人生ゲーム
「日番谷隊長、人生ゲームをしよう」
そういって、浮竹は人生ゲームを10番隊の執務室に持ってきた。
「俺と、日番谷隊長と、京楽と、あと松本副隊長で、4人で人生ゲームをしよう」
浮竹の背後には、京楽がくっついてきていた。
日番谷は、いつもの二人にため息を零す。
また、きっと執務室は半壊か全壊だ。
「浮竹~僕といいことして遊ぼうよ」
「一人で遊んでろ」
「酷い!僕とのことは遊びだったのね!」
「ああ、遊びだ。遊びだから、人生ゲームするぞ」
浮竹は、京楽の泣き真似に何も感じず、もってきていた人生ゲームを広げた。
日番谷は、ちょうど執務を終わらせたばかりだった。
気分転換にいつも人騒がせなアホの二人に付き合うのもいいかと、人生ゲームのやり方を聞く。
「松本副隊長は?」
「あいつなら、隊首室で寝てる。今日の朝方まで吉良や檜佐木と飲んでたらしい。二日酔いだな」
それに心配した浮竹が、いつも持ち歩いている薬の中から、吐き気にきくものを、松本に渡した。
「ありがとうございます、浮竹隊長・・・・・んんん、なんか、すごい効く!?あれだけあった吐き気も頭痛もなくなりました!」
「うん、12番隊の涅マユリ特製の薬だから」
「おえー。そんなの飲んでも、副作用はないんですか?」
「ん、あるぞ。飲んだ次の日はしゃっくりが止まらなくなる」
「なんですか、その地味で嫌な副作用」
「さぁ、涅隊長のその時の気分で作られた薬だからな」
「浮竹、この薬飲んでよ」
京楽が、浮竹に何かの薬を渡すが、浮竹はそれを窓の外に投げ捨てた。
「ああ、僕の2日分の給料が!」
「どうせ、女体化とか、語尾にニャンがついたり、猫耳と猫の尻尾が生えたり・・・あるいは、ただの媚薬か、とにかくろくでもないもんだろ」
「心の声が、漏れる薬だよ」
「いいか、絶対飲まないからな!お茶やお菓子に混ぜて飲ませたら、絶交だからな!」
「えー。浮竹の素直な心が聞きたいのに」
「絶対嫌だ!」
「おい、お前ら、人生ゲームするのかしないのかはっきりしろ」
「あ、するする」
「浮竹がするなら、僕もする」
「あたしも混ぜてください」
こうやって、4人で人生ゲームをした。
1位は日番谷で、子供を6人こさえて大金持ちになってゴールした。
2位は松本で、子供を2人こさえて、会社の社長になってゴールした。
3位が京楽。子供はおらず、老人ホームに入ってゴールした。
最下位は浮竹だった。子供はおらず、ゴール直前で、大きな病気になって入院でゴールした。
「日番谷隊長は子だくさんだねぇ。桃ちゃんとの間に、何人子供作る気だい」
京楽のからかい声に、日番谷は真っ赤になった。
「な、俺と雛森は、そんなんじゃねぇ!」
「おー赤くなって照れちゃって、かわいいねぇ」
「京楽、お前は老人ホームにでも入ってろ」
浮竹が、もっていたハリセンで、スパンと日番谷をからかいまくる京楽の頭を叩いた。
「すまん、浮竹」
「ああ、ごめんな、日番谷隊長。こいつ、朝ずっとこんな様子で、絡んでくるんだよな。うっとうしいから蹴り飛ばしたら、泣きだして・・・・涅隊長の変な薬でものんだのかな」
「そうなんだよ、浮竹。新しくできた精強剤を飲んだら、なんか他人をからかいたくなったり、涙もろくなったりして・・・・・」
「はぁ?精強剤?」
浮竹は、京楽から離れた。
「こっちくるな。今日はもう、お前と一緒にはいない。日番谷隊長のところにいる」
「酷い!僕とのことは遊びだったのね!」
さめざめと泣きだす京楽は、泣きに泣きまくった。
「あめちゃんあげるから、泣き止め京楽」
「僕とピーーーしてくれる?」
「するか!」
調子に乗って、抱きついてきた京楽を投げ飛ばした。
「甘いよ、浮竹」
「ん・・・ちょ、何処さわって・・・・」
「ああ、君は僕の全てだ」
「ちょ、やめ・・・・・・」
松本は、腐った目で腐っている二人を熱のこもった視線で見守っていた。
「生ですよ、生。見ないと損ですよね、隊長」
「お前も京楽も、それに浮竹も・・・・みんなまとめて、どっかいけ!蒼天に座せ、氷輪丸!」
ひゅるるるるる、どっかーーーん。
10番隊の執務室を半壊して、3人は吹き飛んで行った。
「あ、人生ゲーム面白いから、雛森としようと思ったのに、一緒にふっとばしてしまった・・・・」
そう後悔する、日番谷だった。
