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凍った砂時計 蘇る記憶

ルキアと一護は、常に一緒にいた。

ある日、一緒にいると、ふとルキアが動きを止めた。

ボロボロと涙を零し出すルキアに、一護がぎょっとなった。

「ルキア、どこか痛いのか?」

「思い出したのだ。貴様のことを。貴様に死神の力を託し、処刑されるはずだった私を助けに来てくれた。一緒に虚圏にいって、戦った。大戦では、一護の存在がなかったら勝てなかった・・・・」

「ルキア、思い出してくれたのか」

「ああ、何もかも鮮明に・・・付き合い始めた頃のことも、貴様と初めて体を重ねた時のことも・・・・・ああ何故私は今の今まで、これほど大切なことを忘れていたのであろうか」

ルキアを抱き締めた。

「お前は何も悪くない・・・・・」

「一護、愛している。私には、貴様だけなのだ」

ルキアと一護は互いを抱き締めあい、長い時間抱擁しあっていた。



ルキアが、ある日こう言った。

「貴様を死神化するという話が宙に浮いたままになっていたな。今日、その薬を飲んでもらうことになる」

「そうか」

白哉に呼び出された。

そして、死神に完全になるという薬を渡された。

一護は、白哉とルキアの目の前で、その薬を飲んだ。。

「だあああ、まずい!しかも辛い!水、水!」

ルキアに水を与えられて、それをごくごくと飲んでいった。

「これで、兄は晴れて死神の仲間入りだ。ルキアとの婚礼も控えているし、護廷13隊13番隊の3席が、兄には用意されてある」

「ああ、白哉いろいろとすまねーな」

白哉も市崎ナガレに記憶をいじられていたが、4番隊に診てもらい、完全に記憶は戻っていた。

ルキアは、一護のことを思い出してくれた。

記憶がなかった時、ルキアは、また一護を選んでくれた。一護の手を取ってくれた。それだけで十分だった。

「ルキア、俺との婚礼大丈夫か?市崎ナガレのこと、フラシュバックしたりしないか?」

「あのようなクズのことなど忘れた。一護、貴様と私は結ばれる。私には、貴様と出会い共有した3年間といく記憶を失っていたが、それでもまた一護、貴様のことを好きになった」

「ああ、嬉しいぜルキア」

「もう、決して私を手放すな。一護、愛している」

「俺も愛している、ルキア」

ルキアは、愛らしい男児を産んだ。市崎ナガレとの子であったが、一護は自分の子として迎え入れた。

すでに、ルキアと一護は籍が入れられており、一護が朽木家に婿入りした形であった。

その日の夜。

一護は、ルキアを抱いた。市崎ナガレに抱かれたことをずっと気にして、体を許してくれなかったルキアであったが、一護が自分のために人間であることを捨てて死神となったのだ。ご褒美を与えてあげないといけないと思った。

「ルキア・・・綺麗だ」

「あ、一護・・・・・」

寝室で睦みあった。

子を産んだが、体形はどこも崩れておらず、細かった。

子を産んだせいで、少し豊満な胸にしゃぶりつくと、母乳が出てそれを一護は当たり前のように飲んだ。

「貴様、それは一勇の・・・・」

男児は、一勇と名付けられて、ルキアと一護が育てていた。

「いいじゃねぇか、減るもんじゃなし」

「減るわたわけ!」

蹴られて、でも一護は微笑んでいた。

「好きだ、ルキア」

「私も好きだ、一護・・・・」

お互い、一糸纏わぬ姿になって、褥に横になった。

「ああっ」

輪郭全体を愛撫してやり、胸を揉んだ。

「んっ・・・」

舌が絡まるキスをした。

秘所に手を這わすと、そこは濡れいた。

「んあああ!」

一護が、秘所に舌を入れてきた。あふれ出す愛液を舐めとる。

「い、一護、そのような・・・・」

「一度、いっちまえ」

指で秘所の前立腺がある天井部分をくちゅくちゅとこすってやり、陰核を摘みあげると、びくんびくんとルキアの体がはねた。

「あああああ!!」

ルキアの中で、何かが弾けた。

「ああああ!」

何度も手で秘所をいじられていると、体全体が熱くなり、指では物足りなくなってきた。

「一護、もう指はよい。早く、来い」

「抱いても、大丈夫そうか?」

「大丈夫だ。お前と、早く一つになりたい・・・・・」

一護は、ルキアの希望通り、ルキアを貫いた。

「ひああ!」

体をずりあげて逃げようとするルキアの体を、抑え込む。

「逃げるなよ」

ぐちゅぐちゅと、結合部はいやらしい音を立てた。

「あ、あ、あ!」

何度も突き上た。

陰核を摘みあげると、ルキアはまたいってしまった。

「あああああああ!

「もっといけよ」

「ああ、一護!一護も一緒に・・・・・」

「ああ、ルキア、愛してる」

ルキアの子宮の奥まで突き上げて、中にびゅるるると、濃い液体を注いでやった。

「あああ!」

一護は、それだけでは終わらなかった。

ルキアを、背後から貫いていく。

「あ、この体勢、嫌だ・・・」

「なんで?」

「貴様の顔が見えない・・・見えないのは、嫌だ・・・ああああ!」

中を抉るようにしに、元の体位に戻る。

それから騎乗位にして、ルキアを下から突き上げた。

「んあう!」

「ルキア、ここ好きだよな?」

くちゅくちゅと、前立腺のある入り口の天井あたりを灼熱でこすってやると、ルキア涙を零した。

「ああ、今一護と一つになってどろどろに溶けている・・・・・・」

「もっとどろどろになれよ。俺以外のこと、忘れるようなくらいに・・・・・・」

「ひああああああ!」

前立腺を突き上げられて、ルキアは今日何回目にかになるかも分からない、女としての喜びを与えられて、いってしまった。

結局、一護はルキアの中で4回も弾けた。

「子種、たくさん注いいでやったから、子供できるかもな」

「貴様との子なら、さぞ愛らしいであろうな・・・・・・」

「今度は、女の子がいい」

「子ができるのも、性別も、天に運を任すのみだ・・・・」

その日の夜は、二人で同じ褥で眠った。


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