忍者ブログ

プログ

小説掲載プログ
11 2024/121 2 3 4 6 8 10 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 2829 30 31 01

奴隷竜とSランク冒険者53

浮竹は、幸せな夢を見ていた。

はじめてできた、女の子の友達に淡い恋心を抱いてる夢だった。

奴隷としてレンタルされて、その貴族の屋敷のお嬢様に浮竹は気に入られて、一時幸せな時間を過ごした。

奴隷ではなく、ドラゴンとしてでもなく、一人の人として扱ってもらえた。

「でね、この文字はこう書くの」

「ものしりなんだな」

「ふふ、十四郎の覚え方がうまいから、ついつい」


ちがうよ。

そこは、君のいるべき場所じゃないよ。


そんな声が聞こえた。

「誰か、何かを言ったのか?」

現実世界では、夢魔に夢を見せられて起きない浮竹に、京楽が声をかけていた。

「だめだ、夢の中にもぐるしかないね。あんまり好きじゃないけど」

京楽は、浮竹の夢の中にもぐりこんだ。

そこは煌びやかな世界だった。

まだ幼い少年の浮竹が、同じ年ごろの少女と仲良さげにしていた。

「君はいらない。この子はボクのものだ」

「あら、何を言っているの?この子はもうあたしのものよ」

「お前は誰だ?」

幼い浮竹が、夢の中にいきなり現れた京楽を見て、首をかしげる。

「浮竹、殴ってもいいからね」

京楽は、幼い少年姿の浮竹を抱き上げて、キスをした。

舌が絡むほどの濃厚なやつを。

「ばか!さかるな!!」

「目覚めたかい?」

「ああ。俺はこの少女・・・・夢魔に、幸せな夢を見せられていたんだな。今の俺は、お前といる今の時間が一番幸せなのに」

浮竹の姿がぼやけて、青年姿になった。

「浮竹、おかえり」

「ただいま?なんか違うな」

「おのれ、こざかしい!夢の中で果てて二度と目覚めぬようにしてやろう!」

「フルムーンキュア」

「ぎやあああああ!!なんだ、この力は!浄化される!?」

浮竹の放ったフルムーンキュアは、退魔の力もあった。

夢魔は悪魔の一種なので、普通の2倍のダメージがいく。

「おっと、浄化の力で綺麗に滅びさせるなんてしてあげないからね。開け、ヘルズゲート」

それは、闇の中の闇に落ちていく魔法。

苦痛と恐怖だけの世界。

「いやあああああああ」

「じゃあね。ばいばい」

「たすけてええ」

「京楽のものの俺に、手を出した罰だ」

「わお、浮竹ってば大胆。誘ってる?」

「あほか!」

夢の中でぽかりと殴られた。

夢魔はヘルズゲートの魔法に飲み込まれて、魂すらも残らなかった。

浮竹が目覚めると、京楽が隣で寝ていた。

「おい、起きろ」

「んー。浮竹、ねぇ、させて?」

「ばか、夢魔に夢を見せられた直後なのに・・・んっ」

京楽は、広いベッドに浮竹を押し倒した。

手慣れた手つきで衣服を脱がしていく。

「ああ!」

浮竹は自分のものを京楽の口にふくまれて、甲高い声を出していた。

「やあああ」

「ふふ、とろとろ。ここもボクをほしがってる」

蕾にローションでぬれた指を侵入させる。

「やあああ、前と後ろ同時はだめえええ」

「いっちゃいなよ。ほら」

「ああああ!!!!」

前立腺を指で刺激されて、口で浮竹のものを追い詰めて、浮竹は前と後ろでいっていた。

「いああああ!!」

「君はボクのものだ・・・・・・」

「あ、春水、こい。俺の中で、精液をぶちまけろ」

「分かったよ」

京楽は衣服を全部脱ぐと、昂ったもので浮竹の蕾を貫いた。

「ひああああああ!!」

「奥、きゅんきゅんしてるね。そんなにボクの精液がほしい?」

「あ、ほしい。孕むくらいにくれ」

「アフターピルのまないと、ほんとに孕んじゃうからねぇ」

「あ、やだ、卵は産みたくない・・・・・」

「今はそんなことより、こっちに集中して?」

ぐちゅりと突き上げられて、浮竹は中いきをしていた。

「あ、ああああ、あ、あ」

真っ白になる思考。

快感が体全体を支配して、もう京楽とのセックスなしでは生きていけない、そんな気分だった。

「もっとちょうだい?」

唇をぺろりと舐める浮竹に、京楽はごくりと喉を鳴らす。

「いくらでもあげるよ?君だけにしかあげないから」

京楽は浮竹の最奥をこじあけて、その中に精液を注ぎ込んだ。

「あ、やああん、子種がいっぱい」

「奥、ぐりぐりされるの好きだよね?」

「ひああああああ!!」

奥をぐりぐりと刺激されて、浮竹は精液を出しながら盛大に中いきしていた。

「あ、またいっちゃう!」

「何度いってもいいよ。ほら、一緒にいこう?」

「ああああ!!!!」

「んっ」

ぐりっと浮竹の奥を抉ると、締め付けが強くなり、浮竹も京楽も同時にいっていた。

「ふふ、もう終わりか?」

浮竹が、唇をなめる。

ドラゴンだけに、性欲は強い。

「何、夜はまだまだはじまったばかりだよ・・・・・愛してるよ、十四郎」

「俺も愛してる、春水」

ディープキスを繰り返しながら、また交わりだす。

京楽と浮竹の、淫靡な夜は更けていくのであった。






拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら
新着記事
(12/11)
(12/09)
(12/07)
(12/07)
(12/07)
"ココはカウンター設置場所"