一護と入れ替わった件
昔、過去に海燕、京楽、白哉、日番谷と入れ替わったことがある。
最近はそうそうないので、すっかり忘れていた。
「じゃあ、浮竹さん」
「ああ、またな一護君・・・ごほっごほっ」
思わず咳込んでしまい、しゃがみこむ。
「大丈夫かよ、浮竹さん」
「ああ、ちょっと咳込んだだけだ・・・・・・」
立ち上がろとして、ゴチンと頭をぶつけた。
「あいたた、あれ、一護君がいない?」
「あれ、浮竹さん?えええ、俺がいる!?」
「ああ、また入れ替わったのか」
昔から時々、頭をぶつけると、中身がいれかわるのだということを説明した。
「じゃあ、2時間ほどで元に戻る思うから、雨乾堂で適当に寝ててくれ。俺は、現世に久しぶりに行ってみたいから、このまま君の自宅まで帰る」
「ちょっと、浮竹さん!」
浮竹は、一護の制止の声を無視して、穿界門の彼方、現世へと帰ってしまった。
「雨乾堂って・・・・どっちだ?」
一人もんもんと悩んでいるところを、尻をさわられた。
「ぎゃあああああああ!?」
「どうしたんだい、浮竹。こんなところで」
抱き締めてくる。キスをされて、一護は死にかけた。
「違う違う!中身はあんたの恋人の浮竹さんじゃなくって、黒崎一護だ!」
「はぁ!?また入れ替わったの、浮竹のやつ。うえええ、一護君にキスしちゃった」
「それはこっちの台詞だ!」
一護はぷんすかと怒りだした。
「京楽さん、あんたと浮竹さんができてるのは知ってるけど、外でもこうなのかよ」
「そうだよ。僕ら、交際してること否定しないから、こうだよ」
浮竹の体の一護は、深いため息をついた。
「で、浮竹はどこに?」
「現世にいってみたいって、俺の家に帰った」
「仕方ない・・・僕らも現世にいってみよう」
京楽の言葉に、一護が不思議がる。
「いいのか、京楽さん。あんた隊長だろ、その勝手に現世にいったりして」
「なーに、緊急事態さ。ばれて怒られるとしても、山じいから説教されるくらいさ」
こうして、二人は現世に赴いた。
その頃、黒崎家では。
「このたわけ!」
いきなり、ルキアに顔面を蹴られた。
「くくく、朽木!?」
「貴様というやつは・・・・デートをすっぽかしよって。知らん。もう好きにしてしまえ」
ルキアは怒って尸魂界に戻ってしまった。
あわあわしているところで。
「一兄、なにしてんのさ」
夏梨に声をかけられて、ドキッとした。
「ななな、なんでもないぞ」
「変な一兄。なんか変なもんでも食べた?なんか動作っていうか口調っていうか、年よりくさい」
ガーン。
ショックを受けたが、こんな機会はそうそうないのだ。一護の財布を握りしめて、浮竹はスウィーツを求めて街を彷徨う。
デパートのケーキ屋さんに入り、食事できる席があったので、食べれるだけ食べた。
「ふーむ。やっぱり自分の体じゃないと、好きなように食べれないな」
残りを持ち帰りにして、デパートを出た。
そこで、霊圧を探っていた京楽と、一護に見つかってしまった。
「ちょっと、浮竹さん俺の金でケーキ買ったのかよ」
「ああ、これくらい京楽が補填してくれる。だめなら俺の給料から出そう」
「浮竹、いくら現世のスウィーツが食べたいからって、一護君の体を使うものじゃないよ。一護君はまだ若い。栄養がかたよると体に悪い」
「大丈夫、肺をやられている俺でさえ、甘味物を食べても平気なんだ」
3人で、一護の部屋にやってきた。
「いつ戻るんだこれ。戻らなかったらずっとこのままとか・・・冗談じゃねぇ」
一護のイライラに、浮竹はほんわりと笑んで、ペットボトルの茶を飲んだ。
「おお、茶まで売っていたのは驚いたが、おいしいな」
「浮竹さん、俺の顔でのほほんとするのやめてくれないか。アホに見える」
「あほ・・・・今の俺の顔は、緊張状態に似ているな」
やがて時間が経ち、元に戻った。
「よっしゃあああ!って、ルキアとのデートすっぽかした。どうしよう」
「ああ、朽木なら俺に蹴りを顔面に食らわせてから、尸魂界に戻ったぞ。「知らん、すきにしてしまえ」と言っていたなぁ」
「ああああああ浮竹さんのあほーーーーーーー!!」
一護は急いで、尸魂界の朽木家に戻り、ルキアに今頃は事情を話して謝罪している頃だろう。
「なぁ、京楽。せっかく現世にきたんだ。ちょっと遊んでいかないか」
「いいけど・・・・・」
「こっちの通貨の金はもってるか?」
「念のため、100万ほどもってきてるよ」
二人とも、カジュアルな服装だった。
「だったら、まずケーキバイキングにいこう。それから遊園地に水族館に動物園だ」
「ええ・・・・今日1日で、そんなに周りきれるかな?」
「回り切れなかったら、ホテルをとって一泊しよう」
「うわあ山じい怒るだろうなぁ」
「どうせ怒られるんだ。明日帰っても今帰っても同じさ」
こうしていい年をした大人二人は、若いカップルに紛れて一時、現世で羽を伸ばすのであった。
