奴隷竜とSランク冒険者50
新月の夜になった。
いつも子ドラゴン姿の浮竹は、その日はじめてフルムーンドラゴンの姿になれて、喜んだ。
で、ハイエルフの浮竹の神殿(家)にきて、フルムーンドラゴン姿を見せて、その巨大さに神殿の天井に穴が開いた。
『ああああああああ!!!やってくれたなああ!!!』
「ぴぎゃあああああああ」
ドラゴンボイスはちびの頃のままだった。
『貴重な壁画が!』
「ぴぎゃあああああ(まさか壊れると思わなかった)」
「いや、浮竹、このスペースの神殿でフルムーンドラゴン姿になったら、普通神殿が崩壊するよ」
「ぴい?」
鳴き声だけがちびのままだ。
浮竹は、フルムーンドラゴンの姿を小さくして、神殿の天井にあけた穴にむかってアイシクルブレスを吐く。
「ぴぎい」
『とりあえずの応急処置?だあああああああああ』
『浮竹、落ち着いて。彼は悪気があってやったわけじゃないんだから』
『だからって、家を壊されて怒らないわけがないだろう!』
『ま、まぁね』
「ぴぎゃ」
ごめんなさい、怖いので家に帰る。
そう言いだして、浮竹はちびドラゴンの姿になると、ワープポータルの場所に行って先に帰ってしまった。
「浮竹・・・・ああああ、ハイエルフの浮竹が怒ってるううう」
そう言って、京楽もまたワープポータルの場所に行き、高級宿に帰ってしまった。
残されたのは、半分崩壊しかけた神殿と、ハイエルフの浮竹とインフェルノドラゴンの京楽であった。
『修繕の魔法・・・・・・・使いまくるしかないな。消費魔力高いが、俺とお前なら1日もしないうちに、元通りになるだろう』
『まぁ、家をリフォームするつもりでいこうよ』
『うう・・・・・俺の家が・・・・・・』
ハイエルフの浮竹は、泣きだした。
その頬を、インフェルノドラゴン姿の京楽が慰めるように舐める。
ハイエルフの浮竹はかなり怒っていたので、浮竹は今度ハイエルフの浮竹に会うのが怖いと思っていた。
京楽も然り。
1週間後、ハイエルフの浮竹のもとに向かうと、二人はこっぴどく叱られるのであった。
『よくもまぁ、平気な顔で来るな?』
ハイエルフの浮竹の笑みが黒かった。
「いや、その、ごめんなさい。俺が変身したら家が壊れてしまった。わざとじゃあないんだ」
『わざとだったら、3日拘束して飯抜きの刑だ』
「うわ、それはさすがにきつい・・・俺は暴食のスキルももってるから」
『七つの大罪のスキルかい。厄介だね』
インフェルノドラゴンの京楽が、浮竹の頭を撫でた。
「ちなみに、京楽は色欲のスキルをもっている」
『うわー、犯罪者ー』
「ちょっと、そんなスキル・・・・あれ?あれぇええ?いつの間にかついてる!」
京楽は、自分の会得しているスキルの欄に色欲のスキルを発見して驚いていた。
「毎晩盛ってるからだ」
「最近は2日おきだよ!?」
「おとついは2日続けて抱いただろう!」
「だって、君が風呂あがりでいい匂いさせてたから、むらむらと・・・」
「死ね、この色欲魔!」
「ひどい!」
『痴話喧嘩はそこまでで』
インフェルノドラゴンの京楽が、浮竹と京楽の不毛な争いを止める。
『さぁ、怒りの浮竹のお説教が待ってるよ』
『そこに座れ、二人とも』
正座をさせられた。
ちなみに、3時間のお説教コース+細かい場所の修繕なんかにこき使われるのあった。
いつも子ドラゴン姿の浮竹は、その日はじめてフルムーンドラゴンの姿になれて、喜んだ。
で、ハイエルフの浮竹の神殿(家)にきて、フルムーンドラゴン姿を見せて、その巨大さに神殿の天井に穴が開いた。
『ああああああああ!!!やってくれたなああ!!!』
「ぴぎゃあああああああ」
ドラゴンボイスはちびの頃のままだった。
『貴重な壁画が!』
「ぴぎゃあああああ(まさか壊れると思わなかった)」
「いや、浮竹、このスペースの神殿でフルムーンドラゴン姿になったら、普通神殿が崩壊するよ」
「ぴい?」
鳴き声だけがちびのままだ。
浮竹は、フルムーンドラゴンの姿を小さくして、神殿の天井にあけた穴にむかってアイシクルブレスを吐く。
「ぴぎい」
『とりあえずの応急処置?だあああああああああ』
『浮竹、落ち着いて。彼は悪気があってやったわけじゃないんだから』
『だからって、家を壊されて怒らないわけがないだろう!』
『ま、まぁね』
「ぴぎゃ」
ごめんなさい、怖いので家に帰る。
そう言いだして、浮竹はちびドラゴンの姿になると、ワープポータルの場所に行って先に帰ってしまった。
「浮竹・・・・ああああ、ハイエルフの浮竹が怒ってるううう」
そう言って、京楽もまたワープポータルの場所に行き、高級宿に帰ってしまった。
残されたのは、半分崩壊しかけた神殿と、ハイエルフの浮竹とインフェルノドラゴンの京楽であった。
『修繕の魔法・・・・・・・使いまくるしかないな。消費魔力高いが、俺とお前なら1日もしないうちに、元通りになるだろう』
『まぁ、家をリフォームするつもりでいこうよ』
『うう・・・・・俺の家が・・・・・・』
ハイエルフの浮竹は、泣きだした。
その頬を、インフェルノドラゴン姿の京楽が慰めるように舐める。
ハイエルフの浮竹はかなり怒っていたので、浮竹は今度ハイエルフの浮竹に会うのが怖いと思っていた。
京楽も然り。
1週間後、ハイエルフの浮竹のもとに向かうと、二人はこっぴどく叱られるのであった。
『よくもまぁ、平気な顔で来るな?』
ハイエルフの浮竹の笑みが黒かった。
「いや、その、ごめんなさい。俺が変身したら家が壊れてしまった。わざとじゃあないんだ」
『わざとだったら、3日拘束して飯抜きの刑だ』
「うわ、それはさすがにきつい・・・俺は暴食のスキルももってるから」
『七つの大罪のスキルかい。厄介だね』
インフェルノドラゴンの京楽が、浮竹の頭を撫でた。
「ちなみに、京楽は色欲のスキルをもっている」
『うわー、犯罪者ー』
「ちょっと、そんなスキル・・・・あれ?あれぇええ?いつの間にかついてる!」
京楽は、自分の会得しているスキルの欄に色欲のスキルを発見して驚いていた。
「毎晩盛ってるからだ」
「最近は2日おきだよ!?」
「おとついは2日続けて抱いただろう!」
「だって、君が風呂あがりでいい匂いさせてたから、むらむらと・・・」
「死ね、この色欲魔!」
「ひどい!」
『痴話喧嘩はそこまでで』
インフェルノドラゴンの京楽が、浮竹と京楽の不毛な争いを止める。
『さぁ、怒りの浮竹のお説教が待ってるよ』
『そこに座れ、二人とも』
正座をさせられた。
ちなみに、3時間のお説教コース+細かい場所の修繕なんかにこき使われるのあった。
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