奴隷竜とSランク冒険者48
「というわけで、一護君も連れてきたぞ!」
「というわけなので、遊びにきたよ」
「というわけなので、拉致られました」
フルムーンドラゴンの浮竹は、サンシャインドラゴンの一護をインフェルノドラゴンの京楽に会わせるために、わざわざ一護を拉致してワープポータルの魔法で、ハイエルフの浮竹の家(神殿)までやってきた。
ドラゴン同士3人で、交流を深めようという設定であった。
『だからって、なんで俺の家なんだ?』
「だって、ハイエルフの俺の家が一番でかいし、人が多くなっても平気そうだし」
そう言って、浮竹はおはぎを取り出す。
『お、それはおはぎだな!』
「俺が作ったんす」
『ほう、一護君がか:』
「はい。嫁のルキアが料理がからっきしだめなんで、教えるつもりで作ってたら浮竹さんと京楽さんがやってきて、もっと作れって大量に作らされました」
浮竹の胃はプチブラックホールであるので、満足するだけの量を作らされたのだ。
一護はおはぎを作るのに大分時間をとられて、朝にハイエルフの浮竹の家にいくつもりが、昼になっていた。
『まさか、昼飯たかりにきたんじゃあないよね?』
インフェルノドラゴンの京楽が、浮竹を見る。
浮竹はとにかく食べるので、要注意人物と化していた。
「ああ、昼飯はここにくる前に食べてきたから。ナポリタンを6人前」
『相変わらず、よく食べるな』
「食べるのが好きだからな」
そう言って、浮竹はさっそくおはぎを食べだす。
『おい、ナポリタン6人前食ったんじゃないのか』
「デザートは別腹」
「早く食べないと、浮竹が全部食べちゃうよ」
京楽はちゃっかり自分の分をキープしていた。
『京楽、フルムーンドラゴンの俺に食われる前に、自分の分を確保しろ!』
『いや、別にボクは・・・・』
『せっかく、一護君が作ってくれたんだぞ。お前も食べろ』
『はぁ・・・・分かったよ』
インフェルノドラゴンの京楽は、おはぎを4つ確保した。
ハイエルフの浮竹は5つ。
京楽は3つ、一護も3つ、残りの30個ほどは浮竹の分になった。
「それにしても、浮竹さんよく食うっすね」
「まぁな。燃費が悪いんだ。エネルギー摂取に食べ物からエネルギーを主にとっているから、どうしても食べる量が増える。フルムーンドラゴンになって、これでも食べる量が減ったんだぞ」
「これで減ってるとか、以前はどんだけ・・・・・」
びびる一護に、京楽は溜息を零す。
「10人前くらい食べてたからね。食事作るのも一苦労だよ」
「は、はぁ・・・・・・」
10人前を毎日3食食べる浮竹を想像して、その食費に恐ろしさを感じた。
「その、食費とかすごいことになってないっすか?」
「ああ、まぁね。お金に余裕あるから、けっこう高級食材も使ったり、高いレストランにいったりするから、月に白金貨100枚以上は食費で飛ぶね」
「白金貨100枚以上・・・・・眩暈が」
一護にとって、白金貨はまだまだ大金であった。
朽木家に婿入りしているので、朽木家の財産は白金貨数千億枚というから、とにかく金持ちの環境にはおかれているが、一護は自分で稼いだ金でやっていきたいようで、よくルキア、恋次、一護に白哉をいれた4人パーティーでSランクダンジョンに挑んでいた。
「でも浮竹って奴隷時代は、食事どうしてたの?」
京楽の問いに、浮竹が答える。
「奴隷時代は普通だった。お前と契約して、急に腹がすくようになった」
『契約はドラゴンとしての覚醒の意味もあるからな』
ハイエルフの浮竹の言葉に、浮竹が驚く。
「そうなのか・・・でも、契約したのが京楽でよかった。エロ魔人だけど」
「そうだね、ボクはエロ魔人・・・・・ってなんでだい!?」
皆、おはぎを食べながら、インフェルノドラゴンの京楽の入れてくれた緑茶を飲んだ。
「おはぎには、やっぱり緑茶だな」
「紅茶はあんまり合わないよね」
