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始祖なる者、ヴァンパイアマスター25

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「ん・・・朝か」

気づくと、朝になっていた。

体はまだ女だった。

「京楽、起きろ、朝だぞ」

「うーん、もう少し・・・・」

京楽もまた、女の体だった。

男同士でいく快楽とまた違った快楽の味をしってしまった二人である。

「風呂に行こう」

「僕が、胸で浮竹を洗ってあげる」

「じゃあ、俺は手で洗ってやろう」

浮竹と京楽は、風呂に入った。性的なことはせずに、お互いの体を洗いあい、長い髪を洗った。

そのまま、3日が過ぎた。

二人は、男の体に戻っていた。

女の体で味わった快感を忘れられなくて、夜になって京楽が寝たのを確認してから、下半身の衣服に手を伸ばして、自分のものを握った。

それはすでに硬くなっていて、今だけだからと自分に言い聞かせて、手でこすりあげた。

「ああっ」

声が漏れる。

京楽を起こしてはいけないと、シーツを噛んで、自虐行為を繰り返した。

「んっ」

自分の手の中に欲望を吐き出して、浮竹はティッシュをとろうとした。

「浮竹?」

「きょ、京楽!?寝ていなかったのか!?」

「寝てたよ。隣で君がごそごそしだして起きちゃった。僕がいるのに、一人エッチなんてだめだよ。僕が君の熱を鎮めてあげる」

強引に覆いかぶさられて、浮竹は体液でべとべとな手で、京楽の手を握っていた。

「あ・・・」

「甘いね。君の体液の味がする」

それを、京楽が舐めとった。

「一人でするんなんて、お仕置きが必要かな?」

「やあああ」

出したばかりのものに舌を這わされて、浮竹は身をくねらせた。

「ああ、君の体液は本当に甘い」

「やっ」

まるで襲われるような錯覚を覚えた。

京楽はやや強引に、ローションを自分のものにまとわせると、蕾を解すことなく侵入してきた。

「やああああああああ!!」

そこは、何度も京楽のものを飲みこんでいたので、やすやすと京楽のものを受け入れた。

「痛い?」

「あ、痛くはない」

「ならよかった」

そう言って、京楽は浮竹を突き上げた。

「んあああ」

「女の子同士もいいけど、男同士もいいね。快感が、半端じゃない」

京楽は、浮竹のものをしごきあげた。

「やああああ!!!」

「一人えっちより、僕としたほうが気持ちいでしょ?」

その言葉に、浮竹はこくこくと頷いた。

「ああ!」

最奥を抉られて、熱をぶちまけられた。

それを感じながら、浮竹もまたオーガズムでいっていた。

「んあああ、あ、あ」

「奥、ごりごりされるの好きだよね?」

「あ、好き、もっと、もっと」

奥をごりっと抉って、京楽はまた浮竹の胎の奥で、子種を注いでいた。

「ああ、君がずっと女の子なら、子供ができちゃうね」

「やああ、俺は、俺のままを愛してほしい」

「うん。女の子同士は、刺激を求めたい時だけ、ね?」

「春水、春水」

「十四郎、愛してるよ」

浮竹は、京楽の手に追い詰められて、精液を出していた。

「あああ!」

「んっ、僕もまたいくよ。全部受け止めてね?」

「ひあああ!!」

どくんどくんと、濃い精子を注ぎ込まれなながら、浮竹はオーガズムでいっていた。

浮竹の肩に噛みついて、吸血する。

「あああ!」

浮竹は吸血の快楽に飲みこまれて、意識を手放していた。

ずるりと引き抜きと、浮竹の中に注いだものがこぷりと逆流してきた。

全部出したので、その量は多かった。

濡れたタオルでもぬぐいきれなくて、何枚もタオルを出してふいた。

「君は、僕だけのものだ・・・・・」

京楽は、浮竹を抱きしめるのだった。


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「ブラッディ・エターナル」

「何、ブラッディ・ネイ」

「父親と母親には、会いたくない?」

「少しだけ、会いたいわ」

「じゃあ、ボクが用意してあげる。ブラッディ・エターナルと、その両親の感動的な出会いを!」

そんなことをブラッディ・ネイが企んでいることも知らずに、浮竹と京楽は、静かに眠りにつくのであった。


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