好きな物は好き11
一護は、引っ越しをした。
1LDKではなく、2LDKの部屋を借りることにした。
ルキアも一緒に、引っ越しの荷物を解いていく。
「ベッド、ダブルベッドにしたから」
「別に、今までのベッドでもよかったのだぞ」
「寝ぼけて転がり落ちる誰かがいるからな」
「ぐ・・・・・」
ルキアは言葉に詰まった。
一護のベッドははっきりいって、一人用で狭い。二人で寝るには狭かった。
なので、バイトの金でダブルベッドを買った。
引っ越した先の家賃は、一心がまだもってくれた。
ルキアからは、食費の他に光熱費をもらっている。だが、流石に家賃までは払わせられなかった。
金曜の夜に現世にきて、月曜の朝に尸魂界に帰る世界をかけた二重生活は今も続いている。
ルキアは、13番隊の隊長になることが決まった。
その祝いもかねて、引っ越し先で囁かな鍋パーティーをした。
「隊長就任おめでとうな。すげーじゃねぇか」
「浮竹隊長の遺言があったのだ・・・・次の隊長は、私にするように、と」
「浮竹さん、残念だったな」
「ああ・・・・」
大戦で散ってしまった浮竹のことを思い、少ししんみりとした気分になった。
「ダブルベッド、羽毛布団にしたからふかふかだぞ」
「なに!けしからん!」
ルキアは、ダブルベッドにダイブした。
「うおおお、ふかふかだ!」
ルキアはベッドの上でぴょんぴょんはねてごろごろしていた。
「前のベッドは硬かったからな・・・・いいな、このベッド」
「今日から、お前もこのベッドで寝るんだぞ」
「そ、それはそうだが・・・・それにしても、よくこんな金があったな」
「まぁ、こつこつためてたからな。お陰でかなりすっからかんだ」
「一護、受け取れ」
ルキアは、一護に200万を渡した。
「いいよ!いらねぇ!」
「いいからもらっておけ!私が滞在している間、何かと金がかかるであろう」
「でも、もう食費も光熱費ももらってる!」
「よいのだ。朽木家は4大貴族だ。土日を一護が私のためにバイトもせず、時間をあけてくれている。その間のバイト代だと思えばいい」
「ほんとにいいのかよ」
「ああ」
一護は、どちらかというと金に困っているほうだった。
バイトでのやりくりにも、限界がある。だからといって、一心から仕送りは受けたくない。
「分かった。もらっとく。家賃とかに使うわ」
「ああ、そうしろ。そして金銭面でもいいから、もっと私に頼れ!私が4大貴族であることを無意味にさせるな!」
「そうは言うけど、男にもプライドってもんがあるんだ。恋人のルキアにばかり金だしてもらいたくねぇ」
「私が良いのだと言っておるのだ!もっと頼れ!」
「じゃあ、食費今の2倍にしてもいいか。お前、けっこうよく食うから・・・・」
「うむ。2倍でも3倍でも払ってやるぞ」
一護の新しい家は、アパートではなくマンションだった。
大学卒業まであと1年もない。
だが、大学を卒業し、一護が就職しても、ルキアは一護の家に通うつもりだった。一護も、それを承知していた。
いつか、金を貯めて一軒家を買い、そこでルキアと暮らすつもりだ。
多分、朽木家の金で買われることになるだろうが。
「今日からふかふかの布団か。いいな、新婚ってかんじがする」
「結婚式、やっぱり挙げたいか?」
「いや、いらぬ。貴様の傍にいれるだけで、私は幸せだ」
ルキアは、ダブルベッドでごろごろしながら、そう言った。
「でも、俺はいつかお前と式を挙げたい」
「一護・・・・・・」
ルキアの涙腺がうるっとくる。
「泣くなよ」
「だって、貴様が私を愛してくれているのが分かるから・・・・」
「ああ、愛してるぜ。どうしようもないくらい、お前を愛してる、ルキア。今日、抱いてもいいか?」
「うむ・・・・・」
二人は、甘い夜を過ごした。
ダブルベッドがふかふかで、安眠を二人に提供してくれるのであった。
一夜あけて、二人は顔を見合わせた。
「そうか。引っ越ししたんだったな」
「そうだぞ。そしてベッドはダブルベッドでふかふかなのだ」
「きもちいいだろ?」
「ああ」
「俺との行為とどっちがきもちいい?」
そう悪戯っぽく一護が聞くと、ルキアは顔を真っ赤にした。
「たわけ!」
ばきっ。
頭を殴られても、一護は嬉しそうだった。
「今度から、この家に帰ってこいよ。間違えて、前の家に行かないように」
「分かっておる!穿界門を移動してもらう」
現世で週末を過ごすルキアのためだけに、特別な穿界門があった。
「引っ越しで、今までの穿界門を移動してもらわねばならぬな」
「余計な手間かけてごめんな」
「いいのだ。新しい新居。新婚さんのようではないか」
「まぁ、そう思ってくれるなら俺も嬉しい」
二人は、新婚のようにラブラブイチャイチャするのだった。
1LDKではなく、2LDKの部屋を借りることにした。