『おはぎに紅茶を注いで、食べてみたら案外うまいかもしれないぞ』
ハイエルフの浮竹の言葉を真に受けた浮竹は、おはぎを1つ深い皿にいれると、そこに紅茶を注ぎ込んだ。
そして、それを飲んで食べた。
「まぁ、悪くはない」
『『まじで!?』』
「まじかい?」
「まじっすか?」
みんな、でも真似しようとする勇気のある者はいなかった。
結局、浮竹はおはぎを30個ペロリと食べてしまった。
ドラゴン同士で語り合おうと、3人はドラゴンの言葉でしゃべりだすが、内容がハイエルフの浮竹がえろいだの、フルムーンドラゴンの浮竹もエロいだの、一護もルキアとエロいことしてるだの、エロ話で盛り上がるものだから、ドラゴン語を理解するハイエルフの浮竹が、止めに入った。
『エロ話はやめろ。うちの京楽が盛ったりでもしたら・・・・』
「ないない。そっちの京楽は理性がちゃんとあるから。ほら、俺んとこの京楽見てみろ。すでに帰ったら絶対俺を抱くぞ」
京楽もリカイルスモノのスキルでドラゴン語が分かるので、浮竹を抱きたいと顔に書いてあった。
「あー。京楽さん、性欲強そうだもんだなぁ」
『それはどっちのボクのことだい?』
「両方っす」
『言うねぇ。流石は一番目のドラゴン:』
「サンシャインドラゴンが一番目ってなんか意味あるんすか」
「あるぞ。3体の、3王真竜種の中で一番強い。それが一護君だ」
浮竹の言葉に、一護が自分を指さす。
「え、俺が一番強いんすか。浮竹さんや京楽さんのほうが強そうなのに」
「俺もインフェルノドラゴンの京楽も、覚醒して間もないけど、君は覚醒する前からすでに、覚醒後の俺たちと同等の力をもっていた。一護君が覚醒したから、今はだんとつに強いね」
『そうだね。さすがのボクも、一護君にはかなわないだろうね』
「俺って、そんなにすごかったのか・・・ずっと精霊族に擬態してたから」
ぐううう。
浮竹のお腹が鳴って、真面目な場面は終わりとなった。
3時のお茶の時間で、インフェルノドラゴンの京楽はシフォンケーキと紅茶を出してくれた。
浮竹にも、1人分であったが、浮竹は文句を言わなかった。
『君が1人分で何も言わないなんて、なんか気味が悪いね』
「その分夕飯を食うからいい」
「今日はボクは作らないよ。たまには休み欲しいし。何処かの店で食べて帰ろう」
『あ、いいこと思いついたぞ。食べ放題の店にいくか、大食い選手権にでも出たらどうだ』
ハイエルフの浮竹が、そんなことを言いだした。
「ふむ。大食い選手権には興味はないが、食べ放題の店はいいな」
「やめてあげて。店がつぶれちゃう」
京楽が、浮竹を止める。
「俺を抱きたいか?」
「当たり前だよ」
「じゃあ、夕飯は食べ放題の店にいくこと」
「ああああ。お店の人、ごめんなさい」
京楽は、浮竹を抱きたいがために、あっさりと意見を翻す。
「京楽さんって・・・・・エロいのに弱いすね」
呆れたかんじの一護に、京楽は言う。
「だって、浮竹めっちゃエロいんだよ。あの快感ときたら」
ばきっ。
浮竹に殴られて、京楽は黙り込んだ後、謝罪した。
「調子に乗りすぎました、ごめんなさい。だから、抱かせて?」
「もうそろそろ夕飯の時間だし、帰ろうと思う。一護君はどうする?」
「あ、ルキアが心配してるだろうから、俺も帰ります」
『はいはい、みんな帰った帰った。ここはハイエルフの浮竹の家であって、たまり場じゃないんだから』
インフェルノドラゴンの京楽の言葉に、皆従って3人はワープポータルの魔法で帰っていった。
『はぁ。やっと静かになった』
『賑やかなのもたまにはいいな』
『まぁね。賑やかすぎるのもなんだけど』
ワープポータルで王都に帰還した3人は、それぞれ帰路につく。
浮竹と京楽は高級宿に戻る前に食べ放題のレストランへ、一護はそのまま朽木家へ。
結局、レストランから帰ったあと、浮竹は京楽に本当に抱かれるのであった。
