奴隷竜とSランク冒険者17
「ドラゴン退治だけどいける、浮竹?」
「ああ。俺は大丈夫だ」
冒険者ギルドに、緊急クエストがもちこまれた。
アスラ火山に住んでいたファイアードラゴンが暴れ出し、火山が噴火しそうなのだという。
火山が噴火すれば未曾有の被害が出る。
Sランク冒険者の中でも、上位の京楽と浮竹がおもむくことになった。
「ファイアードラゴン。言葉は分かるかい!」
「こざかしい人間風情が、我に話かけるな。人の子の言葉など、聞かぬ」
「どうか、暴れるのを止めて大人しく火山の中で眠りについてほしい」
今度は浮竹が話かけた。
「ほう。ムーンホワイトドラゴンか。我の糧になるのか?」
ファイアードラゴンは、浮竹を喰らう気でいた。
「人の言葉が分かる真竜だけど、だめだね。同胞である浮竹を食べたいだなんて、ドラゴンがドラゴンを食うなんて聞いたことがない」
「ファイアーブレス!」
話は終わったとばかりに、ファイアーブレスを吐いてくるファイアードラゴンに、浮竹はアイシクルブレスを吐いた。
じゅわっと蒸気がたちのぼる。
「火山地帯は・・・・向こうに有利だ。外に誘い出そう」
「分かったよ!ほら、こっちだよ、のろまのくず!」
「なにぃ!我を愚弄するか!」
ファイアードラゴンは、怒りに任せて空を飛んだ。
ごうっと風がうなる。
浮竹もドラゴン化して、京楽を背に乗せて空を飛ぶ。
「アイシクルブレス!」
「ファイアーブレス!」
「カラミティアイシクルチェーン!」
京楽は、浮竹の背中から氷の鎖をつくると、それでファイアードラゴンの翼をがんじがらめにした。
ズドオオンと巨大な音をたてて、巨体が宙から地面に落下する。
「おのれええ、人間が!我にたてつく月竜も、ともに食ろうてくれる」
ファイアードラゴンは暴れに暴れた。
それをうまく避けて、京楽がドラゴンスレイヤーの魔剣でファイアードラゴンを切っていく。
始めは角を。牙を。爪を。
鱗を切り、肉を切り裂く頃には、ファイアードラゴンは弱気になっていた。
「わ、我が悪かった。もう、暴れぬ」
「じゃあ、大人しく火山で眠りについてくれるかい?」
「京楽、危ない!」
大人しくなったと見せかけて、ファイアーブレスを京楽に放つファイアードラゴン。
それを、ドラゴンの姿のままの浮竹が庇った。
白い美し羽毛は焼け焦げて、酷いダメージを負う。
「よくも浮竹を・・・・ドラゴンスレイヤー解放!ドラゴンの命を食らいつくせ!」
雄叫びをあげつつ、ドラゴンスレイヤーの魔剣は、ファイアードラゴンの核である額の赤い水晶を割り、心臓まで刃を届かせた。
「ばかな・・・・ドラゴンである我が、人ごときに・・・・・・」
その言葉を最後に、ファイアードラゴンは息絶えた。
「浮竹!」
「ああ、京楽。すまない、へまをした」
「僕を庇ったせいでしょ!セイントヒール」
京楽は、浮竹の傷を癒していくが、傷は深かった。
「これ・・・・呪詛が含まれているね。人化できるかい?」
「ああ」
人の姿をとった浮竹は、背に酷い火傷を負っていた。
「セイントヒール」
先ほどよりましになったが、呪詛が含まれているせいか、完全に治らない。
「神殿にいこう。呪詛を解除してもらわないと。歩ける?」
「ああ。歩ける」
ファイアードラゴンの躯をアイテムポケットに入れて、京楽はスクロールを出す。
「帰還スクロール使うから、傍に」
「ああ」
帰還スクロールで王都にまで戻ると、早速大地母神の神殿にいき、大金をはたいて呪詛を解除してもらった。
「汝に、大いなる恵みをもらたさんことを・・・・セイントブレス」
京楽は呪詛系統を解除する魔法はもっていない。浮竹もだった。