最近はそうそうないので、すっかり忘れていた。
「じゃあ、浮竹さん」
「ああ、またな一護君・・・ごほっごほっ」
思わず咳込んでしまい、しゃがみこむ。
「大丈夫かよ、浮竹さん」
「ああ、ちょっと咳込んだだけだ・・・・・・」
立ち上がろとして、ゴチンと頭をぶつけた。
「あいたた、あれ、一護君がいない?」
「あれ、浮竹さん?えええ、俺がいる!?」
「ああ、また入れ替わったのか」
昔から時々、頭をぶつけると、中身がいれかわるのだということを説明した。
「じゃあ、2時間ほどで元に戻る思うから、雨乾堂で適当に寝ててくれ。俺は、現世に久しぶりに行ってみたいから、このまま君の自宅まで帰る」
「ちょっと、浮竹さん!」
浮竹は、一護の制止の声を無視して、穿界門の彼方、現世へと帰ってしまった。
「雨乾堂って・・・・どっちだ?」
一人もんもんと悩んでいるところを、尻をさわられた。
「ぎゃあああああああ!?」
「どうしたんだい、浮竹。こんなところで」
抱き締めてくる。キスをされて、一護は死にかけた。
「違う違う!中身はあんたの恋人の浮竹さんじゃなくって、黒崎一護だ!」
「はぁ!?また入れ替わったの、浮竹のやつ。うえええ、一護君にキスしちゃった」
「それはこっちの台詞だ!」
一護はぷんすかと怒りだした。
「京楽さん、あんたと浮竹さんができてるのは知ってるけど、外でもこうなのかよ」
「そうだよ。僕ら、交際してること否定しないから、こうだよ」
浮竹の体の一護は、深いため息をついた。
「で、浮竹はどこに?」
「現世にいってみたいって、俺の家に帰った」
「仕方ない・・・僕らも現世にいってみよう」
京楽の言葉に、一護が不思議がる。
「いいのか、京楽さん。あんた隊長だろ、その勝手に現世にいったりして」
「なーに、緊急事態さ。ばれて怒られるとしても、山じいから説教されるくらいさ」
こうして、二人は現世に赴いた。
その頃、黒崎家では。
「このたわけ!」
いきなり、ルキアに顔面を蹴られた。
「くくく、朽木!?」
「貴様というやつは・・・・デートをすっぽかしよって。知らん。もう好きにしてしまえ」
ルキアは怒って尸魂界に戻ってしまった。
あわあわしているところで。
「一兄、なにしてんのさ」
夏梨に声をかけられて、ドキッとした。
「ななな、なんでもないぞ」
「変な一兄。なんか変なもんでも食べた?なんか動作っていうか口調っていうか、年よりくさい」
ガーン。
ショックを受けたが、こんな機会はそうそうないのだ。一護の財布を握りしめて、浮竹はスウィーツを求めて街を彷徨う。
デパートのケーキ屋さんに入り、食事できる席があったので、食べれるだけ食べた。
「ふーむ。やっぱり自分の体じゃないと、好きなように食べれないな」
残りを持ち帰りにして、デパートを出た。
そこで、霊圧を探っていた京楽と、一護に見つかってしまった。
「ちょっと、浮竹さん俺の金でケーキ買ったのかよ」
「ああ、これくらい京楽が補填してくれる。だめなら俺の給料から出そう」
「浮竹、いくら現世のスウィーツが食べたいからって、一護君の体を使うものじゃないよ。一護君はまだ若い。栄養がかたよると体に悪い」
「大丈夫、肺をやられている俺でさえ、甘味物を食べても平気なんだ」
3人で、一護の部屋にやってきた。
「いつ戻るんだこれ。戻らなかったらずっとこのままとか・・・冗談じゃねぇ」
一護のイライラに、浮竹はほんわりと笑んで、ペットボトルの茶を飲んだ。
「おお、茶まで売っていたのは驚いたが、おいしいな」
「浮竹さん、俺の顔でのほほんとするのやめてくれないか。アホに見える」
「あほ・・・・今の俺の顔は、緊張状態に似ているな」
やがて時間が経ち、元に戻った。
「よっしゃあああ!って、ルキアとのデートすっぽかした。どうしよう」
「ああ、朽木なら俺に蹴りを顔面に食らわせてから、尸魂界に戻ったぞ。「知らん、すきにしてしまえ」と言っていたなぁ」
「ああああああ浮竹さんのあほーーーーーーー!!」
一護は急いで、尸魂界の朽木家に戻り、ルキアに今頃は事情を話して謝罪している頃だろう。
「なぁ、京楽。せっかく現世にきたんだ。ちょっと遊んでいかないか」
「いいけど・・・・・」
「こっちの通貨の金はもってるか?」
「念のため、100万ほどもってきてるよ」
二人とも、カジュアルな服装だった。
「だったら、まずケーキバイキングにいこう。それから遊園地に水族館に動物園だ」
「ええ・・・・今日1日で、そんなに周りきれるかな?」
「回り切れなかったら、ホテルをとって一泊しよう」
「うわあ山じい怒るだろうなぁ」
「どうせ怒られるんだ。明日帰っても今帰っても同じさ」
こうしていい年をした大人二人は、若いカップルに紛れて一時、現世で羽を伸ばすのであった。
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