピールする。

「ん・・・君のここ、柔らかいね。さては、一人の時ちょっといじってたね?」

「あ、京楽のじゃないと中いきできない。中できもちよくなりたい」

「正直な君もかわいいね」

京楽は、潤滑油を足して、すでに柔らかくなっている蕾に指をいれて、前立腺をひっかいてやった。

「はう!中で、いっちゃう」

「思う存分いって?前も慰めてあげる」

口で浮竹のものを舐めあげながら、指で浮竹の前立腺をコリコリと刺激すると、びくんと浮竹の体がはねた。

「やああああ、中いきしながらいっちゃう!」

「2重にいくの、クセになりそうでしょ?」

「んああああ!!」

びくんびくんと体をはねさせて、浮竹はいっていた。

「じゃあ、いれるよ?」

「あ、早く・・・俺を、めちゃくちゃにして?」

「十四郎、かわいい」

「あ、春水・・・・あああ、挿入ってきてる。京楽の、熱いのおおお」

京楽は、ゆっくりと浮竹を貫く。

「あああ、またいっちゃう!」

ぐりっと奥を刺激されて、それに弱い浮竹は中いきをまたしていた。

「いああああ!」

京楽は、何度か浮竹を貫き揺さぶり、ごりごりと奥を抉ってから、浮竹の胎の奥に射精していた。

「あ、くる、春水の子種・・・あああ、俺もいっちゃう」

「一緒にいこうか」

京楽は、萎えていない浮竹のものを手でしごいて、射精に導く。

「いやああああ、あああ」

「こんなに濡らして、いやじゃないでしょ?」

「ううん・・」

舌を絡み合わせてキスを繰り返す。

「あああ!」

ごりごりと、結腸にまでグポンと入り込んできた京楽のものを締め上げる。

「ん、ちょっときつい。まだ君の中堪能したいから」

「ああああ!」

浮竹のものに手をそえて、しごきあげる。

「んあああ!」

中の締め付けが、少し緩くなった。

京楽は、浮竹から抜いて、浮竹の反応を見た。

「なんで?俺の中、きもちよくない?」

「そんなことないよ。今度は、君が挿入れてみて?」

京楽は寝転がり、その上に浮竹がしゃがみこむ。

「ああああ!!!」

自分の体重で、ずぷずぷと京楽のものを飲みこんでいく。

「あ、深い・・・・深いの、好き」

「奥、ごりごりしてあげるからね?」

「うん」

下から突き上げられながら、浮竹も自分で動いた。

いい場所に当たるように、腰をくねらせる。

「今日の十四郎、エロい・・・・・・」

「あ、奥にきてる!このまま、京楽の子種どぴゅどぴゅ注いで!」

京楽は、浮竹を勢いよく押し倒した。

ゴリっと奥を抉られまくって、浮竹は今日一番の大きな中いきをしながら、射精していた。

「いあああああああ、あああ、あ”!」

頭が真っ白になる。

快感に支配されて、何も考えられなくなる。

「あ、きもちいい、春水、春水」

「ボクも最高にきもちいいよ。君の中はとろけるように熱くて、締め付けてくる」

京楽は、最後の一滴まで浮竹の中に吐き出して、満足した。

「んあ・・・ああああ」

浮竹は、京楽にしごかれて、最後の射精を終えた。

「はう・・・・あああ、お前の子種が、流れ出てしまう」

ぽっこりと少しお腹を膨らませた部分から、とろとろと白い液体が太ももを伝って流れ落ちてくる。

「俺が女なら、京楽の子を孕めて、愛の結晶を生み出せるのに」

「浮竹、そんなものいらないよ。浮竹が男の子でも、ボクは愛してる。もちろん、女の子でも愛してるけどね」

「ん・・・・」

濡れたタオルで、太ももを伝い落ちる白濁した液体をふかれて、浮竹は京楽にキスをする。

「何、まだ足りないの?」

「ん・・・・愛に、形があればいいのにと思って」

京楽が、浮竹が大規模な遠征に出ると知ったのは、浮竹が自分の家に帰って、太陽が登り切り、遠征のメンバーが出発した後だった。



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