呪詛系を解除できるのは、大地母神の神殿にいる者のみだ。
「ゴッドヒール」
呪詛を解除してもらう同時に、京楽は自分がもっている最高の回復術を浮竹に施した。
いろいろ触媒がいるので、普段は使えない回復魔法だ。
浮竹の背中の傷は、綺麗に治っていた。
「ああ、良かった。君の体に傷が残ったと思うだけで、卒倒しそうになるよ」
「大袈裟だな」
浮竹と京楽は、冒険者ギルドにいき、ファイアードラゴンの討伐を報告して、素材としてファイアードラゴンを解体して買いとってもらい、白金貨20万枚を合計で手にしていた。
「浮竹、本当に大丈夫?」
「ああ。京楽のお陰で」
「念のため、3日は冒険者稼業を休もう」
「大袈裟だな・・・・・・」
いつも泊まっている高級宿の部屋につくと、京楽は浮竹を抱きしめた。
「君が僕を庇って怪我をした。僕は僕が許せない」
「京楽・・・・・・」
浮竹は、京楽に口づけた。
「浮竹?」
「俺は大丈夫だ。それより、最近ずっと我慢していたせいで、どうにかなりそうだ。抱いてくれ」
「怪我は大丈夫なの?」
「ああ」
「じゃあ、食べちゃうよ?」
「どうぞ、お好きに」
とさりとベッドに押し倒されて、浮竹の長い白髪が舞う。
「あ・・・・・・」
服を脱がされて、胸の先端を甘噛みされて、我慢できないとばかりに浮竹は京楽の服を脱がす。
「早急だね」
「お前の子種が、欲しい・・・・」
番に近いパートナーになったために、浮竹は京楽のエナジーを性的なことで取り入れていた。
「んっ」
蕾をほぐされて、潤滑油にまみれた指が入ってくる。
「も、いいから・・・・早く!」
「ならないと、浮竹が辛いよ?」
「大丈夫だから・・・・・・」
浮竹は妖艶に微笑み、京楽の腰を足で挟んだ。
「んっ・・・・いれるよ」
「ああああ!!!」
その衝撃に、浮竹は精液を飛び散らせていってしまう。
「大丈夫?」
「あ、大丈夫だから、俺の中に、お前の子種をいっぱいだせ。孕ませるくらいに」
希少種のドラゴンは他種族の同性との間にも子ができるようになっていた。
子供を産むつもりはないので、浮竹は行為の後に必ずアフターピルを飲んだ。
「あ、あ、ああああ」
パンパンと肉がぶつかりあうくらい、交じりあう。
蕾はどちらのものかも分からない体液で泡立ち、浮竹の太ももを京楽の精液が伝い落ちる。
「ひああああああ!!!」
ごりごりっと弱い奥を貫かれて、浮竹は背をしならせた。
「あ、いってる、いってるから、だめぇぇぇぇ」
「君の好きな子種注ぐよ?」
「あ、だめえええ」
京楽は、浮竹の胎の奥に、熱い液体を迸らせた。
「あああ、ひあっ」
「まだ、いけるよね?」
「んっ、もっとくれ。お前の愛と子種を」
「愛してるよ、浮竹」
「俺も、愛してる、京楽・・・・・・」
そのあと4回ほど睦みあい、お互いすっきりして風呂に入って次の日は昼まで寝た。
浮竹はちゃんとアフターピルを飲んでいた。
「ねぇ、いつか僕が子供ほしいっていったら、産んでくれる?」
「う・・・・だめだ。ドラゴンの子育ては難しい。生まれた時点で、自我をもって行動する。俺が産めば、100%ドラゴンが生まれる」
「そっか・・・」
「子供、欲しいのか?」
「少しだけね。浮竹との愛の結晶があればいいのにと思っただけだよ」
「子を産めない俺を、嫌いになったか?」
「まさか。死ぬほど愛してるよ、浮竹」
「あ、京楽・・・・・昨日、したばかり・・・だろ・・・・・・」
「君も素直になりなよ。もう、濡れてる・・・・」
「ああっ」
「んっ」
次の日も睦み合い、しばらく浮竹はベッドの上から動けないようになるのであった。
「ああ。俺は大丈夫だ」
