ルキアと中身が入れ替わった件
今まで、京楽、海燕、白哉、日番谷、一護と頭をぶつけて中身が入れ替わったことがあるが、全部同性であった。
「浮竹隊長、資料をおもちしました」
「ああ、朽木、そこにおいてくて」
屈んだルキアと、浮竹は頭をぶつけた。
「あ・・・・やべ、朽木になってる!」
「ええええええ!なんで私がもう一人!」
ルキアは、浮竹から頭をぶつけると、人格が入れ替わることがあると聞いて、卒倒した。
とりあえず、自分の体でうろつかれても困るので、雨乾堂の布団の上に寝かせておいた。
「今度は朽木かぁ。とりあえず、白哉をからかってみるか」
浮竹は、ルキアの体で出かけた。
朽木家に入り、白哉の前にきて、こういった。
「白哉、金をくれ」
「ルキア・・・・・?」
「あ、違った。兄様、金をください」
白哉は、不思議そうな顔をしていたが、ルキアの体の浮竹に、金子をもたせた。
屋敷が一軒買えるような金額だった。
「ちょっと多すぎる・・・」
「本当に、ルキアなのか?霊圧が、浮竹に近いのだが」
「ああ、霊圧でばれるのか。その通り、俺は浮竹だ」
「まさか、入れ替わったのか!私の時のように」
「ああ」
そう言うと、白哉は焦りだした。
「ルキアはどこだ!まさか、雨乾堂ではなかろうな。盛った京楽に何をれるか分かったものではない・・・・・」
「あ、その心配忘れてた」
二人して、瞬歩で雨乾堂に行くが、一歩遅かった。
京楽が、目を白黒させている浮竹の体のルキアに、深い口づけをしていた。
「京楽、兄はルキアから離れろ!」
「え」
浮竹のことをルキアと呼ぶ白哉に、まさかとは思うが、ルキアの姿をした浮竹に聞く。
「もしかして、中身、入れ替わってる?」
「その通りだ、京楽!ルキアから離れろ」
「うわあああ、ルキアちゃんにキスしちゃった!どうしよう」
「京楽隊長にキスをされました!どうすればいいのでしょう!」
慌てふためく二人に、浮竹が口を開く。
「取り合えず、落ちつけ二人とも」
「それも、そうだね・・・・」
「浮竹隊長なのですか、私の体の中身は」
「そうだぞ、朽木。まぁ、しばらくじっとしていよう。2時間くらいで、元に戻るから」
白哉は、浮竹の体とはいえ、ルキアに手を出した京楽に怒っていた。
「朽木隊長、不可抗力だよ。そんなに怒らないでよ」
「兄は、義妹に手を出した。これが怒れずにいられるものか」
2時間が経過して、浮竹とルキアの人格入れ替わりが元に戻った。
「はぁ・・・よかった、私の体だ」
「京楽は、何昼間っから俺にキスして盛ろうとしているんだ」
「いや、君があどけない顔で寝ているのを見てたら、むらむらして」
「浮竹隊長と京楽隊長は、相変わらずですね」
ルキアの言葉に、二人が顔を見合わせあって、苦笑した。
「まぁ、僕たち関係隠してないからね」
「京楽はたまに、朝から盛ってくるぞ」
ルキアは、深いため息を零した。
「今回のことは忘れることにします。京楽隊長のディープキス・・・・ううう、忘れれるかな・・・・」
「ルキア、しっかりしろ。朽木家に戻り、風呂に入って京楽菌を落とせ」
「そうします、兄様」
ばい菌扱いされた京楽は、浮竹の隣で何事もなかったかのように座っていた。
「京楽菌か・・・俺は、京楽菌まみれなんだろうな」
白哉は、浮竹には文句を言わなかった。
「兄様、帰りましょう」
「そうだな。しばらく、京楽の顔は見たくない」
「酷い嫌われようだねぇ、僕」
「まぁ、俺の体とはいえ、大切な義妹が襲われたんだ。白哉は、けっこう妹思いだからな」
去っていく朽木兄妹を見送って、浮竹は京楽の方を向いた。
「たまに入れ替わってる時があるから、今後気をつけてほしい」
「そう言われてもねぇ・・・君が入れ替わってるなんて寝てたら分からないし」
「そもそも、寝込みを襲うな」
「えー、今更でしょ?」
京楽が、意地悪く笑う。
「まぁそうなんだが・・・・聞いているのか、京楽」
京楽は、浮竹の体調羽織を脱がせていた。
「言っておくが、しないからな」
「えー。せっかくその気で来たのに」
「今回は、そういう気分じゃないんだ」:
「じゃ、キスはしてもいい?」
「キスくらいなら・・・・・・」
舌が絡まるディープキスをされて、これをルキアも味わったのかと思うと、可愛そうにと思った。
京楽のキスは大人のもので、ルキアには刺激が強すぎるだろう。
「しばらく、寝込みは襲うなよ」
「分かったよ」
一方、朽木家ではルキアが風呂からあがってぼーっとしていた。京楽のキスは凄かった。その気のないルキアでも、灯がつきそうなくらいに。
「いかんいかん、私には一護がおるのだ!」
一護とまだキスをしたことがない。
ファーストキスが、京楽だったのだ。
「はぁ・・・・私のファーストキスは、京楽隊長か・・・・いやでも、肉体が違うからファーストキスにはならないか・・・うーんうーん」
そんな悩みを抱えるルキアを、白哉が静かに見守っているのであった。