「というわけなので、遊びにきたよ」
「というわけなので、拉致られました」
フルムーンドラゴンの浮竹は、サンシャインドラゴンの一護をインフェルノドラゴンの京楽に会わせるために、わざわざ一護を拉致してワープポータルの魔法で、ハイエルフの浮竹の家(神殿)までやってきた。
ドラゴン同士3人で、交流を深めようという設定であった。
『だからって、なんで俺の家なんだ?』
「だって、ハイエルフの俺の家が一番でかいし、人が多くなっても平気そうだし」
そう言って、浮竹はおはぎを取り出す。
『お、それはおはぎだな!』
「俺が作ったんす」
『ほう、一護君がか:』
「はい。嫁のルキアが料理がからっきしだめなんで、教えるつもりで作ってたら浮竹さんと京楽さんがやってきて、もっと作れって大量に作らされました」
浮竹の胃はプチブラックホールであるので、満足するだけの量を作らされたのだ。
一護はおはぎを作るのに大分時間をとられて、朝にハイエルフの浮竹の家にいくつもりが、昼になっていた。
『まさか、昼飯たかりにきたんじゃあないよね?』
インフェルノドラゴンの京楽が、浮竹を見る。
浮竹はとにかく食べるので、要注意人物と化していた。
「ああ、昼飯はここにくる前に食べてきたから。ナポリタンを6人前」
『相変わらず、よく食べるな』
「食べるのが好きだからな」
そう言って、浮竹はさっそくおはぎを食べだす。
『おい、ナポリタン6人前食ったんじゃないのか』
「デザートは別腹」
「早く食べないと、浮竹が全部食べちゃうよ」
京楽はちゃっかり自分の分をキープしていた。
『京楽、フルムーンドラゴンの俺に食われる前に、自分の分を確保しろ!』
『いや、別にボクは・・・・』
『せっかく、一護君が作ってくれたんだぞ。お前も食べろ』
『はぁ・・・・分かったよ』
インフェルノドラゴンの京楽は、おはぎを4つ確保した。
ハイエルフの浮竹は5つ。
京楽は3つ、一護も3つ、残りの30個ほどは浮竹の分になった。
「それにしても、浮竹さんよく食うっすね」
「まぁな。燃費が悪いんだ。エネルギー摂取に食べ物からエネルギーを主にとっているから、どうしても食べる量が増える。フルムーンドラゴンになって、これでも食べる量が減ったんだぞ」
「これで減ってるとか、以前はどんだけ・・・・・」
びびる一護に、京楽は溜息を零す。
「10人前くらい食べてたからね。食事作るのも一苦労だよ」
「は、はぁ・・・・・・」
10人前を毎日3食食べる浮竹を想像して、その食費に恐ろしさを感じた。
「その、食費とかすごいことになってないっすか?」
「ああ、まぁね。お金に余裕あるから、けっこう高級食材も使ったり、高いレストランにいったりするから、月に白金貨100枚以上は食費で飛ぶね」
「白金貨100枚以上・・・・・眩暈が」
一護にとって、白金貨はまだまだ大金であった。
朽木家に婿入りしているので、朽木家の財産は白金貨数千億枚というから、とにかく金持ちの環境にはおかれているが、一護は自分で稼いだ金でやっていきたいようで、よくルキア、恋次、一護に白哉をいれた4人パーティーでSランクダンジョンに挑んでいた。
「でも浮竹って奴隷時代は、食事どうしてたの?」
京楽の問いに、浮竹が答える。
「奴隷時代は普通だった。お前と契約して、急に腹がすくようになった」
『契約はドラゴンとしての覚醒の意味もあるからな』
ハイエルフの浮竹の言葉に、浮竹が驚く。
「そうなのか・・・でも、契約したのが京楽でよかった。エロ魔人だけど」
「そうだね、ボクはエロ魔人・・・・・ってなんでだい!?」
皆、おはぎを食べながら、インフェルノドラゴンの京楽の入れてくれた緑茶を飲んだ。
「おはぎには、やっぱり緑茶だな」
「紅茶はあんまり合わないよね」
『おはぎに紅茶を注いで、食べてみたら案外うまいかもしれないぞ』