ルキアも一緒に、引っ越しの荷物を解いていく。
「ベッド、ダブルベッドにしたから」
「別に、今までのベッドでもよかったのだぞ」
「寝ぼけて転がり落ちる誰かがいるからな」
「ぐ・・・・・」
ルキアは言葉に詰まった。
一護のベッドははっきりいって、一人用で狭い。二人で寝るには狭かった。
なので、バイトの金でダブルベッドを買った。
引っ越した先の家賃は、一心がまだもってくれた。
ルキアからは、食費の他に光熱費をもらっている。だが、流石に家賃までは払わせられなかった。
金曜の夜に現世にきて、月曜の朝に尸魂界に帰る世界をかけた二重生活は今も続いている。
ルキアは、13番隊の隊長になることが決まった。
その祝いもかねて、引っ越し先で囁かな鍋パーティーをした。
「隊長就任おめでとうな。すげーじゃねぇか」
「浮竹隊長の遺言があったのだ・・・・次の隊長は、私にするように、と」
「浮竹さん、残念だったな」
「ああ・・・・」
大戦で散ってしまった浮竹のことを思い、少ししんみりとした気分になった。
「ダブルベッド、羽毛布団にしたからふかふかだぞ」
「なに!けしからん!」
ルキアは、ダブルベッドにダイブした。
「うおおお、ふかふかだ!」
ルキアはベッドの上でぴょんぴょんはねてごろごろしていた。
「前のベッドは硬かったからな・・・・いいな、このベッド」
「今日から、お前もこのベッドで寝るんだぞ」
「そ、それはそうだが・・・・それにしても、よくこんな金があったな」
「まぁ、こつこつためてたからな。お陰でかなりすっからかんだ」
「一護、受け取れ」
ルキアは、一護に200万を渡した。
「いいよ!いらねぇ!」
「いいからもらっておけ!私が滞在している間、何かと金がかかるであろう」
「でも、もう食費も光熱費ももらってる!」
「よいのだ。朽木家は4大貴族だ。土日を一護が私のためにバイトもせず、時間をあけてくれている。その間のバイト代だと思えばいい」
「ほんとにいいのかよ」
「ああ」
一護は、どちらかというと金に困っているほうだった。
バイトでのやりくりにも、限界がある。だからといって、一心から仕送りは受けたくない。
「分かった。もらっとく。家賃とかに使うわ」
「ああ、そうしろ。そして金銭面でもいいから、もっと私に頼れ!私が4大貴族であることを無意味にさせるな!」
「そうは言うけど、男にもプライドってもんがあるんだ。恋人のルキアにばかり金だしてもらいたくねぇ」
「私が良いのだと言っておるのだ!もっと頼れ!」
「じゃあ、食費今の2倍にしてもいいか。お前、けっこうよく食うから・・・・」
「うむ。2倍でも3倍でも払ってやるぞ」
一護の新しい家は、アパートではなくマンションだった。
大学卒業まであと1年もない。
だが、大学を卒業し、一護が就職しても、ルキアは一護の家に通うつもりだった。一護も、それを承知していた。
いつか、金を貯めて一軒家を買い、そこでルキアと暮らすつもりだ。
多分、朽木家の金で買われることになるだろうが。
「今日からふかふかの布団か。いいな、新婚ってかんじがする」
「結婚式、やっぱり挙げたいか?」
「いや、いらぬ。貴様の傍にいれるだけで、私は幸せだ」
ルキアは、ダブルベッドでごろごろしながら、そう言った。
「でも、俺はいつかお前と式を挙げたい」
「一護・・・・・・」
ルキアの涙腺がうるっとくる。
「泣くなよ」
「だって、貴様が私を愛してくれているのが分かるから・・・・」
「ああ、愛してるぜ。どうしようもないくらい、お前を愛してる、ルキア。今日、抱いてもいいか?」
「うむ・・・・・」
二人は、甘い夜を過ごした。
ダブルベッドがふかふかで、安眠を二人に提供してくれるのであった。
一夜あけて、二人は顔を見合わせた。
「そうか。引っ越ししたんだったな」
「そうだぞ。そしてベッドはダブルベッドでふかふかなのだ」
「きもちいいだろ?」
「ああ」
「俺との行為とどっちがきもちいい?」
そう悪戯っぽく一護が聞くと、ルキアは顔を真っ赤にした。
「たわけ!」
ばきっ。
頭を殴られても、一護は嬉しそうだった。
「今度から、この家に帰ってこいよ。間違えて、前の家に行かないように」
「分かっておる!穿界門を移動してもらう」
現世で週末を過ごすルキアのためだけに、特別な穿界門があった。
「引っ越しで、今までの穿界門を移動してもらわねばならぬな」
「余計な手間かけてごめんな」
「いいのだ。新しい新居。新婚さんのようではないか」
「まぁ、そう思ってくれるなら俺も嬉しい」
二人は、新婚のようにラブラブイチャイチャするのだった。
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