「浮竹隊長、資料をおもちしました」
「ああ、朽木、そこにおいてくて」
屈んだルキアと、浮竹は頭をぶつけた。
「あ・・・・やべ、朽木になってる!」
「ええええええ!なんで私がもう一人!」
ルキアは、浮竹から頭をぶつけると、人格が入れ替わることがあると聞いて、卒倒した。
とりあえず、自分の体でうろつかれても困るので、雨乾堂の布団の上に寝かせておいた。
「今度は朽木かぁ。とりあえず、白哉をからかってみるか」
浮竹は、ルキアの体で出かけた。
朽木家に入り、白哉の前にきて、こういった。
「白哉、金をくれ」
「ルキア・・・・・?」
「あ、違った。兄様、金をください」
白哉は、不思議そうな顔をしていたが、ルキアの体の浮竹に、金子をもたせた。
屋敷が一軒買えるような金額だった。
「ちょっと多すぎる・・・」
「本当に、ルキアなのか?霊圧が、浮竹に近いのだが」
「ああ、霊圧でばれるのか。その通り、俺は浮竹だ」
「まさか、入れ替わったのか!私の時のように」
「ああ」
そう言うと、白哉は焦りだした。
「ルキアはどこだ!まさか、雨乾堂ではなかろうな。盛った京楽に何をれるか分かったものではない・・・・・」
「あ、その心配忘れてた」
二人して、瞬歩で雨乾堂に行くが、一歩遅かった。
京楽が、目を白黒させている浮竹の体のルキアに、深い口づけをしていた。
「京楽、兄はルキアから離れろ!」
「え」
浮竹のことをルキアと呼ぶ白哉に、まさかとは思うが、ルキアの姿をした浮竹に聞く。
「もしかして、中身、入れ替わってる?」
「その通りだ、京楽!ルキアから離れろ」
「うわあああ、ルキアちゃんにキスしちゃった!どうしよう」
「京楽隊長にキスをされました!どうすればいいのでしょう!」
慌てふためく二人に、浮竹が口を開く。
「取り合えず、落ちつけ二人とも」
「それも、そうだね・・・・」
「浮竹隊長なのですか、私の体の中身は」
「そうだぞ、朽木。まぁ、しばらくじっとしていよう。2時間くらいで、元に戻るから」
白哉は、浮竹の体とはいえ、ルキアに手を出した京楽に怒っていた。
「朽木隊長、不可抗力だよ。そんなに怒らないでよ」
「兄は、義妹に手を出した。これが怒れずにいられるものか」
2時間が経過して、浮竹とルキアの人格入れ替わりが元に戻った。
「はぁ・・・よかった、私の体だ」
「京楽は、何昼間っから俺にキスして盛ろうとしているんだ」
「いや、君があどけない顔で寝ているのを見てたら、むらむらして」
「浮竹隊長と京楽隊長は、相変わらずですね」
ルキアの言葉に、二人が顔を見合わせあって、苦笑した。
「まぁ、僕たち関係隠してないからね」
「京楽はたまに、朝から盛ってくるぞ」
ルキアは、深いため息を零した。
「今回のことは忘れることにします。京楽隊長のディープキス・・・・ううう、忘れれるかな・・・・」
「ルキア、しっかりしろ。朽木家に戻り、風呂に入って京楽菌を落とせ」
「そうします、兄様」
ばい菌扱いされた京楽は、浮竹の隣で何事もなかったかのように座っていた。
「京楽菌か・・・俺は、京楽菌まみれなんだろうな」
白哉は、浮竹には文句を言わなかった。
「兄様、帰りましょう」
「そうだな。しばらく、京楽の顔は見たくない」
「酷い嫌われようだねぇ、僕」
「まぁ、俺の体とはいえ、大切な義妹が襲われたんだ。白哉は、けっこう妹思いだからな」
去っていく朽木兄妹を見送って、浮竹は京楽の方を向いた。
「たまに入れ替わってる時があるから、今後気をつけてほしい」
「そう言われてもねぇ・・・君が入れ替わってるなんて寝てたら分からないし」
「そもそも、寝込みを襲うな」
「えー、今更でしょ?」
京楽が、意地悪く笑う。
「まぁそうなんだが・・・・聞いているのか、京楽」
京楽は、浮竹の体調羽織を脱がせていた。
「言っておくが、しないからな」
「えー。せっかくその気で来たのに」
「今回は、そういう気分じゃないんだ」:
「じゃ、キスはしてもいい?」
「キスくらいなら・・・・・・」
舌が絡まるディープキスをされて、これをルキアも味わったのかと思うと、可愛そうにと思った。
京楽のキスは大人のもので、ルキアには刺激が強すぎるだろう。
「しばらく、寝込みは襲うなよ」
「分かったよ」
一方、朽木家ではルキアが風呂からあがってぼーっとしていた。京楽のキスは凄かった。その気のないルキアでも、灯がつきそうなくらいに。
「いかんいかん、私には一護がおるのだ!」
一護とまだキスをしたことがない。
ファーストキスが、京楽だったのだ。
「はぁ・・・・私のファーストキスは、京楽隊長か・・・・いやでも、肉体が違うからファーストキスにはならないか・・・うーんうーん」
そんな悩みを抱えるルキアを、白哉が静かに見守っているのであった。
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