ハイエルフの浮竹の言葉を真に受けた浮竹は、おはぎを1つ深い皿にいれると、そこに紅茶を注ぎ込んだ。
そして、それを飲んで食べた。
「まぁ、悪くはない」
『『まじで!?』』
「まじかい?」
「まじっすか?」
みんな、でも真似しようとする勇気のある者はいなかった。
結局、浮竹はおはぎを30個ペロリと食べてしまった。
ドラゴン同士で語り合おうと、3人はドラゴンの言葉でしゃべりだすが、内容がハイエルフの浮竹がえろいだの、フルムーンドラゴンの浮竹もエロいだの、一護もルキアとエロいことしてるだの、エロ話で盛り上がるものだから、ドラゴン語を理解するハイエルフの浮竹が、止めに入った。
『エロ話はやめろ。うちの京楽が盛ったりでもしたら・・・・』
「ないない。そっちの京楽は理性がちゃんとあるから。ほら、俺んとこの京楽見てみろ。すでに帰ったら絶対俺を抱くぞ」
京楽もリカイルスモノのスキルでドラゴン語が分かるので、浮竹を抱きたいと顔に書いてあった。
「あー。京楽さん、性欲強そうだもんだなぁ」
『それはどっちのボクのことだい?』
「両方っす」
『言うねぇ。流石は一番目のドラゴン:』
「サンシャインドラゴンが一番目ってなんか意味あるんすか」
「あるぞ。3体の、3王真竜種の中で一番強い。それが一護君だ」
浮竹の言葉に、一護が自分を指さす。
「え、俺が一番強いんすか。浮竹さんや京楽さんのほうが強そうなのに」
「俺もインフェルノドラゴンの京楽も、覚醒して間もないけど、君は覚醒する前からすでに、覚醒後の俺たちと同等の力をもっていた。一護君が覚醒したから、今はだんとつに強いね」
『そうだね。さすがのボクも、一護君にはかなわないだろうね』
「俺って、そんなにすごかったのか・・・ずっと精霊族に擬態してたから」
ぐううう。
浮竹のお腹が鳴って、真面目な場面は終わりとなった。
3時のお茶の時間で、インフェルノドラゴンの京楽はシフォンケーキと紅茶を出してくれた。
浮竹にも、1人分であったが、浮竹は文句を言わなかった。
『君が1人分で何も言わないなんて、なんか気味が悪いね』
「その分夕飯を食うからいい」
「今日はボクは作らないよ。たまには休み欲しいし。何処かの店で食べて帰ろう」
『あ、いいこと思いついたぞ。食べ放題の店にいくか、大食い選手権にでも出たらどうだ』
ハイエルフの浮竹が、そんなことを言いだした。
「ふむ。大食い選手権には興味はないが、食べ放題の店はいいな」
「やめてあげて。店がつぶれちゃう」
京楽が、浮竹を止める。
「俺を抱きたいか?」
「当たり前だよ」
「じゃあ、夕飯は食べ放題の店にいくこと」
「ああああ。お店の人、ごめんなさい」
京楽は、浮竹を抱きたいがために、あっさりと意見を翻す。
「京楽さんって・・・・・エロいのに弱いすね」
呆れたかんじの一護に、京楽は言う。
「だって、浮竹めっちゃエロいんだよ。あの快感ときたら」
ばきっ。
浮竹に殴られて、京楽は黙り込んだ後、謝罪した。
「調子に乗りすぎました、ごめんなさい。だから、抱かせて?」
「もうそろそろ夕飯の時間だし、帰ろうと思う。一護君はどうする?」
「あ、ルキアが心配してるだろうから、俺も帰ります」
『はいはい、みんな帰った帰った。ここはハイエルフの浮竹の家であって、たまり場じゃないんだから』
インフェルノドラゴンの京楽の言葉に、皆従って3人はワープポータルの魔法で帰っていった。
『はぁ。やっと静かになった』
『賑やかなのもたまにはいいな』
『まぁね。賑やかすぎるのもなんだけど』
ワープポータルで王都に帰還した3人は、それぞれ帰路につく。
浮竹と京楽は高級宿に戻る前に食べ放題のレストランへ、一護はそのまま朽木家へ。
結局、レストランから帰ったあと、浮竹は京楽に本当に抱かれるのであった。
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