奴隷竜とSランク冒険者44
また新月の夜がやってきた。
浮竹は、森の中でフルムーンドラゴンになった。
「ぐるるるるるる」
やった、大人のドラゴンだ!
そう喜ぶ浮竹を見ていた京楽は、浮竹の体が白銀に眩しく輝くのを見ていた。
ぽんっ。
音をたてて、30メートルはあるであろう巨大なドラゴンが、40センチくらいのちびどらごんになった。
「ぴぴいいい」
なんでだあああ。
浮竹は怒った。
その怒りを、京楽にぶつける。
「ぴいぴい」
「え?やけ食いしてやる?いいけど、どこかお店は・・・・・・」
「ぴいぴい」
「俺のこんな姿じゃどこかの店で食べるなんて不可能だ・・・・・それもそうだね。ボクが作るよ」
早速、浮竹は透明化する魔法を使って京楽の肩にしがみつき、京楽は大量の食材を買い込んで、アイテムポケットにいれる。
浮竹のいうやけ食いは、ほんとにやけ食いだ。
ブラックホールと化した胃に食べ物が吸い込まれていく。
フルムーンドラゴンとして覚醒したことで、巨体を維持するエネルギーは空気中の魔力からとれるようになったのだが、食欲は変わらず、良く食べた。
「ぴいいい」
「早く作れ?まってよ、今いろいろおいしいパンを買っていくから、ボクが調理している間、それでも食べてて」
「ぴい♪」
高級宿に帰ると、もはや専用となっている厨房で、まずは唐揚げを4人前。次にコンソメスープ、わかめスープ、ふかひれスープ、コーンポタージュスープを2人前。
次にカレーライス、ハヤシライス、明太子スパゲッティ、海鮮パスタをこれも2人前。
海鮮サラダと、普通のサラダを1人前。
デザートは桃のタルト、苺ショートケーキ、アップルパイ、チーズケーキ、そしてチョコレートケーキをホール1個。
全て、浮竹の胃に収まってしまった。
「ぴいぴい」
「ええ、まだ足りないの?もういつもの3倍は食べてるじゃない」
「ぴいぴい」
「もっと作れ?流石のボクも疲れてきたよ。ハイエルフの君のところにいって、夕飯たかろう」
「ぴい?」
「そんなことしていいのかって?構わないでしょ」
京楽は、自分が楽したいきもちもあって、ちびドラゴンの浮竹を連れて、ワープポータルに入り、ハイエルフの浮竹がいる神殿(家)にやってきた。
「浮竹が飢えてるんだ。食べ物を恵んでやって」
『お、またちびなのか。って、その姿から見るに、けっこう食べたな?俺の目は誤魔化されないぞ』
「ぴいいいい」
『いいから飯よこせ?大分人格かわってるな・・・・・』
「浮竹は、食べ物のことが絡むとちょっと変になるから」
『まぁいい。奥に京楽がドラゴン姿でいる。京楽の作り置きしていた飯を出そう』
「ぴいいい」
浮竹は、ダークネスインフェルノドラゴンの京楽のところにいって、その顔面をひっかいたり、尻尾でぶん殴ったりして遊んでいた。
子供のすることなので、ダークネスインフェルノドラゴンの京楽は、遊び相手をしてやった。
『君って、見かけはかわいいけど、燃費が半端ないよね』
「ぴいいいい」
『悪かったかって?まぁ別にいいんだけどさ。ボクも空腹を覚えたら、けっこう食べるから』
「ぴいいい」
『え、浮竹のために用意しておいたご飯を食べるの?ああ、また作り置きしなきゃ・・・君、全部食べるつもりでしょ」
「ぴい♪」
『君じゃなかったら、引き裂いてるよ』
「浮竹、ご飯の用意ができたよ」
「ぴいいいい」
京楽に呼ばれて、浮竹は食堂に移動する。
オムライスとかチーズハンバーグ、ハンバーガー、ポテト、ピザといろいろでてきたが、浮竹はペロリと全てを平らげてしまった。
「ぴいいいい」
『今日はこの変で辛抱してやるだって?どんだけ食べたら、フルムーンドラゴンの俺は満足するんだ』
「ぴい」
浮竹は、分からないと言った。
おなかがいっぱいになって、浮竹は丸くなって眠ってしまう。
『お、もふれる・・・・』
「今起こしたら、また食べたいっていいだすよ。今日はこのまま、ここ泊まらせてくれないかな。新月の夜が過ぎたら、食欲も大分おさまるから」
『仕方ないなぁ』
ハイエルフの浮竹は、もふりたい衝動を押し殺して、京楽が浮竹を抱き上げて、ゲストル―ムに案内されて、浮竹をベッドに寝かせた。
「はぁ・・・・ちょっとだけならいいよね」
京楽は浮竹をもふった。
浮竹はよく眠っていて、起きなかったので、ハイエルフの浮竹ももふるのだった。
一人放置されているダークネスインフェルノドラゴンの京楽は、すねてその後ハイエルフの浮竹が苦労したらしい。
浮竹は、森の中でフルムーンドラゴンになった。
「ぐるるるるるる」
やった、大人のドラゴンだ!
