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凍った砂時計 一護とルキア

それは、尸魂界にルキアが帰る前に遡る。

市崎ナガレと婚姻する前だ。


一護に、残された期間は僅か4か月。

「なぁ、ルキア」

「なんだ」

同じべッドで横になっていた。

一護の腕の中に、ルキアはいた。

それは、一護がルキアを好きだと言い出す前からの行動で、当たり前のようにルキアは一護の腕の中で、その細く小さい肢体をすっぽりと収めていた。

「付き合おう、俺たち」

「え・・・」

「だって、お前も俺のこと好きなんだろ?じゃあ、付き合おうぜ」

「う、うむ・・・・」

一護の腕の中で、ルキアは真っ赤になっていた。

「なんだよ、照れてるのかよ。今更だろ。この体勢も前からだし・・・・そもそも、お前は男に対して無防備すぎるんだよ!まさか、恋次ともこういう風に寝てたんじゃねぇだろうな」

「う・・・・・」

図星だった。

たまに、恋次と飲みにいって酔っぱらった後、恋次の腕の中にいることがあった。

「もう、俺以外の男に気を許すなよ」

「兄様もか?」

「いや、白哉はいいけど。お前の兄貴で家族なんだし」

その言葉に、ルキアはほっとしていた。

「なぁ、ルキア」

「なんだ」

「明日、デートしようぜ。ちょうど土曜だし」

「でででで、デート!?」

「なんだよ、嫌なのかよ」

「そうではないが・・・・・」

どう答えればいいのか、ルキアには分からなかったのでこういった。

「き、貴様とのデート、受けてたってやろう」

「おい、決闘じゃねーんだぞ」

「私にとっては似たようなものだ!でででデートなど、けしからん!」

「だめなのか?」

「だめじゃない」

「あーもう、ルキアかわいすぎ」

一護は、腕の中のルキアを抱き締めた。

「もう寝るぞ!」

「ああ、そうだな」

明日か。わくわくする。そう思いながら、ルキアも一護も眠った。

「おい、起きろ一護!」

「んー、後1時間・・・・」

「私とデートする約束はどうなるのだ!」

そう言われて、一護はばっと飛び起きた。

「ええっ、もう1時かよ!」

一護は慌てて支度をして、1時半にルキアと一緒に外に出た。

まず、ファミレスで食事をとった。

3時から2時間ばかり、恋愛ものの流行りの映画を見た。

それから、デパートで買い物をした。

ふと、ルキアが宝石店のアメジストのペンダントを見ているのを見て、その値段を見て一護は決意する。

「これ、ください」

「おい、一護!こんな高いもの・・・・」

「いいんだよ。バイトしてためた金あるから」

本当は、一人暮らしの時のためにためていた金であるが、ルキアを喜ばせるめなら惜しくなかった。

包装してもらわず、そのままルキアの首に飾ってやった。

「似合ってるぜ、ルキア」

「一護・・・・・・ありがとう」

その日は、それが最後だった。

それから毎週、土日はデートした。ルキアと在れる時間を大切にした。

ルキアと付き合いはじめて2か月目。

父親と、双子の妹が旅行に出かけた。

「なぁルキア・・・・・抱いていいか」

一護とルキア以外、誰もいない黒崎家で、一護がそう言った。

ルキアは、体を硬くさせた。

「私は・・・初めてなのだ。その、こんな私でいいのか?」

「お前じゃなきゃだめなんだ」

「構わぬ。抱け」

ベッドに大の字で寝転ぶルキアに、苦笑を零して、その体を抱き寄せた。

「優しくするから・・・・・」

口づけられた。

「んっ・・」

キスは、もう何十回としてきた。

一護は、ルキアの服を全部脱がせると、自分も裸になった。

「ルキア好きだ・・・・」

「ああっ!」

輪郭全体を愛撫され、薄い胸に手をかけられる。全体をやわやわともみしだかられて先端を口に含まれた。

「んあっ」

もう片方をつままれると、甘い電流が全身に走った。

「あ・・・」

くちゅりと、濡れてしまった秘所に手を這わされる。

「や・・・」

「優しくするから・・・・」

くちゅくちゅと、手で愛撫されて、ルキアは頭が真っ白になった。前立腺を刺激されて、陰核をつままれて何も考えられなくなる。

「ああああああ!」

「いったのか?」

「いく・・・これが?」

「ああ。気もちいい?」

「あ、気持ちいい、一護、もっと・・・・」

キスを何度もされた。

やがて、一護自身がルキアの中に入ってくる。

「んあああ」

ぶちぶちと音をたてて、処女膜が破られる。

「ごめん、ルキア・・・・」

「あ・・・・・」

優しく貫かれた。何度も気持ちのいいとろを突き上げられて、何度もルキアはいった。

ズチュリと音を立てて、奥まで犯される。

「ああ!」

一護は、ルキアの体の中に、欲望を放っていた。

「避妊してなかったけど・・・・大丈夫だよな?義骸だし・・・」

「ん・・・・ああ、義骸が妊娠することなどない」

「よかった・・・・・」

ルキアは何度もいかされたが、一護がいったのは一回だけ。

「物足りぬであろう」

ルキアに手淫されて、一護は二度ほど欲望を放って、その日は一緒に湯浴みして、眠った。

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