冒険者ギルドに、緊急クエストがもちこまれた。
アスラ火山に住んでいたファイアードラゴンが暴れ出し、火山が噴火しそうなのだという。
火山が噴火すれば未曾有の被害が出る。
Sランク冒険者の中でも、上位の京楽と浮竹がおもむくことになった。
「ファイアードラゴン。言葉は分かるかい!」
「こざかしい人間風情が、我に話かけるな。人の子の言葉など、聞かぬ」
「どうか、暴れるのを止めて大人しく火山の中で眠りについてほしい」
今度は浮竹が話かけた。
「ほう。ムーンホワイトドラゴンか。我の糧になるのか?」
ファイアードラゴンは、浮竹を喰らう気でいた。
「人の言葉が分かる真竜だけど、だめだね。同胞である浮竹を食べたいだなんて、ドラゴンがドラゴンを食うなんて聞いたことがない」
「ファイアーブレス!」
話は終わったとばかりに、ファイアーブレスを吐いてくるファイアードラゴンに、浮竹はアイシクルブレスを吐いた。
じゅわっと蒸気がたちのぼる。
「火山地帯は・・・・向こうに有利だ。外に誘い出そう」
「分かったよ!ほら、こっちだよ、のろまのくず!」
「なにぃ!我を愚弄するか!」
ファイアードラゴンは、怒りに任せて空を飛んだ。
ごうっと風がうなる。
浮竹もドラゴン化して、京楽を背に乗せて空を飛ぶ。
「アイシクルブレス!」
「ファイアーブレス!」
「カラミティアイシクルチェーン!」
京楽は、浮竹の背中から氷の鎖をつくると、それでファイアードラゴンの翼をがんじがらめにした。
ズドオオンと巨大な音をたてて、巨体が宙から地面に落下する。
「おのれええ、人間が!我にたてつく月竜も、ともに食ろうてくれる」
ファイアードラゴンは暴れに暴れた。
それをうまく避けて、京楽がドラゴンスレイヤーの魔剣でファイアードラゴンを切っていく。
始めは角を。牙を。爪を。
鱗を切り、肉を切り裂く頃には、ファイアードラゴンは弱気になっていた。
「わ、我が悪かった。もう、暴れぬ」
「じゃあ、大人しく火山で眠りについてくれるかい?」
「京楽、危ない!」
大人しくなったと見せかけて、ファイアーブレスを京楽に放つファイアードラゴン。
それを、ドラゴンの姿のままの浮竹が庇った。
白い美し羽毛は焼け焦げて、酷いダメージを負う。
「よくも浮竹を・・・・ドラゴンスレイヤー解放!ドラゴンの命を食らいつくせ!」
雄叫びをあげつつ、ドラゴンスレイヤーの魔剣は、ファイアードラゴンの核である額の赤い水晶を割り、心臓まで刃を届かせた。
「ばかな・・・・ドラゴンである我が、人ごときに・・・・・・」
その言葉を最後に、ファイアードラゴンは息絶えた。
「浮竹!」
「ああ、京楽。すまない、へまをした」
「僕を庇ったせいでしょ!セイントヒール」
京楽は、浮竹の傷を癒していくが、傷は深かった。
「これ・・・・呪詛が含まれているね。人化できるかい?」
「ああ」
人の姿をとった浮竹は、背に酷い火傷を負っていた。
「セイントヒール」
先ほどよりましになったが、呪詛が含まれているせいか、完全に治らない。
「神殿にいこう。呪詛を解除してもらわないと。歩ける?」
「ああ。歩ける」
ファイアードラゴンの躯をアイテムポケットに入れて、京楽はスクロールを出す。
「帰還スクロール使うから、傍に」
「ああ」
帰還スクロールで王都にまで戻ると、早速大地母神の神殿にいき、大金をはたいて呪詛を解除してもらった。
「汝に、大いなる恵みをもらたさんことを・・・・セイントブレス」
京楽は呪詛系統を解除する魔法はもっていない。浮竹もだった。
呪詛系を解除できるのは、大地母神の神殿にいる者のみだ。
「ゴッドヒール」