そう喜ぶ浮竹を見ていた京楽は、浮竹の体が白銀に眩しく輝くのを見ていた。
ぽんっ。
音をたてて、30メートルはあるであろう巨大なドラゴンが、40センチくらいのちびどらごんになった。
「ぴぴいいい」
なんでだあああ。
浮竹は怒った。
その怒りを、京楽にぶつける。
「ぴいぴい」
「え?やけ食いしてやる?いいけど、どこかお店は・・・・・・」
「ぴいぴい」
「俺のこんな姿じゃどこかの店で食べるなんて不可能だ・・・・・それもそうだね。ボクが作るよ」
早速、浮竹は透明化する魔法を使って京楽の肩にしがみつき、京楽は大量の食材を買い込んで、アイテムポケットにいれる。
浮竹のいうやけ食いは、ほんとにやけ食いだ。
ブラックホールと化した胃に食べ物が吸い込まれていく。
フルムーンドラゴンとして覚醒したことで、巨体を維持するエネルギーは空気中の魔力からとれるようになったのだが、食欲は変わらず、良く食べた。
「ぴいいい」
「早く作れ?まってよ、今いろいろおいしいパンを買っていくから、ボクが調理している間、それでも食べてて」
「ぴい♪」
高級宿に帰ると、もはや専用となっている厨房で、まずは唐揚げを4人前。次にコンソメスープ、わかめスープ、ふかひれスープ、コーンポタージュスープを2人前。
次にカレーライス、ハヤシライス、明太子スパゲッティ、海鮮パスタをこれも2人前。
海鮮サラダと、普通のサラダを1人前。
デザートは桃のタルト、苺ショートケーキ、アップルパイ、チーズケーキ、そしてチョコレートケーキをホール1個。
全て、浮竹の胃に収まってしまった。
「ぴいぴい」
「ええ、まだ足りないの?もういつもの3倍は食べてるじゃない」
「ぴいぴい」
「もっと作れ?流石のボクも疲れてきたよ。ハイエルフの君のところにいって、夕飯たかろう」
「ぴい?」
「そんなことしていいのかって?構わないでしょ」
京楽は、自分が楽したいきもちもあって、ちびドラゴンの浮竹を連れて、ワープポータルに入り、ハイエルフの浮竹がいる神殿(家)にやってきた。
「浮竹が飢えてるんだ。食べ物を恵んでやって」
『お、またちびなのか。って、その姿から見るに、けっこう食べたな?俺の目は誤魔化されないぞ』
「ぴいいいい」
『いいから飯よこせ?大分人格かわってるな・・・・・』
「浮竹は、食べ物のことが絡むとちょっと変になるから」
『まぁいい。奥に京楽がドラゴン姿でいる。京楽の作り置きしていた飯を出そう』
「ぴいいい」
浮竹は、ダークネスインフェルノドラゴンの京楽のところにいって、その顔面をひっかいたり、尻尾でぶん殴ったりして遊んでいた。
子供のすることなので、ダークネスインフェルノドラゴンの京楽は、遊び相手をしてやった。
『君って、見かけはかわいいけど、燃費が半端ないよね』
「ぴいいいい」
『悪かったかって?まぁ別にいいんだけどさ。ボクも空腹を覚えたら、けっこう食べるから』
「ぴいいい」
『え、浮竹のために用意しておいたご飯を食べるの?ああ、また作り置きしなきゃ・・・君、全部食べるつもりでしょ」
「ぴい♪」
『君じゃなかったら、引き裂いてるよ』
「浮竹、ご飯の用意ができたよ」
「ぴいいいい」
京楽に呼ばれて、浮竹は食堂に移動する。
オムライスとかチーズハンバーグ、ハンバーガー、ポテト、ピザといろいろでてきたが、浮竹はペロリと全てを平らげてしまった。
「ぴいいいい」
『今日はこの変で辛抱してやるだって?どんだけ食べたら、フルムーンドラゴンの俺は満足するんだ』
「ぴい」
浮竹は、分からないと言った。
おなかがいっぱいになって、浮竹は丸くなって眠ってしまう。
『お、もふれる・・・・』
「今起こしたら、また食べたいっていいだすよ。今日はこのまま、ここ泊まらせてくれないかな。新月の夜が過ぎたら、食欲も大分おさまるから」
『仕方ないなぁ』
ハイエルフの浮竹は、もふりたい衝動を押し殺して、京楽が浮竹を抱き上げて、ゲストル―ムに案内されて、浮竹をベッドに寝かせた。
「はぁ・・・・ちょっとだけならいいよね」
京楽は浮竹をもふった。
浮竹はよく眠っていて、起きなかったので、ハイエルフの浮竹ももふるのだった。
一人放置されているダークネスインフェルノドラゴンの京楽は、すねてその後ハイエルフの浮竹が苦労したらしい。
PR
- トラックバックURLはこちら