そういって、浮竹は人生ゲームを10番隊の執務室に持ってきた。
「俺と、日番谷隊長と、京楽と、あと松本副隊長で、4人で人生ゲームをしよう」
浮竹の背後には、京楽がくっついてきていた。
日番谷は、いつもの二人にため息を零す。
また、きっと執務室は半壊か全壊だ。
「浮竹~僕といいことして遊ぼうよ」
「一人で遊んでろ」
「酷い!僕とのことは遊びだったのね!」
「ああ、遊びだ。遊びだから、人生ゲームするぞ」
浮竹は、京楽の泣き真似に何も感じず、もってきていた人生ゲームを広げた。
日番谷は、ちょうど執務を終わらせたばかりだった。
気分転換にいつも人騒がせなアホの二人に付き合うのもいいかと、人生ゲームのやり方を聞く。
「松本副隊長は?」
「あいつなら、隊首室で寝てる。今日の朝方まで吉良や檜佐木と飲んでたらしい。二日酔いだな」
それに心配した浮竹が、いつも持ち歩いている薬の中から、吐き気にきくものを、松本に渡した。
「ありがとうございます、浮竹隊長・・・・・んんん、なんか、すごい効く!?あれだけあった吐き気も頭痛もなくなりました!」
「うん、12番隊の涅マユリ特製の薬だから」
「おえー。そんなの飲んでも、副作用はないんですか?」
「ん、あるぞ。飲んだ次の日はしゃっくりが止まらなくなる」
「なんですか、その地味で嫌な副作用」
「さぁ、涅隊長のその時の気分で作られた薬だからな」
「浮竹、この薬飲んでよ」
京楽が、浮竹に何かの薬を渡すが、浮竹はそれを窓の外に投げ捨てた。
「ああ、僕の2日分の給料が!」
「どうせ、女体化とか、語尾にニャンがついたり、猫耳と猫の尻尾が生えたり・・・あるいは、ただの媚薬か、とにかくろくでもないもんだろ」
「心の声が、漏れる薬だよ」
「いいか、絶対飲まないからな!お茶やお菓子に混ぜて飲ませたら、絶交だからな!」
「えー。浮竹の素直な心が聞きたいのに」
「絶対嫌だ!」
「おい、お前ら、人生ゲームするのかしないのかはっきりしろ」
「あ、するする」
「浮竹がするなら、僕もする」
「あたしも混ぜてください」
こうやって、4人で人生ゲームをした。
1位は日番谷で、子供を6人こさえて大金持ちになってゴールした。
2位は松本で、子供を2人こさえて、会社の社長になってゴールした。
3位が京楽。子供はおらず、老人ホームに入ってゴールした。
最下位は浮竹だった。子供はおらず、ゴール直前で、大きな病気になって入院でゴールした。
「日番谷隊長は子だくさんだねぇ。桃ちゃんとの間に、何人子供作る気だい」
京楽のからかい声に、日番谷は真っ赤になった。
「な、俺と雛森は、そんなんじゃねぇ!」
「おー赤くなって照れちゃって、かわいいねぇ」
「京楽、お前は老人ホームにでも入ってろ」
浮竹が、もっていたハリセンで、スパンと日番谷をからかいまくる京楽の頭を叩いた。
「すまん、浮竹」
「ああ、ごめんな、日番谷隊長。こいつ、朝ずっとこんな様子で、絡んでくるんだよな。うっとうしいから蹴り飛ばしたら、泣きだして・・・・涅隊長の変な薬でものんだのかな」
「そうなんだよ、浮竹。新しくできた精強剤を飲んだら、なんか他人をからかいたくなったり、涙もろくなったりして・・・・・」
「はぁ?精強剤?」
浮竹は、京楽から離れた。
「こっちくるな。今日はもう、お前と一緒にはいない。日番谷隊長のところにいる」
「酷い!僕とのことは遊びだったのね!」
さめざめと泣きだす京楽は、泣きに泣きまくった。
「あめちゃんあげるから、泣き止め京楽」
「僕とピーーーしてくれる?」
「するか!」
調子に乗って、抱きついてきた京楽を投げ飛ばした。
「甘いよ、浮竹」
「ん・・・ちょ、何処さわって・・・・」
「ああ、君は僕の全てだ」
「ちょ、やめ・・・・・・」
松本は、腐った目で腐っている二人を熱のこもった視線で見守っていた。
「生ですよ、生。見ないと損ですよね、隊長」
「お前も京楽も、それに浮竹も・・・・みんなまとめて、どっかいけ!蒼天に座せ、氷輪丸!」
ひゅるるるるる、どっかーーーん。
10番隊の執務室を半壊して、3人は吹き飛んで行った。
「あ、人生ゲーム面白いから、雛森としようと思ったのに、一緒にふっとばしてしまった・・・・」
そう後悔する、日番谷だった。
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