呪詛を解除してもらう同時に、京楽は自分がもっている最高の回復術を浮竹に施した。
いろいろ触媒がいるので、普段は使えない回復魔法だ。
浮竹の背中の傷は、綺麗に治っていた。
「ああ、良かった。君の体に傷が残ったと思うだけで、卒倒しそうになるよ」
「大袈裟だな」
浮竹と京楽は、冒険者ギルドにいき、ファイアードラゴンの討伐を報告して、素材としてファイアードラゴンを解体して買いとってもらい、白金貨20万枚を合計で手にしていた。
「浮竹、本当に大丈夫?」
「ああ。京楽のお陰で」
「念のため、3日は冒険者稼業を休もう」
「大袈裟だな・・・・・・」
いつも泊まっている高級宿の部屋につくと、京楽は浮竹を抱きしめた。
「君が僕を庇って怪我をした。僕は僕が許せない」
「京楽・・・・・・」
浮竹は、京楽に口づけた。
「浮竹?」
「俺は大丈夫だ。それより、最近ずっと我慢していたせいで、どうにかなりそうだ。抱いてくれ」
「怪我は大丈夫なの?」
「ああ」
「じゃあ、食べちゃうよ?」
「どうぞ、お好きに」
とさりとベッドに押し倒されて、浮竹の長い白髪が舞う。
「あ・・・・・・」
服を脱がされて、胸の先端を甘噛みされて、我慢できないとばかりに浮竹は京楽の服を脱がす。
「早急だね」
「お前の子種が、欲しい・・・・」
番に近いパートナーになったために、浮竹は京楽のエナジーを性的なことで取り入れていた。
「んっ」
蕾をほぐされて、潤滑油にまみれた指が入ってくる。
「も、いいから・・・・早く!」
「ならないと、浮竹が辛いよ?」
「大丈夫だから・・・・・・」
浮竹は妖艶に微笑み、京楽の腰を足で挟んだ。
「んっ・・・・いれるよ」
「ああああ!!!」
その衝撃に、浮竹は精液を飛び散らせていってしまう。
「大丈夫?」
「あ、大丈夫だから、俺の中に、お前の子種をいっぱいだせ。孕ませるくらいに」
希少種のドラゴンは他種族の同性との間にも子ができるようになっていた。
子供を産むつもりはないので、浮竹は行為の後に必ずアフターピルを飲んだ。
「あ、あ、ああああ」
パンパンと肉がぶつかりあうくらい、交じりあう。
蕾はどちらのものかも分からない体液で泡立ち、浮竹の太ももを京楽の精液が伝い落ちる。
「ひああああああ!!!」
ごりごりっと弱い奥を貫かれて、浮竹は背をしならせた。
「あ、いってる、いってるから、だめぇぇぇぇ」
「君の好きな子種注ぐよ?」
「あ、だめえええ」
京楽は、浮竹の胎の奥に、熱い液体を迸らせた。
「あああ、ひあっ」
「まだ、いけるよね?」
「んっ、もっとくれ。お前の愛と子種を」
「愛してるよ、浮竹」
「俺も、愛してる、京楽・・・・・・」
そのあと4回ほど睦みあい、お互いすっきりして風呂に入って次の日は昼まで寝た。
浮竹はちゃんとアフターピルを飲んでいた。
「ねぇ、いつか僕が子供ほしいっていったら、産んでくれる?」
「う・・・・だめだ。ドラゴンの子育ては難しい。生まれた時点で、自我をもって行動する。俺が産めば、100%ドラゴンが生まれる」
「そっか・・・」
「子供、欲しいのか?」
「少しだけね。浮竹との愛の結晶があればいいのにと思っただけだよ」
「子を産めない俺を、嫌いになったか?」
「まさか。死ぬほど愛してるよ、浮竹」
「あ、京楽・・・・・昨日、したばかり・・・だろ・・・・・・」
「君も素直になりなよ。もう、濡れてる・・・・」
「ああっ」
「んっ」
次の日も睦み合い、しばらく浮竹はベッドの上から動けないようになるのであった。
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